ロボ尊ミーコーポレーション   作:輝く羊モドキ

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アンジェラってちゃんと会話し続けていたら好感度爆上がりしそう。
性癖盛り盛りの身体に興味を示すとなんだかんだで好感度上がりそう。



 □日

 アンジェラを見てるとめっちゃムラムラする。だが下手にこのリビドーを解放するとバイタルチェックという名の監禁生活が始まる。つらたん。
 と言う訳でロボトミー社の管理日報を作成する傍ら、パソコンのメモ機能にアンジェラ観察日記を書くことにする。
 アンジェラを造った奴が何者かはよく分からないが、きっと俺と仲良くなれるだろう。
 
 何故なら乳尻太腿全部俺の好みだからです。


ア「管理人、何を書いているのですか」
X「あっやべ」


 アンジェラにパソコンごと観察日記を破壊された。アンジェラこぇーい。
 よく考えたらパソコンとかアンジェラの管理下にあるじゃねえか、俺ってバカ。



管理人X(むっつりすけべ)とアンジェラ

 パソコンに書いていたアンジェラ観察日記は速攻でアンジェラにばれたので手帳に書くことにする。これなら早々ばれることはあるまい。

 表紙は黒革。監視カメラに中身を覗かれない位置で書いているからアンジェラにばれようがない。完璧だ。

 

 

 □日

 

 業務終了後、アンジェラを語彙力の限り褒め称えてみる。

 時々閉じた目をうっすらと開ける程度に睨み付けてくるくらいしか反応しない。

 自分で言ってて少し恥ずかしくなるような言葉も、アンジェラを動かすには至らないようだ。悲しい。

 

 □日

 

 アンジェラは目を閉じた無表情のまま社内を移動しているようだ。それで前見えるのか?

 アンジェラを観察しているとマルクトに見つかった。滅茶苦茶怪しまれたので誤魔化すためにマルクトの良い所を挙げ、褒めちぎった。

 泣かれた。その上アンジェラにバレて怒られた。解せぬ。

 

追記 アンジェラは完璧なAIだから目を閉じてても前が見える、とティファレトが言っていた。AIすげえ。

 

 □日

 

 今日はとんでもない発見をしてしまった……気がする。まだ確証は得てないが、もしこれが事実なら俺はこの会社の技術者を尊敬する。

 ティファレトに用事があって中央本部チームに向かっている時に、たまたま別のルートから階段を下りてくるアンジェラを見た。その時に衝撃的な事が起きた……気がする。アンジェラと俺との間にそこそこの距離があったから断言は出来ない……出来ないが……。

 

 □日

 

 俺は如何にアンジェラに昨日の再現をしてもらうか考えた。業務そっちのけで考えたせいで列車が暴走しかけたが問題ないな。

 直球でアンジェラに頼むと下手をせずともアンジェラに勘づかれるだろう。だから如何にアンジェラにさとられずに本題を達成するか。

 そして俺は遂に答えにたどり着いた。早速試してみよう。

 

X「アンジェラ、完璧な秘書であるお前にお願いがあるんだが」

ア「なんでしょうか管理人」

X「俺にスキップを教えてくれ」

ア「……はい?」

 

 自慢じゃないが俺は運動音痴だ。色々なことが出来ないがスキップはマジでできる気がしない。あれ脚どうなってんだよ。

 まあ、俺がスキップ出来ない事自体に大きな意味はない。重要なのはアンジェラが跳んだり跳ねたりする事だ。

 ここでアンジェラが教えることを拒否したり、他の誰かを紹介したら俺の計画は潰える。

 

ア「管理人、貴方が何を考えているのか時々分からなくなります」

X「たとえアンジェラが俺を理解できなくても、アンジェラは俺の大事なパートナーだ。気に病むことはない」

 

 アンジェラは閉じた目を開いて俺を見る。気のせいじゃなければ剣呑な雰囲気は感じられない。

 

ア「貴方の目的は理解出来ません。ですが、その事が本当に必要だと言うのなら協力しましょう。私は貴方のパートナーですから」

X「助かる」

 

 勝ったっ!第三部完!

