魔法少女リリカルなのはStrikerS ~The After Reflection/Detonation IF~ 作:形右
未だ全容を明かしきれていないキャラも数人おりますが、もうちょっとだけ伏せさせていただきます。本編後半では大暴れしてもらおうと思いますので、そこまではもう少々お待ちいただければ幸い。
【敵陣営 首魁組】
『ジェイル・スカリエッティ』───年齢:???(生み出された時期を考えると四〇代後半から五〇歳前後かと思われる)/所属部隊:???/愛機:特定の端末は持たない
違法性の高い研究ばかりを行う、次元世界でも悪名高い犯罪者。しかし、悪名が轟く一方、生体改造や精密機械の分野における天才であり、法や倫理の観念を取り払ったなら、その技術力は次元世界広しと言えども、頭一つ以上抜きんでている。
現在も指名手配中で管理局から追われる身であるが、中々その尻尾を見せない曲者。本人の容姿は研究者としての腕前に反し、非常に若く見えるが……犯罪者とし確認された時期も、年齢や出身地すら不明瞭という、謎の多き存在。
そういった謎の多さに比例してか、噂には事欠かない。大半が眉唾とされているが、単なる噂レベルに留まらないものが一つあり、ある『生命分野に関する研究』の基礎を築いた最初の人物ではないか、と目されている。
ただし、決定的な証拠が挙がっていない為、性格にはその可能性が高い第一容疑者というのが正しいが。……尤も、その逃亡中の資金や、彼が利用したとも思われる施設などから、その研究の一部を利用していると考えるのが自然だとはされている。
使用魔法や戦闘に関するデータは一切不明。本人が戦闘した記録が存在せず、また魔導師としても登録していないため、研究者としての素性以上に謎が多い。
一応、部下らしき女性の存在や協力者の影は露見しているが、それも完全な情報と呼べるものは少なく……彼の核心に迫る存在は殆ど明らかにされてすらいない。おまけに基本的に接敵した局員の殆どが返り討ちに合い、一部では何かしらの魔法による精神攻撃の様なものを行った痕跡も見つかっている。
そんな単なる犯罪者とは一線を画した脅威を見せつけるスカリエッティだが、過去に一度だけその本丸に迫ったとされる情報が一つだけある。
『
『作者コメント』───謎多き魔導科学者で次元犯罪者。一方、倫理観や道徳心こそぶっ飛んでいるものの、作品である娘たちには作り手としても父親としても、確かに愛情を持って接しているパパさんでもあったりと……そんな歪みたっぷりのザ・マッドサイエンティストなスカ博士ですが、本作ではもう既に正体は半ば露見しちゃってるので、結構ガッツリ書いてしまいましたね。
何気に後述の所長たちよりも設定明かしやすいっていうと変ですが、悪役のくせに本質が(ある意味で)真っ直ぐなので、どうしてもシンプルにぶっ飛んでおられるお方であります。
……こう考えると、なんだかんだINNOCENTのアレも性根の部分が善良か悪質かの差異さえ除けば、案外そのまんまなのかもしれませんね。と、やや横道に逸れてしまいましたが、他のキャラ同様に今後の本編での活躍に関して少しばかり言及をば。
前作の終わりでコンビ結成したり、ⅢやⅣの辺りで暗躍していたりと、既に計画の下準備は進めていますので……原典のそれとの差異が現れてくると思いますので、変わり始めた物語の中で、本作の計画がどんなものなのか明かされていく過程をお楽しみにしていただければ幸いです。
ついでに余談を挟めば、なのはシリーズの定番であるテーマにも絡めていきたいと考えてますので、そういった部分も楽しんで頂ければなとも。
『フィル・マクスウェル』───年齢:???(本来の『彼』から数えれば八〇歳以上、空白期を除けば四〇から五〇歳程度)/所属部隊:???/愛機:???
前作における黒幕で、地球とエルトリアを巻き込む大事件を企てた張本人。かつてはエルトリアで惑星再生に関する研究をしながら、惑星再生委員会の所長として日々を過ごしていた。
当時の彼は、研究の中で生み出した『娘』のイリスや、ある日エルトリアへやって来たユーリと良好な関係を築きながら、委員会のメンバーやその子供たち(特にアミタとキリエの良心であるグランツやエレノア)にとっても、父親の様な存在であった。
しかし、完全には身を結ばない研究に見切りをつけたエルトリア政府によって、惑星再生に対する研究を辞めるように命じられ、コロニーの保守管理の様な『退屈な仕事』に回る事(また、自分の見込んだ優秀な部下や娘がそんなものに使われる事)を拒絶。自身の研究を更に活かせる場を求め、別の星にある軍事団体へ移籍することを決めた。
その際、群体の初運用も兼ねて施設内に残っていた委員会のメンバーを全員殺害したが、現場を目撃したユーリの説得に失敗。強硬な手段を用いようとしていた事もあり、彼女の攻撃時よって命を落としてしまう。
が、それも彼にとっては筋書きの一つでしかなく。自身の死さえ手段にして、予備の計画を遂行。イリスとユーリを戦わせ、嘗ての『家族』だった者たちを壊し尽くしたのち、自身もイリスの群体として再びこの世に舞い戻った。
そんな自身の生命すら駒の一つにする狂気は、ある意味で彼の本質ともいえる。
口癖である「最後に笑ってればいいのさ」という言葉通り、一時の輝きに固執することなく、目的のためならあらゆる事象を手段や道具として冷酷に利用し尽くす。それゆえに、自身の目的のために『死』すらも覆して見せたが……その歪みこそが、彼が敗北する最も大きな原因でもあった。
『愛情は、人の心を動かす為の
子供として、兵器として。どちらの側面も残酷なほど『平等に見ている』が故の持論だったが……ヒトが誰かのために何かを成そうとする行為の本質を、彼は自分の理想に固執しすぎるあまり忘れてしまっていた。愛する子供であり、誇るべき作品であるイリスが、見せた成果の意味を、彼は知らないわけではなかったのに。
結果、大切なものを守ろうとする魔法使いたちの前に、彼の野望は敗れ去った。その後は管理局に次元犯罪者として逮捕され、無期懲役の罪を課せられた彼は、管理局の保有する監獄に収容されていた。
あらゆる事象を平等に見た末の敗北に、彼は一時的にあらゆる事柄に対しての興味を喪失していた。彼の収容に並行して、表側に出来たエルトリアとの窓口とは別に、彼自身もまた研究の材料として『使われる』ことを半ば予見していたというのも、そういった無気力さを助長していた。
……が、しかし。蓋を開けてみれば、現実は予想とはだいぶ異なったものだった。
監獄を訪れ、手を差し伸べて来た物好きな男に誘われて、期せずして彼は再び失いかけていた熱を取り戻すことに。自分の欲求や可能性を追求する在り方は、どこか共感を生み、彼は檻の中から、再び歴史の闇の中へと舞い戻る決意を固めた。
そして、またいつかの様に……新しい野望と共に、この世を震わせる機会を窺っている。
