とある特殊小隊の日常前線(デイリーフロントライン)   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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ノアです。
最近体調が悪くてなかなか書けてませんでした。
投稿遅れてすみません。

では今回もごゆっくり見ていってください。


第13話

C96が復活した任務から数日間、絶え間なく任務が発生し、俺達は出撃を繰り返していた。

しかし、毎回攻めそびれ、テロリスト共の逃走を許してしまっていた。

 

そんなある日、今回も逃走を許してしまった任務の後、休憩室で反省会をしていた時だった。

 

「…ジンさん、最近の行動、あれはどういう事なのか説明してもらえますか?」

 

と416に言われ、一瞬答えに詰まってしまう。

その後にも、

 

「今回も今まで通りなら殲滅が簡単にできました、なのに今回も逃走を許してしまってます」

 

と、言ってきた。

 

「それは…」

 

「それはなんですか?逃走を許してしまっているんです、このままだとテロリスト共がまた再軍備してそれ以上の戦力になりかねません」

 

そう言われ、返す言葉が見つからず、黙り込んでしまっていた。

 

「416、言い過ぎだよ…ジンさんにも何か考えがあるんだよ!きっと!ね?ジンさん?」

 

「あるならそう内容を伝えて欲しいものね、今のままじゃただの負け犬部隊よ」

 

「…すまない」

 

「謝るってことは考えすらないという事でいいかしら?ならなんのために戦っているのかしら?」

 

「それは…」

 

そう言い淀んでいると、ついに、

 

「それは何よ!もう私は今みたいなジンさんのままじゃ嫌なのよ!言いたいことがあるならしっかりと言いなさいよ!」

 

と怒られてしまった。

 

「…怖いんだ」

 

「…何がよ」

 

「仲間を、失うことが…怖いんだよ…もう、俺は家族を失いたくないんだよ…!」

 

そう明かした時、視界が歪み、目から大粒の涙が溢れてきているのが、嫌な程にわかった。

…やっぱり、俺は負け犬なのかもしれない。

 

「…なんだ、そんな事だったの」

 

「…そんな事ってなんだよ、416、俺はもう嫌なんだよ、もう二度と、家族を失いたくないんだよ!」

 

「…私たちは、そう簡単に死なないわよ、もしかして、そんな信頼もなかったのかしら?」

 

「そうだよジンさん!私たちは死なないよ!ジンさんが死ぬまで、ずーっと一緒!」

 

「そうですよ!M14も416やM500と同じです!そう簡単には死んであげませんよ!」

 

「うん…ワタシも、ダラダラできる日が来るまで、死ぬ気は無いよ」

 

「だねー、あたしも、訓練しなくて済む世界になるまで、死ぬ気はないかなぁ…まだまだスコーピオンを撃ってあたしの使ってるスコーピオンの良さも知らしめたいしね」

 

「わたしも、1回は死んじゃいましたけど…もう死んであげる気はありませんからね!」

 

「あたしも、まだ実戦経験はないけれど、戦場に出るからには皆の役に立って、死ぬ時はみんなと平和な世界で死にたいから!」

 

「あたいもそう簡単に撃墜される気はないよ、ね?ニコ?」

 

「そうだね、姉さん、いつか平和な空を皆で飛べるその日まで…ボクも死ぬ気はないよ」

 

「みんな…信じていいのか?本当に、俺の前からいなくなったりしないか…?」

 

「「「「「「「「「もちろん!」」」」」」」」」

 

そう言われ、さらに涙腺が崩壊していまう。

…本当に、いい仲間―――家族を持ったものだ。

 

「ありがとう、みんな、ありがとう……!」

 

「いいのいいの!さ、死なないためにも訓練しよっか!」

 

「そうね、そうしましょう…それとジンさん、さっきはジンさんの気持ちもわからずに責めてしまってごめんなさい…」

 

「いいんだよ、おかげで目が覚めた」

 

そう言いながら、416の頭をつい撫でてしまう。

しかし、その時ばかりはいつもは嫌がっていた416も、大人しく撫でられていた。

本人なりに、罪悪感を感じているのだろう。

 

