特に理由もなくアイドルデビューした最強系主人公が東京喰種のストーリーをぶっ壊す話   作:偽馬鹿

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ヒロインの登場
……多分


出会い2

「そういえば、学校にも行かないとね?」

「はい?」

「12歳だからね?」

「はい」

 

学校に通うことになりました。

中学校でござい。

 

「へぇ……」

「ふぅん」

「ほぉ……」

 

早速いじめられました。(笑)

人気アイドル(自称)を普通の学校に放り込むとか頭おかしい。

いや一番頭おかしいのは俺だろうけど。

アイドル科却下する必要なかったわ。

 

とにかくアイドル活動と学校生活との間にご飯を食べる時間を確保しなくちゃいけない。

つらたん。

というか時間ない。

お腹減った。(致命的)

 

アイドルはトイレに入らないので昼食は便所飯ではなく校庭の端っこで。

広範囲から見られる場所でご飯を食べることでいじめを回避するのだ。

いや無視系のいじめだからあんまり関係ないんだけど。

 

ご飯は喰種の腕のムニエルらしき何か。

味付けとかできないから煮込んだだけだけど。

比較的美味しい。(当社比)

 

「……なあ、お前」

「ん?」

 

モグっと噛みついたところで背後から声。

高めの声なので女の子かな。

振り返るとやっぱり女の子だった。

可愛い。(こなみ)

後で社長に推薦しておこう。

 

さらさら銀髪ストレートのオッドアイ(右目蒼左目赤)かつメカクレ属性。

目が見えたのは俺が座ってたから覗き込めたおかげ。

しかもおっぱい大きいし(重要)、おしりも大きい(重要)。

くびれもあるし身長もやや高い。

俺より上でもう少し伸びるかなーっていう感じ。

 

「お前、平気なわけ?」

「え、うん。平気」

 

つい素で答えてしまったが、それくらい声が可愛かった。

やべえ、モロ好み。

俺がアイドルじゃなかったら口説いてるね。(事務所NG)

 

「平気だよー♪ 君もいじめられそうな雰囲気だけど大丈夫ー?」

「思ってたよりタフだな。というか余計なお世話だよ!」

 

どうやら同士らしい。

あとで電話番号教えてあげよう。

むしろ教えろください。

 

 

 

「ところで御用はなぁに?」

「え? あ、いや……」

 

ご飯を食べつくしてから聞くと、急にしどろもどろになる女の子。

なになに、なんか理由でもあるの?

座ったままずりずりおしりを引きずって近寄る俺。

変態かっ。

 

「なぁにぃ?」

「うっ……」

 

真下から見上げると、何故か気圧されたようにのけぞる女の子。

なに、もしかして恥ずかしがってる?

うふふ、可愛いねえ。(中年男感)

 

「もしかしてファンだったりする? サインあげよっか?」

 

キュポンっといつも持ち歩いてるサインペンを取り出し、ハイハイで近寄っていく俺。

ふふふ、ぶっちゃけ俺の外見じゃなかったら許されない所業。

普通の男だったら蹴倒されてる。

 

「べ、別に……そんなんじゃない!」

「あうっ」

 

蹴倒された。

どうやら俺は普通の男だったらしい。

いや違うか。

照れ隠しっぽいな。

それは可愛い。

 

そして逃げられた。

うんはぐれメタル。

色合いもそれっぽい。

 

そういえば。

名前を聞くのを忘れてた。

折角可愛い子だったのに。

 

 

 

翌日の話。

というか夜の話。

学校がある5区辺り。

俺はご飯を食べていた。

 

いつもの格好でいつものクインケ使ってバラバラ殺喰種事件だ。

いつも通りの路地裏でがっつり食べる。

とはいえいつもの1区と違って喰種が少ない。

少ないせいでお腹が減る。

いや死体全部食べればいいんだろうけど、食べる場所くらい選びたいというかなんというか。

ぶっちゃけ性器は食べたくない。(真顔)

 

「ば、化けも――――」

「はいはいいつものいつもの」

 

逃げ出そうとした喰種をずばばばっさり感。

細切れにしたところを美味しく頂きました。

 

 

 

「きゃああああああ!?」

 

むしゃむしゃと腕を食ってさあ帰ろうとしたところで悲鳴。

あらまあ不運。

可哀想な子がいるみたいだから寄っていこう。

そう思って悲鳴の方に向かってみると、なんとお昼に出会った女の子。

 

