ガンゲイル・オンライン route H∧L   作:ハープatハイスペック雑魚

4 / 5
2章

(ブザーのなる音)

 大変長らくお待たせしました。これよりガンゲイル・オンラインを上映いたします。最後までごゆっくりと御鑑賞下さい。

 

 2010年、人類はラグランジュ・ポイント5に、オニール型スペースコロニー「BEYOND COAST」(ビヨンド・コースト)を完成させ...え?台本が違う?困るよ...本物は?え?今探してる?オイオイ...あっ、失礼したね。オレはジャナサン・イングラム。オールドL.A.でネゴシエーター紛いの探偵をやっている。今日はナレーションという形で皆と一緒にこの作品を見ていこうと思うんだが...お、来たね。では僭越ながら...「ハチとレンが再開したのは全くの偶然でした...」

 

 

2章

 

 ハチとレンが再開したのは全くの偶然でした。

 ハチはその日、PKに出ていました。地べたに這い、砂漠に身体と頭を埋め銃身の先が少し出ている状態でした。まるでヒラメです。

 一方のレンもその日一人でPKに出ていました。夕日のように赤い太陽に照らされて、ピンク色に反射する砂漠が彼女の待ち伏せを手助けしています。

 先に見つけたのはハチでした。スコープで探っていたところ、太陽に反射してレンの腕時計が一瞬光ってしまいました。

 ハチはすぐにそれがレンだと分かりました。あんなにピンクでミニマムなのはレンしか居ません。ハチは最初レンを撃とうとしましたが、すぐにやめました。向こう側から四人組が来たからです。全員男です。

 一番前に居るのはスキンヘッドの大男。頭にサソリの刺繍をしています。武器はM16A3です。

 二番目はハンサムな顔をした長身の優男です。ちなみに彼のリアルは富樫慎二という冴えない社会人です。M24スナイパーライフルを肩に掛けています。

 三番目は小柄な青年でした。特徴は・・・特にありません。特徴が無いのが特徴です。武器はMP5です。

 四番目はグラサンを掛けた髭面の男です。武器はスパス12。ショットガンです。

 距離はレンから見て約五㎞。ハチからは五㎞と少しです。ハチはすぐに標的を変えました。二㎞地点でようやくレンも気付きます。

残り一㎞。ハチのM82A1にとっては既に射程範囲内ですがまだ撃ちません。

 残り三〇〇、二五〇、二〇〇mになってようやくレンが飛び出しました。レンはまず、スキンヘッドを撃ちました。サソリを穴だらけにしました。

 しかし、彼等もGGOプレイヤー。レンが飛び出したのに即座に反応して、銃を構えます。

 最初に撃ったのは、小柄な青年でした。MP5は軽いですからね。しかし、八幡はそれを放置して一番後ろの髭面の男を狙いました。近距離ではスパス12の方が脅威だと判断したからです。銃の12.7mm弾は狙い違わず彼の持っていたスパス12を貫通して、お腹に当たり上半身と下半身で二つに分けました。スパス12は全壊判定を受けてポリゴンへと変わり散っていきました。

 一方、レンはMP5の9mm弾をいくつか受けましたが、それはレンのHPを削りきるには至りませんでした。青年の後ろに回りながらP90を連射。弾の切れたP90を後ろにやり、ナイフを取り出して、優男の首に突き立てました。彼は昨日失恋したばかりでした。

 全てが終わるのに一分とかかりませんでした。

 全員が死体になったのを確認してハチは銃をストレージに戻しました。そして、両手を挙げて立ち上がります。レンはこちらに気付きましたが攻撃はしません。

「・・・よぉ」

 ハチは声をかけました。

「ひさしぶりだね。ハチ」

「それの調子はどうだ?」

 「それ」とは無論P90のことです。

「すこぶる良いよ。良い仕事してるね」

 もちろん、GGOでは店によって銃の性能が変わるなんてことはありません。気持ちの問題です。

「そうか、そいつは良かった」

 ハチは髭面の男のそばに落ちていた麻袋を取りました。中には昆虫の複眼のようなものがいくつか入っていました。狩りの帰り道だったようです。ハチはそれをストレージに納めました。

「んじゃ、俺はこれで」

「は~い...あっ!ちょっと待って!」

 ん?とハチがキョトンとしていると、通知音が鳴りました。見るとレンからフレンド申請が届いていました。

「これでよし...あれ?どしたの?」

 フレンド申請を見て固まっているハチを見て首をかしげます。

「いや...なんでもない」

 ハチはそう言ってゆっくりとフレンド申請を許可しました。ハチのアカウントに二人目のフレンドが追加されました。ちなみに一人目はカイルです。

「んじゃ、俺行くな」

「は~い」

 今度は何も言われませんでした。




あとがき

 だから、ジェネレーションギャップがあるやつには通じないって!どうもハープです。冒頭のアレは「ポリスノーツ」です。わかる人には分かります。(自分、まだ十代なんですがねぇ...)
 そのうち呪怨とかも出してみたいっすね(←自分の年齢気にしないな。おい)。柑菜の帰宅とか衝撃的でした。良かったら一度見てみてくださいな。

>>俺ガイルメンバーを出さないですか?

 そうですねぇ。戸塚と小町は出したいです。小町のイメージは悠木碧さんの「どしたの?お兄ちゃん」って投げやりに聞いてくるイメージですね。だから出るとしたら「どしたの?お兄ちゃん」から始まると思います。

 次回は、大学に戻ります。多分。
 それでは、今日はこの辺で!シーユーステイチュンバイバイ!


ピーちゃんは美少女だと思ってるハープより
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。