とある特殊小隊の日常前線(デイリーフロントライン)(旧) 作:ノア(マウントベアーの熊の方)
ネタが…ネタが欲しい…
でも他のシリーズのネタとかが出てくるの本当に謎…()
そんなことで(?)では今回もごゆっくり、見ていってください。
キィィィィンと甲高いエンジン音を聞きながら、俺たちはヘリに揺られ、グリフィン本部へとステルスオスプレイに乗りながら向かっていた。
今基地にいるのはコックとユキだけで、理由は一般人だからというのと幽霊だからだ。
まあ欲しいものは聞いてきているのでそれを買ってあげることになっているのだが。
そんな中、暇を持て余していた俺は、グリフィン本部の管制塔の周波数にいつも使っている無線を合わせ、管制塔とグリフィンに所属するヘリとの交信を聞いていた。
『"オスカー7"より"マスタータワー"へ、離陸許可を求む』
『こちら"マスタータワー"、"オスカー7"の離陸を許可する、良いフライトを』
『了解、"オスカー7"離陸する、貴方も良い日を』
ここでいうコールサイン『オスカー7』はグリフィン本部に所属する偵察ヘリコプター『OH-6』のオスカー隊、その7番機ということだ。
対してコールサイン『マスタータワー』はグリフィン本部に離着陸するヘリコプター全ての管制を行っている、つまり管制塔である。
「ジンさーん、何聞いてるのー?」
そうスコーピオンに言われ、両耳に付けていたイヤホンを外し、そのままスコーピオンの耳にイヤホンを突っ込む。
今ならまだ他の機体と交信が続いているはずだ。
イヤホンを耳に突っ込んで少ししてから、スコーピオンは難しい顔をして、
「…これ、聞いてて楽しい?」
と、言ってきた。
「うーん…楽しいかと聞かれると…普通なんだよなぁ…BGMみたいに聞いてるし」
「ふーん…まああたしの訓練好きみたいなもんなのかなぁ…」
「どうなんだろうな?俺の場合趣味みたいなもんと言うよりやること無くてやってる感じだから違うと思うが」
「へー、なら違うかぁ…」
そんな会話をしながらスコーピオンにイヤホンを返してもらい、そのまま聞き続けていると、今度は聞き慣れた声が聞こえてきた。
『こちら"シグマ01"、ヘリパッド25-4への着陸を申請します』
『こちら"マスタータワー"、ヘリパッド25-4への着陸を許可します、おかえりなさい』
『了解、"シグマ01"、アプローチを継続します、ただいま』
そう落ち着いて交信するニコの声を聞きつつ、俺は降りる準備をし始める。
しばらくすると、機体が着陸し、元より静かだったエンジン音が止まった。
「タッチダウン!みんなー、着いたよー!」
そうコクピットからイチが言い、俺は皆が降りる準備をし始めたのを見つつ、俺はコクピットへと向かった。
「お疲れ様、2人とも、いつも交信はニコがしているのかい?」
「ううん、たまにだけど姉さんもするよ、多分兄さん聞いたらびっくりすると思うよ、いつもの姉さんと違うし」
そうニコがヘルメットを外しながら教えてくれ、俺はその事に興味をそそられていた。
「もう、いつも通りのあたいと変わらないって!」
「そうかなぁ…?いつもの姉さんより大人びた感じだけど」
「むー!いいもん、今度お兄ちゃんに聞いてもらうもん!」
「ならまた航空無線聞いておかないとな、イチの普段の仕事を知るためにも」
そう言い、俺はキャビンへと戻り、みんなと共に機体から降りた。
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「へぇ…グリフィン本部にこんな店が…」
そう言いながら、俺たちはグリフィン本部のとある区画にある、『キャッツ&メインズ』という、コンビニくらいはあろう大きさの酒保にやって来ていた。
雰囲気は怪しいミリタリーショップのようで、中に入ってみると日用品から銃のパーツや銃弾まで取り揃えていた。
「あ!あったあったジンさん!これこれ!」
そうM500が俺の片腕を引っ張りながら言ってきたかと思うと、スピードローダーのパーツの入ったダンボールでできた小さな箱を渡してきた。
「はいはい…支払いはみんなのものと同時だからな」
そう言いながらその箱を受け取り、近くにあったカゴを取りながらそこに入れる。
しばらく店内をさまよっていると、銀髪を猫耳ヘアにし、白いねこのしっぽつきのパーカーを着た、青と橙のオッドアイの155cmくらいの少女に声をかけられた。
「こんな店に人間のお客サマとは珍しい、なんの御用かナ?」
そうどこか鼻にかかったような喋り方の少女は、にししと可愛らしく笑いかけながら、こちらの反応を待っていた。
「いや、うちの部隊員が欲しいものがあるらしいから来たんだ、特にそれ以外の理由はないよ」
「へぇ、人形思いな戦術指揮官もいたもんだネ、人形のために買い物に着いてくるなんてサ」