 

 □日

 

 冷静に考えれば昨日の俺はどうかしていた。普通にアンジェラに「ちょっとジャンプしてくれ」とでも言えば良かった。

 アンジェラもアンジェラで、「準備が必要ですので明後日の業務終了後、スキップのトレーニングをしましょう」とか言うし。スキップのトレーニングにどんな準備が必要か言ってみろ。

 

 □日

 

形から入るアンジェラエッッッッッ!

 

追記 今日の業務終了後、アンジェラはそそくさと管理室を離れていった。少し経ってアンジェラが戻ってくると、アンジェラはいつものスーツ姿では無くセパレートタイプのスポーツウェアをアンジェラ式ドヤ顔で披露した。

 

ア「身体の動きが分かる様に薄着にしてみました。如何ですか管理人」

X「……いつものスーツも良いが、印象がガラッと変わるな。似合っているよ」

ア「当然です。最も優れたAIである私は、自身に合う衣服を選ぶ事など造作もありません」

 

 アンジェラ式ドヤ顔を再度披露し、上機嫌になるアンジェラ。

 丸出しのヘソや強調された胸、尻、太腿がとても眩しい。失明しても見つめ続ける自信しかないが。ムスコがお世話になりました。

 

X「似合っている……とはいえ、何故態々着替えたんだ?出来ない俺が言うのも何だが、スキップくらいスーツのままでも出来るだろう?」

ア「こうして着替える事で管理人の意識も切り替わるでしょう?形から入るのも重要な事です」

 

 確かに意識変わったけどそれ業務中の真面目モードから下半身起立モードに変わっただけだから。というかそれ俺が着替えなきゃ意味ないんじゃねえか?

 その後、アンジェラからスキップのやり方を口頭で説明され、実際にやってもらった。

 

ア「足を出す順番は右→右→左→左→右→右と交互の足を連続して出します。その際片足で軽く跳ぶ様にして移動します。解かりましたか?」

X「……全く分からん」

ア「ではお手本を見せましょう。まず片足をあげ、もう片方の足で地面を蹴る様に跳びます。跳んだあとはそのまま両足で着地し、今度は逆の足をあげ、残りの足で地面を蹴る様に跳び、両足で着地。一連の動作を滑らかにかつ素早く行い、更に両腕をしっかり振るとよりスピードが出て跳びやすくなります。このように」

X「おぉ……」

ア「理解出来ましたか管理人?」

X「……すまない、もう一度頼む」

ア「はい、ではもう一度」

 

 確かにアンジェラの説明は分かり易い。もしこの説明をイェソドやホドがしたら、俺でもすぐにでもスキップをマスター出来ただろう。だがアンジェラではダメだ。いや、アンジェラが悪いという訳ではない。勿論説明を受ける俺が悪いということでもない。強いて言うなら……お手本を見せるたびに俺に物理演算を見せつけるアンジェラのワガママボディが悪い。やっぱアンジェラが悪いじゃねえか。

 いやもうマジでどうなってんの?さっきからアンジェラがスキップを披露する度に俺の視線と思考を全部奪ってくんだけど。何なの?アンジェラの胸と尻は地中の天国なの?アンジェラは天国だった?天使ではあるが。

 というか誰だよアンジェラの胸と尻に物理演算搭載した変態は。握手。先日の俺の発見は気の所為では無かった。

 

ア「理解出来ましたか管理人」

X「もう一度頼む」

ア「はい、もう一度ですね」

 

 俺の脳内HDDが焦げるまでアンジェラの姿を保存する。ムスコが大変お世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。

 

 結局何度もアンジェラにスキップをお願いしたが、アンジェラは何度も応えてくれた。やはり天使、いや女神か……。

 

 □日

 

 業務終了後、ふと思い立ってマルクトにちょっとジャンプしてもらった。

 

マ「管理人、本当に必要な事なんですか?」

X「ああ、今後の業務に支障が出るからな」

マ「はぁ」

 

 なんとかマルクトにジャンプしてもらった。まあ嘘は言ってない、何故ならアンジェラ以外のセフィラにも物理演算が搭載されているかどうか気になって業務どころじゃなくなるからだ。

 結果はともかく、俺はロボトミー社に入社できて心の底から良かったと思えた。

 

 □日

 

 少し前にシャンパンを買ったは良いもののそれっきりだったことを思い出した。(何故買ったのかは忘れた)

 折角思い出したしアンジェラと乾杯する事にしよう。

 

