ミラーサリティードシンフォギア(鏡の孤独者)   作:龍狐

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戦姫絶唱シンフォギアG
鏡とフィーネともう一人


~龍牙side~

 

 

よう、龍牙だ。

あの事件から約二か月経ったときに三人が行動制限が解除されてからある日のこと。

俺は今風鳴翼の控室に居る。

 

何故かって?なんか世界に生中継される大イベントがあるらしいからだよ。

ちなみに今この部屋には翼と慎次と俺がいる。後、警備としてドラグブラッカーたちを置いている。

あ、あともちろんミラーワールドに居るけど…。

 

え、どうして響とクリスと奏がいないのかって?

あの三人は任務だ。俺の行きたかったのだが弦十朗が『三人いれば大丈夫だろう。龍牙君にはもしもの時のために翼の護衛をやってほしい』と言われたからねぇ~……。あのおっさんのもしもって、なんか聞き逃せないんだよな…

 

今回なんか海外で人気のアイドル、マリアなんとかと言うやつとコラボライブするらしい。一度あったが偉そうな女だった…

 

 

―コンコン―

 

 

すると、扉がノックされる音が聞こえ、そこから入ってきたのは【マリア】なんとかさんだった。

 

 

「今日はよろしく。せいぜい私の足を引っ張らないように頑張ってちょうだい」

 

「一度幕が上がれば、そこは戦場。未熟な私を助けてくれるとありがたい」

 

 

あれ、なんだろうこの会話にすごく違和感があってしょうがない……

あ、これ煽られてるのに気づいていない感じだ!!

 

 

「せいぜい、私の足を引っ張らないように頑張って頂だ「マリアさーん、最終チェックしますので来てください!!」あ、総悟(そうご)さんちょっと待って!!」

 

 

そしてこの人は慌てながら控室から出て行った。

ていうか総悟って……久しぶりに聞いた名前だな。今頃どうしているか…ソウゴ…。

そしてしばらくしたら、本番がはじまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして翼とマリアのコラボライブが始まった。

俺は現在ステージの裏側にいる。すごかったな…

 

 

『ありがとう、皆!』

 

 

マリアなんとかさんがそう言う。

それと同時に観客席から大歓声が起こる。

 

 

『私はいつも皆からたくさんの勇気を分けてもらっている。だから今日は私の歌を聞いてくれる人たちに少しでも勇気を分けてあげられたらと思っている』

 

『私の歌を全部世界中にくれてあげる!振り返らない。全力疾走だ。ついてこれる奴だけついてこいッ!!』

 

『今日のライブに参加出来たことを感謝している。そしてこの大舞台に日本のトップアーティスト風鳴翼とユニットを組み、歌えたことを』

 

『私も素晴らしいアーティストと巡り会えたことを光栄に思う』

 

 

二人はがっちり握手する。なんか友情を感じるな…

 

 

『私たちは世界に伝えていかなきゃね。歌には力があるってことを』

 

『それは世界を変えていける力だ』

 

『そして…もう一つ』

 

 

それと同時にマリアなんとかの雰囲気が変わった。

あれは……戦いの中でも幾度となく感じたことのある…”覚悟”!?

 

すると、それと同時に観客席の周りからノイズが現れた。

 

 

『狼狽えるな!』

 

 

マリアなんとかがそう言う。

まずいな…シンフォギアは機密事項。だとしたら動けるのは俺のみ。

ていうかあのおっさんのもしもの時当たったよ本当に!!

俺はリュウガのデッキを持って飛び出ようとするが…

 

 

「Granzizel bilfen gungnir zizzl」

 

 

俺は、聞き慣れた聖詠を聞いて、足を止めてしまった。

そしてそこには、【黒いガングニール】を装着したマリアがいた。

 

 

「黒い…ガングニール…!?」

 

「私は私達はフィーネ。そう…終わりの名を持つ者だッ!!」

 

 

フィーネだと!?

もう復活したのか!?

 

 

「我ら武装組織フィーネは各国政府に対して要求する。そうだな…。差し当たっては国土の割譲を求めようか」

 

「バカな!?」

 

「もしも24時間以内にこちらの要求が果たされない場合は…。各国の首都機能がノイズによって風前となるだろう」

 

「どこまでが本気なのか…?」

 

「私が王道を敷き、私たちが住まう為の楽土。素晴らしいと思わないか?」

 

 

……もう見過ごせないな…

これを使うか…。久しぶりだから、なかかな使いづらいが、この状況じゃ仕方ない。変身……!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~三人称side~

 

 

現在、ライブ会場はパニックに陥っていた。

急な世界へ宣戦布告した【マリア・カデンツァヴナ・イヴ】。

それは世界にまで波乱を起こしていた。

 

 

「(クッ……カメラの目さえなければ、シンフォギアを纏えるのに…!!)」

 

 

翼は今現在シンフォギアを纏えなかった。

理由は簡単シンフォギアは機密事項。絶対に他人には見せてはいけないのだ。

 

だが、ここに、一人の戦士が介入した。

 

 

 

ドガァアアアアアアァァァァアアアアアン!!!!

