ありふれた職業で世界最強~シンゴジ第9形態とか無理ゲー~   作:ユウキ003

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前回が長かったので今回は短いです。



第57話 夕暮れの真実

~~~前回のあらすじ~~~

力を解放して悪食を退けた司たち。彼等は

エリセンへと戻り、ミュウ、レミアと

共に数日の時間を過ごす。そして、司たちは

再びエリセンに戻ってくるとミュウに

約束し、エリセンを旅立った。

依頼の事もありアンカジ公国に戻った

彼等は異端者認定をされ、教会の司祭が

騎士を連れて彼等を倒そうと現れるが、

アンカジ国民の投石を受けて撤退。

司たちG・フリートとアンカジ公国は

正式に同盟を締結。司たちは次なる

大迷宮を目指してアンカジを出発。

東へと向かうのだった。

 

 

その日、私達はバジリスクでホルアドに

続く街道を走っていた。

既にアンカジを出て2日。

 

「む?総員、前方で戦闘を確認」

真っ先に私が前方から風に乗って

流れてきた血の臭いに気づいて呼びかける

と、皆すぐさまジョーカーを纏った。

 

ハジメが助手席の天井のハッチを開けて

身を乗り出し前方を確認する。

「見えた!前方で隊商が襲われてる!」

「敵集団の数は?」

「盗賊らしきのが40人!護衛は、15人くらい!

 今隊商の方は結界を張って持ちこたえてる

 みたいだけど、周辺には死傷者多数!」

ハジメの言葉に、更にハッチから身を乗り出す

香織やティオ。

 

その時、彼女達の視線が、鎧を強引に

剥かれて悲鳴を上げる女冒険者の姿が

映った。

更にその姿はバジリスクのガンカメラが

確認していた。集音器が女性の悲鳴を

拾う。

 

「ッ!ゲス共がっ!我が刀、玄武の

 錆びにしてくれるっ!」

そう言って、ティオがハッチから

体を出し、飛びだそうとした、その時。

 

「この外道共がぁぁぁぁっ!!!」

隊商の、馬車の中から人影が飛び出し、

そのまま結界を突破し、女性冒険者を

押さえ付けていた男の首を、手にした

剣で切り飛ばした。

 

その人影を視認すれば、鎧を纏っていた。

しかし、『普通』の鎧ではない。

それは……。

 

「あれはっ!?ジョーカー!?」

そう、それは私達が今纏っているのと

同じパワードスーツ、『ジョーカー』だった。

更にIFF、敵味方識別装置が、その

ジョーカーが『タイプK』、つまり

メルド団長に私が送った物の一機である事。

パイロットが騎士アランである事を

私達に教える。

 

「えぇ!?あれって、騎士団のアランさん!?

 なんでこんな所に!」

驚くハジメ。しかし、それだけではない。

「こうなれば仕方が無い!目立たぬように

 していたが、行くぞぉっ!」

「「「「おぉぉぉっ!」」」」

 

何と、馬車からメルドや、それ以外の

ジョーカーを受け取った騎士たちまで

現れたかと思うとマルスの抜剣を合図

としてジョーカーを纏って突進。

 

40人ほど居た盗賊を、10秒たらずで

全員切り伏せてしまった。

「お、終わっちゃったね」

その様に戸惑っているハジメ。

 

確かに、何故ここにメルド団長がいるのか

戸惑っている事だろう。

 

だが、私の方は王国で活動している蒼司

から『報告』を聞いていたので、ここに

居る理由は知っている。

皆に黙っているのはすまないと思うが、

彼等には目の前のことに集中していて

欲しかった。それに、先のことを考えるのは

隊長である私の役目でもあるからだ。

 

しかし、ここで合流出来たのは僥倖かも

しれないな。

「皆、隊商に接近します。負傷者も

 いるでしょうから。香織、回復魔法の

 準備を」

「あっ、うん!任せて!」

私達はバジリスクを走らせて隊商に近づく。

 

すると、隊商の面々がバジリスクを見て

魔物か!?と慌て出すが……。

「いえ!落ち着いて下さい!あれは魔物

 ではありません!」

メットを外してメルド団長が叫び彼等を