何となく助ける。

右手のクインケで女の子に襲い掛かっている喰種を縦割りにしてやる。

綺麗に真っ二つ。

血が飛び散るのを忘れてたけど、まあいいか。

クリーニング代くらい勉強してもらいましょう。

 

くるくるしゅたっと着地する俺。

決まったな。

格好いいポーズは自重した。

 

「あ……ああ……」

 

女の子は恐怖の表情のまま動かず。

そりゃそうだ。

喰われる直前で思考停止してるようなもんだ。

慣れるようなもんじゃない。

慣れたら慣れたで怖い。

 

というわけで脱兎。

さっさといなくなるに限る。

でもあんまりこういう時間に出かけない方がいいよね。

俺は別に強いからいいんだけど。

 

 

 

「大丈夫か? スバル君」

「? 大丈夫ですよ社長」

 

今更メンタル的に負けるわけでもなし。

無視程度なら反撃する必要もないしで。

むしろ周りの子のメンタルの方が心配よ。

あとで復讐するので。(根に持つタイプ)

 

「あ、そうそう社長。あの学校で可愛い子見つけたの♪」

「ははは、君のそれは可愛らしいが、私は本性を知ってるからね?」

「ですよねー。まあ可愛い子がいたのは本当なんだけど」

「ふむ」

 

とんとんと話を進める。

話したのは姿形だけで、その子の名前は知らないんだけど。

もしかしたら知ってるかもしれないなくらいの気持ちで聞いたのだ。

 

白神(しらがみ) (けい) 君だね。この間スカウトしようとして失敗した子だよ」

「あ、失敗したんだ」

「両親に反対されてね」

「それは仕方ない」

 

反対してくれるような両親がいるのか。

しかしいじめに気付かないとか。

無能ではないが有能でもない感じか。

いや有能な親ってよくわかんないんだけど。

 

「君はあれだ、親に捨てられたのだったか」

「わーお社長凄いストレート♪ 私じゃなかったら灰皿でボコーですよ♪」

「ははは、君の冗談にも慣れたよ」

 

普通なら冗談で済まないからね?

めくりJKからフルコンですよ???

俺が優しくてよかったですね社長。(謙虚)

というより空腹だったら食べたいくらいには渋いイケメンだからね社長。

プロデューサー並とはいかないけど。

 

ともかく、名前を知ることができていくらか楽になった。

これで会話のきっかけになるだろう。

それくらいには蛍君に興味を持ってしまったのである。

まさかこれほど俺が執着することになるとは。

何事も分からないものだ。

 

 

 

というわけで、お昼である。

今日も今日とて校庭でお昼ご飯。

今日の献立はただのコーヒーであった。

そう毎日お肉食わなくても死なないのだ。

いや、燃費的に死ぬときは死ぬかもだが。

 

「……今日も来たんだ♪」

「あ……」

 

背後に人の匂いがしたので、多分そうだろうと思ったら当たり。

嗅覚って便利ね。

もう少しちゃんと使えばよかった。

後でプロデューサーの匂いも覚えておこう。

便利だろうし。

 

「私、赤井スバルっていうんだ。よろしく♪」

「あ、本名でアイドルやってるんだ……」

 

いや実は本名じゃないんだけどね。

ややこしくなるから言わないけど。

 

「ええと、白神蛍だ……です」

「じゃあケイちゃんだ♪」

「やめろください」

 

どうやらケイちゃんは駄目な模様。

えーいいと思うんだけどなー。

 

認めてもらうまでずっと言い続けることにした。

うん、それがいい。

愛称で呼び合う仲って素敵だよね。

俺の愛称って思い浮かばないけど。

 

「えーいいじゃんケイちゃん。可愛いよー?」

「かわっ……!? だから嫌なんだって……」

「えーケイちゃんケイちゃんケイちゃんケイちゃんケイちゃんケイちゃんー!」

「分かった! それでいいからもう連呼しないでくれっ!」

「わーい♪」

「やめろっ抱き着くなぁっ!」

 

ぎゅーって抱き着いてみたが、反応は思ったより悪くない。

というか押し返す力があんまりない。

ははーん、ツンデレ?

まあおっぱいが押し付けられてて役得感ある。

バレなきゃ平気だからー。

 

 

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