特に理由もなくアイドルデビューした最強系主人公が東京喰種のストーリーをぶっ壊す話   作:偽馬鹿

9 / 19
ランジェリーのサイトを見ながら書いてると自分が変態になった気になります


デート1

「もぐ……もぐ?」

 

もぐもぐと元気に食べてるケイちゃんが驚きの発言をしたので戦慄。

アカリちゃんの方を見ても驚いた顔で固まっている。

 

「……いやいやいや。ないない」

 

実際駄目だと思う。

未だにスポーツブラとか、健全な男子の性癖を壊しかねない……!

 

 

 

「というわけで、買うよ! 下着!!」

「こ。高級店ですわ……!」

「えぇ……」

 

バーンっと下着店を背に2人を案内する。

ここは社長お勧めのお店なので、信頼できると思う。

ちなみに社長は男性。

何故知っているのか疑問。

 

普通のブラ。

それでもいくつも種類があったりする。

胸全体を覆ったり、半分くらい覆う奴とか様々。

肩紐がない奴とかもあるので色んな服に合わせられる。

 

「これならスポーツブラでいいんじゃ……」

「駄目ですわ」

 

駄目でござる。

購入決定でござる。

 

ロングブラ。

腰辺りまで布地があるタイプ。

アンダーまで補正がかかるのでその辺りが心配な方もお勧め。

ファッション性を重視したビスチェとかも似たタイプ。

 

「……胸の辺りがきつい」

「まぁ」

 

……ケイちゃんはおっぱい大き目だから合わないらしい。

確かにトップとアンダーの差が大きい場合は合わないだろうが。

うらやま、いや何言ってるんだろう俺。

エロい。

 

キャミソール。

腰丈で肩部分が紐状のそれ。

インナー用とアウター用があるが、これはインナー用。

ロングブラよりふわっとしてる印象。

 

「……恥ずい」

「お似合いですわ」

 

購入決定。

淡い色をいくつか選んで購入。

エロい。

 

ベビードール。

裾がフレア(膨らんでいる)になっている下着。

丈は結構種類があって、太ももまであったりおへそが見えたりと。

個人的にはおへそが見える方が良かったり。

 

「いや待て、これは生地が薄いにもほどが……!」

「……ノーコメントですわ」

 

さもありなん。

購入決定である。

個人的な趣味だった。

 

 

 

さて次はショーツである。

いや、普通でいいんだろうけど。

折角だし選んでおこうかと思って。

 

「というわけで逃げないよーに」

「ですわ」

 

店の出口を塞ぐ俺達。

こんな面白……もとい可愛いイベントを逃すわけにはいかないのだ。

男だと気付かれる前にしか見られないイベントだろうし。

 

「でもTバック構えながら言うのはやめろ!」

「パンツルックなら必須なのに?」

「う……」

 

パンツルックの時は下着の線が見えちゃうからね。

男用もあるから、あとで通販で買わなくちゃ。

スカートばっかりだけどね、俺。

 

「ぐぬぬぬぬぬぬ」

「そんなに……でもそうですわね、悩みますわよね……」

 

何故か悩んでいるケイちゃんに、同調してるアカリちゃん。

でもねー買っちゃうからねー。

ガッツリ下着を放り込んだ買い物かごをカウンターに置いて店員を呼ぶ。

 

「ちょ、おま」

「え、もしかして私の奢りを無下にするっていうの?」

「う、うぐっ」

 

お金持ちの特権である。

というかこのメンバーでお金を自由に使えるのは俺だけっぽい。

アカリちゃんは予想以上に貧乏そうだし、ケイちゃんはお小遣い制くさい。

この後のお出かけご飯でも俺の奢りになってる。

俺が決めたんだけど、誰も拒否できないのだ。

 

「ふふふ、いーんだよ? その場合ケイちゃんのお昼ご飯はお茶漬けになるけど」

「ごめんなさい」

 

土下座する勢いのケイちゃん。

そうだよね、美味しいごはん食べたいよね。

 

というわけで購入決定です。

美味しいご飯と引き換えに羞恥心を捨て去ったケイちゃん。

大変可愛らしいと思います。(こなみ)

 

 

 

「……で、結局スバルは何か買ったわけ?」

 

デラックスチョコパフェを食べながら、ケイちゃんが俺に聞いてくる。

ちなみに1260円だ。

割といい値段する。

 

「ん? 私はほら、会社の方が用意してくれるから別に……って感じ?」

「羨ましいですわ……」

 

俺達喰種組はコーヒー320円。

そこそこするが、やっぱりあんていくの方が美味しいかな。

あとは専門店のブレンドか。

 

ちなみに俺の下着は一応男性もの。

とはいえトランクスとかではなくボクサーブリーフだったりブリーフだったりTバックだったりと。

衣装に合わせて変わる感じ。

でもパンツルックは未だにないのでスカートに合わせる感じ。

ふわふわスカートばっかり。

 