『作者コメント』───声からして完全にラスボスと名高い所長ことマクスウェルさん。なのはキャラでは珍しく、世界を揺るがして自分自身でもガッツリとガチ戦闘をした末に敗れ去った男性キャラですが、本作ではまだ野望を捨て去ってはおらず、今なお闇の中に潜み続けております。
本来はコメンタリーなどでの発言を鑑みると、『自分の目的』に沿ったものに対して、一度終わってしまえば興味を失くすというようなことが言われておりましたが……正直、ただ『次』だけを追い求めるだけでは面白くないというか、率直に言えば勿体ないなと。
『永久』を実現し、単純な『執着』が薄いとはいえ、アレで終わるなんていうのは幾ら何でも呆気なさすぎる気がしますから。特に、復活後にイリスとまともに口をきいているところがないので尚更に。もしかすると、復活後は『道具としての部分に重きを置いている』という暗示なのかもしれませんが、それだけっていうのも流石に寂しいので……前作のラストにて、スカ博士との共闘に至る部分を書くに至った、という感じですかね。
なので変更部分は多くありますが、前にもあとがきで触れたように、本来のコンセプトである『信念や目的が明確な悪ではない、優しさも情もあるけれど〝大切な何かが欠落した人〟』は崩してはいないつもりです。……もちろん、自分なりの解釈が含まれているところなので、完全に守れているは怪しいですが。
と、それは作中の描写を努力するしかないので一旦脇に置き、ここからは設定の補足とかをちょこちょこと綴って行きます。
自分はマクスウェル所長のあの狂気には、彼なりの美学というか潔癖さみたいなものがあるんじゃないか? と考え、その上で本作の設定や参戦理由などを練ってきました。
上でもちょっとだけ書きましたが、所長の他者に対する見方は、ある種の『平等』だと感じるんですよね。情や価値によるところではなく、あくまでもその本質に対する見方が。
イリスに対する見方が一番分かり易いですが、『
エルトリアを救う目的で作った機械である『ギアーズ』の二人に、本来はなかったはずの心を与え、子供として育てたのに対して……所長は目的こそありましたが、生体型であるイリスを子供として育てながらも、道具としても容赦なく活用していました。
テラフォーミングユニットではあるので、もしかすると人格的な部分は『造られた』のかもしれませんが、作中の描写が生身と殆ど変わらない(マテリアライズで躯体を作ったとき機械部品を使っていない事や量産・固有型とは異なり血を流すくらい人間に近い)ので、自分としては機能を付随しただけの
そんな自分の夢に正直すぎるくらいの『残酷な無邪気さ』や『壊しても直せる』という自信がマクスウェル所長にはあるんじゃないか? というのが、本作の時系列に参戦してもらおうと思った大本の理由です。
自分がこう在るべきと思った事柄を成し、自分の研究や技術を証明する。そして、その為の『場』があるのだとすれば、そこに行かない理由もないわけで。何よりも似たような研究をしているスカ博士との共感や、近い物でも異なる研究体系が目の前に転がっていれば、興味を持たないこともないだろうと。
そういった部分から、本作のマクスウェル所長の設定は練り上げてます。まだ明かしていない部分も多いので、この先で上手く明かせて行けるかは不安ではありますが……読者様方にほんの少しでも納得を感じて頂ける様なものにして行けるよう頑張りますので、今後もお読みいただけたら幸いでございます。
【○○‐○○】
『アネモイ(Ⅰ)』───年齢:???(見ためは二〇代半ば過ぎくらい)/所属部隊:???/愛機:???
『兄弟』内における
黒髪緋眼で、容姿は瞳の色以外マクスウェルにとてもよく似ている。外見年齢は二〇代前半程度。背丈は兄弟の中では二番目で、一番高い次男(一七五くらい)より少し低い。
一人称は『私』で、口調はゆったりとしている。仕事の
保有する能力は『IS・
大雑把に言えば『相手の精神や記憶に干渉する力』で、近しい所でいえば『闇の書』の〝吸収〟や『ウィルスコード』による思考操作が挙げられる。ただし、それらをより実戦向きに調整されており、単純な拘束や操作だけではなく、高い
このISを使用するときは、背に出現させた半実体の『翼』で対象を捕らえ、その『翼』と『瞳』を介して相手の精神や記憶に対する干渉を行う。補足として、『
そのため、三つの技術(ないし能力)に対する適正は有しているものの、魔法への適性自体は初期
『作者コメント』───PrologueⅡで弟のボレアに引き続き登場したオリキャラの一人。まだ全部の設定は明かしてはいませんが、勘の良い方なら、おおよその正体っていうか、アネモイの出自も予想ついてそうな気がします。
ぶっちゃけかなりそのままなので、勿体ぶって隠す程でもないかな? と、若干書いてる間もどっちにするか迷ってましたが……最終的には、ほぼ予想付いてるなら本編で明かす方がいいかなとこんな感じに。能力使用した戦闘とか、人間関係とかも本編で追々出して行きますので、そちらの方で確認してもらえたらなとは。
と、設定の云々を出し惜しんでる一方で、性格とかはもう結構本編でも腹黒さの片鱗というか、下衆なところが出てますよね。弟とティーダさんの戦闘に介入して任務優先させるよう諭しつつも、しっかり追い討ちは忘れないっていう。……自分で書いといてなんですが、ハッキリ言えば上二人とは違って分かり易く外道です。でもこんくらいパンチがないと、あの腹黒眼鏡(伊達)の相方は務まらないかなと思って、つい。
一応、アネモイのそういう性格が形成された経緯に関しては、能力ゆえにという裏話というか、想定を考えてはいます。
言葉にすると難しいですが、『目的を遂行する為の部品としての自分』と『ヒトの欲望や感情を大いに愛し抑制しない在り方』の混ざり合った結果といえばいいでしょうか。
ヒトのココロに触れる力も相まって、アネモイは『敵を完膚なきまで折り砕く残忍さ』と『身内を援ける悦び』をダイレクトに感じられるので、元々の素質もあったのでしょうが、サディスティックな性格になっていったのかなと。
なので、どっかの裸族巫女じゃないですが、半ば相手に与える痛みを期待の裏返しにしてる部分もあります。所長の『壊しても最後に笑えばいい』という部分と、博士の『際限ない探求と愉悦』が混ざって……『壊しても戻って来られるなら、それはそれで改めて倒す価値がある』けれど、逆に『折り砕いた程度で壊れる』のなら、もう必要ないと。ココロに触れる術者なだけに、殺すだけでは叛逆の芽を潰せない事も知っているので、そうして活かして殺すやり方を一番だと考えているのも拍車をかけている一因ですね。
と、大まかにはこんなところでしょうか。さっきから何度もしつこいですが、まだまだ出てない部分も多いので、今後の本編での活躍にご注目頂けたらなと思います。
『ボレアース(Ⅱ)』───年齢:???(見た目は二〇代前半くらい)/所属部隊:???/愛機:???