落ち着けてくれた。

 

その間に、私は隊商の近くにバジリスクを

止めて降りた。

香織はハジメの手を借りながら負傷者を

手当てしていく。流石に亡くなった者を

生き返らせる事は彼女達では不可能だが、

それでも生きている者は必ず助ける、

そんな気概を彼女から感じる。

 

そして、私はルフェア、ティオと共に

メルド団長の下へと歩みを進め、

ヘルメットを取る。

「お久しぶりです、メルド団長」

「やはりお前達だったか。久しいな司」

笑みを浮かべるメルド団長。更には他の

5人の騎士達もメットを取り、小さく

私に礼をした。

 

そこへ。

「メルドさん!それに、騎士アランさん

 たちも!」

負傷者の治癒を終えたハジメと香織が

駆け寄る。

「おぉ、ハジメ。それに香織も。

 元気そうで何よりだな」

「は、はい。僕達は元気にやって

 ますけど、でも、どうして

 メルドさん達がこんな所に?」

「あぁ、実はな……」

 

と、言いかけた時。

「香織?そこに居るのですか?」

馬車の中から声がして、フードを

被った人物が現れた。

 

そして、彼女がフードを脱ぐと、周囲の

者達、正確にはその一部が驚いた。

「あれは、いや、あの人は!」

「リリアーナ王女様!?」

 

「リリィ!?どうしてここに!」

戸惑う香織。更に彼女の事を知っていた

ハジメも驚いている。

 

彼女は、『リリアーナ・B・S・ハインリヒ』。

ハインリヒ王国第1王女だ。

襲われていた隊商の中に、まさか王女が

居たとは誰も思わないのだろう。大半の

人間が驚いていた。

 

だが、驚くのはこれからだった。

 

「南雲君?それに白崎さん?と言う事は、

 新生君もそこにいるんですね?」

馬車の中から、聞き慣れた声が聞こえ、

慌ててそちらに目を向けるハジメと

香織。

 

馬車の中から現れたのは……。

 

「「愛子先生!?」」

豊穣の女神と称えられる教師、愛子だった。

 

 

その後、私達との合流を目指していたメルド

団長やリリィ王女殿下、愛子先生は偶然

隊商を率いていたモットーにお礼をして

金を払い別れた。

 

ちなみにモットーはリリィ王女やメルド

団長達が騎士である事を見抜いていた様子

だった。

元々、モットーもホルアド経由でアンカジ

に商売に行こうとしていた所を、アンカジ、

即ち私達の居る西へ向かおうとしていた

団長たちが便乗したのだ。

 

 

そんなモットー達と別れた私達は新たに

バジリスクをもう一台召喚し、2台の

バジリスクでホルアド方面へと戻っていった。

1台には私達と愛子先生とリリィ王女。

もう1台にメルド団長達が乗っていて、

運転はガーディアンが担当している。

今は2台の間で通信を確立しているので、

普通に会話出来ていた。

 

そんな中で、なぜ彼等が私達との合流を

目指していたのか、話がされたのだが……。

 

「えぇ!?愛子先生が誘拐されそうになった!?」

助手席に座っていたハジメが、その事を

聞いて体ごと後ろに振り返った。

 

「はい。少し前の事です。夕暮れ時にいきなり

 襲われて。相手はジョーカーを纏った

 清水君を弾き飛ばす程の相手でした」

「ッ!?ジョーカーを!?」

 

先生の言葉にハジメだけでなく香織達も

驚く。なにせ、ジョーカーの強さを

彼等は身に染みて分かっているからだ。

それゆえに、ジョーカーを纏った清水を

弾き飛ばすと言う事が、どれだけ困難

なのかを知っている。

 

「でも、先生が無事で良かったです」

そう言って安堵する香織。

「えぇ。あの時、清水君と蒼司君が

 居なければ、危ない所でした」

 

そう言って、愛子先生は事細かく、あの時

の事を話してくれた。

 

 

~~時間は巻き戻り、謎の女が襲撃してきた直後へ~~

 

「畜生ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」

 

夕暮れの廊下に清水の慟哭が響き渡った。

