とある特殊小隊の日常物語   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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いつもご観覧ありがとうございます、ノアです。
布団から起きるのが辛い時期になりつつありますね。
気がつけば合計文字数が10万文字を超え、さらには30話を超えるという…
自分でもよく続いてるなと思いますw

では今回もごゆっくり、見ていってください。


第31話

2059/3/25

 

その日、俺は部屋に差し込んでくる、朝の太陽の光で目が覚めた。

普段は特に日の光なんて気にせず寝ているので、どこか不機嫌になりつつ2度寝…しようとしていると、枕元に置いている携帯端末に電話が入った。

こんな朝早くにかかってきた電話にさらに不機嫌になりつつ電話の主を見てみると、開始してから約20日近くになる、ソラのメンタルスキャンをしていた、住吉さんからの電話だった。

 

ソラに何かあったのかと慌てて電話へ出ると、前に会った時とは違いどこか落ち着いた喋り方の住吉さんが電話に出て、ひとまず何かあったわけではないと察し、少し安心して、そのまま会話を続けていた。

 

『ってな感じで、ひとまずスキャンとAR機器へのインストール、並びにAR機器に元から居たAIとの顔合わせが終わったんだけど…何かここまでで質問はある?』

 

「いえ、ソラに何も無くてよかったです…ありがとうございました」

 

『いえいえ、叢雲くんの頼みなら聞いてあげないと、まっちゃんに怒られちゃうからね』

 

「誰ですかまっちゃんって…」

 

『そりゃあ、昔、叢雲くんと一緒にいた…ううん、なんでもない、じゃね~♪』

 

そう言い、一方的にぶつりと電話が切られ、少し困惑しつつも、話に出てきた名前が気になっていた。

 

「…まあ、すぐに思い出せないってことは記憶にないってことか…ダメだ、頭が回りそうにない、2度寝しよ…」

 

そして布団にまた入り、俺はまた夢の世界へと旅立っていった。

 

 

 

ジリリリリ…と、何度聴いても耳障りな音で目が覚め、俺はあまり回らない頭でそれを止め、気だるい体にムチを打ちベッドから起きる。

そして部屋を出て洗面所へと行き、冷水で顔を洗って無理やりに意識をハッキリとさせる。

その後は部屋へと戻り、カレンダーで日付を確認して休暇という事を確かめてから、適当なパーカーを引っ張り出し、感覚でそれに合いそうな服を選んで部屋を出た。

 

部屋を出てから休憩室へと向かい、そこにあるキッチンで全員分の朝食を作る。

前の嵐の時から増員メンバーの来る日程がズレてかなり経つが、未だに連絡が来ず、あるのは用意してからホコリをかぶりつつある人数分の部屋のみだった。

一体来るのはいつになるのだろう…そう思いながらパンをトースターに入れて焼き、インスタントのコンソメスープやヨーグルトなどを準備してみんなが起きてくるのを待つ。

その間に、今日の大まかな日程を指揮官へとその気になれば増員メンバーの日程を聞きにカチコミするぞと言う意味を込めた文章を書き添えて送る。

 

するとものの数分で、今日基地へと帰るタイミングでそのまま連れて帰るようにと、遅れたことの謝罪とともに返信が届いた。

 

「本当に急だな…スケジュール管理ガバガバ説あるな本当に…副官とかいないのか?」

 

そうブツブツと愚痴を呟きながら、自分の夢のために貯めているお金が総額いくらかを計算しつつパンを頬張っていると、私服の416とC96が起きてきた。

 

「おはよう、2人とも、よく眠れたかい?」

 

「おはようございます、ジンさん、よく眠れました」

 

「おはようございます!よく眠れましたよー!」

 

そう言う2人に朝食を出し、俺も食べるのを再開する。

2人は揃って「いただきます」と言ってから、美味しそうに朝食を食べ始めた。

 

「2人って、何気に仲いいよな」

 

「そうですかぁ?まあ付き合いは長いよね、416」

 

「そうね…そう言われればシグマフォースの前から同じね」

 