『兄弟』内における
艶の薄い銀の髪と
一人称は『オレ』で、兄よりは少し口調は荒いが、粗暴さより好戦的な印象が強く出る。
声音そのままに、戦いを好む好戦的な性格をしている。しかし、まったくの考え無しというわけではなく、与えられた役割があるならば、忠実に任務へ臨む。……が、手応えのある相手にはどうしても熱くなり、愉しむ事を優先するきらいがある。そういった性格を兄弟たちにはよく窘められており、力自体の信頼とは裏腹に、仕事にはストッパーが同行する場合が多い(その役は、主に兄であるアネモイが担う)。
保有する能力は、『IS・
この能力を一言で言うなら、ユーリの持つ『生命操作』と同一の先天資質。ただ、彼の生命操作はユーリには汎用性で一歩劣り、搾取した生命エネルギーを適用できる対象が自分のみという制約がある。尤も、能力に関する制約は『他者への適用を考えた場合』であり、自分自身への適用が出来る時点で、運用自体は単体で完結している。ゆえに『兄弟』の中でも、こと単独戦闘に置いては頭一つ抜きん出た力を発揮する。
生命力への干渉と自身への適用を両立する彼は、単純な負傷では死ぬことはない。出自に見合った、ある種の『不死身』を体現した力だが……もちろん無敵ではなく、『修繕』を越える速度でのダメージや能力が効かない相手とのタイマンでは不利に陥ることも。
また、兄と同様に魔法に関する適正は弟たちに一歩劣り、資質もベルカ系統に寄っているため、射砲撃系統への適性が極めて薄い。
基本的には身体強化などから、『ヴァリアント』による様々な武器へと派生させる戦闘がメイン。だが、『フォーミュラ』に併せ、『バリアブレイク』の適性が高いため、相応の術者でなければ真正面からの防御さえぶち破ってしまう。
更に、肉体の欠損は敵からの『略奪』により『
『作者コメント』───『兄弟』の中では一番最初に登場したオリキャラなボレアース。一発目からティーダさんと交戦して、結構向こうのコトをいつかまた戦いたい相手として気に入っており、まだ彼の中では決着はついていない模様(立ち上がって来たティーダさんにトドメ刺したのはアネモイの能力なので)。
目的を果たす為に造られたので自分の役割には忠実ですが、時折戦闘意欲を抑えきれない等、兄のアネモイに比べると、バトルマンガの戦闘狂みたいな分かり易い性格をしております。能力の性質もあって、気に入った相手を倒し、その力を貪り喰らう文字通りの弱肉強食みたいな信条を持っているので尚更に。
これで相手の能力を取り込んで行ける、とかだったら間違いない強敵、どころかラスボスでも良いくらいなんですが……流石にそこまですると強すぎるので、今のところはそこまでの力はありません。……ただ、元の躯体が相手の生命力を奪うことに始まり、魔法にしてもフォーミュラにしても、そのエネルギーを自分に取り込めるという事は、逆に言えば力そのものに感染する様なことがあれば、可能性はあるかもしれませんね(尤も、そこまで本シリーズが進めばな上に、その時に出てこられたらの話ではありますが)。
ちょっとあっさり目ではありますが、前述の通りオリキャラの中では比較的分かり易い方なので、本編での活躍を見守って頂けたらなとは。特に、ティーダとの間に生じた因縁の行く先も、上手く本編で描いていけるように頑張っていきたいです。
『ノトス(Ⅲ)』───年齢:???(見ためは十七歳前後……らしい)/所属部隊:???/愛機:???