彼はその場に項垂れ、床に拳をたたきつけ

すすり泣く。

 

だが、次の瞬間、彼の周囲を結界が覆った。

 

「はい、カット~」

そこに響く軽い声。すると結界の中、廊下の

壁側の空間が僅かに歪み、そこから蒼司と

愛子が姿を見せた。

 

「ナイス演技だったぜ清水」

そう言って蒼司が声を掛けると、清水は

ジョーカーを解除しスクッと立ち上がって……。

「ふぅ、いや~ギリギリだったぜ」

してやったり、と言わんばかりの笑みを

浮かべていた。

 

そう、あの時清水がスモークグレネードを

焚いたのは、蒼司の指示だったのだ。

 

「しっかし、奴さん気づかないで

 行っちまったな」

「はははっ、無理無理。質量、肌の質感、

 身長から髪の毛の一本まで。愛子先生

 を完全再現したアンドロイドだからな。

 早々気づきやしねぇよ」

そう、蒼司はこの時、既に動いていたのだ。

 

彼は王城内を移動する未知の力を持った

存在を既に認識しており、それが愛子に

近づいている事を知った彼は戦闘が始まり

吹き飛ばされた清水に指示を飛ばし、

スモークグレネードを使わせた。

 

そして一瞬のうちに愛子を光学迷彩の

内側へと隠し、彼女そっくりのアンドロイド

を生み出して奴に誘拐させたのだ。

 

「しっかし、とうとう奴らが仕掛けてきたな。

 大丈夫か先生?」

そう言って声を掛けると、愛子は自分が

狙われた事に戸惑っているのか、少し

震えていた。

「あ、はい。だ、大丈夫、です」

そう言っては居るが、二人の目からすれば

大丈夫じゃないのが一目瞭然だ。

 

すると……。

「先生、さっき失敗した奴が何言ってんだ

 って気もするけどさ」

静かに、しかし決意を込めた表情で語る清水。

「もう二度と、先生には指一本触れさせねぇよ」

「清水君」

「先生の事は、俺が必ず守るから。

 だから、心配しなくても大丈夫だから」

かつて自分を救ってくれた恩師を守る清水の

決意に、しかし愛子はどこか顔を赤くする。

 

「そ、その、ありがとうございます、清水君」

「ッ、お、おぉ。任せとけ」

対して、清水も自分が何を言っていたのか

理解したのか顔が赤い。

 

「んんっ!」

その時蒼司の咳払いが聞こえ、二人はビクっと

体を震わせる。

「お楽しみの所悪いが、少しよる所が

 あるぞ?」

そう言って歩き出す蒼司。

「行く所?」

そんな彼に戸惑いながら続く清水と愛子。

 

蒼司は近くにあった客間へ入ると、周囲を

見回した後、クローゼットを開けた。

当然、中には誰も居ない。

不審に思う二人だったが……。

 

「そこに居るんだろお姫様。俺だよ俺。

 新生司の分身の蒼司だ。あと、ここには

 愛子先生と清水もいるぜ?……見てた

 んだろ?愛子先生が襲われた所」

 

クローゼットに向かって語りかける蒼司に、

二人は頭に大量のハテナマークを浮かべる。

「なぁ、出てきてくれよ。ここにあの

 修道女は居ねぇからさ」

彼がそう言うと……。

 

『キィッ』

小さな音を立てて、隠蔽されていた

隠し通路の扉が開かれ、中から王女、

リリアーナが姿を見せた。

 

「リリアーナさん!?」

それに戸惑う愛子先生。

「ッ!愛子さん!ご無事だったのですね!」

一方リリィも愛子の姿を見て驚きつつ

も喜んでいる様子だ。

 

「しかし、アンタも運が無いな王女さま。

 こんな場面に出くわすなんて」

「い、いえ。そういうわけではないんです。

 この頃、城内に何というか、覇気の無い

 兵士たちが多く気になっていたので。

 最近ではお父様も様子が可笑しく、

 愛子さんに頼ろうと探していた矢先

 でした」

「あ、そう言えば……」

と頷く愛子。

 

「成程ね。まぁ良い。そっちの方は

 任せてくれ。王女さま、アンタは

 今すぐ愛子先生と一緒に王城を

 脱出してホルアドで隠れてくれ」

「「えっ!?」」

突然の言葉に女性陣二人が戸惑う。

 

「な、何故ですか蒼司くん!」

「何故、って言われてもな。愛子

