少年には、「色」が見えた。
人が話してる時の感情、その人の想いを読む力。この力の所為で、人間関係はあまりよくない。
これは、少年が青薔薇の隣…“今井リサ“と出逢うお話。
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少年の名前は、“白原 綺崎“
灰原 若菜と同じ羽丘高校に通う1年生。
ある日、コンビニバイト募集の紙を見つけ、今はコンビニでバイトをしている。
とある日。
「おっはようございまーす!」綺崎
「おはよー☆今日も元気いいね☆」リサ
「き〜君おはよ〜」モカ
「アタシ先仕事始めてるから☆2人共なるべく早く来てね?」
「了解でーすって、モカちー?なんでいんの?」綺崎
「今日は店長から「すまん、風邪ひいた。シフト代わって」って連絡が舞い降りてきたから参上した限りでありま〜す」モカ
「その言い方はよくわからんけどわかった。…けど、それ嘘でしょ?」綺崎
「嘘なんかついてませ〜ん」モカ
「まぁ、正確に言えばそれ以外にもなんか理由あるっしょ?」綺崎
「黙秘権を行使しま〜す」モカ
「え〜?じゃ、僕が言っちゃお〜っと」綺崎
「なにが〜?」モカ
「モカちーは誰かに恋してるって事、灰色が見えてる☆」綺崎
「灰色〜?」モカ
「真っ赤な赤は嘘の色。灰色は、恋の色。これが今僕が見えるモカちーの色なんやで☆」綺崎
「…当たってますな〜…」モカ
「ドヤァ…」綺崎
「そんな事より、早く行かないとリサさん怒っちゃうよ〜?」モカ
「ヴェ!?ナンデュコンナジカンナンディス!?」綺崎
「日本語になってないよ〜?」モカ
「行ってくる!」綺崎
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「こーら…遅いぞ☆女の子を待たす男子は嫌われちゃうからね?」リサ
「さー⤴︎せん⤵︎したー!⤴︎」綺崎
その後、少年より遅く来たモカが、リサに怒られていたりと色々あったが、特に支障なくバイトは終わった。
バイト後…
「綺崎〜☆」リサ
「なんです?」綺崎
「今週末、アタシが所属しているバンドのライブのチケットがあるんだけどさ、こない?」リサ
「今週末?…空いてますけど…リサさんバンドに入ってたんですか、以外?ですね」綺崎
「なんで疑問形になるのかはさておき、Roseliaってバンドなんだけど…」リサ
「あ〜…五大ガールズバンドの1つ…え?そんなバンドにリサさんが?え?」綺崎
「なんか失礼だな〜…アタシはボーカル☆」リサ
「いやそこで嘘つくのはよくないかと…」綺崎
「冗談冗談☆ベースだよ☆」リサ
「おお、奇遇ですね。僕も家でベースは弾いています。」綺崎
「本当?なら、今週の土曜日にちょっと練習付き合ってよ?場所はcircleで☆」リサ
「いいですね、Roseliaのベース様の実力、見せてくださいよ」綺崎
「お、言ったな〜?」リサ
「では、僕はそろそろ上がりますね」綺崎
「お疲れ様〜☆」リサ
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金曜日。リサにcircleに呼び出された綺崎を待っていたのは…
「あ、あの〜…」綺崎
「ウッ…ヒッグ、きさきぃ…」リサ
「ナズェ泣いてるんです!?」綺崎
「実はね…」リサ
リサの話は、極めて単純。Roseliaのボーカル“湊 友希那“は、あくまでステージに上がるためだけにRoseliaを作り、自分だけがフェスのステージに上がる手筈になっている…と、バンドメンバーから言われ、Roseliaが解散寸前になっていた。
「…それは、本当の話なんですか?」綺崎
「わからない…アタシは、友希那がわからないよ…」リサ
少年は、考えた。しかし、結論は出てこなかった。
「…明日またもう一度話を聞かせてください…今の混乱してる頭じゃ、ロクなアイデアも出てこないので…」綺崎
「わかった…明日、またここで話させて?」リサ
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帰り道。少年は、出逢う筈のない存在に出会う。
「リサさんの件…どうしようかな…」綺崎
「ハァ…あの神の件、どうするかな…」??
“ドンッ“『痛っ!』2人
「あ…すみません」綺崎
「こちらこそ…あ、ちょっといいですか?」??
「…なんですか?」綺崎
「あの、circleってライブハウスを探してるんですけど…」??
「circleですか?circleは…(以下略)」綺崎
「ありがとうございます!…貴方、名前を教えてもらってもいいですか?」??