『兄弟』内における
紫色の髪をした十七歳相当少年。……らしいのだが、背丈は四番目の弟よりも低く、かなり見た目には幼く見える雰囲気を持つ。それゆえか、見た目も相まって、一見すると無害そうな印象を受ける。
一人称は『ぼく』で、言葉使いも非常に穏やか(というより平坦)。一度命ぜられれば躊躇いなく敵と定めた者を殺し尽くす冷徹さを併せ持ち、『するべきことはする』という意識が先行している。だからという訳でもないが、『兄弟』の中では、性質だけでいえばある意味一番コンセプトに忠実。
そして、自分の軸が薄かった彼の気質の方向には、教育係を務めていたアネモイの影響が濃く出ている。そのため、排除行動に置いては、合理的かつ冷徹に、無機質に任務を遂行する。とりわけ、兄の様な嗜虐心が根底に絡んでいない分、機械に徹してしまうのが、恐ろしくも悲しい部分だともいえる。この
保有する能力は『IS・
大気中の魔力素とエレメントに干渉し、敵に魔力の吸収不良を起こさせる力。魔導師にエレメントを魔力素と誤認させて周辺へ集中し、近しい『エネルギーを持った粒子』という物質をリンカーコアに誤認させることで、魔力の循環不全を引き起こさせる。
干渉範囲や操作精度如何では、人体に取り込ませたエレメントを操作して、人体を内側から破裂させるように〝壊す〟ことも可能。しかし、そこまですると取り込ませたエネルギー粒子を操作する演算が加わり、本来の制御範囲を狭め、自身の処理能力を超えたオーバーヒート状態に陥ってしまう。そのため、普段はなるべく効果範囲を広く保つように能力を使用している。
ただ、それでも効果の最大範囲は自身の半径五〇〇メートル前後。それ以上の距離が離れた場合、対象への効果は薄れ、また演算処理を行っていることは変わらない為、長距離攻撃に対しての防御などが疎かになってしまう。
尤も、生み出されたコンセプト自体、『場を制御する』ことで、誰かと組ませる事が前提にある。そして、この弱点は護衛役がいれば解消できるため、デメリットとしてはそこまで大きくない。
特に、同じようにエネルギーに対する干渉が可能なフォーミュラ術者や戦闘機人などがいると、より効果的に彼の能力を使用する事が出来る。前者は魔導師適性を持たない者だと尚良く、後者は魔法技術から生まれたものだが使用するのは厳密には魔力ではないため、この二つが相性的に好ましい。
『作者コメント』───上二人に比べると、出番も描写も少ないので、まだまだ不明瞭なところの多いノトス。しかし、持っている能力は裏方向きながら、少数で多数を相手にするうえで、広域を制圧する支援役という重要な役回りだったりします。
またある意味で、能力的には本シリーズのユーノくんに対するカウンターのような位置にいるキャラと言ってもいいかもしれません。前作で出したリベレーションフィールドが、ラウンドガーダーエクステンドの強化版みたいな感じで、フォーミュラによるエネルギー操作を応用して、回復治癒の効果範囲拡大を成した魔法……みたいな風にしていたので、今度はイリスやユーリみたいに阻害、奪うというのではなく、回復妨害と体内侵蝕をメインにした能力を考えてみました。
なるたけ、自分なりにエグいかなというのを考えて行っていたので、形になっていればいいのですが……ちょっとエレメントを魔力外誤認させる、っていうのは少し無理があったかもしれません。ただ、流石に魔力素を操って体内から攻撃っていうのは無理があるかなと思ったので、エネルギーを持つ近しい粒子ってことで、誤認させて取り込ませるのはエレメントということにしてあります。
この理由に関しては、素の魔力素は集束でも操れない事や普段の生活でもリンカーコアを通して体内に蓄積されるという部分から、『魔力素の操作』っていうだけでは、攻撃にも不調にも転じ辛いかなと。もちろん、元々魔力素が空気みたいに物理的な体積があったりすれば別ですが、魔力には実体的な体積が物理的なエネルギーに変換させるまでは略無い(もしあるなら、魔力量が肉体の体積に左右されないのは不自然)でしょうし。
なので、外から操って動かせるエレメントを体内に『取り入れられる』ようにして、それを操って不調を起こさせるという能力にしてみました。……ただ、この辺を書いていくとユーノくんのリベレーションフィールドも『素の魔力量が少ないから、干渉するフォーミュラの特性と合わせて広域の回復結界を作っている』という部分にツッコミが来ると思うので、自分なりの本作における解釈を魔法の設定のところで書いておりますので、そちらも併せて見て頂ければ幸いです。
と、キャラに関するところではなく能力の方ばっかりを書いてしまいましたが、まだ出している描写が少ないため、正直あんまりガッチリ書き切れないのもちょっとあります。
基本の性格はちょっと無表情系っぽい感じですが、自分自身の能力を試したい欲求もあるので、そういう部分の我は持っています。上二人に比べると相手を倒すよりは純粋な興味なので、戦いを好むという感じでもなく。無機質、とも書きましたが、まだ善悪を判り切れてない子供らしい残酷さを持っている、ともいえるかもしれません。
若干話が散らかってしまいましたが、そういった部分も含めて、今後の活躍に期待して頂けるよう今後も全力で描かせて頂きますので、よろしくお願い致します。
『???(Ⅳ)』───年齢:???(見ためは十五歳前後)/所属部隊:???/愛機:???
『兄弟』内における
見た目は十六歳くらいの少年。髪の色は暗めの緑で、瞳の色は紫。一人称は『オレ』で、他の兄弟に比べてかなり直情的な性格をしている。教育係だったボレアースから受け継いだ好戦的な気質に併せて、幼さともいえる自己抑制の少なさが、彼の人格の大きな構成要素になっている。
保有する能力は『IS・
原理的には兄であるノトスに近いもので、魔力素やエレメントに干渉し、波動を発生させるという能力。純粋なエネルギーをそのまま纏う物理攻撃のため、AMFのような結合を解くフィールド内でも魔力素を魔力素として攻撃に用いる事が出来る。
制御自体は難しいが、力の性質は非常にシンプルかつ強力。この力を極限まで制度を高めて使用すれば、理論上は『物質を分解・消滅させる』現象を引き起こす事も可能だと言われている。
とはいえ、使用には膨大な演算制御が必要で、纏う自分自身の肉体が崩壊する危険を孕む。仮に一撃での崩壊を免れたとしても、戦闘が連続する場合、消耗が激しくあまり現実的な手段とは言い難い。ゆえに使うならば、文字通り自分を顧みない捨て身の一撃として用いる事になる。
上記の理由から、普段は精々が空間の振動により敵の動きを封じることや、地面に振動波を伝わせて足場を崩す、足止めを行う、などといった戦い方が主となる。能力の性質から、姉妹の九番目と相性が良く、二人で敵陣に斬り込むフォワードを任されることも多い。