「ま、私はみんなと一緒にご飯食べるの好きだし、気にしなくていいよー」

 

コーヒーひとすすり。

本当は美味しくご飯と行きたいところだけど、人肉の匂いはちょっとねー。

バレる可能性が高いし。

学校なら加工品持っていけば割と何とかなるんだけど。

 

「ふーん……」

 

ケイちゃんもパフェを一口。

うーん甘そう。

どうしても前世(?)の感覚が抜け切らない。

今は人肉しか食べれないはずなのにねー。

 

 

 

チーズケーキを一口。

うんまずい。

ゲロ吐きそう。

 

でも顔はニッコリ笑顔で。

笑顔はアイドル活動で鍛えてるから余裕。

あとで吐き出すから噛まないように飲み込んじゃう。

 

「はー……」

 

アカリちゃんは俺の様子を見て汗をかく。

うん、喰種にしか分からないだろう感覚。

どうして笑顔になれるのか不思議なんだろうね。

 

まあ慣れよね。

俺も最初は結構駄目だった。

でも笑顔で食べられるようにならないとお仕事減るからねー。

頑張ったのである。

 

 

 

「……っま、あんまり食べると太るからね。私は食べても太らないタイプだけど」

 

もう一口。

普通の喰種だとこの辺りでギブなんじゃないだろうか。

俺は我慢できる子だから余裕だけど。

 

ところで2人がこっちを凄い目で見てくる。

え、なに?

なんか凄いこと言った俺?

 

「羨ましいですわ……」

「なに、なんか嫌味?」

 

なんだろう、黒い感情がもやもやと見える。

本当のこと言っただけなんだけどなー。

真実が一番残酷だというのは誰の台詞だったっけ。

まあいいや。

 

パフェを完食した上にケーキまで食べたケイちゃんを凄い目で見るアカリちゃんをしり目に会計。

中々のお値段。

学生の身には辛い出費だろう。

まあアイドルだから余裕だけど。

 

 

 

とまあ色々あったけど、帰宅の時間。

しかしみんなが向かう先は俺の部屋。

つまりは子猫の様子を見るのである。

 

「なあ」

「うんにゃ」

「なご」

 

今日も元気に猫缶を食べる子猫達。

いやはや成長してきたものである。

ちなみにアカリちゃんが最初に来た時はひと騒動あったのだが、おやつ作戦で一発だった。

うんうん、餌付けって楽だよね。(ケイちゃんを見ながら)

 

「ぶちーくろーしろー。今日も来たよー」

 

ケイちゃんは子猫3匹のど真ん中に飛び込んで抱きかかえている。

子猫達もうなーごろごろと喜んでいる様子。

彼ら的にはケイちゃんが親なのか。

俺にはたまに噛んでくるからな。

甘えてくれてるのならいいんだけど。

 

「ああっ……癒されますわー」

 

アカリちゃんは何やらストレスがあるらしく、中学生とは思えない反応をする。

いやまあわからないでもないけどさ。

癒されるのは同意。

俺も癒されてるわ。

 

でもその視線がちょっとケイちゃんの方に向いてるような気がするのは気のせい?

大丈夫?

百合は生産性ないよ?

そもそも喰種と人間のそれはやばいよ???

 

 

 

「はー……また明日」

「また明日、ですわ」

「うん、じゃあねー」

 

暫く子猫達と戯れた後、2人は家を出る。

ケイちゃんの家の方が近いから、アカリちゃんが送ってから家に帰るとか。

喰種がいれば安心だよね……多分。

 

ケイちゃんはまだ未練があるみたいだけど、ほぼ毎日来てるのにそれはどうなのと思わないでもない。

月一とかそんなレベルの執着度だよねそれ?

アカリちゃんに引っ張られるように離れている様子を、俺は暫く手を振りながら見送った。

 

 

 

夜の時間である。

子猫達も寝静まる丑三つ時。

俺はいつものマスクを着けてクインケ持って外に出た。

今月2回目のご飯である。

 

「つ、"辻斬り"だ!」

 

出会った喰種が叫ぶ。

クインケを持つ喰種が珍しいのか、最近そう呼ばれるようになったのである。

 

まあそんなわけでぐさりと刺す。

狙いは赫包。

瞬間的にひねって傷を広げ、そのまま斬り上げる。

 

「あ、が」

「死ね」

 

そして首を刎ねる。

ここまで赫子未使用。

というか最近は使わなくても勝てる。

元々強い喰種いないしね、ここ。

 

とにかく。

ご飯も確保してウハウハ。

技術も向上して2倍おいしい。

 

やったぜという思いを込めてシャキーンと構えると、クインケの先端がボロリと砕けた。

あれ、もしかしてメンテナンスとか必要なの?

 

……いやそうか、そうだよね。

これってクインケ鋼で形を維持してるわけで。

そのクインケ鋼が劣化してくればこうなるのも必然というか。

 

 

 

「というわけで、来ちゃいましたー♪」

 

翌日、俺は和修家の門を叩いた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。