 先生は現状、奴らに誘拐されてる、

 って事になってるから王城に

 居ると不味いんだよ。それに、

 確かに最近王城内部で不穏な気配が

 してやがる。見たところ王女様は

 まだまともな様子だからな。

 この機会に一緒に脱出してほしいんだよ」

「わ、私も、ですか?」

「あぁ。国王までもがきな臭いんじゃ、

 悪いが王城も安全とは言えない。

 ましてアンタは、奴らが愛子先生に

 襲いかかる所を目撃している。

 脅かすようで悪いが、もし見ていた

 と奴らが知れば、何をしてくるか

 分からない」

「ッ」

蒼司の言葉にリリィは息を呑んだ。

 

「そしてあの修道女の姿からして、

 聖教教会内部に潜入している敵の

 可能性がある以上、神山に近い

 ここはむしろ危険だ。だからこそ、

 愛子先生と共にここを脱出して

 欲しいんだよ。その後については

 俺が上手くやっておく。

 ……どうする?」

蒼司の言葉にリリィはしばらく悩む。

やがて……。

「分かりました。私は愛子先生と共に

 王城を離れます」

「そうか。だったらすぐに二人を護衛

 するための騎士を手配しないとな」

「え?騎士、ですか?」

「あぁ。この国で最強の、6人の騎士だ」

 

そう言って、蒼司は笑みを浮かべた。

 

 

その時、騎士団長であるメルドは

最近の王城周囲の不気味な様子を探ろうと

あちこちを回っていた。

今日も王城のあちこちを見回っていた。

 

そこへ。

≪あ~、もしもし旦那?聞こえるか?≫

不意にメルドの頭の中に蒼司の声が

聞こえた。

「ッ。その声、蒼司か?」

≪あぁ、今ジョーカーを通じて直接

 話しかけてる。それと旦那。もし

 周囲に人が居るなら平静を装ってくれ。

 この通話を周囲に気取られたくない≫

「ッ」

≪分かった。これで良いか?≫

≪あぁ。大丈夫だ。それでだな旦那。

 早速だが凶報だ。愛子先生がエヒト

 の手の者と思われる奴に襲われた≫

「ッ!?」

突然の言葉に、メルドの体が一瞬

強ばる。

≪何だと!?それで愛子殿は!≫

≪無事だ。敵には先生の偽物を

 攫わせた。ただ、運の悪いことに

 それをリリアーナ王女が目撃していた。

 もちろん王女も俺が保護してる。

 無事だ≫

≪そ、そうか≫

リリィが巻き込まれたと聞いた時は

驚いたメルドだが、保護されていると言う

知らせは嬉しい物だった。

 

≪それでだな。旦那と切札持ちの5人

 には愛子先生と王女様の護衛を頼みたい

 二人がここに留まるのは危険だ。

 ましてや愛子先生は誘拐された事に

 なってるからここに置いとく訳には

 行かない≫

≪成程。それで?≫

≪旦那たち6人は二人と一緒にホルアド

 に潜伏してほしい。……代わりと

 言っちゃなんだが、王国の方は任せてくれ。

 こっちで何とかしておく≫

 

≪……任せて、良いんだな?この国の、民

 の事、子供たちの事を≫

≪あぁ。そういや、旦那にはまだ教えて

 無かったな≫

≪ん?≫

 

≪新生司っていうのは俺の名前であるが

 本名じゃないのさ。司や俺の本当の

 名は、『ゴジラ』だ≫

≪ゴジラ、か≫

 

≪あぁ。だからこそ、このゴジラの名前に

 賭けて誓うぜ≫

 

そう言って、蒼司は普段の飄々とした

態度からは想像もつかないほどの、

真剣さをにじませる声で呟く。

 

≪留守は任せろ≫、と。

 

その、普段の蒼司からは想像もできない

ような声を聴いて、メルドは小さく

笑みを浮かべる。

 

≪分かった。ならば祖国を頼むぞ蒼司。

 代わりに、お前たちの恩師は、

 何が何でも俺たちが守り抜く≫

 

≪あぁ。頼んだぜ、旦那≫

 

男たちは約束を交わし、それぞれの道を

進んでいく。

 

その後、メルドのジョーカーを使った

呼びかけに騎士5人が答え、彼らは

2人を護衛すべく集まった。

 

そして、蒼司と清水が用意した馬車を

使い、メルドたち、愛子、リリィの

合計8人はすぐさまホルアドへと出発した。

 

 

