とある特殊小隊の日常前線(デイリーフロントライン)(旧)   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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キッチリ流れを決めちゃうより大まかな流れを決めて徐々にその目的に話を進めていくのが結局いいんじゃないかと最近思ったノアです。
まあやり方は人それぞれなんですけどね。

とまあそういうのは置いておいて、今回もごゆっくり見ていってください。


第26話

外から暴風雨の音がする中、俺たちはソラと通話しながら昼食を食べ、午後からどうするか話し合っていた。

筋トレだの体幹トレーニングだのの案が出てきたので、おそらく午後からは雨の日の部活にありがちな内容に射撃訓練という物騒なものがつく感じになるだろう。

…ってか戦術人形って筋トレやら体幹トレーニング意味あるのか、どういう技術なんだ。

世の中には特殊部隊向けに作られたらしいショットガンの人形の最近の悩みが体重増加だとか聞いたことあるし、半分ほど人間なんじゃないだろうか。

 

そんな事を考えていると、どうやら前々から着任が決まっていた3人もこの嵐で遅れるとメールが入った。

…え?今日か明日来る予定だったの?

先に言ってよそれ…

そう思うが、まあこの際だし、誰が来るかもう発表してもいいだろう。

 

「みんな、少しいいか?近々着任するらしいメンバーなんだがな」

 

「はぁ、そんな人がいたんですか?」

 

そうM14が聞いてくる。

 

「ああ、スナイパー2人にSMG1人だ、そのうち2人は特殊な製作工程だったらしくてな、エッチングされた銃が姉妹銃ですらないのに姉妹だそうだ」

 

そうみんなに言うと、みんなもその謎の姉妹について謎を感じたらしく、みんなして黙り、難しい顔をし始めた。

まあ仕方ない、俺もよくわからないし。

そうした中、1人だけ急にデストロイヤーが明るい顔になり、こちらを笑顔で見てきた。

 

「もしかして…あたしより入隊後ってことはあたしが先輩に!?」

 

「ああ、そういうことに一応なるな」

 

そう言いながら、先輩になれると喜んでいるデストロイヤーの頭を撫でてやる。

 

「なでなではやめて、人間の子供じゃないんだから…」

 

「自律人形だの人間だの俺には関係ないさ、撫でたいから撫でてるだけだよ」

 

そう言うと、恥ずかしそうにしつつも、気持ちよさそうに撫でられてくれたので、こちらとしては撫でた甲斐があったというものだ。

 

「そうだ、ちなみに今回の入隊者が…『Super SASS』になぜかSASSの妹らしい『79式』、あとは…『ドリーマー』だ」

 

「ええ!?ドリーマー!?嘘でしょ!?」

 

そうデストロイヤーがすごく驚きながら聞いてくる。

なにか因縁でもあったっけ…?

 

「本当らしいぞ?…ってそうか、デストロイヤーがうちに来た理由って…」

 

「…そうよ、いっつもあたしをからかってきて…でも、その分世話を焼いてくれてたなぁ…」

 

「めんどくさい姉みたいなもんか?」

 

「…まあ、そんな感じだったのかもね」

 

そうデストロイヤーは言いながら、少し懐かしそうな顔を浮かべていた。

なんだかんだ言って、仲が良かったのだろう。

…まあ、本人からすればシャレにならないイタズラもされてたようだが。

 

「さて、そろそろ訓練を始めようか、今日は早めに始めて早めに終わろう」

 

そう言うと、全員から了解と返事があり、各自で汗を拭くタオルなどを準備し始めていた。

俺もタオルと銃を用意し、みんなして基地の中でそこそこの広さのある1階の駐車場へと向かい、ランニングを始めた。

しばらく走り、少しの休憩を挟んでから筋トレを始める。

最初は自分の銃を背負ってみんなでやろうかと思っていたが、そうするとゲパードが地獄を見ると気づき、結局普通に筋トレをする事にした。

 

「はぁぁ…疲れた…ワタシもう寝たい…」

 

「ゲパード、まだ射撃訓練が残ってるぞ、GM6 Lynx使っていいから元気出せ」

 

