ダーリン・イン・ザ・タイタンフォール   作:兄王

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男のロマンが詰まったゲームでタイタンとパイロットの絆を描くタイタンフォール。
世界観とストーリーが好きで一番お気に入りのロボットアニメになるダーリン・イン・ザ・フランキス。
その2つを合わせた話を創れば面白んじゃね?そんな軽い思いつきで考えた小説です。
グダクダになると思いますがそれでも見たいという人だけどうぞご覧くださいm(_ _)m


独りの兵士と兵器

 機械のような鳴き声。飛び散る青い血の匂い。そして無数に延々と現れるバケモノ達の姿。俺は奴らが現れるずっと前から戦場にいた。

 昔も今も相手が違うだけでやる事は変わらない。目の前の敵を殺すだけ。それが一介の兵士である俺に与えられた役割だ。

 

「倒して倒してもキリがねぇ。いつまで湧き続けるんだこいつら」

 

『パイロット。残りエネルギー残量が30%に到達しました。これ以上の被弾は避けてください。私としては一時撤退し体制を整えた方がよろしいかと』

 

「無茶言うねぇ AT。俺が此処から離れてたら誰が都市を守るんだ? 都市の防衛システムだけで捌ける数じゃあない事は目に見えて明白だろ? コアはまだ残っているし弾も十分ある。まだいけるさ」

 

『……パイロット……また貴方はそうやって無茶をするんですか?』

 

「余計な心配は無用だAT。どっちしろ撤退は許されないし、ゼロツーもいる。ささっと片付けて終わりにしよう。AT、アップグレードコアスタンバイ!」

 

『…了解。アップグレードコア、スタンバイ』

 

「全機、散開して一斉に畳み掛けるぞ! 用意はいいな? それとゼロツー、お前も手伝えよ? 一応チームとしてやってんだからな」

 

『『『了解!!』』』

 

『うるさいなぁ、いちいちボクに指図しないでよ。弱い奴同士でやればいいじゃん。それにボクが前に出ればすぐに終わるし。二人掛かりで守る必要はないと思うだけど』

 

「そう言うな、ゼロツー。あとでご褒美に飛び切り甘いキャンディやるからよ。それにこの作戦が終わり次第此処を出るから最後くらいチームとして付き合ってやれ」

 

『ちょっと、ボクをコドモ扱いしないでよ。ボクはあんな弱っちい奴らとは違うんだから。まぁくれる数次第では付き合ってあってもあげなくもないけど 幾つくれるのかな?」

 

「俺からすりゃお前だって充分コドモだっての。それと数か? そうだな5個だ」

 

『ダメ、少ない』

 

「じゃあ7個だ」

 

『もっと』

 

「9個」

 

『全然足りない』

 

「ったく分かったよ。12個だ。これ以上はあげられないぞ」

 

『乗った! それじゃゼロはささっと戻って用意して置いてよ。こいつらはボクが一人で全部片付けるからさぁ』

 

「おい。人の話を聞いてないのか? 俺はチームとして付き合ってやれと言った筈だが?誰が一人でやれと言った」

 

『ボクは弱い奴らとは馴れ合うつもりはないよ。それにボクが叫竜がいっぱい殺せばそれこそチームに貢献した事ならないのかな?』

 

「あのなぁ、ゼロツー俺はそういう事を求めているわけじゃねぇんだよ。第一、お前の無茶な行動であいつらが何回死にかけたと思っているだ。頼むから周りを巻き込むような危険な真似はやめてくれ」

 

『何? 説教のつもり? いくらゼロでもボクの邪魔をするなら容赦しないよ』

 

「だから、それをどうにか……」

 

『パイロット。複数の叫竜がこちらに向かって来てます。どうやら撃ち漏らしたようです』

 

『ほら、来たやっぱりボクが前に出た方がいいじゃん。それじゃあ後はよろしく!』

 

「あっ! おいっゼロツー! 勝手な行動は……行っちまった……ったくしょーがねぇーなぁ〜。一号機、聞こえるか? 応答しろ」

 

『こちら一号機。ゼロさん。どうかしましたか?』

 

「ストレチアがそっちに向かった」

 

『えっ! Code:002がどうして!?』

 

