パラダイス・ロスト Champion of the Earth   作:若奈

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3話

「ん~?今日は何かあったかな~?」

 

須美がのほほんと、人差し指を当て首を傾げる。

 

食堂の中央に設置された100インチはあるであろうテレビに多くの生徒が集っている。

 

「おい、ないやってんだよ?」

「ん?今SeaAquaのライブ始まるんだよ」

 

SeaAqua

 

トップアイドルとも言える、今となっては知らない人はいないのではないかという大人気の3人組だ。

 

「はーい!みんなー!元気いっぱい!肉食系女子!ReiCaでーす!」

 

「ん。みんなの妹。Shihoだよ」

 

「冷たい女?クールなだけだよ。MiO」

 

水着を纏った少女ともいえる年齢の子たちが舞台でスポットライトを浴びて立っている。

 

ReiCaこと網浜 麗華(あみはま れいか)

【挿絵表示】

 

Shihoこと朝沼 志保(あさぬま しほ)

【挿絵表示】

 

Mioこと井沢 水魚(いざわ みお)

【挿絵表示】

 

 

この3人で構成される「SeaAqua」

 

「みんなごめんね。今日はライブじゃないんだ」

「そうそう。お兄ちゃん、お姉ちゃんたちごめんね」

「でも、今日はもーっと楽しいことやりますよー!」

 

舞台の後ろに大きなスクリーン。

そこにバーンと

「処刑」

デカデカと表示されている。

 

「「「うおーーーーー!!!!!!」」」

 

食堂からは獣たちの雄たけびかと思うほどの生徒たちの歓声が響き渡る。

 

「今日の獲物はこいつだー!」

 

スクリーンには床にへたり込み、泣きながら許しを乞うようなしぐさを見せている女性。

足には足枷が装着され、逃げれないように鎖でつながれている。

 

「い、いやだ…ゆ許して!」

 

ボロボロの衣服を身に纏った女性。

化粧っ気のない顔に憔悴し痩せこけているが、見覚えがある人が大半だろう。

 

かつて、今の「SeaAqua」と引けを取らない人気を誇ったアイドルグループの一人だ。

 

「へーあいつまだ生きてたんだ」

「お前ファンだったろ?」

「あ?もうあんなのに興味ねーよ。Shihoちゃんの方が何兆倍もかわいいよ」

「お前、Shiho推しかよ」

「ああ?わりーかよ!Shihoは俺の妹なんだよ!」

「本当の妹じゃねーだろw」

「お前の推しメンはだれだよ?」

「ReiCaに気なってんだろ?」

 

笑いながら話す男子生徒たちはかつてファンだったらしい。

 

 

「私はMioちゃんかな~?2人は?」

 

釣られて須美が私たちに問いかける。

 

「俺様は断然Shihoだぜ。あれくらいの妹を愛でてやりたいぜ」

「ん~私はReiCaかなー?あの大胆さは見習いたい」

 

「見事に分かれたね~」

 

あちらこちらから3人について語り合っている。

生徒たちにも例外ならず、この「SeaAqua」の人気の高さが伺える。

 

「いいな~私はMiOちゃんになら冷徹に嬲り殺されたーい」

「俺はShihoちゃんに罵られながらがいいな」

 

「す、すっげぇな」

「味方には殺されたくないよね…」

「いろんな性癖を持つ人がいるんだね~」

 

特殊な性癖を持つ奴らもいるらしい。

 

「それじゃあ今日はどうする?」

「うーんっとねぇ?」

「はい!はーい!」

「何?ReiCa?いい案があるの?」

 

ReiCaは笑顔で両手を腰に当てる。

 

そして、ReiCaの周囲の空気が一変する。

 

to be continued…




やったー!
3週連続で更新できたぞー!

キャラ画像も載せてみました!
これでキャラクターに対する想像力を働かせられるかなーっと笑

3人が何をモチーフにしているのか、当ててみてください!
私もキャラクターを考える上で、色々楽しみながら描けるので、小説を描く段階で楽しさが倍増しています笑

次回は未定ですが、どう動くのかお楽しみください!
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