「別にGM6が好きなわけじゃないけど…確かに一発づつ装填するより楽だからそれでいいか…」

 

そう無理にゲパードに納得してもらい、俺たちは地下の射撃場へ行こう…としていた時だった。

 

「ん?ねぇねぇジンさん、なんか声しない?」

 

そうM500に言われ、聞き耳を立ててみる。

すると、本当に微かにだが、誰か女の子の声がする…気がした。

 

「コック…ではないよな、コックなら今飲み物の補充しに休憩室に行ってくれてるし、それにコックならもっと聞える」

 

「私からしたらそこそこ聞こえるけど…確かにコックちゃんの声ではないよね」

 

そんな会話をしていると、唐突に建物のインターホンが鳴らされ、咄嗟に身構えてしまう。

 

「…出てみるぞ」

 

そう皆に一声かけ、ドアを開けてみる。

すると、そこには服がボロボロになり、雨でびしょびしょになった、1人の水色の髪をした女の子が立っていた。

 

「どうしたんだ?何があった?」

 

そう言うと、その女の子は泣きじゃくりながら、

 

「お父さんとお母さんが…怖い人たちに襲われてて…!助けてください…!」

 

「怖い人たち…それは武装してるのか?」

 

「はい…別荘にいたら急に襲ってきて…あたしだけでも逃げろって…」

 

武装してて襲ってくる…ということは、十中八九テロリストだろう。

そしてここまでボロボロというのは、この周辺の森の中を走ってきたから、という事だろうか。

 

「家はどの方向だ?落ち着いて話してくれ」

 

そう言いながらM500に目配せして周辺地図を持ってきてもらい、それを開きながら、その女の子の話を聞くことにした。

 

「この方向に数キロ…ここか、確かにポツンと一軒家がある、よく走ってきたな、辛かったろう」

 

そう言ってその女の子を撫でてやると、洪水のように泣き出してしまった。

よほど大変で辛かったのだろう。

 

「…よし、出撃の理由づけは適当に指揮官に任せよう、シグマフォース、出撃準備!」

 

そう言うと、みんな一斉に自室や用具置き場へと走り、準備を始めた。

俺は女の子の事はイチとニコに任せて、俺も準備をし、目的地の座標を今回使用するRG-31 Mk.5に乗りながら端末を使って入力し、エンジンを暖める。

いつもなら大人数で乗れる乗用車などに乗るのだが、今回はテロリストが相手ということで、こんなこともあろうかと配備されていた装輪装甲車で行くことにしたのだ。

 

「そうだデストロイヤー、今日はここに変なのが来ないかの警備をしててくれ、デストロイヤーのグレネードなら防衛目標にダメージが行くかもしれない」

 

「わかった!誰も来ないといいなぁ…」

 

「安心しろ、イチとニコもいるさ、よし、じゃあ3人とも、その子任せたぞ!」

 

そう伝え、俺はRG-31を走らせ始めた。




この暴風雨が来てるシーンをイメージしながら書いてたら外が曇りなのに雨が降ってると錯覚してました。

あ、アンケートを取った結果、417が3票、SOPMOD block 1が2票、ジャッジが2票、誰でもいい、もしくは全員参加が5票、全部で12票の投票でした、ありがとうございました。

この結果を踏まえて、後々早いうちに全員参加の路線で、票の多さ順に実装していこうと思います。
アンケートの参加ありがとうございました。


本編の内容に戻りますと、次回からやっとかなり前からネタとしてはあった話へとようやく進めることができました。
あともう1つかなり前からネタとして置いてあるのがあるので、それもしないとなぁ…と思いつつ、皆さんに楽しんでもらえてるのかなぁ…と思いつつ…少なくとも観覧して貰えてるので楽しんでもらえてると思ってモチベを上げてます、毎回ご観覧ありがとうございます!
ではまた次回、お会いしましょう!

新規キャラ実装アンケート

  • HK417
  • M4 SOPMOD block 1
  • ジャッジ
  • 誰でも良い(全員参加)
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