ありふれた職業で世界最強~シンゴジ第9形態とか無理ゲー~   作:ユウキ003

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やっべぇまたやってしまった衝動書き!
あ~もうホントに俺は飽きっぽい上に色々
書いちゃうな~もう!

って事で、シンゴジ君がトータス世界で暴れます!
あと、ロボット物とかミリタリー物が大好きなんで
そっちの要素が強めに出てきます!
もしかすると序盤だとゴジラ要素少ないかもですが、
それでも楽しんで頂ければ幸いです!



本編
第1話 運命の日


私は、『人』では無かった。

 

しかし、『人』になった。

 

理由を挙げれば、隠れるため。

 

私は『人ならざる物』。そして人とは、

他種族を見下し、時にそれを脅威と

して排除しようとする。

 

私の『オリジナル』はその人の力の

前に敗れ去った。

 

しかし、オリジナルもただで敗れは

しなかった。

 

オリジナルは、己が力の一部を急速に進化

させ、そして『私』を別次元へと逃がした。

 

全ては、『自分』という個を守る為に。

 

そして、『私』は異世界へとやってきた。

 

 

しかし、私にも知る由が無かった。

 

その世界から更に、異世界へ渡る事を。

 

 

月曜日の朝。

小走りで通学路を走る一人の少年がいた。

 

『現在の時刻は……。もう少し

 急いだ方が良いか』

 

少年は、スマホや時計を見る事無く

今の時間を認識すると、ペースを

早めた。

 

その少年は、黒い髪のショートヘアと、

黒い瞳を持っていた。

 

傍目から見れば普通の学生のようだ。

 

しかし、彼は違う。

 

彼の名は、新生(しんじょう) 司(つかさ)。

とある高校に通う高校2年生の少年だ。

 

しかし、それは彼の表の顔にしか過ぎない。

彼の本当の名前は、『ゴジラ』。『シン・ゴジラ』。

『シン・ゴジラ、第9形態』。

 

その身に宇宙を宿し、到底生命がたどり着けない

であろう頂へとたどり着いた、高位生命体。

地球にあって、全てにおいて勝る者など

存在しない、絶対的強者。

 

『神』、と呼んでも差し支えない存在。

 

 

そんな彼は今、学校へ通っていた。

 

