とある特殊小隊の日常前線(デイリーフロントライン)(旧) 作:ノア(マウントベアーの熊の方)
冬休みに入ると小説書かずにゲームやらなんやらやっちゃうの辛いですほんと…
とまあ、今回もごゆっくり見ていってください!
2059/4/1
4月。
それは出会いと別れの季節のうちの、出会いがある方の時期である。
もちろんそれはグリフィンの特殊部隊とて例外ではなく、シグマフォースにも新隊員が入ることとなった。
ほんの数日前にも増員した所だが、指揮官に何か考えがあるのか、それともただ単に4月になったから増員されたのか、理由は定かではないが、これで当直の隊員と休暇に入る隊員とで分けることができるだろう。
…まあ、俺に休みといった休みが増える訳では無いのだが。
…いや、もしかしたら増えるかもしれない。
今日からマシン・ガンナーズが完全に隷下部隊に入り、宿舎が統合されたので、今は2つの部隊がこの基地を使用している事になる。
今までこの基地に引っ越せていなかった理由をガンナーズの隊長であるナツに聞くと、どうやら今までの業務をこなしつつ、俺たちが休んでいる時に代わりの部隊として出れるように訓練を重ねていたらしい。
まだ課題はあるそうだが、4月ということで、序盤はシグマフォースと内容によって分担しつつ、後にどの任務でも出れるようにしていくそうだ。
とまあ新隊員もといマシン・ガンナーズのことはわかったのだが、本命はガンナーズのことではない。
なぜって、本当に統合されたのはそこそこ前だしね。
ちなみに、今回の新隊員については、俺は一切知らされていない。
それだけならまだいいが、急にヘリが飛んできたと思ったら、そのままいきなり荷物搬入が始まるというレベルにまで聞かされていないのはどうかと思うのだ。
まあ指揮官になにか考えがある…のだろう。
なければ正直困るのだが。
そんなことを考えながらヘリポートで新入りを待っていると、遠くから1機のブラックホークが飛んできた。
それを見て座っていた椅子を立ち、暖かくなってきた空気を大きく吸い込みながら、ヘリが降りてくるのを待っていた。
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「あなたが隊長ですね?M4 SOPMOD block 1、ただいま到着しました!」
「同じくHK417、本日付で正規入隊します、よろしくお願いしますね?」
「鉄血工造から来たジャッジだ、よろしく頼む」
そうヘリから個性たっぷりな3人が降りてきて、各々挨拶をしてきた。
聞いたことがない戦術人形な上に鉄血もいることに少し戸惑いつつも挨拶を、と思っていると、後ろの方から誰かが急に俺に向かって飛びついてきた。
「わぷっ!?…なんだM500か、今挨拶してるんだからもう少し待っててくれよ…」
「私だけじゃないですよ?みんな来てます!」
そう言われ、改めて後ろを見てみると、少し離れたところに横一列にうちの戦闘要員であるみんなと、イチにニコ、コックやユキまでずらっと並んでいた。
「全く…中で待っとけって言ったのに…」
そうため息つきつつも笑顔になりながら、改めて新入りの3人に向き直り、1度深呼吸をしてから、
「ようこそシグマフォースへ!俺は隊長の叢雲 仁だ!みんな、よろしく頼むよ!」
と、元気よく挨拶をした。
挨拶をすると同時に、みんなが後ろから近づいてきて、各々「よろしくね」だったり色々言いながら挨拶していた。
「げっ…!ドリーマー!?なんでここに!?」
「げっ、417がいるじゃない…」
そう挨拶の後すぐに新入り側とメンバー側から似たような言葉が同時に飛び、思わず苦笑いする。
やはり同じ鉄血だったり、姉妹銃なだけあって顔見知りのようだ。
「さて!挨拶はここらにして中に入ろう、そこそこ本部から離れてるから疲れてるだろうし、荷物の片付けもあるからね」
そう言いながら、ワイワイとした雰囲気の中、俺たちは基地の中へと入っていった。
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「417がこの部屋、SOPMOD 1がこの部屋…あとジャッジはこの部屋ね、何かあったら休憩室にいるから呼んでくれ」
そう言いながら各々の部屋の鍵を渡しながら一時解散し、俺は歓迎料理でもと休憩室のキッチンフロアで料理を作ることにした。
すると既にキッチンに、ガンナーズの隊長であるナツが、先に料理を作っていた。
「お疲れさん、ガンナーズのメンバーにかい?」
