黒の剣士と剣の魔術使い   作:ヤトノカミ

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どうもヤトノカミです。前々から描きたいなーと思っていたクロスオーバーです。最後まで見てくれると嬉しいです。


プロローグ

始めはちょっとだけの興味から来るものだった。

 

街にあった広告にあったβテスト(あるゲーム)に目を引かれて興味本位で募集したらまさか自分が当選するなんて思わなかった。当たった後、悪友(慎二)に報告したらかなり悔しがっていた。そして自分は当たらなかったと言っていた。

 

その後は急いでナーヴギアを買いそのソフトをインストールした。俺はそのゲームでのキャラ設定とプレイヤーネームを決めた。プレイヤーネームは〈エミヤ〉。名前をプレイヤーネームにするのはどうかと慎二に言われたが俺はそこまで気にしなかった。後輩()魔術の師匠(遠坂)に事情を話してご飯の支度を任せ剣の師匠(セイバー)には修行時間を早めてもらうなどのことしてなるべく多くの時間、その世界を俺は堪能した。

 

そこで俺は一人のプレイヤーに出会った。彼はキリトと名乗った。出会ったのも何かの縁だと言い彼とフレンドとなり一緒にゲームを楽しんだ。俺とキリトでゲームを攻略したりレベリングしたり素材を集めたりととにかく楽しかった。俺とキリトはその日以外にも一緒にプレイをした。そうしているうちにβテストが終わった。俺とキリトは今度は正式版で会おうと約束して別れた。

 

βテストが終わった時、俺は軽くショックを受けた。なぜなら、一生懸命頑張って作ったそのゲームでの自分のキャラのデータが消されてしまったからである。フレンドまで消されてないといいなぁ。まぁそれでも正式版の発売が楽しみだった。テスターである自分達は優先購入権があるため直ぐに買いに行ける。

 

そして遠坂達にゲームが発売されるまで自分達にご馳走してくれと言われた。まぁこの日まで世話を掛けてしまったしこれからももしかしたらゲームで迷惑を掛けてしまうかもしれないからそのお礼として俺が作れる最高の料理を振る舞った。

 

そして一か月後、とうとうそのゲームが発売された。俺は直ぐに買いに行き、ワクワクしながら正式サービス開始時間までに家での仕事をこなした。夕飯の支度をしたり洗濯物をしまったりしてなるべく遠坂達の仕事を減らした。開始五分前になって後のことを遠坂達に任せて俺は直ぐに準備してそして正式サービス開始時間と同時にログインした。

 

この時はまだ知る由もなかった。待ちに待ったこのゲームがゲームオーバーと同時に命を落としてしまうデスゲームに変貌してしまうことを。

 

ソードアート・オンライン。それがデスゲームとなった俺のいや、俺たちの新しい戦いの場であった。




今回はここまでです。次回はキリトとの再会とクラインとの出会いです。次も見てくれると嬉しいです。

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