特に理由もなくアイドルデビューした最強系主人公が東京喰種のストーリーをぶっ壊す話   作:偽馬鹿

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ちらちら原作キャラに出会ってますがニアミスだったり
あとお分かりかと思いますが、主人公は戦力的にあんまり強くないです


遭遇

「ふふふ、脳がパンクしそうですわ……」

「頑張れ♪ 頑張れ♪」

「こればっかりはしょうがないな……」

 

3年生。

受験勉強シーズン。

みんな受験勉強真っ最中。

 

俺は余裕だけど、アカリちゃんが思ったよりも駄目。

いや、駄目というより目標の高校がちょっと上で困ってるというか。

 

「うぐぐぐ、どうして2人は大丈夫なんですのぉー……」

 

1回経験してるから。

俺はそうなんだけど、ケイちゃんが成績いいのが意外。

割と偏差値高めのはずなんだけど。

そんな中でA判定を維持している。

 

「まあ1度……いや、なんでもない」

「?」

 

まあいいや。

とにかく今はアカリちゃんの勉強を見てあげるのが最優先。

というか割と全部壊滅気味で草。

この成績でお嬢様的発言してたのは面白すぎる。

 

「今までテストとかどうしてたの?」

「一夜漬けでどうにか……」

「どうにかできるんだ……」

 

あれだけの科目を一夜漬けとは誰にでもできることじゃない。

才能があるんだろうね。

あんまり嬉しい才能じゃないだろうけど。

 

「うぐぐぐぐ……」

「あ、ここの方程式違う奴だよ」

「むぐぐぐぐ」

「あ、そこの英単語スペルミス」

「ふぐぐぐぐ」

 

面白い。

それと可愛い。

ぐてっとしてるアカリちゃんって初めて見るかも。

 

 

 

ところで、どうして一緒の高校に行きたがるのか。

いや、なんとなくわかっているんだけども。

友達と一緒の高校に行きたがるって普通よね。

……普通だよね?

 

時々俺を見る目が怪しい気もするけれど。

あ、2人ともね。

……気のせいだよね?

 

アカリちゃんはなんか捕食したい感溢れる視線。

喰種だからね、分からないでもない。

でも友達でしょ?

金木君みたいに食べたくなるの?

こわい。(こなみ)

 

ケイちゃんはこう、あれだね。

女の子が好きな男の子を捕食する目だね

違ってほしいという気がしてならない。

いや、なんというか愛されるより愛したいというか。

我侭?ごもっとも。

 

これが思春期って奴なのかもしれない。

性的な感じで妄想が膨らんでるようなの。

あー前もそんな感じになってた気がしないでもない。

きっと思春期のせいだね。(確信)

 

もしかして。

昨日俺が男だとバレたせいだろうか?

お風呂入ってた時に普通に出てしまったせいで見られたんだけど。

まさか静かに入って来て誕生日祝ってくれるとは思ってなかったのである。

 

そう、昨日は俺の誕生日(仮定)である。

なので部屋の中にはファンからのたくさんのもらい物(検閲済み)がひしめいていた。

その中からぽーんと。

2人が飛び出してきて。

全裸の俺と遭遇っていう具合。

 

「キャー♪」

 

叫ぶのこっちだとか言われて殴られました♪

そりゃ同級生が性別詐称してると分かったら驚くよねー。

殴られたけど。(2回目)

 

 

 

「……」

「……」

「ねぇねぇ、何私のこと見てるのー? 惚れた?」

 

惚れてない、と顔面に一撃。

嘘、2発来た。

痛い。

 

顔を見てみると2人とも顔真っ赤。

昨日のこと思い出してるなー。

あれ、それとも惚れてる発言がクリった?

……いやそんなことないでしょ。

 

いやいや、ないない。

だって女装男子だよ?