「お疲れ様っす、一応今日からシグマフォースの隷下部隊に正式になってるんで、今日はあたしが料理作ろうかなと思いまして」
「なるほど…無理をしない方がいい、この基地だけでナツを入れて26人だ、手分けしよう」
「うげ…そんなにいたっすか…いやそうか、うちだけでもあたし入れて8人っすもんね…」
「だろ?じゃあ2品づつ手分けして作ろうか、それなら大丈夫そうだろう?」
「そうっすね、そうするっす」
そう会話しながら、俺たちはテキパキと準備し、早々にお互い1品づつ作り終え、2品目へと突入していた。
「手際がいいな、普段から作ってるのか?」
「はい、メンバーで日替わりで作ってるっす、ヴェクターとかああ見えて料理上手いんすよ!」
「へぇ…うちはM14とかが上手いな、まあみんな上手いし、みんないい嫁さんになるよ」
そう俺が言うと、少しナツが手を止めて、
「お嫁さんっすか…あたしには到底無理っすね…」
と、半ば諦めがちに遠くを見ていた。
「なんでだ?料理もできるしリーダーシップもある、それに優しいし可愛いだろう?彼氏くらいすぐにナツならできるさ」
「そ、そうっすかね…へへっ、褒められなれてないんですっごいニヤけちゃうっす」
そう嬉しそうに、ニヤけている口を片手で隠し、休憩室でゲームをして盛り上がってるM500やSAAたちを見ていた。
「…あの子たちにも、いつかいい相手ができるといいっすね」
「…そうだな、まあ、きっとできるさ、アイツらも、ナツも」
そう言いながら、できた料理をさらに盛り付けていると、じっとこちらを見てきているSOPMOD 1に気づいた。
「どうした?ソップ?」
「た、隊長…!隊長の部屋の隣にあるあの銃だらけの部屋は一体…!」
そう半ば興奮気味に言ってくるSOPMOD 1に軽く困惑を覚えつつ、近くに行って軽く手招きして着いてこさせ、その部屋へと向かう。
そして未だに興奮が冷めてないSOPMOD 1を部屋に入れてやった。
「どうぞ、俺の銃コレクションだ、じっくり見たければ見ていいぞ」
「本当!?やったぁ!」
そう言い、SOPMOD 1は一目散に壁にかけられた銃へと駆け寄り、まじまじと眺め始めた。
「銃が好きなのか?」
「うん!私のガンアクセサリコレクションも後で見せたげる!」
「…ガンアクセサリコレクション?」
そう聞き返すと、元気よく部屋から飛び出していったと思うと、両手いっぱいにスコープやらホロサイト、フォアグリップなどを持って見せてきた。
「どう!?すごいでしょ!」
「おお…色々あるな」
そう言いつつ、適当に目についたホロサイトを手に取って見てみる。
目を輝かせながらニッコニコしているSOPMOD 1を見るに、恐らくこれが1番のお気に入りなのだろう。
「これ、お気に入りなのか?」
「うん!『EOT 518』っていう☆5ランクのホロサイトなんだ!コレクションとして個人で買うと高かったんだよ…」
そう言いながらその当時のことを思い出したのか、SOPMOD 1は大きなため息をついていた。
「…それはそうと、部屋の片付けは終わったのか?」
「あーっ!忘れてた!…って、トイレ行きたいんだった…」
そう言い、急にもじもじしだしたところを見ると、トイレを探していたらこの部屋に着いてそのまま興奮のあまり忘れていたのだろう。
本当に感情が大きい子だな…と思いながらトイレの場所を教えてやり、俺はまた休憩室へと戻っていった。
やっと…やっとガンナーズも合流できたし…新入り3人も追加できたし…
あとはソラを復帰させるだけやな…って(遠い目)
とまあ、今年最後の投稿にもしかしたらなるということで…
今年の6月から投稿を始めた本作ですが、たくさんの人に見ていただけてる上にお気に入りにしてくれている人も予想より多く…
本当に感謝でいっぱいです…
来年度も書き続ける予定ですので、どうか本作、『とある特殊小隊の日常物語』ともう1つ書いている『猫な彼女と傭兵と』をよろしくお願いします!
では、良いお年をお過ごしください!
新規キャラ実装アンケート
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HK417
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M4 SOPMOD block 1
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ジャッジ
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誰でも良い(全員参加)