r3 1/28 話の編集しました。
一話
突然だが、俺はアニメ『蒼穹のファフナー』の世界に憑依?……いや転生していた。
気づいたのは今の体で親の顔を認識したとき。正確には一歳くらいの時にあれ?この人観たことあると思ったら丁度、溝口のおっさんが来て『真壁』と呼んだから、俺の父さんがファフナーの主人公の父親である…真壁史彦だと理解した。
そして、理解したと同時に父さんや母さんには申し訳ないけど絶望もしてしまった。
この世界は問答無用でケイ素によって人がいなくなってゆくことが前世の知識から判っている。
某ライダーのキャッチコピーである戦わなければ生き残れないを体現した世界だからだ。
幸いにも『蒼穹のファフナー』としての物語が始まる、主人公世代ーー俺の双子の兄弟である一騎と同じ時に産まれたことで高い能力を有しているため生き残るための可能性がある要素は取りあえず得ていた。道夫さん世代だったら確実に詰んでたな。遠見のおっさんのせいで。
因みに俺こと……真壁信が発現した天才症候群は問題に対し自身が有してる情報の中から最適解を瞬時に導き出せる能力。春日井甲洋が持つ完全記憶を有しているため実質上位互換だ。
だから、物心つく頃には本に記されたこの世界の情報を徹底的に仕入れた。
心は大人、外見は子供なので一騎たちに遊びに誘われても。
『めんどくさい』
と、切り捨てている。時間は有限だ。本当の現実を知らず、能天気に遊べるなんて羨ましい限りだ。
しかし、鬱陶しい時や親の目があるときは気晴らしで遊ぶことにしていた。
俺にとっては原作知識で何れ戦わないければないらないことがわかっているため、手っ取り早くAlvisに侵入した方が得ることは沢山あることは分かっていた。けれど、父さんや島民の大人たちが俺たち子供に出来る限り平和な日々を過ごして貰いたいから秘密にしていることを理解している。
俺としてはそんな想いを蔑ろにしたくない。仕方がないけど、俺は彼らが認め来るべき日が訪れる時まで待つことにした。
……まあ、他のところでは自重はしないけど。
***
まず、俺が考えたのは近い未来に建造されるマークゼクス、そのパイロット候補である羽佐間翔子の体を良くすることが出来ないか?と考えた。
二機しかない飛行能力を持つファフナーに乗れる貴重な戦力(駒)……もといパイロット。
羽佐間翔子について原作知識からわかっていることは、自身の体が生まれつき弱いからという理由だけで、他者との違いにコンプレックスを抱き、挙げ句の果てには周りにも責任の一端はあるものの自分が足手まといだと勝手に勘違いして、ファフナーに無断で乗り大した装備を持たずに敵へ突っ込んで最後は一体の敵に対し、貴重な機体で自爆特攻を行って…居なくなった。
その後も仲間割れを起こす要因になったりと本人が死んだ後、生き残って生き続ける"他人"を不幸にして……結末を知ってる側からすれば彼女の存在は現状ではデメリットしかないので非常に迷惑だ。
……と言うわけで、遠見千鶴先生にそれとなく某名探偵風に聴いてみたら、結論から言えば……無理だった。
前世の知識を活用するには前提として体を弄らなければならない。しかし、俺らの体には既に敵と戦うための遺伝子操作と因子の投与が行われており、再び弄ることによって体に異常がおきる可能性もあるし、負担をこれ以上掛けることが出来ない訳だ。
リスクが有るものは当然却下。
ここがクロスオーバーでUXの世界線と繋がっていたら、持ち前のオーラ力でオーラロードが開かれて、バイストンウェルに召還され聖戦士ショウ=コハ=ザマとして復活パターンを期待出来たのにな。無い物ねだりは止めておこう。
だから俺が取れる行動は一つ、彼女の抱いているコンプレックスを解消するよう努力することくらい、方法としては……ようは俺にとっては一番苦手なコミュニケーションを沢山しなければならないことだ。
***
私は自分の体が嫌いだった。
少し走ろうとすれば息切れを起こし、まともに走ることすら出来ない。度々気分が悪くなり学校を休み、自分の部屋で過ごす退屈な日々。
元気に生きられるみんなが羨ましい。
私だけがみんなと違う。
……だけど、何よりも嫌だったのは私とお母さんが血が繋がっていなかった、赤の他人だったこと。
知ったのは自分の体のことを理解するため、ということで持病が遺伝だということを先生から教えられたとき。
お母さんも一緒に居て、お母さんが私に理由もなく謝った。
もっと、早く言うべきだったと。翔子に嘘を付いていたということを。
話を聴いていたその時の私はあんまり現実味、それが本当のことなのか判断することが出来なかった。受け入れることが出来なかった。
……私たちは親子ではなく他人?
話を伝えられた後、日に日に私はあることを確かめたくなってしまった。
ーー本当にお母さんに"娘"として愛されているのか?