「さて、頑張るぞぉ!えい、えい、おー!」

 

「「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」」

 

そう皆で団結し、再度進んでいこうとしていると、M500だけ顔を青ざめていた。

 

「…どうした?M500」

 

「ひ、1人…い、今の掛け声多くなかった…?」

 

「…えっ」

 

そう絶句していると、こちらを見ていたデストロイヤーの顔が青ざめ始める。

何事かと首をかしげていると、こちらに指をさして、

 

「じ、ジンさん…後ろ…」

 

と言ってきた。

 

「…後ろ?」

 

なんのことやらと思いつつ、後ろを振り向いてみると、そこには―――

 

「こ、こんにちは…」

 

どこか見覚えのある、黒いロングヘアの少女が、空中に浮いていた。

 

「こ、こんにちは…?君は一体…?」

 

「えーと…その…ごめんなさい!」

 

そう少女は謝罪したかと思うと、さっきまで浮遊していた場所から瞬きの一瞬で跡形もなく消えていた。

 

「…消えたね」

 

俺がそう言うと、

 

「ま、まさか幽霊…?」

 

と416が1人であわあわとしていた。

ははーん、クールだけどこういうの苦手系か。

 

「って事は、前にここに初めて来た時の物音って…?」

 

そうM500が青ざめたかと思うと、今度は、

 

「そ、それはデストロイヤーだよ…ね?ね?」

 

と、スコーピオンまで青ざめてきていた。

 

「あ、あたしは前の時物音は立ててないわよ!ずっとこっそりとしてたもん!」

 

そうデストロイヤーが言うと、他のみんなも顔を青くして震えていた。

ははーん、みんな苦手か。

そんなことを考えていると、M500に

 

「さ、さっきからジンさん普通にしてるけど平気…なの?」

 

と言われた。

 

「俺?俺かぁ…ホラーなのは勘弁な」

 

「幽霊って基本ホラーなんじゃ…」

 

「…確かになぁ」

 

そう言われ、俺も少し怖くなってくる。

この時点で少しという事は俺は幽霊は大丈夫なのだろうか。

…いや、ホラー無理だし無理かもしれない。

そもそも俺は…

 

「幽霊って銃弾効かないよなぁ…なら無理かも…」

 

そう呟くと、近くにいた416に、

 

「…ジンさんって、殺せないものは怖いみたいな考えあるんですか?」

 

と言われた。

 

「かもねぇ」

 

「じゃあさー、ジンさん、ゾンビとかはどうなの?」

 

「ゾンビかぁ…大群で来られたら怖いかなぁ、1対1で武器があるならまだいける」

 

「じゃあE.L.I.D.はどうなんですか?」

 

「大型で弾はじくようなのはビビるけどへーき」

 

「見た目ゾンビなのに…?」

 

「うん」

 

そう言うと、みんなに"何が違うの…?"という顔でこっちを見られた。

いつの間にか幽霊の話じゃなくて俺の話になってる気がするが気にしないでおこう。

掘り返したらまためんどくさくなる。

 

「さ、そんなことより訓練しようぜ、いつ出撃になるかわからねぇしさ」

 

「そうだねー、ジンさんも復活した事だし、今回は本格的に行ってみない?」

 

「いいぞ、復活と言われても体のだるさは抜けないけどな…」

 

そう言いながら肩や首を回していると、416に、

 

「あら、そんなので私たちを守れるのかしら?」

 

と微笑みながら言われた。

 

「やる時はやるさ、体のだるさなんて言い訳にもならないからな」

 

「そう来なくっちゃ!さ、訓練いこ、ジンさん!」

 

「ああ!」

 

そう言い、俺達は各自準備を始め、訓練区域へと向かった。




終わるのが久々に書いたからか下手なのがさらに下手に…(´・ω・`)
次回もごゆっくり待っていてください。

あ、そうだ、待っている間にでも現在2話まで投稿してある『猫な彼女と傭兵と』もよろしくお願いします。
こっちが一段落着いたら"ねこかの"も更新したいとおもってます。

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