 

~~~

私は、普段より少しばかり遅い時間に

学校へと登校した。

「おはようございます」

教室の扉を開け、中に入りながら挨拶を

する。

 

一瞬、クラスメイト達が私の方へ視線を

向けるが、すぐにそれを逸らした。

 

しかしその態度には既に慣れた物。私は

自分の席に腰を下ろすと、ノートと

筆箱を取り出して、メモを取り始めた。

その様子を、クラスメイト達は

訝しむような視線で見ていた。

その時。

 

「おはよう新生くん!」

一人の女生徒が、私に声を掛けた。

 

彼女の名前は、白崎香織。この学園にて

二大女神と呼ばれる女生徒の一人だ。

黒く長い髪と、常に笑みを浮かべている

様子は、正しく女神と呼べる物だろう。

 

「おはようございます、香織」

そして、彼女はよく、私と私の友人に

こうして話をしている。

「新生くん、今朝は遅かったね?

 何かあったの?」

「実は、来週『学会』で発表予定の

 論文の修正をしていたのですが、

 それに集中していた為普段より

 家を出るのが遅くなってしまって」

「あはは、新生くんってば、ヘンな所で

 おっちょこちょいだよね。 

 所で、その論文って?」

 

「『再生可能エネルギーのメリットとデメリット。

  将来的なクリーンエネルギー開発についての

  個人的見解』。と言う物です」

「成程ね~。流石は『神に愛された男』、かな?」

「恐縮です」

 

と、私は学生らしからぬ事をしていた。

それは自分でも自覚している。

私は、今現在様々な分野で論文を発表している。

方向性としては、クリーンエネルギー開発や

将来的な資源枯渇に対する対策、と言った物だ。

 

そこで、改めて私は自分のこれまでを

思い返し始めた。

 

私は、正確には私の『オリジナル』は、獣だった。

人間とは異なる種であり、単一個体で存在が

確立された、言わば完全生命体。

しかし弱点が無かった訳ではなかった。

故に、オリジナルは人間の前に敗れた。しかし、

ただ敗れただけではなかった。

 

限定的ながらも、オリジナルは爆発的

進化を遂げ、凍結される寸前に体の一部、

即ち『私』を異世界へと逃がした。

全ては、自らの存在を少しでも

生き延びさせるために。

 

そして私はこの世界へとたどり着いた。

場所は海の底だった。私はそこで、

環境に適応し、進化し、第1、第2、

第3と形態を重ねながらオリジナルと

同じ、第4形態にまで至った。

しかし、油断は出来なかった。

第3から第4への進化の過程で、人間が

海底に無人探査艇を送り込んできたのだ。

 

幸い、姿を見られる事は無かったが、

異形のままで、人族が繁栄する地球の、

日の当たる場所に出る事は、まず出来ない。

もし目撃されたら最後、攻撃を受ける事は

十分に予見出来たからだ。

そして、私は更に進化を続け、第7形態へと

至った時、獲得した力がある。

それが、『ネットワークへのアクセス能力』。

そして私は、その力をフルに活用し、情報を

ネットの海からかき集めた。

人の歴史、常識、言語、現在の世界情勢。

あらん限りの情報を、私は集めた。

 

そして、私は一つの諺を見つけた。

それが……。

 

『木の葉を隠すのなら森の中』だ。

 

そして私は、第9形態でそれに至った。

 

それが……。

『これまでの能力を保有しながらの、

 完全な人間への擬態』。

 

それが今の私、ゴジラ第9形態である。

 

そして私は前述の諺に従うように、

行動を開始した。

 

まずは自らの足で孤児院へと行き、体を

赤ん坊サイズへとして、孤児の風体を

装い保護される事。

 

これは結果的に上手くいった。私は孤児

と思われ保護され、そして今の新生司

と言う名前を貰い、人間として生活している。

 

しかし、それからしばらくして、孤児院の

財政が危機的状況である事を知った私は、

その孤児院への恩義を感じていたこともあり、

画期的なEV、電気自動車の設計図を創り出し

それをネットで競売に掛けた。

これが見事世界中の企業の目にとまり、

一躍有名になってしまった。

 

以降、私は天才、『神に愛された男』とまで

呼ばれ、今も時たま、論文の発表や各国企業の

研究を手伝う形で、資金を稼いでいた。

 

そして、クラスメイト達と私の間に溝を

感じるのも、これらが所以だ。

子供らしからぬ天才的頭脳。

そして私の、希薄な感情。

 

私には、感情というものがまだ良く

分からない。故に、傍目に見ると私は

感情が希薄に見えるのだ。

 

だから一緒に居てもつまらないと

感じる生徒が多いようだ。高校に

上がったばかりの時は、大勢の

生徒が私に興味を示したが、今では

香織ともう一人の友人くらいしか、

まともに話す事など無い。

加えて、私は女神と称される香織と

仲が良い方だ。それも相まって

男子からのやっかみの視線は絶えない。

 

しかし、孤独など、深海で何年も

掛けて進化をした私にとっては

慣れた物。苦痛ですらない。

それに、香織ともう一人の友人が

居る現状で、十分満足している。

 

などと思いながら、香織と

色々話して居ると……。

 

『ガラッ』

あと少しで始業のチャイムが鳴る

かも、と言う所で一人の男子生徒が

入ってきた。

彼を見た男子生徒は舌打ちや敵意を向け、

女子も侮蔑的な視線を向ける。

更に檜山とか言う男子とその取り巻きが

彼の事を嘲笑う。

 

しかし彼は何ら気にした様子も無く、

私のすぐ後ろの席に腰を下ろした。

 

そう、彼こそが香織と同じ私の友人、

南雲ハジメだ。

「おはようございます、ハジメ」

「あぁ、おはよう司」

「おはよう南雲くん、今日も遅いね」

「あ、あぁ。おはよう白崎さん」

私、香織の順に挨拶をする。

 

しかし、それだけで男子からのハジメに

対する視線が濃密な殺気を帯びる。

 

全く、男子たちには呆れた物だ。

彼らはハジメや私が、香織と親しげに

(ハジメの方はその殺気故に戸惑いながら)

