ISの世界にマブラヴ好きが転生   作:ビーツー

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いやぁ・・本当に申し訳ない
すげー遅れました。


27話 心の行方

 

 

 

 

夜、寝る前に出された薬を飲み、不安ながらも眠りについた。

 

その日は何も見ずに深い眠りに落ちた。

 

 

 

 

 

    朝

 

「・・・・」

 

頭がぼーっとする。

まだ完全に目が覚めてないようだ。

 

「何を呆けた顔をしている」

「あ、隊長。おはようございます」

「早く目を覚まさないと朝食の時間もなくなるぞ」

「そうですね・・そうします」

 

もう軍服に着替えている隊長に言われ、

洗面器に水を溜め、顔を洗う。

少しは覚めたかな。

 

服を着替え、PXに向かい、いつも通り朝食を取る。

 

そしていつものように会議室に皆が集合する。

 

 

「今日の予定だが、フォーメーションの訓練の予定だったが

 柏木、貴様の社長がお呼びだ。よって、この予定は明日に持ち越す」

 

社長が? 何だろう・・。

 

「じゃあ、今日はどうするんですか?」

「今日は自主訓練を半日行ったらその後はフリーでいい」

「夢広がる日程だね・・」

「お前はどうせプラモデルの買い漁りだろ?」

「何故ばれた・・」

「長い経験だ」

 

流石幼馴染だな。

 

「うーん・・私は訓練続行かなぁ」

「随分とハードだな」

「まぁこれといって趣味も無いしねー」

 

言ってて悲しくならないか?

話しかけた俺が悲しくなるわ・・。

 

「柏木以外は訓練場に集合、分かったな?」

「「「「「了解っ」」」」」

 

 

 

 

   社長私室

 

 

 

「俺に何の用なんだ?」

「君のメンタルフラグを確認しててね

 色々と異常な形をしていたから確認しようと思ってね」

 

そう言ってPCの画面を見せる。

俺にはよく分からないが、歪な形をしたグラフが見える。

 

「なんだか俺の心を見透かされているようで気分が悪いな」

「まぁまぁ、全部分かるわけじゃないから

 それで、時間帯から見て訓練中だと思うけど」

「・・・・あの時の記憶がフラッシュバックするんだ

 それも鮮明に、臭いまで感じたんだ」

「辛いことを聞くけど、どんなタイミングで見たんだい?」

「確か・・長刀を持ったとき・・だな」

「・・成る程、それはトラウマだね」

「やっぱりか・・」

「薬はもらっているかい?」

「一応な・・」

 

あまり飲みたくは無いけどな。

 

「薬に頼るのは嫌?」

「出来れば飲みたくはない」

「そうは言ってられない現状なのは分かっているよね?」

「そうなんだが・・はぁ、飲むよ」

「まぁ飲まなくてもいいようには出来るんだけどね」

「出来るのかよっ!」

「催眠療法だよ」

「・・聞いたことはあるが、大丈夫なのか?」

「大丈夫、記憶が消えたりとかはしないから」

「ならいいんだけどさ・・」

「それじゃ、早速やりにいこう」

 

そう言って部屋を出た。

 

 

 

   試作実験室

 

 

 

「俺はてっきり診察室にでも行くと思ったぞ

 んで、この部屋って――」

「言わぬが花、知らぬが仏だよ」

 

一気に不安になってきた・・。

 

「それじゃあそこに座って」

 

座らされた椅子には、ヘッドフォンが掛かっていて

後は、それといって何の変哲も無い椅子だ。

 

「そこに掛けてあるヘッドフォンを付けて目を閉じて」

 

言われるままに目を閉じる。

 

「それじゃあ始めるよ」

 

そう言って社長がEnterキーを押す。

その瞬間ノイズ音が聞こえ、段々と意識が薄れていく。

 

「いい夢を――」

 

その言葉を最後に俺の意識は完全に白く染まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   時間は戻り訓練場

 

 

 

さーって、私はISの訓練を・・

 

「リタ」

「は、はい!」

 

後ろを振り向くと、アリーセさんがいた。

 

「どうしたんですか?」

「少し聞きたいことがあってな」

 

アリーセさんが私に聞きたいことって何だろう?

 

「何ですか?」

「柏木のことだ」

「・・っ」

 

いつかは来ると思っていた質問。

覚悟していないわけではないけど・・。

 

「奴の剣技に迷いというか、躊躇いがあった

 私の推測からあの任務のせいじゃないか?」

「多分そうだと思います・・」

 

あの時の光景が忘れられないから刀を振れないんだと思う。

 

「辛いことを聞くが、あの時何があった?

 私やフィリーネには報告書レベルの情報しか聞かされていないんだ」

「どう言った内容だったんですか?」

 

説明を聞く限りだと、無人機からの攻撃から私を庇って負傷した。

一つを除いて何も間違ってない。でも・・。

 

「その内容には・・一つ誤りがあります・・」

「何?」

「その無人機は無人ではありませんでした・・」

 

もし無人機ならどれだけよかっただろう・・。

 

「人が乗っていたのか・・」

「はい・・」

 

そして本当の経緯を話した。

聞き終えたアリーセさんは何か納得したかのような顔つきだった。

 

「そうだったのか・・だから」

「多分長刀を持ったことでトラウマがフラッシュバックしたんだと思います」

「成る程、柏木の抱えている闇は大まかには分かった」

「私達に出来ることって無いんでしょうか・・」

 

出来ることなら力になりたい。

今は強くなることも大切だけど、それ以上に柏木君が心配。

 

「今はそっとしておく方がいいだろう

 変に相手を気にかけると返って負担になる」

「つまり、今まで通りにしろってことですか?」

「そうだ。それが今、私達が柏木に出来る最大限の気遣いだ」

 

そうだよね、こんな時こそ元気に振舞わなくちゃ。

 

「そう言えば・・」

「何ですか?」

「リタは今絶賛強化中だったな?」

「一応そうですけど」

「訓練の相手になってやろう

 フィリーネの奴も今日はいないだろうしな」

「本当ですか!?」

 

白兵戦が得意なアリーセさんなら訓練で何か得られるかも!

 

「じゃあ早速IS持ってきますね!」

「何を言っているんだ?」

「え?」

「今日の訓練にISは使わない」

「じゃ、じゃあ何を使うんですか・・?」

「もちろん・・これだ!」

 

腰からナイフを二つ取り出し、一つを私の足元に投げる。

ま・・まさか・・。

 

「流石に本物では訓練はしない

 このゴム製のナイフで訓練だ!」

 

刃の部分を曲げたりしているからゴムだって分かるけど・・。

 

「さぁリタ! 私を倒してみろ!」

「い、いやぁぁぁぁぁっ!」

 

 

 

この日の訓練場では夕方になるまで少女の悲鳴や断末魔が響いたらしい。

 

 

 





いやぁ・・言い訳させてもらいますと
仕事が大変でPCに中々手が付けられませんでした。
今後も出来る限りの努力はしますが、更新が遅れるかもしれません。


改めて読み返してみると・・クラリッサさん空気?
早急に今後で挽回しなければ!


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