【完結】Azur Lane for Answer   作:塊ロック

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来ました()

ベルファスト、良いですよね。
完璧にメイドしてくれてちゃんとデレてくれるとことか。
あとおっp(ブッパ・ズ・ガン!!

今のところSSR艦ばかりだな…。


押しかけメイド推参

 

 

何とかティルピッツを回収し、衰弱していた彼女の治療、ストレイドの修理、補給、アズールレーン設立のためのいざこざetc…。

 

 

「やる事が、やる事が多い…」

 

「口じゃなくて手を動かしなさい!」

 

 

ネルソンから小言が飛んでくる。

 

何だかんだ仕事に付き合ってくれているので本当に良く出来た娘だと思う。

 

その隣でネルソンを鋭く睨めつける赤城を見てため息を一つ吐いた。

 

 

「ネルソンさん?指揮官様を浅はかだと?」

 

「ええそうよ!大体自分から仕事増やしてくなんて信じられないわ!」

 

「あらあらそうですか、うふふ」

 

「馬鹿!やめろ赤城!艦載機を出すな!加賀ー!加賀ー!」

 

 

…と、まぁ俺が愚痴をこぼす→ネルソンが罵倒する→赤城が噛み付く→さぁ、戦いだ!と言う流れが一週間続いている。

 

 

何故、と聞かれても困る。

 

二人が好意で手伝ってくれているのに邪険にするのも悪い。

 

 

…の、だが。

 

 

「喧嘩するなら他所でやってくれ」

 

「ぐっ…悪かったわよ…」

 

「申し訳ありません指揮官様…」

 

「姉さま、真面目にやってください」

 

 

まぁ、皆まだ余裕があるって事で良しとしておく…か。

 

 

以前のセイレーン出現から特に目立った出来事は無い。

 

出撃に関しても相変わらず付近の哨戒、最寄り軍港の支援等々。

 

 

だからと言って遊んでいて良いわけではない。

 

 

「…一番近い問題とすれば、新しい艦船が必要ってことかな…」

 

 

現在、前衛艦隊が綾波、クリーブランド、シュロップシャー、プリンツ・オイゲンしかいない。

 

無論、彼女達に出てもらうのだが如何せん負担が大きい上にバランスの悪い編成だ。

 

 

「せめて、軽巡がひとり欲しい」

 

「指揮官様?また新しい女性を囲うおつもりですか?」

 

「赤城。言い方言い方」

 

 

艦船の話になると赤城は棘のある物言いをする。

 

とても怖い。

 

 

「まぁ、そんな都合良く行くわけには…?」

 

 

執務室のドアがノックされる。

 

綾波だろうか。

 

 

「どうぞ」

 

「失礼します」

 

「どうし…」

 

 

来訪者の姿を見て、絶句した。

 

 

「お初にお目にかかります。ロイヤル所属軽巡洋艦、ベルファストと申します。以後、お見知りおきを」

 

 

メイドさんである。

 

しかも、上半身は谷間の眩しい露出に対して下半身は奥ゆかしいロングスカートと言うバランス。

 

そして美人だった。

 

 

「ベルファスト…?貴女、どうして」

 

 

ネルソンが目を丸くしていた。

 

ロイヤル所属と言う事なら知り合いでもおかしくは…。

 

 

「ちょっと待った。赤城、今日の建造は」

 

「キューブの貯蔵はありませんが…」

 

「だよなぁ…」

 

 

通常、艦船は建造するか海域で保護するかしなければ預かることはできない。

 

 

「誰かの遣いか?…まさか、ネルソンを返せとか言わないだろうな」

 

「アンタが一人前になるまで離れるつもりはないわよ」

 

「…そりゃどうも」

 

 

唐突にデレられて気恥ずかしくなり言葉に詰まった。

 

…でなければ、ティルピッツの移送か、それとも。

 

 

「いえ、私はロイヤル本部からきました」

 

「来た?遣わされたんじゃないのか」

 

「…聞いたことがあるわ。陛下の下で配属命令を蹴り続けているベルファストが居るって」

 

「知ってるのかネルソン」

 

「ええ…私も噂程度だけど」

 

「はぁ…それで、そのロイヤルのベルファストさんが指揮官様にどのようなご要件で?」

 

 

気を利かせて赤城が話を続けてくれる。

 

本当に気が利く…これで周りに噛みつかなかったらなぁ。

 

 

「指揮官様ぁ〜?」

 

「な、何も言ってないぞ!?」

 

「私は、ずっと仕えるべき主を探しておりました」

 

「え、あ、はい」

 

「そして、ついに見つけたのです…あの、北の氷の中で」

 

 

…あ、まさかのこの前たまたま助けたメイドって。

 

嫌な予感が脳裏をかける。

 

 

「貴方様に仕えさせてください、ご主人様!」

 

「やっぱりかぁぁぁぁぁ!!」

 

 

片膝を着いて、ベルファストが頭を垂れる。

 

 

「まさか、私達が死にそうになってた時に女口説いてたわけ!?」

 

「指揮官様…説明してもらえますか」

 

 

片や明らかな怒りを浮かべて、片やにこやかな笑顔…目が笑っていない表情をしていた。

 

 

「待て、誤解だ…単艦で包囲されてたから助けた、それだけだ」

 

「それと、女王陛下とロイヤル本国から文書を預かっております」

 

 

二通の文書が差し出された。

 

上品な箔の押された封筒から開く。

 

 

「何何…」

 

 

内容は、北極でベルファストを救出したこと、ベルファスト自身が俺の下に来る事を熱望していた事。

 

 

『あの堅物を射止めた責任を取りなさい』

 

「ロイヤルの女王とやらも随分…」

 

 

部下に甘いというか。

 

もう一通、ロイヤル本国からの文書を開封し目を通す。

 

 

「えー、『この度セイレーンを退けた功績を評し貴殿を正式に戦力として迎え入れたい』…ロイヤルが先んじてネクストを欲しがったか」

 

 

大方、レッドアクシズ牽制のために手元に置いておきたいのだろう。

 

ネクストは対セイレーン専用の傭兵だと表明は出してある。

国や艦船に向けるつもりは一切無い。

 

 

「『並びに本人の強い希望からベルファストを配属させる。前回の戦闘の報酬として受理せよ』…ほー…あ?」

 

 

あれ、アズールレーンに請求した弾薬費と修理代は…。

 

 

「ご主人様」

 

「え、何だベルファスト」

 

 

机の上で頭を抱えそうな俺を他所にベルファストは続けた。

 

 

「これから、末永くよろしくお願いいたします」

 

「…ああ。よろしく」

 

 

まぁ、今回は新しい仲間が増えたという事で良しとするか…。

 

 

「よくねぇよ!!せめて弾薬費払えクソジジイどもめ!!」

 

 

 




メイドさん加入。
あとロイヤルにはなんか老人達が仕切ってるような良くわからない先入観がある。

王小龍とか絶対居そうだよね…名前的に東煌だろうけど。
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