『作者コメント』───未登場ですが、オリキャラなのでコメントでも解説をしておこうと思います。ここの設定では名前は伏せておきますが、前にちょろっとツイの方では呟いたことあるので、もし気になる方は其方の方を確認くださいませ。……と、前置きはこの位にしておいて、キャラの解説というかコメントの方に移っていきます。
あんまり一気には明かしませんが、『兄弟』の中ではボレアの系譜というか、一言で言えば好戦的なキャラクターですね。ただ、兄に比べると未熟なところが多く残っており、戦いに置いて感情が先立ちやすい性質でもあります。
兄の様に相手を倒すことや、役割を果たすよりも、戦いの中で気に障った相手へ意識が向きやすいため……『戦闘』というより『喧嘩』になってしまいやすい悪癖を持っており、兄たちからはそこを窘められる事もしばしば。外見年齢が中高生くらいなのも相まって、思春期真っ盛りという言葉が良く当てはまる。
と、この子に関しては、大雑把にキャラ付けを述べるなら、そんなところでしょうか。
この辺りの性格と能力も相まって、フォワードとして姉妹の九番目と組ませることにしましたが、多分この感じだと、普段は喧嘩ばっかりしてそうですね(笑)
まあ二人共、本編辺りの時間軸では、盗んだバイクで走り出したい年頃なので、根っ子のとこでは仲間としての絆を結んでいるんじゃないかなとは。素直じゃないっていう事は、逆に言えば、素直だからそれを表に出したくないともいえるでしょうし(すごーく、俗っぽい言い方をするなら、反抗期丸出しのツンデレみたいなものなので)。
そんな感じで、色々と広げられそうなところは沢山ありますが……まだ本編中での因縁とか、彼の物語に繋がる部分は何も出せていないので、そういった部分をこれから書く中で上手く綴っていければいいなと思います。
『???(Ⅴ)』
『兄弟』内における
外見は十二歳程度に設定された少年なのだが、背が低めなため余計に幼く見える。少し伸び気味の薄紅色の髪を額の真ん中で分けた髪型をしており、『兄弟』でも特に中性的な容姿をしている。
一人称は『ボク』で、口調はどこか子供っぽい。ちなみに、まだ作られて時間が浅いため、特定の教育係はおらず、付与された知識に則った行動を取る。ある意味で、『兄弟』と『姉妹』の中でも、姉妹の
そのため、自身らの源流である『姉』に非常に興味を示しており、父からその話を伝え聞き、未だ面識がない事を非常に残念に思っているらしい。ゆえにか、組織内における『姉妹たち』や、もう二組の姉妹と姉弟の在り方に対しても、羨ましさにも似た気持ちを抱いている節がある。
『兄弟』の中では珍しく無邪気であり、力も戦闘により壊す類のものはほとんど持っておらず、その殆どが回復・補助に向けられた力である。
保有する力は、『IS・
自身や外からの力を『介する』能力で、基本的には回復として機能する。二番目の兄・ボレアースの持つ力が自分にしか使えない、という欠点は彼のこの力で補う事が出来る。しかし、仲介できるのは何も治癒系統のみではなく、三番目と四番目の兄の能力と組み合わせれば、二人の特性を付与したエネルギーを相手の体内などに送り込み、相手の自由を完全に奪う事も可能。
ただし、あくまでも『介する』能力である為、彼個人は別に永久機関の様なエネルギー言を保有してはいない。けれど、外のエネルギーを『自身を介して他者に与える』この能力は、いうなら相手と自分を繋ぐ管や回路であり、自然治癒よりも素早い回復を行うことができる。
ただ、自分の中で他者に与えられるように変換する効率が早い分、続けて使えば摩耗は免れない。自然の魔力素やエレメントを無理矢理に供給源として使用する場合はもちろん、エネルギー結晶なども大きすぎるエネルギーを用いる場合も、摩耗が早く進む。
自然の魔力素を用いる場合には、自分自身でエネルギーの流れを作り出さなければならないため、なおさら負担が増してしまう(例えると、限界まで急激に吸いこんだ空気を、ゆっくりと最後まで一定に吐き続ける行為を、休憩なしで延々繰り返すようなイメージ)。
そのため、組むならばできるだけ『生命操作』系の力を持つ相手か、せめて外のエネルギーに多少なり干渉・調整・変換が出来る者が望ましい(この場合では、入る流れを相方が適切にコントロールして、自分自身は通す管に徹することができる)。
そういった能力特性と、後期に造られた個体の為、魔法に対する適正はそこそこ高い。ただ単体での攻撃は不得手のため、治癒と補助、そして転移に寄った典型的な後衛型。加えて魔法による防御はあまり得意ではなく、『エネルギー分解装甲』や『機動外殻』などに防御面は依存している。
そういった部分から、戦闘力においては『兄弟』の中でも文句なしの最弱。しかし、能力を効率的に使うには必要な個体であり、その能力が示すように管の様な存在である。言うなら、最大限に能力を発揮するための個々を束ねる要ともいえる。
『作者コメント』───四番目と並んで、まだ本編には未登場な末っ子くん。名前は多分もうバレてるとは思いますが、一応気になる方は四番目の弟くんと同じ感じで呟いているので、そちらの方を参照ください。
で、この子に関しても少しばかり語って行くとしましょうか。しかしまあ、雑に言えば上の設定を見ていても分かる通り、末っ子は可愛いものと信じて疑わない性癖が全開に込められております(笑)
最後の方のロットなので、他の兄たちに比べても少々感情に乏しい部分があります。ノトスともまた違った、染まり切ってない白さ。けれど、だからこそ、彼も自身の現界には至れていません。
『介する』役割ゆえの部分ではありますが、いずれは自分の軸を見つけなければならない時は来るでしょう。そのファクターとなって来るのは、彼の源流たる姉になってくるんじゃないかなぁ、と現時点では構想しております。……尤も、実際にどうなるのかは本編の方を進めて行かなければ何ともですが(汗)
あと他に触れておくべきことがあるとするなら、この子の設定が一番『兄弟』のコンセプトというか、其々の役割を繋ぎ合わせる存在っていうのを分かり易く表しているんじゃないかなぁ、という事ですかね。
個体というよりは集合体、軍隊よりは群体。並び立つ姉妹たちが、割と個々の資質が独立した特殊部隊みたいな感じなので、これならちょうど対比する形になるかなと、そんな感じで。
他に比べると、だいぶ短いですが、今のところはこんなところでしょうか。あくまで素人の設定なので、拙い所は多いかと思います。
しかし、だからこそ、上で挙げた部分も、まだ挙げられてない部分も、今後の本編でどう描いていくのかを読者様方にも考察していきながら読んで頂けたらなら幸いです。頑張って楽しんで頂ける様なものを書いていきますので、この子の行く末も見守って頂けたら嬉しいです。
【ナンバーズ】
『ウーノ(Ⅰ)』───年齢:???(見た目は二〇代半ば)/所属部隊:???/愛機:???
