ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜 作:saint shine
海の家の手伝いが始まり開店前のメニューの試作品を曜と鞠莉それから善子と僕の4人で作った
「ふふふ、出来たわ堕天使の涙」
「シャイ煮よ」
「美味しいよきそばヨーソロー!」
「海の幸をふんだんに使ったカレーなんだけど…鞠莉何入れたの?」
曜と僕それと善子のは普通だが鞠莉のは見た目が酷いなんか色々混ざってるし正直言って食欲は湧かない
「見た目で判断しちゃダメよ。ほら、騙されたと思って食べてみて」
「わかった、そこまで言うなら」
僕はシャイ煮の具を箸で掴んで覚悟を決めて食べる
「あれ?美味しい」
「「嘘!?」」
曜と善子からそんな声が聞こえるが実際に見た目を除けば味は確かだと思う
「これ一体何が入ってるの?」
「色々よ」
鞠莉の色々ってやっぱり
「鞠莉大体の値段は?」
「んー、10万円?」
「「「高すぎて頼めないよ!!」」」
海の家で10万出す人なんていないよ!
「鞠莉の料理は却下!ピジュアル的にアウト」
「残念ね、美味しいのに」
まあ美味しかったのは認めるけど今度から見た目も気にして欲しい
「次は善子か、一見普通のたこ焼きだけど…!?」
善子の堕天使の涙を口の中に入れて噛んだ途端に口の中一杯に辛味が広がる
「辛い!辛い!辛い!曜水!!」
「はい、大丈夫真也君?」
曜から水を貰い一気に飲み干すがまだ口の中がヒリヒリする
「そんな大袈裟な…辛い辛い辛い!!」
僕の反応が大袈裟だと思い食べた善子も同じ反応をする
「もしかして味見とかしてない?」
「しっして無いわよ」
道理でこんなに辛いわけだ
「善子のは論外で…曜は普通だよね?信じてるよ?」
「うん、2人からしたら普通かな?はいよきそばだよ」
これはオムそばじゃダメなのかな?
「良かった、普通に美味しいよ」
「まあ、私の前が独特過ぎたのかも知れないけどね」
まあ、そうだね
「そう言うならあんたのはどうなのよ!…美味しい」
「Very good!とっても美味しいわ真也」
独特な料理を作った2人に褒められてもあんまり嬉しく無い
「善子、鞠莉2人は接客に回って」
「「OK(わかったわ)」」
そう言って2人は厨房を出る
「曜、2人でなんとかしようか」
「そうだね」
料理担当の2人(鞠莉は見た目さえ気にしてくれればなんとかなる)が使えない為僕と曜でなんとかするしかないが流石に2人じゃ無理がある
「仕方ないし楓を呼ぶよ。もしもし楓?」
『もしもし真也兄?どうしたの海の家の準備中の筈だよね?』
僕は楓に事情を説明すると快く引き受けてくれた。綾人も助っ人に来てくれるらしい
「「真也兄(お兄ちゃん)お待たせ(お待たせしました)」」
「折角の夏休みなのに海の家の手伝いなんてごめんね2人共」
「大丈夫だよ!その代わりなんだけど…後で夏休みの宿題手伝って」
「僕もお願いします」
成る程それで手伝ってくれたんだ
「取り敢えず何か作って来て」
「「わかった(わかりました)」」
楓と綾人は厨房に入って行く
「それじゃあ!みんなお疲れ様!!」
『お疲れ様』
海の家の手伝いを終え現在Aqours +3人で海の家を借りてお疲れ様会をしている
「はぁ、鞠莉はまだ良いとして善子の料理の酷さを知った時はどうなるかと思ったよ」
「そんなに酷かったんだ堕天使の涙、あれ?でも試作品だとしても結構作ってからだよね?残りはどうしたの?」
「あれ」
僕が指差した方では善子が涙目で堕天使の涙を食べている。
「あはは、それで鞠莉ちゃんのシャイ煮は?」
千歌姉が何も見なかった様にそう聞く
「これがマリーの作ったシャイ煮よ」
「うわぁ、これは確かに」
楓が鞠莉の料理を見て少し引いている
「見た目は酷いけど味は確かだよ」
「Yes!真也も美味しいって言ってくれたわ」
「そっそれじゃあ」
楓は鞠莉の料理を始めて食べた時の僕と同じ様にシャイ煮を食べる
「ほっ本当だ美味しい」
「でしょ!」
「ですがこれはお客さんに出せる物では無いですわね」
ダイヤの言う通り味はよくとも見た目が酷ければ客の評価は落ちてしまう。
「それで楓ちゃんはチョコたこ焼きで綾人君はホットドッグにしたんだ」
「すみません、あまり料理はしなくて」
「気にしないで綾人、彼処で自分の作った激辛たこ焼きを食べる人よりかはマシだよ」
僕がそう言うと綾人は苦笑いを浮かべる
「そう言えば真君、あの事はいつ言うの?」
「あの事?」
「あ、ごめん真君」
「気にしないでルビィ、実は今度東京で音楽コンクールがあるみたいでそれに招待されたんだけどどうしようか迷ってて」
僕がその話をすると梨子さんは無言で携帯を見つめる
「凄いよ真也君!絶対行くべきだよ!」
「私もそう思うよ真也君」
「おらもそう思うずら!」
「ルビィも!」
「私も同じよ」
「真也前にも言いましたが貴方はもっと自分に自信を持つべきですわ」
「そうだよ何事も挑戦だよ」
「果南の言う通り何事もchallengeよ真也!」
「私は真也兄のやりたい様にすれば良いと思うよ」
「僕もそう思います」
千歌姉を始め曜達も賛成してくれる
「梨子にも来てるんだよね?」
「え?ええ、そうよ」
動揺しながらも梨子はいつも通りを装う
「嘘!梨子ちゃんにも来てたんだ!あれ?真也君いつ気づいたの?」
「さっきだよ千歌姉、僕がその話を始めた時に梨子が携帯をじっと見つめてたからもしかしてって思って」
「そう、真也君って本当に周りを見てるのね」
梨子はそう言って微笑む
「梨子ちゃん私梨子ちゃんも行くべきだと思うよ」
千歌姉が梨子の目をじっと見つめてそう言う
「千歌ちゃん…うん、私自分に出来る事してくるね」
こうして翌日僕と梨子は東京に向かう事が決まった
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