ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜 作:saint shine
「真也君詞って何か知ってる?」
「突然そんな事言われてもわからないよ千歌姉」
授業が終わり帰ろうとすると千歌姉に呼び止められる
「あのね梨子ちゃんがスクールアイドルの曲作りを手伝ってくれる事になって詞を頂戴って言われたんだ」
「それなら歌の歌詞の事だよ」
「歌詞?」
この反応からするに何も出来ないのだろう
「あれ?ここって旅館でしょ?」
「そうだよ」
「ここなら時間気にせず考えられからねバス停も近いし」
そう言って千歌姉と曜さんは中に入って行くが桜内さんは家の前に居るしいたけを見てた途端に僕の後ろに隠れる
「桜内さんもしかして犬苦手ですか?」
「ええ、少しね」
少しなら僕の後ろに隠れないで下さい
「ワン!」
「ひぃぃぃいい!」
「ちょ!桜内さん苦しいです」
しいたけが吠えたと同時に走り出す桜内さんに引きずられながら僕は家の中に入った
「苦しかった」
、
千歌姉の部屋の前に着くと桜内さんは落ち着いてくれた
「ごめんなさい真也君」
そう言って謝罪をする桜内さん
「犬が苦手なんですから仕方ないですよ」
「それと私のことは梨子で良いわ」
「わかりました梨子さん」
そう言って部屋の中に入ると千歌姉が伊勢海老のぬいぐるみを抱えて座って居た
「酷すぎるよ美渡姉!せっかく志満姉が東京で買って来てくれた限定プリンなのに!そう思わない!」
「そう言う千歌姉もこの間置いてあった限定メロンパン勝手に食べたよね?もう一個は美渡姉ちゃんが食べたみたいだけど」
美渡姉ちゃんはそろそろ人のを勝手に食べる癖を治して欲しい
「そんな事より作詞を」
梨子さんがそう言うと襖が勢いよく開かれる
「何時迄も取っとく方が悪いんですー」
「うるさい!」
そう言って千歌姉が投げた伊勢海老のぬいぐるみは梨子さんの顔に当たった
「甘いわ!」
次に美渡姉ちゃんが浮き輪を投げるがそれも梨子さんに当たった
「やば…」
そう言うと梨子さんが立ち上がり
「失礼します」
そう言って襖を閉めた
「さあ始めるわよ」
「曜ちゃんもしかしてスマホ変えた!?」
「は・じ・め・る・わ・よ」
「はい」
また話が脱線しそうになり流石に痺れを切らした梨子さんが有無を言わさない迫力でそう言った事でようやく作詞が始まる
「それじゃあ僕は仕事があるのでこれで失礼します」
そう言って僕は千歌姉の部屋を出た
「真也あの子怒ってなかったか?」
下に降りると美渡姉ちゃんにそう聞かれる
「心配なら見て来れば良いじゃん、それよりも早くメロンパン返してよ、千歌姉は何とか起きて僕と一緒に買いに行ったんだから」
「あの千歌がか!?」
「うん、あの千歌姉がだよ美渡姉ちゃん」
美渡姉ちゃんが信じられない顔をするが実際に僕のメロンパンを食べてしまった千歌姉は何とか起きて僕と一緒に限定メロンパンを買いに行った
「そうか、弟に嫌われない為に頑張ったんだな千歌は」
「大袈裟だよ美渡姉ちゃん、僕がそんな事で千歌姉を嫌いになるわけないじゃん、美渡姉ちゃんみたいにわざとやってる訳じゃないし」
千歌姉の場合は天然でやってるので怒るに怒れない
「今月中に買って来ないと今後美渡姉ちゃんのお弁当は作らないから」
限定メロンパンが売られてるのは毎週金曜のみしかも数に限りがあるので千歌姉は本当に頑張って起きていた
「ちょ!今月中って後2回しかチャンスないじゃん!?せめて来月まで持ち越しに」
そう言う美渡姉ちゃんの方に向き直り笑って僕は
「頑張ってね美渡姉ちゃん」
「薄情者ー!!」
そう言った。いくら美渡姉ちゃんの頼みでもこればかりは譲れない。食べ物の恨みは怖いと言う事を美渡姉ちゃんに教える為にと僕は自分に言い聞かせて仕事を再開する
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