窓から入る日光が、心地よく感じる冬の昼下がり。
可奈が歌い、杏奈がゲームをし、星梨花が宿題をし、亜美と真美がいたずらをする。
いつも通りの日常の姿だった。
「皆、おはよう!」
「「「おはようございます!」」」
扉を開け放って大声で挨拶をするプロデューサーに対して、たくさんのアイドル達がそれに返す。
そう、ここは765プロダクションライブシアター。
765プロダクションのアイドル達が公演をするべく作られた
「あの…後ろの方々は…?」
琴葉さんがプロデューサーさんに、皆が疑問に感じているであろうことを尋ねる。
その言葉通り、プロデューサーさんの後ろには多くの人影が見え、目を輝かせている者、鼻歌を歌っている者、分かり易すぎるくらいに緊張している者など、多種多様だ。
「ああ、この子達は新しく765プロに所属するアイドル達だ。負けないように、でも仲良く、そして楽しくやってくれ。未来、お前から自己紹介、頼むぞ。」
「はい!春日未来!アイドルになるために部活を辞めてきました!私、アイドルになる気持ちだけは絶対ぜーったい、誰にも負けないつもりです!よろしくお願いします!」
「私、伊吹翼でーす!辛い練習とかはあんまり好きじゃないけど、楽しくってモテモテで幸せなハッピーライフのために頑張りたいと思いまーす!」
「し、白石紬と申します。アイドルを目指すために金沢から参りました。どうぞよろしくお願いします。」
「……よし、がんばるぞ。…真壁瑞樹と言います。トップアイドルを目指しています。よろしくお願いします。」
「最上静香といいます。私自身、何か特別な存在になりたくてここに来ました。才能は無いかもしれません。でも、努力はできます!努力して、トップアイドルになろうと思います。これから、宜しくお願いします!」
それぞれが次々に自己紹介をし、個性のある美少女達がズラリと並ぶ。
その中には静香の姿。ジュリアから聞いていた話ではあるが、やはりこうした場で実際に対面すると少し不思議な気持ちにとらわれる。
まあ、そんなことより。
「あの、プロデューサーさん。一ついいですか?」
「ん?どうした志保。」
「新しいアイドルの仲間達が増えるのは喜ばしいことですけど。…その横に居る卑しい顔をした男は誰ですか。」
「おいおい、卑しいとは何だよ卑しいとは。もう数年来の友人じゃないか志保くふぅん。」
「その名前の呼び方止めて。数年来ってまだ3年だし、あんまり馴れ馴れしくしないで。」
「お?志保と知り合いか?まあでも、君のことを知らないだらけな人なわけだし、一回自己紹介してもらえるかな?」
「…半分くらい顔見知りなんだけどな。ま、いいや。俺の立場ってモンも示しておかねえといけねえし。俺は、これから765プロダクションの二人目の
少年は、ニヤリと笑った。
「―――北条大河だ。よろしくな、クソアイドル共。」
本当に、半数くらいが、息を飲んだ。
To the next stage_.
短っ!マジで短っ!いるこの話?
というわけで一章終了です。
第二章はチュパカブラとぴにゃこら太とデビ太郎での全面戦争編です。
嘘です。今の時期だとチュパカブラ一強になりそう。
できれば早めに上げたいけど、無理な気がするので待ってて♡
ミリオンのライブ生放送連打ってマ?