「へー、どこにいたんだ?」

 

「普通の戦術人形の部隊です、前の指揮官が定年で退社したので部隊は解散になりましたけどね」

 

「へー…初めて知った」

 

「まあ、言ってませんでしたからね」

 

「そうそう、まあ言うほどの経歴じゃないですしね、やってたこと主に警備だし」

 

「へぇ…」

 

そう言いながらスープをすすっていると、スコーピオンとゲパードが、楽しそうに会話しながら起きてきた。

 

「おはよう、よく眠れたかい?」

 

「おはよージンさん、今日も元気100%だよー!」

 

「おはようジンさん…本当はもう少し寝てたいけど…今日はお出かけだもんね…」

 

「だな、欲しいものは決めたかい?」

 

「うん…しっかりと在庫予約もしておいた…」

 

そう言いながら、とても嬉しそうにしているゲパードを見て、なんだか微笑ましい気分になり、何をねだられるのかという恐怖を、いつの間にかその気持ちが上回っていた。

 

しばらくすると、それぞれの私服を着たM500とM14、コックにデストロイヤーが起きて来て、一緒に食事を食べ始める。

そしてみんなが食べ終わった頃に、少し顔に油汚れをつけたイチとニコが休憩室にやって来て、2人が遅めの朝食を取っていた。

 

「イチ、ニコ、何してたんだ?」

 

「ちょっとオスプレイの整備をしてたんだ!今日はオスプレイで行こうと思って」

 

「うん、だからみんなより少し早めに起きて整備してたんだ、だから少し眠いかな…」

 

「お疲れ様、2人が来てから伝えようとしてたんだが、今日増員メンバーを連れて帰るように言われたからちょうど良かったよ」

 

「そりゃあ良かった!整備したかいがあるってもんだよね、ニコ?」

 

「そうだね、姉さん…ふわぁぁ…ボクちょっとカフェイン摂取してくるよ…」

 

「ああ、それなら冷蔵庫にいいのがあるぞ、モンスターなエナジーが」

 

「じゃあそれ貰うね、ありがとうジンさん」

 

「了解、いくつか種類があるから適当に選ぶといい」

 

そう言いながら机を拭き終わり、部屋に今日の荷物を取りに向かう。

一応前日に集合時間は0930と決めていたので、あと1時間と言ったところか。

ウェストポーチに荷物を入れ終え、俺はそれを腰に巻いたまま休憩室のソファでテレビを見ていた。

すると準備が終わったのかM14が隣に座り、そのままもたれかかってきながら、一緒にテレビを見ていた。

 

「どうしたM14、いつもにも増して積極的じゃないか」

 

「いえいえ別にー?私にだって甘えたくなる時くらいはありますよー?」

 

「…まあ、そんな日もあるか」

 

そう言い、そのまま気にせずにテレビを見ることにした。

 

「…もう、ジンさんのいじわる」

 

「ん?なんか言ったか?」

 

「いいえ何にも?…私は、諦めませんからね」

 

「何をかわからんが…まあ、頑張れ?」

 

「はい!絶対に…気づかせてみせます!」

 

そう鼻息をたてながら両手でガッツポーズをしているM14を見て微笑ましくなりつつ、俺は時間になるまでゆっくりとしていた。




ネタがないのでいつもなら簡略化してそうな所まで書くようにしてみたらいつも通りの文字数まで到達したのでしばらくはネタが残ってそうです…良かった…
他のシリーズのネタとかは出てきたり、(なおねこかのは出てこない模様)他のシリーズの設定ネタが
出てきたりはするのにメインで書いてるのは出てこない辛さ…

書いてて1度でいいから好みの複数の異性から好意を抱かれてみたいと思いつつ、その場合片方断るのが果たして自分に出来るのだろうかと思いやっぱり好かれて付き合うのは1人くらいでいいやと思いました。
はい。(恋人いない歴=年齢の作者並感)

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  • HK417
  • M4 SOPMOD block 1
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  • 誰でも良い(全員参加)

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