ア「管理人、今日は何か特別な日なのですか?」

X「いや、特には。理由なんて何でもいいさ、アンジェラと乾杯したいだけなんだから」

ア「そうですか。では死んでいった職員のために誇りと称賛を込めて乾杯しましょうか」

X「いやぁ流石にそれは」

ア「とはいえ業務開始前に飲むのはお勧めしませんが」

X「ネツァクと一緒にするな。業務が終わったらだ」

ア「それならご一緒しましょう」

 

 そんなこんなでもう少しで今日のノルマを達成する、となった時。

 

マ「罰鳥が脱走したみたいです! 確認おねがいします!」

 

 恒例行事のようにクソ鳥が脱走し、エージェントジョシュアをつつきに行った。まあそれ自体はいい。なんかエージェントジョシュアがお気に入りなのか、態々下層にまで向かってつつきに行くのはそれなりによくある事だ。

 だがエージェントジョシュア、今日は『失楽園』装備なんだよ……。ず~っとゴスゴスゴスゴスゴスゴスゴスゴスされるのは実にうっとおしい。

 ふと思いついて『魔弾の射手』に依頼して罰鳥を鎮圧することにした。

 『魔弾の射手』に依頼をする……直前、アンジェラに手を掴まれた。

 

X「……アンジェラ?」

ア「管理人、態々『魔弾の射手』に依頼する必要はありません」

X「だが罰鳥がうっとおしいだろう」

ア「放置しておいても大きな問題は発生しないと思われます。大きな問題は発生しません」

X「何故言い直した」

ア「それよりもエネルギーの生産を優先しましょう」

X「もうスグにでも今日のノルマは達成するだろう。だが罰鳥が脱走したままだと脱走ペナルティも」

ア「罰鳥はTETHランクです。ペナルティも極僅かですので気にする必要はありません」

X「……極僅かとはいえそれでも減るのが気になる。やはり鎮圧してから」

ア「ありません」

X「……ん?」

ア「罰鳥に限り脱走ペナルティはありませんよ管理人」

X「……んん?」

ア「何も問題はないですね。ノルマまで残りわずかのエネルギーをすぐに集めて業務を終了しましょう」

X「…………少し残業して職員の育成でも」

ア「必要ありません

X「はい」

 

 残り僅かのエネルギーを集めるために『白夜』に作業指示をだそうとしたらアンジェラに強制的に罪善さんに作業指示を出されていた。やだ、アンジェラ強引。

 結局そのまま業務終了。アンジェラの言う通り脱走ペナルティはなかった。まじか。

 管理室のモニターを社内から()を映すように切り替える。世界は腐っているが、夕焼け空は綺麗だった。

 今日も何事もなく生き残れたことに乾杯。

 

追記 アンジェラは今日も可愛いくてエロい。その事を語彙力の限りアンジェラに説明したが何もおかしくはないな。

 

 □日

 

 朝から少し頭がいたい。昨日は日記に書いたこと以外にも醜態を晒した気がする。シャンパン一つでここまで酔うとは。

 飲酒はしばらく控えよう……。

 

追記 アンジェラとマルクトがシャンパンを持って待機していた。なんで?アンジェラはともかくマルクトなんで?なんか怖かったから自室に逃げた。

 

 □日

 

 業務開始前にいつもアンジェラと軽く会話をしている。今日の話題は今日は何の日かという話題だった。

 

ア「管理人、今日は犬の日だそうです。管理人は猫派ですか?犬派ですか?」

X「どちらかと言えば犬派だな」

ア「そうですか。今日新たに配置されるアブノーマリティ、D-02-107は動物型のアブノーマリティです。たとえ特徴的な姿をしていたとしても、それは他のアブノーマリティを無視していい理由にはなりません」

X「列車もいるしな」

 

X「よく考えたら動物型アブノーマリティに可愛い奴いなくね?」

ア「アブノーマリティは愛でるモノではありません」

 

 そうして今日の業務も無事に終了した。凄いハゲのジョシュアに新たなアブノーマリティのギフトが着いたのは控えめに言って大笑いした。

 

X「なかなか面白いギフトだったな」

ア「……そうですね」

 

 アンジェラがなんとなくそわそわしてる気がする(と言っても傍から見ても微動だにしてないが)ので、管理室を出ていく。アンジェラがそわそわしてる(気がする)時は名残惜しくてもアンジェラを一人にさせた方が良いということを経験で知っているからだ。

 出来る管理人はクールに去るぜ!