「…まあいいけど…“白原 綺崎“。高校1年生。貴方は?」綺崎
「私ですか?私は…“響 明日音“。因みに一応高校1年生。」明日音
少年は、あったばかりの筈の少年に、少し興味を惹かれていた。
他の人が発してる色と、明らかに違う色が出てるからだ。
「へぇ…明日音。君、面白い色してるね?」綺崎
「色…?」明日音
「あ、僕はね?人の「色」が見えるんだよ。」綺崎
「それって、共感覚って奴?」明日音
「多分…」綺崎
「それより、私の色はどんな色してるん?」明日音
明日音と名乗る少年は、少年の話を信じているようだった。
「え?出会ったばかりの僕の話を信じてくれるの?」綺崎
「人が嘘ついてるかなんて…目を見ればわかるよ☆」明日音
「…君の色は、深い緑。悲しい色と、それに比例して喜びの色が混ざった感じ…」綺崎
「おお〜!多分それ当たってるよ☆」明日音
「んで?circleに何の用だったん?」綺崎
「あ、忘れてた…多分信じてくんないと思うけど、私、実は1回死んでて、転生…ではないけど、生き返らせてくれた神が、「なんか〜?Roseliaってバンドが解散寸前だから、どうにかしてきて〜♪」とか言う、無茶振り発言されて、強制的にここに放り出されたって訳なんだよ…」明日音
「Roseliaを解散させない様にすればいいの?」綺崎
「らしいね。…もしかして、どうにかできる?」明日音
「まぁその手伝いなら出来る…かな」綺崎
「ありがと〜!それなr」“シュン“!
「消えた…ま、その神とやらに強制期間させられた…のかな?」綺崎
「ま、Roseliaの件は…やるだけやってみますかね…」綺崎
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次の日。
「さて…Roselia解散騒動、解決しますか☆」綺崎
「出来るの!?」リサ
「話を聞いた限りだと、友希那って人は、そのフェスに出るためにRoseliaが結成されたって事でいいんですよね?」綺崎
「そうだね…」リサ
「…最後に、友希那って人は、どう言ったんです?」綺崎
「えっと…わからないって言って、外に走って行って…」リサ
「ギターの人が、友希那さんに言った言葉は?」綺崎
「私達は使い捨てなのか…って言ってた…はず」リサ
「その後、リサさんは友希那さんに?」綺崎
「本当なの?って…あ!」リサ
「多分、友希那さん自体、まだ迷ってるんだと思います。後は…リサさんの腕の魅せ所ですよ?」綺崎
「うん…やってみる!ありがと!」リサ
「どういたしまして☆」綺崎
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その後、Roseliaは無事元に戻り、絆も更に深まった。
因みにフェスには綺崎も行った。
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月曜日。バイトの日。
“ガチャ“「こんにちわ〜☆」綺崎
「今日も早いね〜☆」リサ
「リサさんそれ毎回言ってませんか〜?」モカ
「気のせいでしょ。多分。それより…」綺崎
『?』モカ・リサ
「モカちーの恋愛関係に、少し進展あった?」綺崎
「バレてるか〜…うん、少しだけね?」モカ
「なにそれなにそれ?凄く気になるんだけど☆誰に恋したの?」リサ
「…灰葉 若菜って人…」モカ
「へぇ〜…WA☆KA☆RA☆N☆」綺崎
「…先行ってますね〜…」モカ
「あ、逃げたな☆」リサ
「それより…少し、お話がありまして…」綺崎
「おねーさんに恋の相談かな?」リサ
「違いますよ!…僕、旅に出ようと思うんです」綺崎
「…旅?」リサ
「ある人と出会って、少し自分が生きてる世界を見てみたくなった…ってのが理由ですね。」綺崎
「…うんうん☆青春だね〜☆」リサ
「リサさん…もしかして、僕の事好きだったりします?」綺崎
この時の、リサの色は…灰色。
「ふぇっ!?」リサ
「灰色がエグい勢いで増えてますよ…」綺崎
「いや…その…綺崎の事は…」リサ
「本当に?」綺崎
「…好き…です…」リサ
リサ の 照れ告白! 綺崎は 99999のダメージを受けた!
「…完敗です…」綺崎
「…女の子にここまでさせといて、綺崎はどうなの?」リサ
「僕は…」綺崎
少年は、考えてみたが、答えは出てこなかった…それでも、
「僕が、この世界を見て来て、そうですね…2年後ぐらいに、答えを出させてください。お願いします」綺崎
「ダーメ☆女の子を待たす男子は嫌われちゃうって言ったでしょ☆」リサ
「…僕もリサさんの事は、好きですよ…」綺崎
綺崎 の カウンター! リサ は999999999のダメージを受けた!
「…負けた…」リサ
「…ふふっ」綺崎
「あははは!いや〜…本当面白いね☆」リサ
「ですね…」綺崎
「決めた!綺崎の旅に、アタシもついてく☆」リサ
「え!?」綺崎
「せっかく通じ合えたしね☆」リサ
「…これからも、よろしくお願いします」綺崎
「勿論☆」リサ
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2人は、これからも同じ物をみていくだろう。
そして、旅を続けたその先は…
きっと、新たな出逢いが、ある事だろう。
色が見えるの設定は、もう一個短編を投稿して、あれやこれやしたら活かされる…筈なので、どうか見届けてくださいお願いしますなんでもするとは言えませんけど()