「あえて訂正させてもらうけど俺は戦術指揮官じゃないよ、とある部隊の隊長さ」
そう言うと、少女はふーんと興味無さそうに言い、そのままレジへと腰掛けた。
「ああ、自己紹介がまだだったネ、ボクはここの店主のフェリスさ、まあ、よろしく頼むヨ。チビって言ったら、怒るからネ!」
「これはどうも、俺は第62特殊小隊隊長、叢雲だ、よろしく」
そうあえてシグマフォースではなく秘匿名称で自己紹介し、特に害はないとアピールする。
理由?なんか敵に回すと面倒くさそうだからだ。
主にネチネチ言われそうという意味で。
そんなことをしていると、いつの間にかみんなが思い思いのアイテムを選び、俺の持つカゴに突っ込み始めた。
「…ちゃんと一人一つにしてるよな?」
「してますよ!わたしはこのお洋服です!」
「あたしはこのチェストリグだよー」
「私はこのスコープです!」
などなど、みんなそれぞれカゴに入れたものをわざわざ見せながら伝えてきた。
「あとは…コックに頼まれたポーチに…ユキに頼まれたリボン…ソラには…何がいいんだ…?」
そうブツブツ呟きながら店内を見て回るが、いい案が浮かばず、結局ソラが帰ってきた時にソラに決めてもらうことになった。
「えーと…おにーさんはグリフィン社員だから…税込…このくらいだネ」
そうレジで会計しながら言われて改めて総額を見てみと、そこには35万ちょいというシャレにならない金額が書かれており、一瞬意識が遠くなる。
あって良かった社員割。
その後は店から出て指揮官の所に顔を出したり住吉さんの所にソラの様子を見に行ったりしていた。
ソラはもう数日すればAR空間という新しい環境の体を得て活動できるようになるとのことだ。
今はインターネット環境の中でAR機器に搭載されたAIとの会話に花を咲かせているそうだ。
その後は新規メンバーとの合流のために指揮官室に俺一人で向かい、他のメンバーには先にオスプレイに戻ってもらうことになった。
指揮官室のドアをノックして入ると、そこには3人の新入りメンバーが、指揮官と楽しそうに話していた。
「おお、来たか叢雲くん、この3人が新入りや…まあまだ増えるんやけどな」
「ん?最後なんて言いました?」
「なんでもない、さ、3人とも、自己紹介を」
そう指揮官が言うと、3人はこちらに体を向けて敬礼してから、
「自律人形、SSDシリーズのG型、そのSuper SASSモデルのSuper SASSが入隊します。初めまして、これからよろしくね」
「同じく自律人形SSDシリーズのG型、その79式をモデルとして製造されました、79式、ただいまより貴官の指揮に入ります!なんなりとご命令を!」
「鉄血工造の試作型ハイエンドモデル、SPACA Dreamer Prototype、まあ簡単にドリーマーでいいわ、確かデストロイヤーもここにいるんでしょ?ふふっ、よろしくね」
「俺は隊長の叢雲 仁だ、みんなよろしく頼むよ」
そう各々自己紹介を終え、俺たちはそのままステルスオスプレイに乗って基地に帰投し始めた。
3人の荷物も一緒に運ぶことになり、行きの時よりもキャビン内がギュウギュウになっていた。
「そう言えば…SASSと79式はSSDシリーズの自律人形って言ってたけど…あれってどういう意味なんだ?」
そう2人に尋ねると、2人はふふっと笑ってから、
「私たちは他の戦術人形のみなさん…まあ、鉄血のお2人は例外になりますけど、他の皆さんのSST-05A型じゃなくて、私たちはオーダーメイド型になるSSDモデル、その軍用向けなんです」
「で、私とお姉ちゃん…Super SASSとは同じレーンで製造されたんです、そしてちょうど私が後で、お姉ちゃんが先に完成したから、姉妹ってことになってるんです」
「へー…自律人形にも色々あるんだなぁ」
そう言いながらドリーマーの方を見てみると、ドリーマーは久々のデストロイヤーとの再会が嬉しいのか、デストロイヤーをからかって遊んでいた。
「よかったな、デストロイヤー、同じとこの出身者に会えて」
「それがよりにもよってドリーマーだなんて…ゲーガーが良かったなぁ…」
「あらあら?そんなこと言って、本当は私と会えて嬉しいんでしょ?」
「うっさいバカ!…まあ、嫌ではないけど」
そうテンプレ通りのツンデレを発動するデストロイヤーを微笑ましく見つつ、俺達は基地へと帰投した。
早めにアンケートを取った子達を出さねばと思いつつ…
どう出そうと思いつつ…
それはそうとフェリス、なかなかに設定がよく書けたので他のミリタリものを書く時に出演するかもです。
改変すれば他のでも使えそうでしたからね…
ではまた次回、お会いしましょう!
ねこかのも書かないとな…(ボソッ
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