もう神様ったら。こんな大変な仕事を軽々とお前ならできるからやって来いだなんて簡単に言って。ひつじは独り?ぷりぷりと怒っていました。あまりの神男の自由奔放ぶりに頭にきていたのでした。でも逆らうと職を失うのでそこは利己的な考えでおとなしく従っているのです。今日のひつじのお仕事は…
『燐華は並盛になじめるか?』
ということですのでさっそく主要人物たちにインタビューしてまいります。
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ツナ缶みたいな名前の人の証言
※顔は証言者のプライバシーを保護によりモザイクをかけております。
「あれ、神男さんとこのひつじだ。あ、どうも。沢田綱吉です。あれ?名前名乗るのはNG?でももう言っちゃったし。このままでいいですって?あ、はい。そうですか。それで今日は何か用事で?えっ?燐華さんの話を聞かせてください?はぁ、わかりました。彼女は俺の、えーと一応婚約者…の幼少時からの世話役みたいな感じだったって、聞いてます。あんまり深く突っ込むのもいけないかなって思ってたけど…。でも燐華さんのお兄さんが天姫の好きな人だったなんて。正直ショックだった。けど同時に燐華さんが本当にすごい人だって思えたんだ。だっていくら友達関係にある天姫とだからって本当は大切なお兄さんを……その、まぁ、とられちゃったみたいなもんなんだし。
それでも天姫に心から尽くせる人っていないと思うんだ。だから燐華さんは精神的にも強くて素敵な女性だと思う。なんか燐華さんって天姫をすごく大切にしてるから、天姫の交友関係をすごく気にしてるみたいで。特に男の友達とか?結構、天姫本人は知らないことかもしれないけど、燐華さんはそういう情報をすぐに仕入れてくるらしいって。リボーンが言ってたみたいですから。そういう情報操作とか向いてるのかも。とにかくなんか怒らせたら怖いお姉さんって感じですか。
あ、終わりですか。…インタビューさせてくれたお礼にこれどうぞ?あ、肉まんだ。
ひつじさんの手作りなんですか?……天姫がせがんで大量に作ったのが余ったからおすそ分け?…どうもありがとうございます。まだ、これから仕事あるんですか。……大変ですね。あ!はい。じゃあ頑張ってください」
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毒のお姉さんから逃走中の哀れな少年
「ああっ!?今忙しんだよっ。姉貴がいつになくしつこい状況が続いてるってのに。
っつか、お前の体勢すごくないか?マイク持ったままぶれずにいるって。しかも俺結構はやく走ってるつもりだぜ。あ?理由?あー、燐華になんか対抗心燃やしてるみたいで……俺にその試作品食えってっていうんだ。恐怖以外の何者でもないぜ、ちくしょうが!!
…あん、燐華のことだったか?アイツ…なんか姉貴みてーな感じだな。一言でいうならそんなのだ。これでいいだろ。俺は逃げるぜ。あ?最後にいいですかって。さっさと言えよ。姉貴につまかっちまう……。仮面つけた人となんか話ませんでしたか、だと!?………お前に関係ないだろうが!」
少年ひつじ蹴とばして逃走しました。
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パイナップル星からやってきた人の証言
「クハハハハ!よくぞ、聞いてくれました。僕が天姫と出会ったのは遠い昔、荒れ果てた研究所の地下で………なんですって?そんな馴れ初めを聞きたいわけじゃないと?天姫の友人の話ですか。なんです、最初から言ってください。
燐華さんですか。彼女は本当に有能な方ですよ。敵とそうでないものの区別をしっかりとつけています。それも天姫に害を及ぼさないかそうでないか、冷静に仕分けしていますよ。もちろん、僕が天姫に害なすことなどありえないことですが。それにしても君はよくあの神の傍にいられますね。言いようにいわれてこき使われているのではないですか?中々有能そうなので僕の所で面倒を見てあげてもいいですよ?君はいろいろ使えそうだ……あっ!逃げるとは…」
ひつじはいつになく高速移動しました。
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赤ん坊みたいな殺し屋さんの証言
「なんだ。お前また、神男にパシリさせられてんのか。なんだ、そのマイクは?