会話しているのがよほど気にくわないの

だろう。

 

女子の方も、似たり寄ったりだ。

ハジメは普段から居眠り常習犯で、

香織がその事を気に掛け声を掛ける。

しかし、一行に生活態度を変えない彼に

苛立ちのような物を覚えているのだ。

 

と、そこに二人の男子と一人の女子が

近づいてきた。

ハジメに声を掛ける女子と、男子二人。

しかし男子二人の方は余りハジメに

良い印象を持っていないようだ。

 

女子の名前は『八重樫雫』。

香織の親友であると同時に、凜と

した佇まいの女性だ。

端から見ても、彼女は美しい。

しかし故に、ハジメと雫が声を交わすだけで

再びハジメへの殺気が増していく。

 

男子の一人は、『天之河光輝』。

雫の実家が営む剣道の道場の門下生であり

彼女の幼なじみだ。容姿端麗、成績優秀、

スポーツ万能。と、端から見れば天才だ。

 

まぁ、第9形態となった私の足下にも

及ばんが。

……こいつは何か嫌いだ。

正義感はある。しかしそれが、とても

歪な物に見えてしまうのだ。

 

そして、もう一人が『坂上龍太郎』。

光輝の親友であり、脳筋だ。

 

二人は、普段からやる気の無いハジメに

呆れ、嫌悪しているようだ。

 

今もハジメの言葉に光輝が生活について

忠告を発する。

 

しかし、私自身龍太郎と光輝の言い分には

苛立つ物があった。

 

ハジメとて、成績が悪い訳ではない。

私が空いている時間に彼の勉強を

手伝っている。

おかげでハジメはクラスの中で第3位の

成績だ。

(2位は天之河光輝。1位は私だ)

また、彼はご両親の仕事を手伝い、

既に素人の域を超えたスキルを身につけて

いる。

学校の印象だけでハジメを語る二人には、

内心苛立ちを募らせていた。

 

 

そんなこんなで、お昼時。

「ハジメ、起きて下さい。ハジメ」

「ん、ん~?」

授業が終わると、私は鞄からお弁当箱を

二つ取り出し、まだ眠っていたハジメの

肩を揺すって彼を起こした。

「あれ、もう昼休みか?」

「はい。ハジメ、良かったらこれ、

 食べますか?お弁当なんですが、

 作りすぎてしまって」

と言って、私はお弁当箱の一つを

彼に差し出した。

 

「そっか、ありがとう。じゃあ

 ありがたく貰うね」

そうして、私は椅子の向きを180度

回転させ、ハジメのテーブルにお弁当箱を

置いて、二人して食べようとしていた。

 

のだが……。

「あれ?もしかして南雲くんと

 新生くんもこれからお昼?」

と、香織が近づいてきた。これには

苦笑を浮かべるハジメ。

 

彼自身、男子に殺意を向けられる事も

あって香織には余り関わって欲しくない

様子だった。

 

「あ、あ~うん。司が弁当作ってきて

 くれたんだ」

「へ~。そうなんだ」

と、言いつつ香織は空いていた椅子を

持ってくるとさも同然のように私達

側に腰を下ろした。

 

『なぜそこに座る!?』と顔に書いているハジメ。

しかし、私的には拒む理由も無いので、特に

何も言わない。

「新生くんって料理出来るの?」

「えぇ。孤児院育ちなのは以前話しましたよね?年長者が

 私だけなので、子供達へ料理を

 作って居る内に覚えました。自炊は

 食材のバランスを考える上でも良い

 ですから」

「そっか~、そうだよね~」

と、私と香織が普通に会話しながら

私は香織、ハジメと共にお昼を食べようと

していた。

「あっ、南雲くんの方に入ってる

 それって、煮込みハンバーグ?」

「はい。昨夜の残り物ですが……」

「へ~。美味しそう。ねぇねぇ、

 ちょっとだけ貰っても良い?

 代わりに私の方から何か上げる

 からさ~」

と香織が言うと、あからさまに周囲から

舌打ちが。

 

そんなに気になるのならいっそ告白

でもすれば良いだろうに。

男とは、いや、人間とは随分と

面倒な生き物だ。

などと私は考えていた。

 

そこへ。

「香織。こっちで一緒に食べよう」

と、光輝が誘いを掛けてきた。

「え?良いよ別に。私は南雲くんや

 新生くんと一緒にお昼食べたいし」

「そう?けど南雲はまだ寝足りない

 みたいだしさ。せっかくの香織の美味しい

 手料理を寝ぼけたまま食べるなんて

 俺が許さないよ」

 

やはり天之河光輝、こいつはバカだ。

 

「天ノ河光輝。なぜ彼女のお弁当を

 他人に分け与えるのにあなたの許可が

 居るのですか?香織のお弁当は

 あなたのですか?違うでしょう」

「うんうん、何で光輝くんの許しが

 いるの?」

私が反論すると、香織も頷き雫は噴き出し、

天之河光輝は困ったような表情を

浮かべた。

 

結局、雫に天之河光輝に坂上龍太郎の

3人までもが私の机を使って食事に

参加してきた。

 

それに対し、ハジメは終始戸惑い気味

だった。

 

 

が、変化、いや、運命は唐突に訪れた。

 

突如として教室の床に白い魔法陣のような

物が現れたのだ。皆が皆、金縛りにあったように

動けない。

 

「皆!教室から出て!」

その時、教室に居た教師、『畑山愛子』が

叫ぶのと、魔法陣の光が爆発的に増し、

彼らを飲み込んだのは殆ど同タイミングだった。

 

そして、まるで神隠しにあったかのように、

ついさっきまで人の居た気配を残す

教室から、生徒たちの姿が消えた。

 

しかし、彼らを異世界へと引きずり込んだ

存在は、知らなかった。

 

決して触れてはならぬ、パンドラの箱、

絶望の王を、生命の王を……。

 

全ての理の上に座す王(シン・ゴジラ)を呼び寄せてしまった事を。

 

     第1話 運命の日 END

 




って事で、なんやかんややってきます!
実はもうベヒモス戦まで書き上がってるんですよね~。
ホントもう、俺って色々書き過ぎちゃってま~(遠目)。
投稿スピードはマジで遅いんで、あんまり期待は
しないでください!でも感想とか評価貰えると
嬉しいです!待ってます!
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