『ストレチアが!?』

 

『今回の作戦ではあいつは前線には出ない筈じゃあなかったのか!?』

 

「すまん。抑えきれなかった。俺もこっちが片付き次第すぐに向かうからストレチアに巻き込まれないに注意しつつ持ち堪えてくれ。頼んだぞ」

 

『りょ……了解!』

 

『ゼロさんが来てくれるなら……』

 

『でも無理はしないでください。俺達だって一人でも出来ますから』

 

「俺の心配をする前に自分達の心配をしろ。此処は戦場。少しの油断が命取りになるぞ。俺はそういった奴らがを沢山見てきたからな。それじゃ各機気合を入れ直すぞ準備はいいな? 此処は一匹たりとも通しはしねぇぞ。作戦開始!」

 

『『『おうっ!!!』』』

 

『無駄に暑苦しいね。まぁ精々ボクの邪魔をしない程度に頑張ってよ』

 

俺は人類最後の兵士として今も終わりのない戦いを続けている。




ざっくり設定集

タイタンについて
旧人類が造り出した二足歩行兵器。地上に置ける主力兵器で性能は本家と変わらない。
但し機体シールドは存在せず打たれ弱くなっており代わりに装甲が存在する。
また明らかにダリフラの世界観ではありえない技術に関しても取り除いている。例えばローニンのフェーズダッシュとか。(明らかに無理でしょ亜空間に転移するとか未来的過ぎて出せない)
叫竜が現れたときは圧倒的な数と桁違いの大きなより手も足も出せなかった。
後に対叫竜用超大型タイタンが国連の元、開発され試験と改良を繰り返し実戦投入まで持ち込んだが。
APEがフランクスの開発に成功さらにAPEによる国の実権の完全掌握により殆どの機体がある一機を除いて活躍する事はなかった。

ATについて
正式名称アトランティス級タイタンAT−001試作機。
そして本作の主人公の相棒機体。対叫竜用に開発された機体で全長はフランクスと同じくらいで人間に近いフォルムをしている。
とある傑作汎用機体をベースに開発されており豊富な武装と兵装により試験機段階で叫竜を圧倒。
生命維持装置や自動消火装置さらに学習機能付き補助AIなどなど至れり尽くせりでマグマ燃料を使う事でエネルギー問題も解決した。
と、ここまで言えばフランクスより優れているが最大の問題はコストが以上に高いということ。
叫竜に対抗するべくコストを度外視して造ったためかすこぶる生産性が悪くなった。
具体的に言うとこれ一機にフランクス10機分のコストがかかる。
このままでは実用的は言えないので改良を続けコストを二分の一まで下げること成功したが既にAPEが殆どの国の実権を握り実戦投入間近でその役割を果たす事なく廃棄された。
ちなみに余談だがあまりの巨体故に当てはまる階級が存在せず伝説の巨大大陸名にあやかってアトランティス級タイタンATと名付けられた。また主人公の機体AIにはとある人物の人格ベースに創られたらしくかなり人間臭い。
あと、名前は似てるいるがどこぞのむせる最低野郎ではないのであしからず。

パイロットもとい主人公について
旧人類最後の兵士にてタイタンのパイロット。戦い以外場所に自分を見いだすことが出来ず不老不死になることを人間性の消失と考えていて嫌っている。
性格はおちゃらけていてパパ達もといAPEに反感的な態度とる事もしばしば、だがいざ戦いとなれば真面目になり戦闘面は頼りになる腕前を持っていてコドモ達の現場教育をAPEから任せられている。
名はとっくの昔に捨てていて役職名であるゼロを名乗っている。
ある目的を達成する為今も戦い続けているがその真意は不明で一人の博士除いて誰にもわからない。
「不老不死なるより体を機械化した方がマシ」という考え持っており体の一部どころか全身を義体化して若い見た目を保っている。
実は年に関してはフランクス博士より年上。
コドモ達からは「戦うオトナ」の異名を持ち憧れの存在と知られている。ゼロツーとヒロとは深い関わりがあり。二人が幼少時に出会った事を目撃している。
現在はゼロツーの監視役として各都市を転々としている。今回のお話はゼロツーが13都市に来る前の別の都市での作戦中の前日談である。
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