オス、オラ悟空。セルの自爆で死んだと思ったら……ここぁ、何処だ!?
「おーい、閻魔大王様!! ……おっかしいなー、いつもならちょっと行った所にいんのになー。……お?」
訳もわからないまま、オラ、進んだぞ!
そしたら、なんたってんで白い扉をみつけちまったー!!
「失礼すんぞー? おっ!」
「ん? ……お前は?」
「おっさんこそ誰だ?」
扉の先には、今まで天界で見た事ねえ見た目の男がいたぞ。
「……私は、神だ」
「そ、そうなんか、どっかの界王様か?」
「……あれと同じにするな。あれは神と名乗っている神ならざる者だ」
「……へぇー、じゃあおっさん、スゲェ強えんか!? 一切、気を感じねぇけど」
「……強い」
「……ふっ!」
突如現れた界王様に対してひでー言い方をする神!
こいつとおら戦いたくてつい構えちまったぞ!
「……はあ、一度殺してやろう」
「ん? オラもう死んでんぞ?」
「……この世界の死とは、死であって死ではない。本来ならば一片を残さず消え去る事こそが死なのだ」
「良くわかんねえけど、オラおっさんと戦いたいぞ!」
「……そうか……戦闘民族サイヤ人……まだ戦い足りぬか……」
「ああオラ、セルって奴を倒せなかった……まだ、強くならねえと! その為にもっと修行して強い奴と戦いてぇ!」
「……戦いに全てをかける……か。……つまらん人生だ。……私が、お前に新たな肉体をやろう」
「に、肉体? ……今より強え肉体か? ……んーでも何か嫌だなー」
「……いや、脆い。お前とその肉体では、私とお前ぐらいの差があるだろう……」
「……わっけわかんねぇーな?」
「……まあ、大人しく……死ね」
オラには理解出来ねえ事を言っておっさんは消えちまっ…………
「いつのまに!!」
「……ディスセンブリィ」
「ぐぁあああ!!!」
なんだ! この感じぃ!!!
痛くねえ!! だけど、苦しい!!!
……これが、おっさんの言っていた、本当の死か!?
「……リィーカァンバァネェイシャン」
……すまねぇ皆んな、何かオラ……もう……ダメだぞ……
「ハーマイオニー?」
……? ダメかと思ったけど、急に平気になったぞ……
「おい、ハーマイオニー!」
「ん? オラに言ってんのか? オラは孫 悟空だぞ……!?」
何だ!? 声がオラの声じゃねぇ!?
「は、ハリー」
「あ、ああ、ロン。多分、眼鏡を直す魔法の副作用……だよ」
「なわけないだろ?」
訳も分からねえまま時間が過ぎちまう。
前に座ってる二人の小せえ子供がなんか言ってるぞ。
「おめえら誰だ?」
「え──っと……僕はハリーで、隣がロンだよ」
「そうか。なあ、ここどこだ?」
「何処って……ホグワーツ行きに列車だよ」
ホグワーツ……聞いたことねぇなぁー。
そうだ、辺りの気を探ってみんぞ。
「……おれ、おっかしいなぁ……。誰の気もみつかんねぇぞ……」
「頭に手を当てて、本当に大丈夫かハーマイオニー」
「ん? だからオラは孫 悟空だぞ」
「何言ってんだ。いい加減目を覚ませよ。君はハーマイオニー・グレンジャーだ」
「ハーマイオニー・グレンジャー……」
今気づいたんだけんど、オラの目線とハリーとロンの目線が同じ高さだ。
それにこの声。見てみると手も細くなってるぞ。
「……つまり、ギニューって奴と入れ替わった時みたいになっちまったってことかぁ!?」
悟空の口調ってこんなんだっけ
しんのすけみたいになったぞ。