ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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14話

鞠莉さんとの約束の日が来たが僕は学校ではなく駅で人を待っている

 

「「しんくーん(真也くーん)!!」」

 

「穂乃果!ことりも走ると転びますよ!」

 

どうやら僕が待ってい居た人が到着したらしい

 

「海未さん大変ですねこの2人を1人で抑えるの」

 

「はい、お久しぶりですね真也」

 

僕は海未さんにそう言うと海未さんも疲れた顔をする

 

「穂乃果さん、ことりさん歩きにくいです」

 

今は右腕にことりさん、左腕に穂乃果さんが抱きついた状態で歩いているので本当に歩きにくい

 

「「えー!真君(真也君)なら大丈夫だよ!」」

 

その自信はどこから来るのだろうか?

 

「穂乃果!ことり!離れなさい!真也が迷惑してるじゃないですか!!」

 

海未さんがそう言うが一向に離れてくれない

 

「はぁ、仕方ないですね学校に着くまでですよ」

 

「「はーい♪」」

 

そう言って学校に向かうがその間周りからの嫉妬の目線が凄かった

 

「ほら、もうすぐ学校ですよ離れて下さい」

 

「「えー!もうちょっとこのまま」」

 

「残念ですね、今年の夏休みは殆ど東京に居ようと思ってたんですが」

 

「「今すぐ離れるよ!!」」

 

そう言って穂乃果さんとことりさんはやっと離れてくれた

 

「全く2人がすみませんね真也」

 

「いえ、もう離れてくれたので大丈夫です」

 

海未さんの謝罪にそう返す

 

「おはようございます真也さん、あら?そちらの方々は?」

 

校門前に居たダイヤさんにそう聞かれる

 

「東京に居る僕の幼馴染です」

 

「そうですか、ようこそいらっしゃいましたわたくしはこの学校の生徒会長の黒澤ダイヤですわ」

 

そう言って穂乃果さん達に挨拶をするダイヤさん

 

「園田海未です、今日はお世話になります」

 

「私は高坂穂乃果!よろしくダイヤちゃん!」

 

「南ことりです、よろしくお願いします」

 

「ええ、よろしくお願い致しますわ。ではわたくしは生徒会の仕事があるのでこれで失礼致します」

 

そう言ってダイヤさんは校舎に向かった

 

「千歌姉ー!!」

 

「あ!真也君!その人達は?」

 

千歌姉がそう言って穂乃果さん達を指差す

 

「東京に居る幼馴染だよ前に話したでしょ?」

 

「ああ!私高海千歌よろしく!」

 

「よろしく千歌ちゃん!私は高坂穂乃果!」

 

そう言ってステージから降りて来た千歌姉と穂乃果さん挨拶を交わす

 

「千歌ちゃんどうしたの?お!真也君が女の子2人に囲まれてる!」

 

「もう曜ちゃん真也君の事だから友達でしょ?「梨子ちゃん!」高坂さん!?何で!?」

 

控え室から梨子さんが出てきたのと同時に穂乃果さんが梨子さんに抱きつく

 

「お久しぶりですね桜内さん」

 

「久しぶり梨子ちゃん」

 

そう言って海未さんとことりさんも梨子さんの方に向かう

 

「何々?梨子ちゃんのお友達?」

 

「ええ、音ノ木坂にいた時のクラスメイトよ」

 

曜さんの質問に梨子さんはそう返す

 

「穂乃果さん、海未さんにことりさんも座って待ちましょう」

 

「うん!梨子ちゃんまた後でねー!!」

 

「ええ、また後でね高坂さん」

 

そう言って穂乃果さん達は僕の座っている席の近くに梨子さんは控え室に戻った

 

「「真くーん(真也君)!!」」

 

後ろから呼ばれて振り返るとルビィと花丸が走って来た

 

「ルビィ、花丸おはよう」

 

「「おはよう(ずら)!」」

 

「真也この方々は?」

 

海未さんがそう言ってルビィと花丸の事を聞いてくる

 

「同じクラスの花丸とルビィですよ。ルビィ、花丸この人達は僕が東京に居た時の幼馴染だよ」

 

「おらは国木田花丸ずら」

 

「く…黒澤…ルビィです」

 

ルビィは相変わらず花丸の後ろから自己紹介をする

 

「園田海未です」

 

「高坂穂乃果だよ!よろしく!」

 

「南ことりです。よろしくね」

 

その後は他愛ない雑談をしながらライブが始まるのを待った

 

そしてステージの幕が上がる

 

「え?」

 

きっと千歌姉はもっと多くの人がいて、そんな中でキラキラ輝いて踊りたかったんだと思う。けど、現実は残酷だ。

 

梨子さんと曜さんも体育館を見渡し、暗い表情で落ち込むすると、千歌姉は一歩踏み出した

 

「私たちは!スクールアイドル!せーの!」

 

そんな千歌姉につられ曜さんと梨子さんも前に出て来た

 

「Aqoursです!」

 

「私達はその輝きと」

 

「諦めない気持ちと」

 