 

追記 マルクトに捕まり、半ば無理やりシャンパンを飲まされた。だからなんでさ?

 これを書いている時でさえマルクトに何を言ったのかほとんど覚えていない。マルクトは頑張ってる、とかマルクトは努力家で偉い、とか言ったような……。流石にマルクトにまで胸がどうとか尻がどうとか言ってないだろう、言ってないはず、言ってない……よね?

 

 □日

 

 業務終了後、アンジェラは何処かに行った。こっそり追いかけてみたが撒かれてしまった。

 とぼとぼと歩いているとマルクトが大量の酒類を抱えて追いかけて来たので逃げた。

 

 □日

 

 

 

 □日

 

 昨日はマルクトに捕まりナニかされたようだ。一日の記憶がない。

 気がついたら俺は下着一枚でコントロールチームの前に居た。まだ誰も居なくて良かった。

 自室に一度戻り、なぜかべたべたする体をシャワーで流してから管理室に向かう。

 管理室の扉を開けると……

 

ア「おはようございます管理人。身の程を弁えない猫にはキチンと躾をしておきました」

マ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

 朝から白ダメージを受けそうな光景が広がっていた。昨日何があったのか聞ける雰囲気ではない上、何があったのか聞きたくもなくなった。

 なんやかんやあって業務終了後、アンジェラは何処かに行こうとした時にイェソドが入室してきた。

 

イ「管理人、最近どうも業務終了後にエンケファリンが生産されているようです」

X「業務終了後にか?何故だ?」

イ「それは分かりかねます。しかし業務終了後、一部のアブノーマリティが活性化しているのは確かです。アンジェラ、アナタは何か知っているのではないのですか?」

ア「……ええ、知っているわ。ただ管理人に報告するまでも無い些事と判断しただけよ」

イ「些事……!?TETHクラスでも脱走すれば死者が出る可能性は常に付き纏う!ALEPHクラスともなれば、対処を間違えなくても施設崩壊の危険性が非常に高い!そんなアブノーマリティを業務中気を張った職員によって管理しているというのに、業務終了後でもそれらが勝手に行動している事に職員たちは気が付いていない!これがどれだけ危険な状態であるか分からない訳がないでしょう!!」

X「落ち着けイェソド。アンジェラもそんな事分かっているだろう、その上で俺に報告するまでも無い些事であると判断したって事だ」

ア「そういう事よイェソド。それに業務終了後にアブノーマリティが活性化しているとはいえ、それは極一部。そのアブノーマリティ以外は平常時と同じく休止状態よ」

イ「問題は何故極一部のアブノーマリティが活性化しているかということだ!今現在休止状態のアブノーマリティがこれからも休止状態で居続ける保証なんて何処にある!」

ア「諄いわイェソド。その件は問題無いと判断したと言っているでしょう?」

 

 そう言ってアンジェラは管理室から出ていった。

 後に残るのは出ていくアンジェラを睨み付けるイェソドと管理室の椅子でアンジェラの尻ばっか見ていた俺だけだった。

 

イ「……管理人、貴方はこの件に関して何か行動するつもりですか?」

X「必要ならアンジェラが既に動いているだろう。俺はまだ動く気はない」

イ「っ……管理人、貴方は……貴方はアンジェラを妄信し過ぎています……!」

 

 イェソドは吐き捨てる様に言って、管理室から出ていった。

 イェソドは少し気持ちが昂っているようだ。冷静になって考えれば、アブノーマリティが制御下を離れ活性化している状態などアンジェラが黙って見過ごす筈がない。

 ならば答えは単純明快。アンジェラが意図的にアブノーマリティを活性化させているだけだ。何故そんな事をするか、なんて考える必要は無い。そもそもアンジェラが本気でロボトミー社に反旗を翻すつもりなら既にこの会社は壊滅してるだろう。アンジェラはアンジェラなりの理由があってアブノーマリティを活性化させている。その理由を知る必要があればアンジェラは初めから教えるだろう。故に俺が積極的に動く必要などない。

 それともう一つ、俺が動かない理由、俺が動けない理由がある。

 

