ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜 作:saint shine
「鞠莉さんのお母様は昔からわたくし達の事を良く思っていないのですわ」
「それまで素直に言う事を聞いていた鞠莉が私達と知り合ってからどんどん勝手に行動するようになって」
「高校も勝手に裏の星に戻って理事長にまで就任してスクールアイドルに対しても良い印象は無かったのかも」
ダイヤと果南は鞠莉のお母さんの印象と鞠莉が自分達と会ってからの事を話す
「じゃあもしかして卒業旅行も」
「そうママに分かって貰おうと思って書き置きして来たの私はもうあの時の私じゃ無いって自由にさせてくれないなら戻らないって」
「完全に計画を練って行動を起こしてるじゃん」
「まさか此処まで必死に追いかけて来るとは思わなかったけど」
「争い事はやめましょう。皆心穏やかに」
善子がテラスの塀の上に乗りながらそう言う
「何やってるずら」
「落ちても知らないよ」
「それがこの天使ヨハネの願い!」
振り返ったと同時に足を滑らせて善子が落ちて行く
「善子ちゃん!」
「そんな所でふざけてるから」
「大丈夫!?」
落ちた善子は生えていた木に引っかかって何とか地面に落ちずに済んだ
「良かった」
「本当堕天使ね」
「何上手い事言ってんのよ助けなさいよ〜!」
「全くちょっと待ってて」
そう言って僕は鞠莉から梯子の場所を聞いて善子の引っかかった木に向かう
「堕天使降臨!」
善子と部屋に帰ると元の堕天使ヨハネに戻る
「て言うか元がこれって言うのがそもそも問題なんだけど」
「お黙りなさいリトルデーモンリリーよ」
「兎に角これからどうするか千歌達も巻き込んじゃったんだからちゃんと考え無いと」
「ですわね」
そう話して居ると勢い良く扉が開けられる
「マ…ママ!」
「こんな所に隠れてるとはまたハグ〜の入れ知恵ですか」
「違うわ!私が考えたのママがしつこいから」
「しつこくしてこなかったからこうなったのでーす。小学校の頃家から抜け出した時も学校を救うためにこっちの高校をほったらかして裏の星に戻った時もパパに言われてグッと堪えて来ましたしかしこの結果がこれです」
「これって」
鞠莉はお母さんに言われた事に少し怒った様な声を出す
「分からないのですか?何1つ良い事は無かったでは無いですか学校は廃校になり鞠莉は海外での卒業の資格を貰えなかったのですよ」
「待ってでもスクールアイドルは真っ当した皆んなと一緒にラブライブは優勝したわ!」
「それが?一体スクールアイドルとか言うのをやって何の得があったのです?くだらない」
鞠莉のお母さんの言葉を聞いて怒って向かって行こうとする千歌姉を止める
「真也君」
「千歌姉の気持ちは分からなくはないよでも抑えて」
「うん」
僕がそう言って止めると千歌姉はまだ少し怒った表情を浮かべたまま頷く
「こう言う人なのでーす」
「だから私達が鞠莉を外の世界に連れ出したの」
「Shut up!兎に角鞠莉の行動は私が「くだらなくなんか無い!」鞠莉」
鞠莉が大声でそう言うと鞠莉のお母さんが振り返る
「スクールアイドルはくだらなくなんか無い!もしスクールアイドルがくだらなくなんか無いって凄く素晴らしいものだって証明出来たら私の好きにさせてくれる?」
鞠莉の問い掛けに鞠莉のお母さんは何も答えない
「ママの前でスクールアイドルが人を感動させる事が出来るって証明出来たら私の今までを認めてくれる?」
「縁談なんかやめて」
「わたくし達と自由に会う事を認めて頂けますか」
「良いでしょう」
鞠莉の後ろに立った千歌姉達を見て鞠莉のお母さんはそう言って鞠莉の手を離す
「ママ…」
「ただし駄目だったら私の言う事を聞いて貰いまーす」
そう言って鞠莉のお母さんは部屋を出て行こうとする
「それともう1つ真也」
そう言って鞠莉のお母さんは僕を見る
「何ですか」
「もし鞠莉達が証明出来なかったら貴方にはですわの妹と別れて鞠莉の婚約者として私と一緒に来て貰いまーす」
「ちょっと待ってママ!真也は関係ないわ!」
鞠莉がそう言う中鞠莉のお母さんは僕をじっと見つめる
「分かりました」
「真也…」
僕がそう返すと鞠莉のお母さんは今度こそ部屋を出て行った
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