スカリエッティの秘書を務める妖艶な雰囲気の女性。『
普段は秘書らしく、基本的には参謀としての活動がメインで、妹たちに比べると表立って行動をする事は少ない。彼女自身の能力も戦闘よりも管制に特化したものであり、ラボやアジトからの指示や、研究に忙しい博士陣の代わりに情報や研究データの整理などを担う。
自身の役割であるスカリエッティの補佐を最優先事項として自身に刻んでおり、だからというわけでもないが、甲斐甲斐しいところもあり、博士たちや『姉妹』、『兄弟』の私生活面での世話を焼くこともしばしば。メンテナンスに関しても、博士陣の助手として参加している。
そうした面から、純然たる裏方ではあるものの、彼女が担っている役割の広さから、『姉妹』や『兄弟』に対しても強い発言権をもっており、彼女の言動に逆らえる者は略いない。
保有する能力は、『IS・
妹であるクアットロの『
この能力の本質は、自分自身の知能加速によって情報処理能力を向上。自分自身を端末に接続し、システムを統括する処理装置となり、あらゆる状況に合わせた操作を行えるように自身を最適化する事こそが、彼女の真の力である。自分自身を生態CPUへと変換するに等しい能力であるが、人間と機械の狭間にある『戦闘機人』としては、ある意味ではらしいといえるのかもしれない。
『作者コメント』───正統派秘書役な長女のウーノさん。『姉妹』の中では一番博士に対する信頼が強く、最早心酔と呼んでいいレベル。そのためスカリエッティ博士の右腕的存在で、『姉妹』たちを統括する参謀的な立ち位置にいるためか、次女共々表立った動きは今のところ少なめ。ですが博士側の動きが活発になる毎に彼女の出番も増えていくと思いますので、今後の活躍をお楽しみに。
あと、実は上でも書いたように、ウーノさん博士たちの日常的な部分でも世話を焼いていたりするので、幕間とかでそういうところも書いていってみたいですね。
StSの漫画版では散髪とかしてましたし、innocent時空では一家の母親代わりだったりもしましたから、何気に家庭的な面を描くのもアリかもしれません。妹たちが逆らえない立ち位置にはいるものの、後処理とかで苦労しているお姉さんみたいな感じでも面白いかなぁ、なんて思ってたりも……(笑)
なんだかんだ本編はシリアスめに行く予定ですので、敵サイドとは言え、キャラたちが生きている様子を描ける機会がどこかであれば、そういうのは大事にしていきたいですね。
『ドゥーエ(Ⅱ)』───年齢:???(見た目は二〇代半ば)/所属部隊:???/愛機:ピアッシングネイル
『姉妹』における二番目。ウーノに次ぐ活動時間の長さを誇るが、その全貌は謎に包まれている。というのも、彼女は潜入・諜報に秀でており、各方面へ布石を打つべく、単独で任務に就いているためである。かなり長期で離れているため、実は後続の『姉妹』や『兄弟』とは直接の面識がない(姉妹なら
この辺りの性格は、彼女が教育係をしていたクアットロにも引き継がれており、妹からの信頼は非常に厚い。クアットロ曰く、『自分にとっての
保有する能力は、『IS・
自分自身の『身体』を変化させる偽装能力で、通常の変身魔法とは異なり、管理局および管理世界の技術を用いたあらゆる身体検査には決して引っかからず、暴くことが出来ない。そのため、単なる変装とは一線を画した驚異的な能力であり、あらゆる機関・組織を問わずに潜入し、諜報・工作活動を行える。
ただし、あくまでも『変身』能力であって、対象の能力を完全にコピーすることはできない。尤も、彼女の目的は潜入と諜報といった工作活動がメインであるため、戦闘に特化した能力でないことは大したデメリットにはならない。そもそもドゥーエ自身、暗殺者としての立ち回りに徹しており、『戦わずして勝つ』が彼女の信条である。
この戦法に合わせ、暗殺に特化した『ピアッシングネイル』と呼ばれる、伸縮自在の刺突用武装を使用し、影から様々な重役たちを表舞台から消し去って来た。
『作者コメント』───諜報員かつ本編でもハニトラ疑惑のある、まさしく女スパイ! って感じのドゥーエさん。もしかしたら、他の妹達が名前隠れてるのになんで名前が? と思っておられる方も居られるかもしれませんが、一応ちゃんとプロローグでも名前ちゃんと出てますので、よかったら探して見て頂けたらまたちょっと違った楽しみ方にもなるかなぁ、なんて思ってたりします(笑)。
とはいえ、実際の出番が無いのは事実なので、本編の中では今後の活躍をしっかりと描いていきたいですね。腹黒メガネな妹にいわせるところの『究極の戦闘機人』ですし、あんまり出番がなかった分だけ、その実力の程を存分に振るって頂こうと思います。
あとはそれらに加えて、TV本編との差異などもそこから描写していけたならなぁ、とも。
『トーレ(Ⅲ)』───年齢:???(見た目は二〇代前半)/所属部隊:???/愛機:インパルスブレード
『姉妹』における三番目。参謀・諜報に長けた姉たちとは異なり、バリバリの戦闘特化型で、実戦におけるリーダー役を担う。
紫髪のショートカットで、結構な長身。スタイルもかなり凄まじいが、性格は男勝りで厳しく、妖艶な雰囲気を纏う姉たちとはどこまでも対照的な肉体派。
それゆえに、妹たちに対してもかなり手厳しい指導を行っているようで、妹組の中ではあまり戦闘特化ではないクアットロやセイン辺りはその教育方針にちょっと振り回され気味。ただ、厳しいながらも姉や妹の様にねちっこいところはなく、細かいことには拘らない性質であるため、単純に厳しく責めるだけではないサッパリしたところも。
その強烈な自我や苛烈なまでの厳格さは、一見すると癖が強く扱いづらい様にも見られがちだが、姉や博士陣からの信頼は厚く、現場での判断は彼女にほぼ一任されている。当人もその信頼に応えるべく、『目的は失敗を経ても、最後は必ず成し遂げる』ことをモットーにしているらしい。
保有する能力は、『IS・