 アンジェラの尻を見てたらこの前の物理演算を想起した所為で俺のアブノーマリティが収容違反を起こしているからだ。

 

 気持ちが昂ってるのはイェソドじゃなくて俺ですね分かります。しばらくこのままクールダウンしてよう……

 

追記 どのアブノーマリティが活性化していたのか聞くのを忘れた。アンジェラかイェソドに聞こうにも聞ける雰囲気じゃないなぁ。

 

 □日

 

 今日も今日とてアンジェラ観察。業務しろよと自分で思う。まあ仕方ないね、こんなえちちボディの秘書がそばに居るんだもん。

 そして今日も今日とて業務終了後アンジェラは何処かに行った。業務終了後のアンジェラ観察が生きがいだったがここ最近は潤いの無い性活を送っている。アンジェラ成分を求めて社内を彷徨ってるとビナーに出会った。だいぶ前の事だが間違えてビナーの事をビナー()()と呼んでしまって以来女性アピールが凄い。その時は半殺しにされたが。

 

ビ「管理人か」

 

 今日のビナーは魔法少女のE.G.Oを着こなして……着こなし……うん、まあ、うん。

 

ビ「数多の運命から掬い上げられた一つの選択。私に善し悪しは理解できないが、管理人なら正しい解答を導けるだろう」

 

 女の子っぽい服装を着てみたけど私自身は似合っているかわからないから管理人に感想を聞きに来た。

 と言っている……のか?すまねえビナー語はさっぱりなんだ。まあ強いて感想を言えばほぼ常に真顔のビナーにはその服装は絶望的に似合わない。といった事をオブラートに包んでプチプチでくるんで段ボールに詰めてラッピングして伝えた。

 

ビ「……そうか」

 

 するとほぼ常に真顔だったビナーの顔が

 

ゴッ

 

 と変形した。

 

ビ「どうだ?」

X「どうだも何もねえよ怖すぎるわ」

 

 まさか笑顔のつもりかそれ。

 あまりにも怖いので無理やりにでも手直しする事にした。ビナーの顔を両手を使ってこねくり回す。認知フィルターとは一体。

 しかしビナーの肌えっらいまたスベスベしよる。もにもにと頬をマッサージをするが、肌はスベスベだが表情筋が金属製か死後硬直でもしてるのかガッチガチである。不思議な触感。

 何とか目を細めようとしたり、口角を上げたりしようとするも、とてもじゃないが動きそうにない。このままではビナーの目尻や頬をフニフニして遊んだだけである。

 こうなれば意地だとビナーの口の中に指を突っ込む。

 

ビ「は、はんひひん?(管理人?)」

X「噛むなよ」

 

 頬の内側から無理やり顔を動かす。人とは違って機械だからかヌメヌメしてるわけではなく、機会だからといって冷たいのかと言われたらそうではなく人肌程度に暖かい。

 口の中に突っ込んで指をグリグリと動かすと今度は面白いように表情が動く。

 指を曲げて内側から頬肉を擦り上げると、釣られるようにビナーの目が細められ、白目を向きかける。舌を摘まむと「んぁ」と声を出し、目がチカチカと瞬く。歯茎を撫でるように爪でひっかくと、たらりとビナーの口腔から粘性を持った液体と舌がこぼれでる。

 ……我ながら危ない扉開けちゃったかな?(手遅れ)ヤバイと思ったが欲を押さえきれなかった。

 さっきまで岩のように固かった表情筋がフニャフニャのトロトロになり、ネットリとした視線を寄越すビナー。なるほどこれが『溶ける愛』ですね。ビナーはモノマネが上手だなぁ!

 

ビ「こんなにも辱められた経験は初めてだ」

X「正直スマンかった」

ビ「心の底から悪いと思うのなら誠意をもって続けろ」

X「ああ……うん?」

 

 疑問に思ったその瞬間俺の手はビナーに捕食された。

 正確に言えばビナーの口腔内に深く咥えられた、だ。

 

 なんで?

 

ビ「ぉ”っ、ぅ”……」

 

 俺の指がビナーの喉奥に触れる。ビナーは苦しそうに悶えるが、目はどろりとした感情を見せる。

 ディープ指フェラ、これは実質セック

 

ア「何をしているの」

X「ゲッ、アンジェラ!?」

ビ「ぉ”ぇ”っ」

 

 この一番見られたくない状況を一番見られたくない人物に見つかってしまった悲劇。いや、回避出来ただろって思うがさぁ!

