あの少女に能力の実験をしてから2週間。俺は今、東の海を抜けて凪の帯の手前まで来ている。ちなみに船はあのときのアホが乗っていた海賊船にドアドアの実の能力で船尾に回転ドアを取り付けて動かしている。
本来ならば悪魔の実の能力と海水との相性は最悪だが俺の場合は少し違う。
俺は悪魔の実と契約して能力を使っているのではなく、俺自身の能力に取り込んだドアドアの実の能力を使っているに過ぎない。
つまり俺は悪魔の実の能力者ではないし、海水による影響も受けない。
さてなぜ俺が凪の帯の手前まで来たのかというと、本来ならばリヴァース・マウンテンの運河を経由しなければ入ることができない偉大なる航路に東の海から直接乗り込もうとしているからである。
俺がなぜこんなやり方で偉大なる航路に入ろうとするのかというと、単純に急いでいるのである。
俺はもうすぐ聖地マリージョアで起こる、魚人による奴隷解放事件、これに介入しようとおもっている。
しかし少し前にあった、原作キャラの一人、ロブ・ルッチの年齢からすると、あまり時間がないのである。
それでその聖地マリージョアのある場所だが偉大なる航路の終着点のシャボンディ諸島の近くの三日月型の島にあるマリンフォードの近くの赤い土の大陸の上にある。
だからてっとり早くシャボンディ諸島に行くために、東の海からショートカットをしようとしているのだ。
だが凪の帯はこんな安船では100%超えることはできない。
しかし我に秘策あり!
さっきも言ったが俺のドアドアは海水による影響を受けない。
つまりこんな使い方もできるということだ。
「ドアドア、
その一言で俺の目の前に凪の帯を横断するほど長い赤い道ができた。
やっていることは簡単、ドアをだして横に倒して繋げて、海に浮かべただけ。赤いのは気分だ。
残念ながら船とはここでお別れだがあとはこの道を走り抜けるだけだ。
「さて、久しぶりのランニングタイムとしますか」
さて凪の帯を抜けて、見事偉大なる航路についたわけだが、前方に一隻海賊船と思われる船が見えるんだが。
まあ突然、海に大量のドアが浮かんでいたら目立つよな。
まあ、ここは偉大なる航路。この海賊が能力者の可能性も東の海の比じゃないしな。
とりあえず、船の中から出てきてもらおう。
「おい、そこの海賊船船長。海賊ならば男らしく名乗りを上げてみせろ!」
「それは、とんだ失礼をしたよい。俺の名前はマルコ。白ひげ海賊団1番隊隊長 不死鳥のマル コだよい」
なん、だと!?