それに惚れるっていくらなんでも趣味が悪い。

 

殴られた。

変な思考が漏れてたとか何とか。

そんなことないのにー。

 

 

 

いやまあ、アイドルに憧れるっていうのはままあることだけど。

それがこう、恋愛感情になるかって言われるとわからない。

いや、分かりたくないだけなのかもしれないけど。

 

なんというか、アイドルってどこまでいっても偶像なわけで。

自分の手が届かないところにいるから美しいというか何というか。

そんな気がする、多分だけど。

 

とはいえそんな細かいこと気にしてるわけないと思う。

特にこの2人は。

だって普通に友達してくれてたものね。

多分だけど。

 

もしかしたら。

これから友達でいてくれなくなるかも。

それは困る。

何となくだけど、困る。

 

「私達、友達だよね? ね?」

 

何となく詰め寄る。

いや、なんというかボッチは嫌というか。

ううむ、なんでだろ。

 

「う、うん。そうだな?」

「そうですわね、ね?」

 

なんか動揺してるけど、なんか反応してくれた。

よかった。

これで違うから、とか言われてたら死んでたかもしれない。

嘘だけど。

 

「よかったー♪」

「あ、抱き着くのは駄目だから」

「ですわ」

「えー」

 

セクハラ失敗。

やっぱりバレたのはマイナスだなこれは。

栄養補給(保養的な意味で)できなくなった。

 

 

 

「じゃあビシバシ行くよ! 授業的な意味で!」

「ひーん」

「……まあ、頑張れ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜の話。

今日はご飯の日だ。

ちょっと忙しい日が続いていたので、お腹が減ってて仕方がない。

 

とことことクインケを持って歩き回る俺。

いつもならこれくらい歩いていたら出会うもんなんだけど。

人間どころか喰種の気配すらない。

怪しい……。

 

 

 

と、ここで背後から襲撃。

痛い、となる前に赫子を出して防御。

硬さが際立つ。

 

今の枝は既に葉っぱが大量に生えてきて、翼のようになっている。

片方だけだけど。

片翼の天使……!(笑)

 

それはともかく。

振り返りつつ葉っぱを飛ばす。

威力は死んでるけど牽制にはなる。

 

背後の気配が離れたのを見計らってしっかりと体勢を立て直す。

相手は仮面をつけていなかった。

しかし顔面は赫子で覆われていた。

おおう赫者。

初めて出会ったわ。

 

んん、しかし。

どこかで見たことがあるような。

だけど赫者と出会ったことはない。

つまりは気のせいか。

なら普通に倒す方向で。

 

右手に持ったクインケをくいっとひねって顎を狙う。

威力はそこそこ切れ味抜群。

相手の鎧を削るように吹き飛ばす。

折れるかと思った。

 

相手は回転して着地、そのまま迫ってくる。

速い。

俺と同じ甲赫だと思うんだけど。

背中の翼を前面に前面に曲げて受ける。

痛い、背中の接続部が外れそう。

 

「ちぇい」

 

弾く。

吹き飛ばそうとしたところで先に跳ばれて距離を取られた。

うーん強い。

最近怠けてたからかな。

 

クインケを持ちかえる。

刀の方と逆の方が鱗赫の長い鞭のようになっている。

その部分を伸ばして回転させて相手に叩きつける。

 

それを相手はしっかり両手で受け止めて、むしろ引っ張ってくる。

うわ、力強い。

というか俺が力弱いのよね、知ってる。

身長伸びなかったからなー。

声変わりもなかったし。

 

 

 

そのまま拮抗状態が続いたところで、唐突に相手が逃げ出した。

いや、何かを見つけたようにいなくなった様子。

うん、俺なんか眼中にないようだった。

 

クインケ回収して背中の奴もしまう。

うーん強かった。

名前くらい知りたかったなー。

なんか死にそうだったけど。

雰囲気で。

 

「うーん」

 

しかしどうしようか。

ご飯が食べられなかった。

お腹減った。

 

 

 

……そうだ、1区に行こう。

 

 

 

「もぐもぐ」

 

ごちそうさまでした。

とっても美味しかったです。

でも喰種の数が多過ぎるので、逃げたいと思います。

 

なんでこんなにいるんだっけ?

まだC……なんだっけ、CGC?

それができてすぐなんだっけ?

だから喰種が減ってないんだっけ?

 

うーん……まあいいか。

いつかは本編みたいになるでしょう。

今はアイドル活動しながら学園生活したい。

 

 

 

明日は確か20区でコンサートだったかな?

ああ、久し振りにあんていくに行くのもいいなー。

後でみんなを誘っておこう。

 

 

 

「うん?」

 

とここで俺の身体に刺さる何か。

痛い。

痛いけどまあ許容範囲?

 

さっさと抜いて逃げる。

やばいやばい。

ちらっと見たけど有馬さんだありゃ。

わーい避難しよ。

 

 

 

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