夕立(?)抜錨せり!   作:白ノ宮

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改稿するつもりだったのに新しい展開が脳にッ!

アイデアの暴走って怖いんだよなぁ。


第三話 (新)

落ち着いて現状確認から行こう。

─────

衰弱によって死亡

端国かと思いきや海辺の砂浜にいた

ふと気づけば性転換していて、服装が変わっていて装備はそのまま

追加装備発見。中身はビー玉と蠢く肉塊。

近くに町があることがわかった。

じゃあ町に行こう。

で、武器どうするよ?←イマココ

──────

 

物陰に置いておくにしても、誰かに見つかってそのまま持ってかれても困るんだよな。

 

『ステータスオープン』とか言って情報開示してくれたらそこにアイテムボックスとかあるかもなんて甘い考えかな?

 

と、目の前にゲームで見慣れた表示が現れる。

────

香咲 凛疾 18歳(23歳)

lv1 軍神

HP35

SP6

所持金2391万387円

特殊能力

アイテムボックス0/30

回復力強化〔大〕

射撃命中率強化〔大〕

双剣使用時身体能力強化〔中〕

呪文詠唱

世界移動(未開放)

称号

深緑の死神

:意識を切り替えることでバーサーク状態になる。端的に言えば能力強化と暴走。

手綱さえ握れば能力強化だけになる。

────

 

流石lv1。

 

数値がとても心許ない。

 

ただこれ、どうレベルを上げるかが問題なのよね。

 

まずこの世界は戦闘が必要な世界なのかって話。

 

まだこの世界の人物と触れ合っていないから今の格好がおかしいのか普通なのかもわからない。

 

戦争が起きる前の鳳凰皇国では銃や刃物の携帯は法によって禁止されていた。

 

武器の携帯が許されたのは戦争に突入して、本土に敵が襲来し始めてからだ。

 

今いる場所の空気からは血の匂いを感じないのでもしかしたらこの武器達は違法かもしれない。

 

よし、とりあえず収納しておこう。

 

そう思った瞬間に装備は俺の体に吸い込まれるように消えていった。

 

しっかり収納されているか心配になったので情報画面を確認すると、

 

アイテムボックス4/30

 

無事に収納されていた。

 

これならいちいち武器を担がずに済むな。便利だ。

 

にしてもまさか僕が創作チックな事象を体感するなんて夢にも思わなかったな。

 

ご丁寧に僕が死んだ時にこうなるとは、人生何があるか分からん。

 

今は軍神ってあるから神生かな?

 

所持金については溜まりに溜まった任務の特別報酬と給料だ。

 

あの時はお金を使おうにも大したものを売ってなかったから使おうにも使えなかったんだよな。

 

所持金はアイテムボックスとは別のところにあるようだ。

 

10円引き出しと念じると左手に見慣れた10円玉があった。

 

これが使えるということは鳳凰皇国と同じような国なのか。

 

だとすれば変な常識とかは無さそうだ。

 

履歴書を書くのに一苦労しそうだがね。

 

そして年齢が二重表示。

 

カッコ内の数字が僕の年齢で17と出ているのは多分だけどこの体の年齢じゃ無いかな。

 

五年若返ったって聞いてもピンとこないよね。

 

大きな違いは十代と二十代で疲労の回復速度に差があるぐらいか。

 

やっぱり性転換はやめて欲しかったかなぁ...。

 

男性として生きてきたのにいきなり女性の体で頑張れなんか言われても無茶でしょうよ。

 

いや、ユーレシア軍を撃退するよりかは幾分かマシだよ?うん、それはわかってるんだ。

 

けど、流石にこれは酷いよ。

 

 

10分ぐらい文句を呟いていたが、僕は誉ある鳳凰皇国軍兵士なので切り替えていこう。

 

僕はあれから海辺からアスファルトの地面を歩いている。

 

車道で走っている車は前いた世界と比べて何の変哲のない一般的な乗用車だったり荷物運搬用トラックだったり、今のところ異常はない。

 

この容姿は思ったよりも目立たないのか、すれ違う通行人は僕の事をチラッと見たり見なかったりする。

 

この容姿って普通じゃありえないのだ。

 

深緑色だけど着色したようには思えないほど艶があってサラサラでフワフワな髪に、エメラルドグリーンに輝く瞳、顔も二次元美少女を彷彿とさせる造形だ。

 

通行人も二次元的な見た目しているからこれが普通なのだろう。

 

間違い探しをしながら歩いて行くと商店街の入り口に着いた。

 

今が平日なのか休日なのか分からないが、もう見れないと思っていた民の活気溢れる姿を再び見る事が出来た事に少し感動していた。

 

そうやってボーッとしていると嫌でも視線を集め、目立ち出す。

 

そうなる前に動き出そう。

 

とにかく腹が減っているんだ、久しぶりに軍備食以外を食べよう。

 

僕は意気揚々と商店街に進んだ。

 

 




話ごとの文字数が少し伸びてるよ。
携帯で文字打ちするのに慣れてきたのかな?
んな訳ないか。
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