 俺が焦った所為でただでさえ深く突っ込まれていた手に力を入れてしまった。その結果ビナーの喉奥をグリッとイってしまった。やっべやっべ。

 慌てて手をヌくとビナーは膝から崩れ落ち、普段の様子からでは想像もつかない様な痴態を見せる。いや、魔法少女衣装の事じゃなくて。

 

ア「なにを、しているのかしら、管理人?」

 

 アンジェラが怖くて見れない。気分は浮気が嫁にばれた旦那。そして傍から見れば女性(機械)の喉に手を突っ込む不審者だ。ビナーの喉奥から分泌された謎のヌメヌメ(これ前も見たな)をズボンで拭き取る。

 

X「違うんだアンジェラ。これはちょっとした好奇心を抑えられずにな」

ア「何が違うのか、私の目を見て言いなさい」

X「ちゃうねんアンジェ

 

 アンジェラの頭にイヌミミが付いとる。(白ダメージ)

 

 

 

アンジェラの頭にイヌミミが付いとる!!!

(白ダメージ)

 

 

X「アンジェラ、頭のソレどうした」(白ダメージ)

ア「私の頭部はどうでもよい事です。それより管理人、まさかとは思いますがビナーに」

X「それもしかしなくてもD-02-107のE.G.Oギフトじゃないのか、何故アンジェラに付いてる」(白ダメージ)

ア「私にE.G.Oギフトが付与されている事など重要な事ではありません。管理人が今ビナーに手をだしたという」

X「まさかお前『キュートちゃん』を収容してから業務終了後ずっと『キュートちゃん』に作業してたのか?」(白ダメージ)

ア「ですから今はD-02-107の事は重要ではありません。管理人からセフィラに手を出すという」

X「『キュートちゃん』と触れ合いたいけどそんな事をしてるとばれるのが恥ずかしいから態々業務終了後にこっそり『キュートちゃん』を活性化させて作業してたのか?」(白ダメージ)

ア「私がD-02-107に作業していた事などは重要ではありません。管理人がセフィラに手を出してしまう事が」

X「まさかとは思うが俺が犬派とか言ったからイヌミミギフトが付くまで『キュートちゃん』に作業してたのか」(白ダメージ)

ア「……」

 

ア「ありえません。違います。そんな事実など存在しません」

X「じゃあ何でギフト付くまで『キュートちゃん』に作業してたのか言ってみろオラァン!!」(パニック)

 

X「はああああああアンジェラにイヌミミ付いとるとかエッッッッ!!!何なの、馬鹿なの、死ぬの?死ぬわ。萌え死ぬわ。俺が悶え死ぬでしょうが!え?責任とれんのかこら。責任とって結婚しろやこら。アンジェラエッッッッ!!!あーダメダメエッチすぎます!これは【規制済み】しないとイカンでしょ。収容しなきゃ(責任感)」

ア「か、管理人?」

X「大体なんだよこのめちゃシコボディは!アンジェラは犬だから撫でてもイイよねっ!?ヨォシヨシヨシヨシヨシヨシ!!」(愛着作業(意味深))

ア「管理人、管理人」

X「大体犬が服着てるとかおかしいに決まってる。脱がさなきゃ(発狂)」

ア「管理人待ってください。管理人、あ、だめです、管理人、かんりに」

ビ「私も混ぜろ」

マ「呼びましたか!!?」

X「あぁぁあああぁああああアンジェラアアアアアアア!!!【規制済み】が【規制済み】で【規制済み】!【規制済み】の【規制済み】ぇええええええ!!!」

 

 以下【規制済み】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気が付いたら自室のベッドで倒れてた。なんか凄い事が起きたような気がするが俺の理性がそれ以上いけないと止める。

 このまま二度寝したい……むしろ二度寝しなければいけない気がする……。

 

 そう、俺は何も見てない、何も感じてない。何もない。<管理人!