……アイツ、また妙な考えしてんじゃねぇだろうな?燐華についてインタビューしてるだと?また珍妙な…燐華、あいつとの会話はいつもお互いの腹の探り合いをしているような感じだぜ。油断できねぇ。あいつ自身が研ぎ澄まされた武器のような女だ。天姫には心開いてるところだが、まだまだ俺たちとは一線引いてみている感じに見えるな。
………まぁ、天姫が燐華を信用してることは真実だからな。俺はアイツを信用してるぜ。一応、な?」
それから赤ん坊と雑談してました。
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群れてる人間を見ると噛み殺したくなる衝動にかられる人の証言
「何、君?僕に何の用。草食動物が。確かにホントに草食動物ですが私は肉も食べますよ、だって?そんなの僕は聞いてないよ。咬み殺されたいの?そのもこもこの毛を刈り取ってやろうか。……燐華さん?ああ、天姫の友達ね。僕に天姫との関係を聞いてきたよ。もちろん、僕と天姫は相思相愛だって言っておいた。……そんなこと聞いてない?、じゃあ君、何しに来たの。燐華さんの印象だって。僕がそんなの興味あると思ってるの?僕に関係ない質問しないでくれる?目障りだ、やっぱり噛みこ、……何、このアップルパイ。お詫びに献上しますから許してください?…………フン、いいよ。今日は許してあげる…」
ひつじは命からがら逃げることに成功しました。
「お前、何赤ん坊と茶なんかしてんだよ!?」
神様から駄目だしをくらいやり直しと言われてしまいました。
次回、また再チャレンジしたいと思います。
前回ばりばり神様に文句を言われたひつじです。
今回も再チャレンジということで適当にしたいと思いますが神様にばれたらうるさいので
やっぱり真剣にいきたいと考えております。
お題は『燐華は並盛になじめるか?』
では最初はどの方にお話を聞きましょうか…
あ、あそこで野球をしている爽やか少年に話を聞いてみたいと思います。
爽やかだけどホントは黒属性の少年の証言。
「ウッス、天姫の知り合いだよな?いつもアイツからあんたのこと聞いてるんだ。ひつじが作る肉まんはうまいって。この間のバレンタインに肉まんもらった時はなんで肉まんばっかりにこだわるのか本人に聞いちまったけど、ホントは天姫にはつらかったのかもしれねぇな。…ん、ああ。燐華さんの話か?あの人か。なんか不思議な人って感じかな、俺の意見は。なんでそう思うのかって?いや、はっきりとは言えないけど、なんとなくそう思っちまう、としか言えない。ハハッ、わりーな?これしか言えなくてな。
あ、でも俺、あの人に聞きたいことあったんだよな。ん、それはなんですかって?
うーん、女の人にこれはやべーかもしれないけど……何歳くらいなのかな?って。
だって、燐華さんって見た目、俺たちより少し年上……ぐらいにしか見えねぇんだよな。
天姫の幼少時の世話してたっていうくらいなんだから相当年上かとも思ったんだけどよ。なんか違和感が残るような………待てよ、なんで逃げようとしてんだ?」
ひつじ、しばし逆さづりさせられました。
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10年後の牛男さんの証言。
「ん、また、10年前に来てしまった…。俺は幻覚を見ている?ひつじが二本足で直立歩行しているなんて……。燐華さんについて一言いいですか?って。しゃべってる!?……過去の世界はこんなに進歩していたのか。知らなかった。何だって?
いいからはよしゃべらんかい!?……燐華さんってあの強面美人のことですか。時々会うが天姫さんと仲がいいことは確かですね。中華なお姉さん……。
しかし俺はあんな美人とも出会ったことがない。
そのことを燐華さんに伝えたらそれは当たり前ですと一蹴されてしまった。
もしかしたら彼女は未来を知ってボフンっ!!」
子供に戻った牛はひつじにいたずらをしかけひつじはおもちゃにされました。
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毒々しいものを持ち歩いている姉貴の証言。
「あら、喋る羊だなんて珍しいわね。捕まえて何かに使えないかしら?なんですって、燐華について聞いてまわっている!?彼女は私の永遠のライバルよ!クっ、今思い出しても腹立たしいわ。燐華の作る料理は中華系が多いのだけれど、今はバリエーションも増えてきて洋風も作れるようになったわ。吸収力がすごいのね、彼女。ママンが教えているからなおさら料理の腕がレベルアップしてきている。天姫も笑顔になることも増えてきたし…。それは素直に喜べることなんだけれど、でも!やっぱり燐華の料理を食べることの方が多いような気がするわ。やっぱり天姫は私に遠慮しているのね……。ということで、アンタ捕まりなさい。天姫の笑顔の為に」
ひつじ、毒をくらい、身動きがとれなくなった、かと思われたが影分身で難を逃れました。
※
パイナップル星人と同じ髪型をしている眼帯少女の証言
「……………何を話すの?……燐華さんのこと?天姫大好き人間。…………他に言い方ある?えっ、もっと性格とか人間としてどう感じるとか、言えって?必要ないもの。
だって天姫が大好きなことに変わりないし。………もう、いい?」
ひつじ、狗楽オリジナルメモリアルメモ帳で次の証言者のリストを見る。
眼帯少女それを見、激変。
「…………その子、………嫌い…!」
眼帯少女、怒りのあまり幻覚発動!
ひつじ、幻覚の中で神様に足蹴りにされ、おなかのすいたラビットに食べられそうになりました。
※
極限に生きている少年の証言
「なぬっ!?しゃべるひつじだとっ!一度きりの人生でこんな機会が訪れるとは……面白い、この俺と勝負しろっ!うおぉぉぉぉおおおおおおおおお!」
ひつじインタビューに失敗しました。
命からがら逃げました。これを見た神様は
「おまえ逃げるか苛められてるかどっちかしかやってねぇじゃん!?」
またまた駄目だしを言われました。
なので次回再々チャレンジしたいと思います。