高機動戦を前提に設計された彼女は、その肉体強度を前面に押し出した戦法をとっており、最高速度に至っては人間の視認速度はおろか、魔法による追尾・索敵さえも振り切るほど。もちろん、永久に加速機動に居続けられるわけではないが、それでも通常の高速戦技の枠を超えた稼働時間を誇り、まともに速度の領域で彼女と張り合う事の出来る者はごく僅かである。
ちなみに、加速機動を行う際に『インパルスブレード』と呼ばれる、両手足合わせ八枚のエネルギー
『作者コメント』───『姉妹』内に置いては肉弾戦最強候補の一角なトーレさん。一応、エネルギー
もちろん前例がない訳でもなく、男性ではザフィーラがいますし、類似系としては風呂姉妹あたりもいますが、女性でガッツリ、しかも剣撃や射砲撃に寄らない空戦格闘型というのは殆どいないので、戦闘面ではそういったところを上手く描いていきたいですね。とりわけ、魔法に近いものをあまり使わず、『姉妹』との連携とかを絡めつつな戦いなので、より荒々しいくらいの戦いに出来たらなぁと思います。
加えて、教会側の武闘派シスター同様に指導方法もかなり実戦派なので、妹達とのやり取りなんかでも彼女のキャラを出していけたらなぁとも。やっぱりお叱り役がいると、小競り合いみたいなやり取りって映えますからね。たぶん、九番目と十一番目とか、九番目と『兄弟』の四番目あたりが一番トーレおねーちゃんにゲンコツ貰ったりしてそうです(笑)。
『クアットロ(Ⅳ)』───年齢:???(見た目は十九歳前後)/所属部隊:???/愛機:シルバーケープ
『姉妹』における四番目(ただ稼働時間自体は五番目より少し短い)。普段はウーノと共に情報処理を担っているが、能力の性質上、彼女は前線に出張る事も。ただ、純粋に戦闘特化な能力ではないため、基本的に誰かの相棒として、というのが主。特にアネモイ、或いはトーレ辺りのサポートに付く。
見た目は暗めの茶髪を二つのお下げに結った、メガネをかけた十代後半くらいの少女。メガネは戦闘機人なので当然
そういった部分からも分かるように、普段の性格は表向きの顔に過ぎず、実際の性格は非常に狡猾で残忍。その上、相手を甚振る事を好む生粋のサディスト。ぶりっ子な振る舞いの中にさえ、相手が藻掻き苦しむ様が愛おしいとか、一方的に生命は弄ぶことが愉しいといった、残酷さを隠しきれていない。姉や妹らに一言で言わせれば、腹黒だそうだ。そのため、ある意味で性格だけなら大本の『父』や『姉』たち以上に歪んでいる。
普段の任務では上述の通り、武に長けた者と組むことが多く、特にアネモイとの関係は、お互いの
保有する能力は、『IS・
非常に高度なステルス能力を主軸とした力で、長姉であるウーノと同様、あらゆる索敵から自身の存在を隠蔽出来る。ただし、姉のそれとは異なり、彼女のものはどちらかといえば戦闘向きの性質を持つ。
長姉であるウーノの『
『作者コメント』───リリカルなのはシリーズでは珍しくガチのド外道。オーソドックスなサディストだがそれが良い! な、メガ姉ことクアットロさん。メガネ外すと案外美人さんな上に、意外とスタイルもグラマー。ちなみに設定画のメモ曰く、胸よりお尻の方が大きめだったりするとかなんとか……あれ、もしかしてイリス様のお仲間かな? なんて思うところもありましたが、でもイリス様よりは判りやすいスタイルしてますよねあばばば(ウィルスコード発動中
しかしまぁ、それはそれとしても、イリス様もそうですけど、しっかり悪役してるキャラっていいですよね。Ref/Detの公開当時も、イリス様の悪役っぷりが結構話に上ってたりしましたし、こういうキャラも敵サイドに居ると実に動かし甲斐がある気がします。
ただ、本作は一応小説ですし、再構成なのでそういう意味でも新鮮さというか、もう少し厚みを出したいなと思い、オリキャラと絡む立ち位置にしてみたり。
原典では、他の姉妹に対してもあんまり心情を覗かせないというか、どっちかっていうと見下している感じなのですけども……映像作品だとそういう匂わせは寧ろスパイスですが、文章にしちゃうとそのまま過ぎてちょっと面白くないかなと思う部分もあり、彼女の描写を明瞭にする目的もあってこうした感じです。
とはいえ、散々他でも書いた気がしますが、新しい要素が加わる事での変化は、なるべく自然に物語の中で読み手に『見える』ようにしていきたいので、『要素を足しただけ』に成らない様に気を付けていきたいと思います。
『???(Ⅴ)』───年齢:???(見た目は十三歳程度)/所属部隊:???/愛機:スティンガー、シェルコート
『姉妹』の五番目。ただし、稼働時間が一から三に次いで長く、僅かではあるがクアットロよりも生まれて来たのは早いため、序列的には五番目の妹だが実質的には四女といえなくもない。それゆえか、本人も『姉』としての自覚がやや強く、彼女の(特に妹達に対する)一人称は『姉』である。
未だ姿を見せていない二番目と同様、普段は潜入行動を取っているため、今のところは姿を見せてはいない。ただし、四番目のように実戦が不得手、という訳ではなく、寧ろ姉妹の中でもその実力は上位に当たる。
また、かつて『ある歴戦の騎士』との死合い、激闘の末に右目を奪われたことがあるが、戦闘機人でありながら未だに治療を施していないなど、戦いや相手に対する敬意と矜持を持つ気高い性格をしている。
『姉妹』の中では、教育係を務めていた九番目と特に仲が良い。それ以外にも、博士陣に近い長姉たちにくらべると妹達に近しく面倒見がいい気質も相まって、他の妹達からも慕われている。
保有する能力は、『IS・
『姉』たちとは異なる、移動や情報処理ではない、純然たる戦闘のみに特化した力で、能力の概要は『一定時間手で触れた金属にエネルギーを付与し、爆発物へと変化させる』というもの。
基本的に金属であるのなら何でも爆発物へと変化させることが出来るが、金属塊の大きさによっては込める力が拡散してしまい爆発に至らないケースがある為、実用に足るサイズ制限が存在する。
尤も、制限があるとはいえ、その威力は決して低いものではなく、爆発のタイミングも彼女自身で決められることもあり、応用性は高い。また、彼女の能力に合わせて調整された固有武装『スローイングナイフ・スティンガー』は、爆発物へと変化させる最適なサイズとある程度の遠隔操作を可能にした