私に対してのお母さんの行動によって私のお母さんであるかを確認しようとした。
体調がいいにそれを行った。気分転換の散歩と言って家を出る。遠回りしていつもの時間よりも遅く帰ろうと考えていた。
私が帰って来ないことに心配してくれるか期待した。
少し遠くの方へ行っても今日は調子がいいから大丈夫だと思っていた。けど、私の考えは甘かった。
歩いていたら急に気分悪くなり、とても苦しく辛い。
悪いことをしたからバチが当たったのか、痛みによって辛くなった私は逃れるために意識を手放した。
***
目が覚めたときには自分の部屋で横になっていた。外を観れば夕陽がみえかなり時間が経っていたようだ。
近くにはお母さんがいて私が目が覚めたことに、気づくと涙を流して私を抱き締めてくれた。とても心配してくれていた。
考えるまでもなかったんだ。この温もりを信じればいい。
私はお母さんに謝った。心配を掛けてごめんと。
それから私は倒れた後の経緯を聴いた。
真壁くん……真壁信くんが私を見つけたらしい。
お母さんから彼の名前を聴いた時、私は不思議に思えた。
あまり彼とは接点がないから。兄弟である一騎くんとは真矢と一緒に遊ぶ時に喋るからわかるけど、学校でも彼は常にみんなの輪から外れていた。家に長く居る分、私は彼のことをよく知らない。
彼は私の目が覚めるまで家で待っていたそうなので、お母さんは彼を呼びに行った。少ししてお母さんと一緒に彼は来た。
彼が話したいことがあるということなので二人きりさせて欲しいとお母さんにお願いした。お母さんは晩ご飯を作るからと言って部屋から出ていく。
二人きりなり、まずは私が彼にお礼を言おうとした時、私は彼の言葉によって驚くことになる。
『容子さんを心配させた気分はどうだった?』
『……え?』
どうして知ってるの?
『いつかはこうなるんじゃないかって予想はしていた』
『……どういうこと?』
何を言ってるの?
『俺が伝えるべきだと容子さんたちに言ったんだよ』
……ようやくわかった。彼が原因なんだ。
『……ふざけないでよ』
『いつかは知ることになるんだ。なら、早い方がいいだろ?』
『そんなの貴方には関係ないじゃない!』
彼が言わなければ、今までの関係が長く続いたはずだ。もしかしたら、私は死ぬまで知ることはなかったかもしれないのに。
『たしかにそうかもな。けど、嘘をついていた容子さんはどうなんだ?』
『それは……』
『それに、血が繋がっていないからってどうした?真実を知ったから関係が変わるのか?』
彼の言っていることは間違いじゃない。真実だ。
お母さんも私もお互いに悩んでいて苦しくて。
ようやく今日私たちの行動によって変わらないということはわかった。けれど、でも。
『関係ない人が関わっていたのは気に入らない』
彼は私たちの何を知っているんだ。
とても不愉快だし、何よりもムカつく。何か仕返しがしたい。
……そうだ。
『責任……取ってくれるよね?』
『何の?』
『お母さんとの関係を壊したことに決まってるじゃない。いい?もし、わたしの期待を裏切ったら信くんにひどいことされたって言い触らしてやるんだから!』
具体的にどうしようか?まあ、これから考えればいいや。とにかく今は目の前にいる彼を困らせたい。
『はいはい』
『本当にわかってるの?』
『……わかりました』
『よろしい。それじゃあ、よろしくね……信くん』
こうして私と彼の奇妙な関係が始まった。
オリ主追記r2.7/16
運悪くファフナーの世界に転生(?)してしまった人。
ROLでいなくなる予定。その意志は別の存在へと受け継がれる。
ぼくのかんがえたさいつよのふあふなあ
ソリトゥードーモデル
マークデスティニー
前に活動報告で書いたやつ。
機体コンセプトはザルヴァートルモデルに勝つ為の機体。もっと、判りやすくするならアザゼル型に単騎でも勝てる機体。人間を辞めるための機体。
機体色は藍色。
登場予定はダンクシュートするとき。
時代ごとに機体形状と武器が変化する。理由は戦闘効率の最適化。
EBSーー戦闘データを収集し機体や武器に反映させるシステムようはAGEシステムみたいなやつ。
マークフュテュール
Beyondで登場予定。
奪取されたマークデスティニー代わる新たな機体。SDPは調和
機体コンセプトは対話。元ネタはダブルオーライザー。
機体自体は奪取されたもののマークデスティニーのコア自体は事前に摘出されており無事だったため、デスティニー二号機を新造する予定だったがEBS(エボル・ビルディング・システム)による、来るべきアルタイルとの対話に備え新たに作られたエスペラント専用のファフナー。
スペック自体は戦うことを目的としていないため、デスティニーやザインに大分劣るものの換装ユニットである〈ジェニオン・アーク〉とTRS(ツインリンクシステム)を発動させることによって性能がインチキ染みたことになる予定。
ジェニオン・アーク
飛行支援ユニット。要はオーライザーにツインドライブを搭載したみたいなもん。
竜宮島製のコアとアショーカ製のコアを一つずつ搭載しており、当初はエスペラントとしての能力を底上げするため開発されたが、二つのコアの出力制御が難しくお蔵入りとなった。フュテュールのSDPを発現させることにより、コア同士の出力を同調させ共鳴させることによりエスペラントの力+ファフナー自体のスペックを飛躍的に向上させる。