 

ア「おはようございます管理人。とても情熱的な夜でしたね」

 

 白い肌に黒の下着とか明らかに製作者の性癖出てるアンジェラなんて見えないし柔らかいなちくしょう。

 

ビ「まさかまたお前に負ける日が来るとはな。だが悪くない……むしろもっと……」

 

 下着としての機能を一切果たしていないような布しか纏っていないビナーなんて見えないし感じないあっちょ、其処は俺の『触れてはいけない』。

 

マ「おはようございます管理人!今日も管理人の『キュートちゃん』をコントロールします!」

 

 誰のどこが『キュートちゃん』だてめぇ。

 

ア「管理人のココですね。変身すると巨大化するところとかそっくりです」

マ「容赦なく貪る様に攻める所とかもそっくりですよ管理人!」

ビ「こんなモノを野放しに出来ない所もな。しっかり()()()()で収容しなければ……なぁ?」

 

 ……そうか、これは夢だ。うん、夢だな。夢だ夢。最近抜いてないから溜まってるってやつなのかにゃあ。

 

マ「……ぁ、管理人、管理人の『キュートちゃん』が脱走してますよ」

ビ「仕方ない、私の収容室に入れてやろう。管理人にとって狭すぎるかもしれないが我慢しろ」

ア「安心してください管理人。ただ楽にしていればいいのです。貴方の最高のパートナーである私に全てを委ねてください」

 

 あ^~何も考えられなくなるぅ~。

 ヤバイ、マルクトが暴走してるせいで思考と行動がチグハグになる上にビナーの暴走のせいで常に俺のシモのアブノーマリティに暴走かかってる。やべーい!

 

ア「管理人。ゆっくりと、じっくりとこの永劫の時間を過ごしましょう。私のこの身体の全ては、貴方の為にありますから……♥」

 

 わあアンジェラの瞳にハートマークが。ピンクの兵隊かな?

 

 どうしてこうなった?

 

 

 

 どうしてこうなった!?

 

 

 

 

 その後、管理人の姿を見た者は居ない……。

 

 

ア「今日は『寄生樹』のギフトを付けてみました」

X「エッッッッ!!!」

マ「『空虚な夢』のギフトを付けてみました!どうですか管理人!」

X「エッッッッ!!!」

ビ「『赤ずきんの傭兵』のギフトを付けてみた」

X「エッッッッ?」

 

 

 声は時々聞こえるから生きてはいるようだ……。

 

 




R-15タグ「お、俺の出番かミ?」

ア・マ・ビ「もう(ハーレムルートから)助からないゾ♡」
X「ヒェッ」
イ「こわいなーとずまりすとこ」


X(むっつり)「ビナーの顔面改造の結果憎しみちゃんスマイルが出来るようになったぞ!」
ビ「愛と正義の名のもとに! おしおきよ!」
ゲ「お”ぇ”ぇ”ぇ”ッ”!!!」
X(ショタ)「あ”あ”あ”ぁ”~ん!!」


・マルクト
 褒められて依存するタイプ。
 最初出会った時、一見すると好感度が高く見えるけど実はそうでも無かったタイプ。好感度を上げるコツは彼女の好みをメモすることだゾ!
 裏ルートの行き方:ベッタベタに褒める。

・ビナー
 えっちにハマるとどこまでもズッブズブに堕ちてくタイプ。性感帯は口、異論は認める。
 最初出会った時から好感度は高めだけど、それ以降好感度イベントが発生しないタイプ。一旦下げてから上げるんだゾ!
 裏ルートの行き方:触る。

・アンジェラ
 むっちりスケベ。
 最初出会った時から好感度最低値だけど根気よく会話を続けて好意を示し続けよう!
 裏ルートの行き方:アンジェラでシコる。


管理人X(むっつりすけべ) ZAYIN 攻撃タイプ(WHITE 1-2)

<管理方法1>
 クリフォトカウンターが0になるとランダムに選ばれたセフィラに愛着作業を行った。

<管理方法2>
 一定周期ごとに『アンジェラ』を視界に入れなかった場合、クリフォトカウンターが減少した。

<管理方法3>
 『アンジェラ』に愛着作業を行い作業結果が良い場合、クリフォトカウンターが回復した。

<管理方法4>
 彼がアルコールの類を摂取した場合クリフォトカウンターが減少した。
 アルコールを摂取してクリフォトカウンターが0になった場合、愛着作業を行われたセフィラが暴走した。
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