「信じる気持ちに憧れ、スクールアイドルを始めました。聴いてください!」

 

千歌姉の声で体育館に曲が流れ始めた

 

曲は順調に進み、ミスもない。人は少ないが、千歌姉達の歌声がしっかりと響く。サビに入ろうとした瞬間アクシデントが発生した。

 

いきなりの落雷。そのせいで停電したのだ。暗いステージに残された千歌姉と曜さんと梨子さん。曜さんと梨子さんは千歌姉を見て、不安気に立ち尽くす。千歌姉も同じだ。今の状況で言葉をなくしていた。

 

何か出来ることはないかそう考えていると体育館の扉が勢いよく開かれた

 

「バカチカ!あんた開始時間書き間違えたでしょ!」

 

この声は美渡姉ちゃん!?

 

僕は美渡姉ちゃんの元に駆け寄る

 

「美渡姉ちゃん!」

 

「真也居たんだ」

 

そう言って僕の頭を軽く叩く

 

「それより千歌姉が開始時間間違えてたって?」

 

「これ見てみな」

 

そう言って美渡姉ちゃんに渡されたのは千歌姉達が貼ったビラ確かに開始時間を間違えていた

 

「それで遅れたのって外のも関係してるんでしょ?」

 

「正解だ真也」

 

そう外には大勢の車とこの付近の学校の生徒がいる

 

この体育館に入り切らない程の観客。

 

みんなこのAqoursを見に来てくれた。

 

「キラリ!」

 

千歌の声で曲が再開すると歓声が上がる。何度も練習したであろうステップ、何度も歌ったであろう歌詞、A-RISEのマネージャーをしていた僕からすればまだまだだでもそれが今、歌として完成している。

 

曲が終わり、暫くの静寂の後湧き上がる歓声、ステージに居る千歌姉達は肩で息をしながら、やり遂げた顔をしている。

 

曲は上手く行かなかったかも知れない、完璧でもないかもしれない、でも、千歌姉達は輝いてた。このライブは成功だ。

 

しばらくすると観客の波を突っ切って行くダイヤさん観客の先頭に立ち、ステージ上の3人を睨む。

 

「これは今までのスクールアイドルの努力と街の人たちの善意があっての成功よ。勘違いしないように」

 

確かにそうだけどどうしてそこまで威圧感を出して言う必要があるのだろうか?

 

「分かってます!」

 

千歌姉は全く怯むことなく言葉を返す。

 

「でも、でもただ見てるだけじゃ始まらないって!上手く言えないけど、今しかない瞬間だから。だから!」

 

3人は手を取り、高らかに言う。

 

「「「輝きたい!」」」

 

そう言うと辺りから大きな拍手が起こった

 

「今度は東京に遊びに来てね!」

 

「うん!絶対行く!」

 

ライブが終わり今は穂乃果さん達の見送りをしている

 

「真也体に気をつけて下さいね」

 

「わかりました。穂乃果さんあまり海未さんに迷惑をかけちゃダメですよ?それとことりさんはそろそろ離れて下さい」

 

「後もうちょっと」

 

そう言ってもう10分くらい経ってますよことりさん

 

「ことり電車が出ますよ!!」

 

「ことりちゃん早く早く!!」

 

「はーい!バイバイ真也君」

 

そう言ってことりさんが電車に乗ったのと同時に電車は出発した

 

「真也君モテモテだったね」ニヤニヤ

 

「やめて下さい曜さん。はぁ、何度言っても辞めてくれないんですからことりさんも穂乃果さんも」

 

2人が僕に抱きつくようになったのは中学に上がって僕と違う学校になってからだ海未さん達が通ったのは女子中だったから休日は殆どあんな感じに抱きつかれながら過ごした

 

「それで真也君お願いがあるんだけど」

 

「何千歌姉?」

 

「Aqoursのマネージャーやってくれない?」

 

マネージャーかやってもいいけどどうせなら

 

「本来の部に必要な人数が集められたら良いよ千歌姉」

 

「えー!良いじゃん!」

 

「仕方ないわよ千歌ちゃん真也君にも用事があるんだし」

 

そう言って千歌姉を落ち着かせる梨子さん。その調子で千歌姉をコントロールして下さい

 

「それじゃあ、部室の掃除くらいなら手伝うよ力仕事もあるだろうし」

 

「ありがとう真也君!」

 

そう言って千歌姉が抱きついて来た

 

「あ!私も!ことりちゃんが抱きついてたからやってみたくて!うーん、このもふもふ具合癖になりそう」

 

千歌姉に続いて曜さんも抱きついて来た

 

「そんなになの?」

 

そう言って梨子さんもやってみたそうにこちらを見る

 

「うん!梨子ちゃんも来なよ!」

 

「そっそれじゃあ…えい!!」

 

そう言って梨子さんまでもが抱きついてくる

 

「わぁ!本当にもふもふしてる確かに癖になりそうだよ」

 

「皆さんこんな人の多い駅のホームでやめて下さいー!!」

 

僕の節句が駅のホーム中に響き渡った




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