わざわざ経験値を減らす事をしないで欲しいな全く。
今回掃討するのは深海陣営の最前線を担う駆逐イ級87隻だ。
被弾している個体が6割近くで、こちらの方はelite艦が通常個体の壁になっているようだ。
よって通常個体は殆ど無事である。
今回はあまり得意ではないが、素手で戦闘をしていこうと思う。
拙い戦闘術でも素の火力が42なのでごり押しでなんとかなると思いたい。
信濃はイ級集団に紛れ込み、後方の通常個体に素人並みの戦闘術のせの字もないパンチやキックを通常個体に喰らわせる。
流石に銃撃や斬撃よりは一隻にかかる時間は増えるが、繰り出される一撃は重い。
殴ったら船体がひしゃげて内部の部品か何かが破損して動作不良を起こして弱った船体にキックを入れる事で大半が抉れて轟沈する。
イ級集団はeliteが肉壁となって通常個体が後方から弾幕を張っているのでその弾幕が減ればどうなるか。
イ級集団の強さが落ち、集中砲火が前方のエリートに集中する。
eliteとしても通常個体を助けようと後方に行こうとすると自分の後方にいる通常個体にダメージが行ってしまう。
通常個体も全員で信濃という脅威を排除したいのだが、そんな事をしたら艦娘側の弾幕が前方のeliteに集中して瞬く間に全滅するだろう。
つまりこのイ級集団は余力が無くてギリギリのラインを保っているのだ。
この状況で信濃という脅威を排除しようにも不可能なのである。
この事を信濃は予想していた為、後方から仕掛ける事にしたのだ。
ただ、イ級集団もこのままやられるだけのつもりは無い様だ。
通常個体が20隻をきった時、イ級集団は後ろにいるナ級集団に合流して101隻の連合駆逐艦隊となって前線に出てきた。
合流して前線に出てくるのが一瞬だった為、信濃は戦闘海域からの離脱が遅れてナ級eliteの集中砲火を浴びる。
両陣営からの弾幕を回避する事で精一杯だった信濃はナ級eliteの砲火を回避しきれずに数発貰ってしまった。
信濃は戦闘海域から一時離脱した。
いくらレベルが上昇していたとしても50%艦娘の信濃には大きいダメージになっていた。
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黄埼 信濃
准佐
艦人 lv35
耐久:20/78
火力:47 装填:58
対空:12 速力:高速
索敵:69 射程:超長
運:73 回避:87
搭載:-- 雷装:--
消費弾薬・燃料:0
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痛みはあるが、外傷は重く見えない。
白めの肌に煤が所々付いているだけである。
信濃は後悔した。
いくらレベルが上がったといえ、集団戦闘で慣れない格闘戦を行ってしまった事に。
彼は慢心していたのだ。
成長値が化け物クラスでも装甲は無いと言っても過言では無いのだから。
信濃は心を入れ替えて、狙撃銃を手にして戦闘海域に戻る。
少し艦娘陣営に近寄る様にして。
装甲が無いなら壁を作ればいいじゃないか、と。
壁の有用性を忘れていた信濃はドジッ子なのかな?