ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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72話

「いよいよだね梨子」

 

「うん」

 

μ'sの練習を見た翌日、コンクール当日になり今は控え室で順番を待っている

 

「桜内梨子さん!準備お願いします!」

 

「はい!行ってくるわね真也君」

 

そう言って梨子は控え室を出てステージに向かった

 

「電話?」

 

梨子が呼ばれて数分経った頃電話がかかって来た。相手はダイヤ?

 

「もしもし?」

 

『真也少しお時間よろしいですの?』

 

「うん、大丈夫だよダイヤ。どうしたの?」

 

『いえ、少しお節介かもしれませんが応援をと思いまして、真也これまでの練習の成果を十分に発揮できればきっと良い演奏が出来ますわ。悔いのない様頑張って下さい』

 

「うん、勿論だよダイヤ」

 

『あ!真也君?千歌だけど梨子ちゃん居る?』

 

最後は千歌姉か

 

「ごめん千歌姉、さっきまで梨子居たんだけどちょっと前に呼ばれちゃって」

 

『そっかー、それじゃあ仕方ないね、真也君頑張ってね』

 

「うん「高海真也さん!準備お願いします!!」はい!呼ばれたから切るね」

 

『うん!ルビィちゃん?』

 

『真君、ガンバルビィ♪』

 

「うん頑張るよルビィ」

 

そう言って電話を切ってバイオリンを持ちステージに向かった

 

〜真姫side〜

 

「楽しみだねことりちゃん」

 

「そうだね穂乃果ちゃん♪」

 

「2人とももう少し静かに話して下さい。周りの人に迷惑ですよ」

 

真也と桜内さんの参加する音楽コンクールの会場内、私達は真也と桜内さんから貰ったチケットのお陰でかなり前の席で見ている

 

「真也がどんな演奏をするか楽しみにゃ」

 

「そうだね凛ちゃん、真姫ちゃんは?」

 

「そうね、バイオリンの天才少年がどこまで上手くなってるかは楽しみね」

 

『バイオリンの天才少年?』

 

私の言葉に絵里と海未以外の全員が首を傾げる

 

「意味わかんない、《バイオリンの天才少年》この辺りじゃ有名よ?最年少で賞を受賞した上にこの辺りで開催されて居る音楽コンクールの全てで賞を受賞して居る少年、それが高海真也その才能からつけられた名前がバイオリンの天才」

 

凛達は兎も角幼馴染の穂乃果とことりは知っておきなさいよ

 

『それでは只今より高海真也さんの演奏を始めます』

 

そのアナウンスが流れるのと同時に少し騒ついていた観客席が静まり返った

 

(凄い、中学の頃1度聞きに行った事があったけどその時より遥かに上達して居る)

 

私もピアノには自信があった。でも、彼の演奏と比べればまだまだだ、そう思える程に彼の演奏は素晴らしいものだった。そして彼の奏でる音の1つ1つに夢中になった。楽しい時間はあっという間に過ぎる、気がつけば演奏は終わっており辺りから大きな拍手が湧き上がっていた。

 

〜真姫side out〜

 

「後は結果だけだね梨子」

 

「そうね、真也君は兎も角私は上位に入って居るか心配だわ」

 

「大丈夫だよ梨子」

 

音楽コンクール終了後、僕と梨子は会場の外のモニター前に向かって居ると見覚えのある人達が見えた

 

「おーい!!梨子ちゃーん!!真くーん!!」

 

大きく手を振りモニターの前で僕と梨子の名前を呼ぶ穂乃果さん

 

「梨子ちゃんも真也君も本当に凄かったよ!!」

 

「真也も桜内さんもとても素晴らしい演奏でした」

 

「お疲れ様梨子ちゃん、真也君」

 

「ハラショー!あんな演奏を聞いたのは生まれて初めてだったわ」

 

「ふん!まあまあだったわね」

 

「もうにこっちは不器用やな素直に凄いって言うたればええやん」

 

「お二人の演奏感動しました!」

 

「凛もにゃ!」

 

「まあ良かったんじゃない?」

 

各自思い思いの言葉を口にし僕と梨子を囲う

 

「メール?ツバサさん達も来てたんだ」

 

「「えー!?あのA-RISEも来てたの(来てたんですか)!?」」

 

「うん、そう見たい」

 

僕はツバサさん達からのメッセージを矢澤さんと花陽に見せた

 

「真也、あんたこれからはにこで良いわ。矢澤さん何て何時迄も他人行儀なの私嫌なの」

 

「分かりました、にこさん」

 

唐突にそう言われた僕はにこさんにそう返す

 

「結果が出た様ですね」

 

そう言って海未さんがスクリーンを見上げる

 

「まだ名前がないって事は」

 

「かなり上位って事ね」

 

順位も順調に出て残すは1位、2位、3位のみとなった

 

「嘘…」

 

「こんなのって、真也君、私のほっぺ思いっきりつねって」

 

「え?痛いですよ?」

 

「良いの」

 

梨子からの了承も得たので思いっきりつねる

 

「痛い痛い!もう大丈夫だからつねらないで!」

 

「痛いって事は」

 

僕は間を置いてスクリーンを見る

 

1位、桜内梨子・高海真也

 

「事実って事ですね」

 

僕と梨子が2人で1位入賞した

 

「「やった!!」」

 

何故か僕以上に喜んでいる穂乃果さんとことりさんが飛びつく

 

「穂乃果さん、ことりさん苦しいですよ」

 

「良かった!良かったよ!」

 

「おめでとう真也君!!」

 

僕の言葉を聞かずに穂乃果さんとことりさんは抱きつく力を強くする

 

「2人とも、真也が苦しそうにしてますよ」

 

「「真(真也)くーん!!」」

 

如何やら今この2人には何を言っても無駄な様だ

 

「改めて、おめでとうございます。真也、桜内さん」

 

「ありがとう園田さん」

 

この後穂乃果さんがお祝いをしようと言い出し旅館に戻った




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