とある特殊小隊の日常前線(デイリーフロントライン)(旧)   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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最近よく行ってた場所が心霊スポットだったと知って、
「あの嫌な気配はそういう…」ってなったノアです。
いやぁ、思ってたよりやべー場所でした。

そんなこんなで、今回もごゆっくり見ていってください。


第12話

その場に倒れ込み、被害確認をしようと身体を見てみると、俺の身体はスナイパーに撃たれた方向ではなく、全くの違う方向のに倒れ、俺の身体にはキズ1つないことに気づいた。

その事を確認している間にゲパードの手によって撃ってきたスナイパーは排除され、俺の方へと駆け寄って絶句しているのを認知してから、俺は自分のしでかしてしまったことを思い知ることとなった。

 

「ああ…俺はなんてことを…!」

 

そう俺の口から言葉と涙が零れ、その視線の先には―――

 

―――たくさんの血を流し倒れ込む、C96の姿がそこにはあった。

 

「よかっ…た、ジンさんが無事で…」

 

そうC96が呟き、涙で潤んだ目でこちらを見てくる。

この血の量では、早く止めないとたとえ自立人形でも死んでしまうだろう。

 

「もういい、喋るな、今すぐ止血してやるからな…!」

 

そう言い、急いで止血キットを取り出し、急いで傷口へと当て、止血しようと試みる。

しかし、いくら止めようと試みても、止まる気配がなかった。

 

「ちくしょう…!止まってくれよ…!」

 

「ジン…さん、もういいよ…わたし達には代わりがいるから…ね?」

 

「でも…!でも……!」

 

「大丈夫…だから…わたしのメモリーは生きてるから、それから引き継げば記憶は大丈夫…だから、泣かないで…」

 

そう言いながら、C96は泣きじゃくる俺の顔を撫でるように腕を持ち上げてきた。

 

「ごめんよ…本当に…ごめんよ…」

 

「大丈夫ですよ…じゃあ…また…後で…」

 

そう言い、C96は瞼を閉じると、持ち上げていた腕から力が抜け、そのままC96は息絶えてしまった。

 

「ちくしょう…俺が油断しなければ…こんな事には…!」

 

そう言いながら、俺は思いっきり地面を殴り、後悔し続けていると、後ろからM500が、

 

「ジンさんだけのせいじゃないよ…すぐに気づけなかった私たちにも罪はあるよ…」

 

と、フォローしてきてくれた。

 

「いや…俺のせいだ…俺がもう少し反応が早ければ…」

 

「大丈夫ですよ、ジンさん、私たち戦術人形は生き返れますし、なにより元からいつかはこうなるって、覚悟してますから」

 

そう、M14が慰めるように言ってきてくれた。

そしてその言葉にに続いて、

 

「さ、早く帰って新しいボディを用意してあげましょ、大丈夫ですよ、メモリーはC96の言う通り、この位置なら無傷ですから、記憶はそのまま引き継がれますよ」

 

と言ってくれた。

 

「そうだな…早く帰って、新しいボディを用意してやらないとな…」

 

そう言い、俺は血がつくのも顧みず、C96の亡骸を抱き抱え、そのまま降下してきたヘリへと乗り込んだ。

 

―――

――

 

 

「ふう!やっぱり新しいボディはいいですねぇ!」

 

数日後、C96は新しいボディへと記憶を移し変え、体を伸ばしながらそう元気に言った。

 

「…やっぱり、そういうもんなのか?」

 

「そういうもんですよ!やっぱり日頃からメンテナンスがあるとはいえ新品に比べたら違いますからね!」

 

「へぇ…そういうもんなのか」

 

そう言いながら、俺はコーヒーを飲みつつ、C96が戻ってきてくれたことを喜んでいた。

 

「そう言えばジンさん、最近眠れてます?体調悪そうですけど」

 

「…そうか?そうでもないと思うが」

 

「じゃあ気の所為って事にしておきましょう!」

 

「ああ、そうしてくれ」

 

そんな会話をしていると、唐突に出撃サイレンが鳴り、2人して頷きあってから急いで準備し、デストロイヤーに留守番を頼んでからヘリへと乗り込む。

そして、いつものように現場につき、何事もなくヘリボーンすることができた。

 

その後も、特に苦労することなく狙撃班と殲滅班に別れて殲滅することができる―――はずだったのだが…

 

「ストップ、安全確認だ」

 

「またぁ?ジンさん、もうこれで20回目だよ?」

 

「…安全に越したことはない」

 

そう言い、なんとかM500を納得させる。

 

「はーい…後ろ、左右クリア」

 

『こちらM14、周囲に敵影なしだよ』

 

『こちらゲパード…同じく敵影なし』

 

「了解」

 

そう短く返し、再度進撃を再開する。

そして、しばらく進むとテクニカルに乗って逃げようとする、たくさんのテロリストたちの姿があった。

 

「ジンさん!早く追いかけよう!」

 

「いや、待て、こういう時こそ警戒をしっかりとな」

 

そう慎重に射程圏内へと近づこうとしていると、射程圏内に入る前にテロリスト達は離脱していってしまった。

 

「…ジンさん、どうしたの?今日の任務の時のジンさん、何かおかしいよ?」

 

「そんなことは無いさ…ただ偶然が重なっただけだ」

 

「そう…かなぁ…」

 

そう納得のいってないM500や他のみんなを尻目に、俺は帰投のために降下してきたヘリへと乗り込み、そのまま後を追って乗り込んできた皆と共に、帰路に着いた。




投稿してみたら思ったより文字数が少なくてびっくりしてます。
次も早めに書き上げようと思いますのでユルシテ…ユルシテ…

書き直しを上げてたらいつもメモに書いてるナンバリングをそのままにしていたことに気づいた今日この頃(10/17)

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