~~~戻って現在~~~

 

「その後、私達はホルアドで息をひそめて

 いたのですが、王城の蒼司君から

 新生君や南雲君たちが異端者認定を

 受けたという報告と、彼らと合流する

 ために西を目指せ、という言葉に従い

 アンカジ公国へ向かう先ほどの

 モットーさん達の馬車に乗せてもらった

 んです」

「成程」

と、私は頷きながらも、蒼司が上げた

情報を確認する。

 

 

まさか、『彼女』が暴走していたとは。

蒼司の報告書には『彼女』と『奴』の

しでかした事が載っていた。

 

どうやら、『あの二人』は始末するほか

ないようだな。

そう考えながら、私はバジリスクを

走らせる。

 

「あの~。それで質問なんですけど、

 何で私達は王都に向かってるんです?」

後ろの席にいたシアが質問してきた。

 

「敵は愛子先生を人質にしたつもりで

 います。私が行けば、私を殺そうと

 兵力を送り込んでくるでしょうが、

 そこが狙い目です。逆に連中を倒し、

 敵の情報を引き出す。つまり、

 連中は私をおびき出したつもりかも

 しれませんが、逆に私達が連中を

 おびき出すのですよ」

 

そう。奴ら、すなわちエヒトの手下を

おびき寄せ、倒し、その頭の中にある

情報をゲットする。

 

一方で、それと同時に粛清すべき相手が

2人いる。『彼女』と『奴』だ。

もし二人を殺せば、先生とバカ勇者

辺りが黙っていなさそうだが、あの二人は

超えてはならない一線を超えた。

 

『撃っていいのは撃たれる覚悟のある者だけ』。

 

それを当てはめるのならば、奴らは私に

撃ち殺されても文句が言えないほどに

『殺し過ぎた』。

愛子先生ならば、奴らの更生を

考えるだろう。だが、奴らが清水のよう

になるとは思えない。特に『あの男』はだ。

 

だからこそ、仕留める。

これからの障害になりそうなやつは、

容赦なくこの手で射殺する。

 

そんな決意を胸に、私たちは王都へと向かった。

 

そこにあるすべての障害を、『敵』を

排除するために。

 

     第57話 END

 




次回から王都と神山での戦いになります。
って言うか書いてて思ったんですけど、このままだと
清水×愛子になりそうです。

感想や評価、お待ちしています。

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