パラダイス・ロスト Champion of the Earth   作:若奈

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2話

「よーし、やっと昼飯だ」

 

3人で学食へ向かう。

 

「ったく、もうクタクタ」

「はぁ、疲れた…」

「本当マジ…あのゴリラムカつくな!」

「もう、2人とも訓練中に私語するからだよぉ」

「今日のご飯は何にしようかな」

 

髪が肩にかかるくらいの少女、有杭 真希(うくい まき)が語気を強める。

それをおさげの少女、唐田 須美(とうた すみ)が咎める。

そして、それを一切気にしない長い髪をローポニーテールにしているのが、酒浦 依玖(さかうら いく)だ。

 

「ほう。そのゴリラというのは私のことか?」

 

3人は歩みを止め、ビクッと肩を震わせる。

ゆっくりと後ろを振り向く。

 

「きょ、教官!」

 

先ほど、2人を晒した教官、エルフリード=ゲルグ大佐だ。

凛とした、金髪碧眼の女性。

当然外国出身なのだが、日本にいる期間がかなり長いらしく、日本語は達者だ。

むしろ、出身国の言葉を喋れないとか何とかという噂もあるらしい。

 

「貴様ら、私は教官であり、上官でもある。その私を侮辱…」

 

「はっはっは!ゲルグ大佐!彼女らを許してやってくれ!」

 

エルフリード=ゲルグ大佐の後ろから、私たちと同じ制服を着た女子生徒が豪快な笑いと共にやってくる。

 

「ん?貴様は4年の椎名か」

 

椎名と呼ばれた女子生徒。

彼女も凛としており、身長は170㎝程で黒い髪をポニーテールに結わえ、所謂武士のような出で立ちの少女だ。

 

「こいつらは少し不器用なんだ。いつもゲルグ大尉のことを慕っているぞ!はっはっは!」

 

満面のスマイルでゲルグに言う。

 

かくいうゲルグはめんどくさいやつが来たなという表情を一瞬見せたのち、「ふんっ」と妖しく笑う。

 

「良かったな、今日は勘弁してやる」

 

そう言うと、ゲルグは踵を返しカツカツと音を鳴らし、去っていく。

 

「先輩!ありがとうございます!」

「助かりました~」

「はっはっは!可愛い後輩が困っていたら助けるのが筋だ、気にするな」

 

椎名先輩は豪快だなぁと思いつつ、困惑する私。

 

「貴様ら、今から飯か?」

「はいそうです」

「私は済ませたのだが、食堂か?」

「ああそうだよ」

「ちょっと~、昔からの馴染みだけど~、先輩なんだから敬語使わなきゃだめだよ~」

「はっはっは!別に気にしていないさ!」

「相変わらず豪快ですね…」

「ん?それは褒め言葉として受け取っていいのか?」

「で、食堂がどうかしたんですか?」

「あぁ、今は混んでいるから時間がかかるぞと言っとこうと思ってな」

「わざわざ、ありがとうございます」

 

「おーい、茜音!」

 

椎名先輩の後ろから、呼ぶ声がする。

 

「ん?」

 

ポニーテールを揺らしながら振り返る先輩。

 

「何やってんだよー。早く行くぞー」

「おう。今行く! ・・・すまんな、友達を待たせてるんだ」

 

ではといった感じで、椎名先輩は去っていった。

先輩をリスペクトして、髪形を同じにしているのだが、先輩は気付いてくれているだろうかと、野暮なことを考える。

 

「ったく、毎回嵐のような人だな」

「昔っから変わらないよねぇ~」

「ホントホント」

 

うんうん、と賛同する私たち。

 

「あっ、早く行かないと休み時間終わっちゃうよ?」

「それもそうだな。金はあるんだからもっと広くしろよなー」

 

頭の後ろで手を組み、学校への不満をぶちまける真希。

 

「ん?結構人だかりができているな?」

「みんなテレビに夢中だねぇ~」

 

食堂の入り口に差し掛かり、中を覗いてみると、かなりの混雑だ。

しかし、中央に設置された100インチは超えるであろう、大きな薄型の液晶テレビ。

そこに集中して人だかりができている。

 

「ん~?今日は何かあったかな~?」

 

to be continued…




いやいや、やっと登場人物の名前決まりました笑
考えるのも一苦労…

前話を見ていれば、お分かりかと思いますが、彼女たちを含め出てきた登場人物はみんなオルフェノクなのです。
なんのオルフェノクかわかりましたでしょうか?
当てた方には・・・







何もありません(;'∀')
すみませんm(_ _)m



時間は掛かりますが、名前考えるのは楽しいです笑
茜音は絶対に当てられないと思います(;'∀')
思いますというか、無理です。
なにもヒントがない状態です(;'∀')
ただモチーフは決まってます。
答え合わせは、どこかのお話で笑

では、また次回よろしくお願いします!
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