ガンゲイル・オンライン route H∧L   作:ハープatハイスペック雑魚

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1章・first contact√B

 ハチがレンという少女に出会ったのは、「天城」というガンショップでした。

 ハチは店の奥のスペースで休憩をしていました。ハチはここでバイトしているのです。リアルでは何度もバイトを辞めて、あるいはクビになっていますが、不思議とここはハチにとって居心地が良いのです。

「やぁ、ハチくんおつかれ」

 店主のカイルです。ほっそりとした身体(身長が高いのでそう見えるだけで意外にガタイはいい)にメガネの優しい雰囲気をまとった青年です。しかし、リアルは40を過ぎた、趣味筋トレのダンディーなオジ様です。ちなみに既婚者。「天城」は彼の本名から来ています。

「美味しい柏餅が手に入ったんだ。どうだい?食べていくかい?」

 カイルは丁寧な口調で言いました。

「ありがとうございます。あとでいただきます」

 ハチも丁寧に頭を下げました。

「分かった。じゃあ...ここに置いておくよ。・・・それは、SJの映像かい?」

 ハチが見ていたもの指差して聞いてきました。

「えぇ、少し気になることがあって...」

 そのとき、店の入り口から鈴の音が聞こえました。つまり誰か客が来たということです。

「いらっしゃ~せ~」

 ハチは立ち上がりレジに向かいます。

 客は身長が150cmにも満たないチビでした。モスグリーンのポンチョを頭から被っています。命名、ポンチョさん。

 ポンチョさんは銃が飾ってあるショーケースの前に立ち、一心不乱に何かを探し始めます。そして、お目当てのモノが見つかったのか目を輝かせて、「おじさん!」とハチを呼びました。ソプラノ調の女の声です。

(いや、おじさんって―)

 ハチのアバターはカイルより幾分か若く、十代に見えるのですが...。カイルがククッ、と声を出さずに笑っています。

「何か気に入るものでもあったか?」

 イラついたのでハチはタメ口で言いました。しかし、ポンチョさんは気にした様子もなく、

「おじさん!そこのP90チョーダイ!」

と言いました。

(だから、おじさんじゃねぇ)

 もちろん口にはしません。その代わり少しやり返しておくことにしました。

「りょーかい。・・・ピンクに塗るか?」

 そう言うと、ポンチョさんがピタッと動きを止めました。

「・・・い、いえ大丈夫です。ピンクの悪魔とか全然分かりませんから、わたし」

 誤魔化すの下手すぎませんかね?

「・・・お前みたいなチビはここじゃそうそういないぞ?」

 すると、ポンチョさんはうつむいて黙ってしまいました。正体がバレて焦ってるのでしょうか?それとも、チビと言われて傷ついているのでしょうか?

「・・・もう一回」

「は?」

「・・・もう一回言って...!」

 否、チビと言われて喜んでいました。

「・・・」

 ハチはポンチョさん改めピンクの悪魔から少し距離を置きました。それに敏感に反応したピンクの悪魔は正気に戻り、誰にも言わないでね?っと言ってモスグリーンのポンチョを脱ぎました。ピンクの悪魔をピンクの悪魔たらしめる淡いピンクの服装です。

「安心しろ。誰にも言うつもりはない」

 そもそも相手が居ません。

 

「・・・比企谷君。貴方はどうしてそういうやり方しか出来ないの?」

 

 ハチは何かを振り落とすように首を横に降ります。ピンクの悪魔がキョトンとして首をかしげます。

 何でもない。っと言ってP90を手に取り、レジまで持っていきます。そしてP90の前で左手の親指、人差し指、中指をスライドさせて広げます。すると、名前、装填弾数、使用弾丸など様々なステータスが書かれた半透明の板が出現します。公式の名前はありません。もっぱら、ステータスやメニュー画面と呼ばれています。

 その中から「COLOR」の項目を選び、その中から「PINK」を選びます。すると、P90がポリゴンへと変わり再構築されていきます。そして、淡いピンク色になって返ってきました。

「ほら」

 ハチがP90を手渡すと、元ポンチョさんはそれを受け取り飛びっきりの笑顔を浮かべました。その間にカイルの口座に決して安くないクレジットが振り込まれました。

「ありがとう!オジサン!」

 ハチはピンクの悪魔を軽く叩きました。

「オジサン言うな。俺はハチだ」

 たいして痛くないだろうに、ピンクの悪魔は頭をさすりながら、「ゴメン、ゴメン」と言いました。

「よろしく、ハチ...さん?」

「さんはいらん」

「わかった、ハチ。わたしはレン。よろしく」

 そう言って差し出された手を少し悩んでから握り返しました。

「それじゃ、もう行くね!またどこかで会えたらそのときは...そのとき!」

 レンは店のドアを開けながら言いました。カイルが「ご贔屓に~」なんて言ってます。

「さて...ハチくん。柏餅食べる?」

 レンが出ていったあとカイル聞いてきます。

 いただきます。とハチは答えました。

 

 

"first contact" closed.

to be continued next chapter.




あとがき

 前回は唐突にあおたまを参加させました。結構前にも述べましたが、あおたまは美少女という設定です。たまに出てきます。(彼女の)気分で出てきます。
 なお、GGOは大好きなのですが、俺ガイルに関してはアニメ止まりです。なので八幡がよくわかりません。ほら、前回左利きになっちゃってましたし。なので、ただいま八幡勉強中でございます。日々成長していく(?)ハープさんを生温かく見守ってください。
 奉仕部に関しては全く決めておりません。本文のフリやっておいてノープラン!そのうち、、、考えます!
 次回か次々回くらいかな、空薬莢がいっぱい落ちます。多分。断定はしないけど予告はしとく。エヘヘ
 ではでは今日はこの辺で!シーユーステイチュン、バイバイ!

あとがきとは切っても切ってもまた繋がってしまうハープより
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