ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜 作:saint shine
「どうする少しだけでも練習していく?」
「確かに練習しようと思えば出来る時間ではあるからね」
「う〜ん、それも良いけど」
「悩みどころよね」
僕達はバス停に向かいながらこの後の事を話し合う
「そう言えば鞠莉ちゃん達は何時までこっちに居られるずら?」
「そのまま向かうよ」
暫く黙って歩くと聞き慣れた声が聞こえる
「千歌達のスタートを見届けたら」
「それぞれの場所に」
「Ciao〜」
そこには果南達3人が居た
「お姉ちゃん」
「やっぱりそうなのね」
「じゃあその前に最後に皆んなで行かない?」
「行くって」
「どこに行くの?」
鞠莉の言葉に僕と千歌姉がそう返す
「裏の星の学校に」
「この10人で」
こうして僕達は急遽裏の星の学校に向かう事になった
「そう言えばバス停無くなっちゃうんだね」
「学校無くなったら使う人居ないものね」
「あ、学校で思い出した」
「どうかしたの?」
僕はある一枚の紙の事を思い出してポケットに手を入れる
「これ最後に会った時に鞠莉のお母さんから渡されたんだけど全部英語で書かれてて次に鞠莉に会った時に聞こうとは思ってたんだけど聞ける感じじゃなかったから」
「ママから?見せてくれる?」
僕は鞠莉にお母さんに渡された紙を渡す
「成る程ね」
「鞠莉ちゃん何て書かれてたの?」
「もたもたしてたら暗くなっちゃうよこれは私が預かるわ真也」
「うん、別に良いけど」
話している内に降りるバス停に着き鞠莉はそう言って紙を仕舞う
「何か懐かしい気持ち」
「まだ卒業式から少ししか経ってないのに」
「毎日通ってた道だからね」
「少し来ないだけで懐かしくなっちゃうのかも」
皆んなで話しながら坂道を登って居ると学校のグラウンドが見えてきた
「本当色んな事がありましたわね」
「毎日賑やかだったな〜」
「賑やかと言うよりうるさいかもだけど」
「それ善子が言えた事なの?」
「本当ずら」
「何よ!ずら丸達だって相当うるさかったでしょ!」
「中には入らないの?」
門の前まで来て立ち止まる皆んなに僕はそう聞く
「流石に学校には入れないよ」
「これ何か分かる?」
僕はそう言ってスマホの画面を見せる
「これって…」
「パパから⁉︎」
「今から学校にを見に行くって話したら少しくらいなら中を見て回って良いって」
僕はそう言って少し開いてる門を開く
「どうする?」
「それじゃあ入ろう」
そう言って皆んなで学校の中に入る
「何で此処に来たの?」
「さあ呼ばれたのかな学校に」
「でもちゃんとあってほっとしたずら」
暫くして学校を出て門を閉める前にもう一度外から学校を見る
「そうだね真也君のお陰で学校の中も少しだけど見れて」
「本当ね」
「あ、待って真也君皆んな!」
僕が最後に出て門を閉めようとすると千歌姉が止める
「本当にこれ全員でするの?」
「うん、学校に来るのもこれで最後になるだろうしそれじゃあ行くよ」
『せーの!』
全員の掛け声で学校の門を閉める
「大丈夫無くならないよ裏の星もこの校舎もグラウンドも図書室も屋上も部室も海も砂浜もバス停も太陽も船も空も山も街もAqoursも全部此処ある此処に残って居る0には絶対ならないんだよ私達の中に残ってずっと側に居るずっと一緒に歩いて行く全部私達の一部なんだよだから」
そう言って千歌姉が手を前に出すと曜達はその上に自身の手を重ねる
「何時も始まりはゼロだった」
「始まって一歩一歩前に進んで積み上げて」
「でも気付くと0に戻って居て」
「それでも1つ1つ積み上げて来た」
「何とかなるってきっと何とかなるって信じて」
「それでも現実は厳しくて」
「1番叶えたい願いは叶えられず」
「また0に戻った様な気もしたけれど」
「わたくし達の中には色んな宝物が生まれて居て」
「それは絶対に消えないものだって知ったから」
皆んながそれぞれの思いを話していき最後に1人分だけ空間を空けてくれたから僕も参加した
「帰ろう皆んな!」
「ちょっと坂道だから走ると危ないよ千歌!曜⁉︎梨子⁉︎皆んなまで⁉︎」
そう言って千歌が走り出すと曜や梨子達も坂道を走りながら下って行く
「真也君早く!」
「本当に直ぐ行くよ!」
僕はそう言いながら走って行く皆んなを追いかけた
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