 

 

「なに!?」

 

「っ!?」

 

 

突如、ライブ会場の屋上が破壊されたのだ。

瓦礫は落ちることなく、落ちる前に砂ほどの小ささに破壊された。

 

そしてそこから出て来たのは、【黄金の鳥】だった。

黄金の鳥は浮きながらマリアへと近づく。

そしてこれは現在生中継されているためこれを見ている者たちも驚きを隠せなかった。

 

 

『………』

 

「貴様は……!!(あのときの!!一体どうしてここに!?)あなたは何者!?」

 

『……我が名は【オーディン】……』

 

「っ!?北欧神話の主神!?」

 

 

マリアがそう言う。

実際、それにはマリアだけではなく翼や観客たちも驚きを隠せなかった。

オーディンとは北欧神話の主神。それを名乗る者が現れたからだ。だが実際、その名を名乗るには相応しい風格だった。

 

 

『お前達は戦いの邪魔だ。早急にこの場から去れ』

 

 

するとオーディンから金色の羽がばらまかれ、そにノイズが触れるとノイズは爆発して一匹残らず塵と消えた。

それを見た後観客たちは逃げ出す。

中には『神が、本物の神が降臨なされた!!』など聞こえていたがどうでも良かった。

 

 

『さて…これで心置くなく戦えるな…』

 

『まぁ別にいいわ。人質は元から逃がすつもりだったし』

 

『そうか…では、行くぞ!!』

 

 

そうしてオーディンとマリアは素手、つまり拳で戦いを始めた。

 

 

「なかなかに強いわね!!」

 

『おしゃべりしている暇があるか!!』

 

 

オーディンはマリアに近づき攻撃するが、マリアはマントを使ってその攻撃を防ごうとする―――

 

 

『フン!!』

 

「グゥッ!?」

 

 

だが、オーディンはその場にすでにいなく、マリアの後ろにいた。

マリアの後ろに移動したオーディンは拳でマリアの背中を攻撃したのだ。

 

 

「一体…なにが…!?」

 

『それくらい自分で考えるがいい……では、今度はこれだ』

 

 

するとオーディンの手に【鳳凰召錫ゴルトバイザー】が転送された。

そしてオーディンはデッキから一枚カードを抜いて、ゴルトバイザーにセットした。

 

 

《SWORD VENT!!》

 

 

オーディンは【ゴルトセイバー】を召喚して両手に持つ。

そして左手のゴルトセイバーでマリアを攻撃するがマリアはそれをマントで防ぐが…

 

 

『ハァ!!』

 

「ガァア!!」

 

 

再びオーディンはマリアの後ろに移動して右手のゴルトセイバーで攻撃する。

 

 

「グゥ……!!なるほど……瞬間移動ね…!!」

 

『ほぉ?よくわかったな。後……そろそろ交代だ』

 

「?っ!!」

 

 

マリアは横に気配を感じてその方向をマントを移動させると攻撃を防ぐ音が聞こえた。

そしてそこには、天ノ羽斬を纏った翼がいた。

 

 

『あの者…ちゃんとやってくれたか』

 

「ああ、緒川さんのおかげだ。さて……これで数の方は貴様が不利になったぞ」

 

「フフ、そうでもないわよ?」

 

 

すると、マリアの上からオーディンに向かってカッターのようなものが降ってきた。

オーディンは瞬間移動でそれを避ける。

 

 

『……仲間がいたのか』

 

「これでも喰らえデス!!」

 

 

するとオーディンの後ろから声が聞こえ、オーディンは再び瞬間移動で再び後ろに移動した。

それでオーディンが目にしたのは緑色のシンフォギアを纏った鎌を持った少女の姿だった。

オーディンはその少女を蹴り、地面に転ばせる。

 

 

「デェェェェスゥゥ!?」

 

「切ちゃん!!」

 

「切歌、大丈夫!?」

 

 

そしてオーディンの目に映ったのはピンク色のシンフォギアと銀色のシンフォギアを纏った少女だった。

 

 

「奏者が4人!?」

 

「調と切歌、セレナに救われなくても、あなた達程度に遅れを取る私ではないんだけどね」 

 

「貴様みたいなのはそうやって………見下ろしてばかりだから勝機を見逃す」

 

「?」

 

 

オーディンが上を見るとそこには…

 

 

「土砂降りの十億連発!!」

 

 

ギアを纏ったクリスと響、奏がいた。

そうして三人は翼とオーディンの横に立つ。

 

 

「これで四対五。こちらのほうが有利になったな」

 

「フフ、確かに、今の状態ではね」

 

「どういうことだ!?」

 

「確かに、今は数は同格だけど……私の戦える仲間がいつ4人(・・)だと言ったかしら?」

 

『…っ!!お前等、俺の影に隠れろ!!』

 

「っ!?どうしたんだよ急に!?」

 

『いいから早くしろ!!チィ!!』

 

 

《GUARD VENT!!》

 

 

オーディンはゴルトシールドを召喚して、四人の前に立つ。

その瞬間―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《龍騎 スレスレシューティング!!》

 

 

赤い龍の形をした炎のエネルギー弾がオーディンたちを襲った。

そしてそこにいたのは…

 

 

「あれって…!!」

 

 

響が絶句した。

そこにいたのは…

 

 

 

《ライダータイム!! 仮面ライダー ジオウ!!》

 

 

 

 

 

『仮面ライダージオウ…参上だ!!』

 

 

 

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