ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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74話

〜鞠莉side〜

 

「Hello!元気かしら?」

 

私は明日ヘリを止める家の知り合いに電話をして居る

 

『元気ですけど…時間を考えて頂戴』

 

「sorry!実は明日東京にヘリで向かう事になってね。そのヘリを止めさせて欲しいのよ」

 

『意味わかんない…第一どうしてヘリで来るのよ』

 

電話の相手の真姫は不機嫌な声でそう言う

 

「サプライズよ!」

 

『だからって…はぁ、貴方には何を言っても無駄なのよね。わかったわよ』

 

真姫はそう言って承諾してくれる

 

「thank you!お礼にまたギュって『い・り・ま・せ・ん!!』もう照れちゃって」

 

『照れてません』

 

「そんな事言って昔は鞠莉お姉ちゃんって後ろをついて来たのに」

 

『それは幼稚園の頃の話で!!』ゴンッ

 

電話越しで鈍い音が聞こえる

 

『兎に角、明日到着する時間を教えて下さい』

 

「そうねぇ…9時くらいかしら?」

 

『分かりました…』

 

真姫はそう言って電話を切った

 

〜鞠莉side out〜

 

〜真姫side〜

 

「またあの人は」

 

私は自室で電話の時に壁にぶつけた足を摩りながらそう呟く。

 

確かに私はあの人を尊敬して居たし今でもそれは変わらない。時々からかってくるのともう少し人の話を聞いてくれれば何も言う事はないのだがそれは無理だと断言しその考えを隅の方にやる

 

「留学から帰って来て初めて来た電話がヘリを止めさせて欲しいだなんて…それもたった2人のサプライズの為に」

 

相変わらず思い切った事をする人だと思う一方、それでいて色々と考えて居ることも否定できない

 

(取り敢えずパパとママに話しておかないと)

 

そう思い私はパパとママが居るリビングに向かった

 

〜真姫side out〜

 

「お疲れ様です真也、今お茶を入れますね」

 

「大変だね、コンクールの後に旅館のお手伝いだなんて」

 

旅館の手伝いを終えて自室に戻ると海未さんとことりさんがそう言う

 

「ありがとうございます海未さん。そう言えば穂乃果さんはどうしたんですか?家に帰ったって訳でも無いでしょうし」

 

「穂乃果なら着替えの準備をしてなくて1度戻りました。全く穂乃果は、何時も何時も」

 

「あはは、穂乃果ちゃんらしいけどね」

 

「そうですね」

 

穂乃果さんも千歌姉と同じでもう少し落ち着きがあれば尊敬出来るんだけど

 

「たっだいま〜!!「穂乃果さん、海未さんが寝てるので静かにして下さい」ごめん真君」

 

暫くして夜も更けて来て海未さんが眠って少しすると穂乃果さんが帰って来た

 

「それじゃあ穂乃果さん達の部屋に向かいましょうか、海未さんを背負うので…何してるんですか穂乃果さん?」

 

僕が穂乃果さんの方を見ると部屋に布団を敷き僕の部屋で寝ようとして居た

 

「ことりちゃん!」

 

「任せて穂乃果ちゃん、真也君…おねがぁい…」

 

ことりさんが僕の目の前まで来て目を潤ませて、手を胸元にもっていきそう言う

 

「分かりまし…絶対にダメです」

 

了承したくなった自分を押し殺して断る

 

「えー!海未ちゃんの時はこれで大丈夫だったのに!」

 

「ごめんね穂乃果ちゃん…」

 

ことりさんが残念そうに穂乃果さんにそう言うなんか知らないけど僕が悪いみたいな感じになってるのは気のせいかな?

 

「仕方ないですね、わかりました此処で寝て良いですよ」

 

「やったー!!「穂乃果…いま何時だと思って居るのですか…」うっ海未ちゃんおはよう」

 

穂乃果さんが大声を出した事により寝て居た海未さんが目を覚ましゆらりゆらりと立ち上がる

 

「しっ真君!!「ことりさん外に出て話しましょう」真君!?「覚悟は出来ていますか穂乃果?」うっ海未ちゃん落ち着いて!話し合おうよ!」

 

寝てる時に起こされた海未さんは物凄く機嫌が悪く僕で無いと止められない。その事を知って居る穂乃果さんは直ぐに僕に助けを求めるが僕はそれを無視してことりさんと部屋の外に出る

 

「大丈夫かな穂乃果ちゃん?」

 

「死にはしないので大丈夫ですよ。多分…」

 

暫くすると静かになったので少し襖を開けて中を覗く

 

「うう…助けて真君」バタッ

 

「すぅ~、すぅ~」

 

そこには僕の枕に顔を埋めて眠る海未さんと死闘の上何とか生きながらえた穂乃果さんが居た

 

「穂乃果ちゃん!」

 

「ことりちゃん…穂乃果もうダメだよ」

 

「そんな!しっかりして穂乃果ちゃん!」

 

向こうで茶番をして居る穂乃果さんとことりさんを他所に海未さんを布団に戻す

 

「はぁ、仕方ありませんね…また海未さんが起きて一悶着あるのはごめんですし僕の負けです」

 

考えてみれば海未さんが寝てしまった時点で僕の負けは決まっていたのかもしれない

 

「ありがとう真君ならそう言ってくれると思ってたよ」

 

そう言って穂乃果さんが抱きついて来る

 

「電気消しますね」

 

「「うん、おやすみ真君(真也君)」」

 

「おやすみなさい穂乃果さん、ことりさん」

 

部屋の電気を消した後穂乃果さんとことりさんの2人と一言だけそう言って眠りに着いた




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