『作者コメント』───さあさあ、皆さま大好きな合法ロリなお姉ちゃん。しかも銀髪隻眼でコート装備、得物は爆破可能な飛び度具なアサシンと、まさしくロマンの塊なお方。原典では最終決戦時にはやや不遇なところもありましたが、妹を守るために意地を張り通したその在り方は、まさしく護る者としての矜持を感じさせるものでした。
しかし一方で、稼働時間の長さから戦闘機人としての在り方も貫き通しており、そういう意味では人間的な部分を押し殺していたとも言えます。
それは、あまり外の世界を知らず、好奇心をはじめとする感情を優先しがちなセインや十一番目とも、感情は薄くとも善良な心根に揺れた十番目とも異なるもので……ある意味では、彼女が一番『戦闘機人』という言葉を体現していたのかもと思ったりもします。
もちろん、厳しい言い方をすれば『身内に甘いだけ』みたいな言い方も出来なくはありませんが……『戦う者』として、また『姉』として、それぞれに向き合った姿には、少なからず感じ入るものがあります。
なので本編では、彼女のそういった部分をしっかりと抑えながら、より『らしく』彼女の魅力を描き出していけるように頑張りたいです。
『セイン(Ⅵ)』───年齢:???(見た目は十六歳程度)/所属部隊:/愛機:ペリスコープ・アイ
『姉妹』の六番目。ちょうど十二人の真ん中に位置する事から、姉と妹の橋渡し役のような役割を担っているが、本人の気易い性格もあって、下の妹達に『姉として見てもらえない』事が若干悩みの種になっているとかなんとか。
とはいえ、それを差し置いても感情が豊かで人間臭い彼女の性格は、『姉妹』同士の関わりを円滑に進めるムードメーカー的な役割を担っており、精神的な面でその存在はかなり大きいと言える。また、そうした感情的な豊かさは彼女が教育を担当した十一番目にも引き継がれており、ある意味で、戦闘機人でありながらも、単純な機械ではないという自らの存在を体現しているともいえなくもない。
ただ一方で感情が豊かゆえに、任務においての粗が目立ち、その点については任務に感情を持ち込み過ぎず役割に徹するべきだ、と姉のクアットロから度々注意を受けている。しかし、彼女の持つ稀有な能力も相まって、ムラはあれども、現場に駆り出されて重宝されてもいる。
保有する能力は、『IS・
他の『兄弟』や『姉妹』が持つ能力と比較しても、超が付くほどの激レアな突然変異の先天固有技能。
その名の通り、あらゆる無機物の中に『潜り込む』が出来る。しかも彼女の能力の恐ろしい所は、彼女が接触してさえいれば『他人や物体にも同様の効果を齎す事が出来る』という点にある。この力を利用して、様々な場所への潜入工作、および戦線からの離脱といった役割を一手に担う。
無論、これだけの力であるため、当然デメリットも存在しており、効果を発揮できる最大人数は約三人程度に留まる。また、あくまでも『無機物』に対する能力である為、人間やフィールド魔法およびバリア系の魔法を通り抜ける、などと言った攻撃に転換は行えない。加えて、潜行しても視界は確保できないため、浮上する際には人差し指に装備された固有武装『ペリスコープ・アイ』によって、周囲の状況を確認する必要がある。これはあくまで隠密を軸にした能力であるため、魔法系統の力によって感知されることを防ぐ目的があると見られている。
しかし、それらのデメリットを差し引いても非常に便利な能力である事に変わりはなく、仮に何らかの手法で位置を特定されたとしても、クアットロの『
『作者コメント』───『姉妹』や現場への橋渡し役など、割と便利屋な扱いのセインちゃん。何気にプロローグ時点で唯一登場させた妹組の筆頭なのも、能力的な部分がやっぱり大きかったですかね。他の子たちよりも性格的にもフランクで動かしやすいですし、隠密や潜入となればセインの力は一番使い勝手が良いですから。……いや、決して推しとCVが同じだからではないですよ? ホントだよ?(目逸らし
まあ、その辺りは冗談としても、ぶっちゃけ他に比べると上位互換が少ないので、一番パッと感覚的に書きやすいっていうのはありますね。しいて挙げればシャマル先生辺りですが、どっちかっていうと攻撃向きなシャマル先生に対して、セインのは本当に移動とか隠密向きなので、一応差別化は出来ているのかなぁ、とは。あくまでセインのものは『無機物の中を動き回れる』事が能力の本懐ですし(転送を主軸にしたシャマル先生は生体や物体を貫けても、その中を自分が自由に動き回る事は出来ませんので。極端な例で言えば、人体に腕を転送して人体を壊したりは出来ますが、壁とかの無機物だと腕を通しても、ゲートを閉じたら壁に手は埋まって動けなくなる、みたいな)。
まぁこの辺は能力の強弱ってよりは差異でしかありませんから、本編ではキャラの性格を活かしつつ、よりらしい戦闘を描いていけるように頑張りたいなと思います。
『???(Ⅶ)』───年齢:???(見た目は十九歳程度)/所属部隊:???/愛機:ブーメランブレード
『姉妹』における七番目。しかし、後続の妹組の生産が早かったこともあって、あまり外には触れていない。正式に生まれて来たのは、八番目と十二番目とほぼ同時期だが、一応ナンバリング順通り、彼女がこの中では若干早く『姉』である。
戦闘機人としてのスペックはかなり高く、特に戦闘に関する肉体的な資質は他の姉妹と比べても頭一つ抜きん出ており、姉妹の中でも最高水準のトーレに次ぐほど。また空戦の適性も有しており、その関係もあって、彼女の教育係はトーレが務めている。
ただ、同時期に誕生した『妹』二人にも言える事だが、誕生が遅かった分、感情にやや乏しいところがある。このこともあって、戦闘機人の『人』としての部分が薄く、そこが若干の弱点と言えば弱点といえなくもない。
保有する能力は、『IS・
専用武装である『ブーメランブレード』を自由自在に操り、それらを用いて空戦に置いて敵を制圧する事が出来る。
物理的な武装を用いたベルカ騎士に近い戦闘スタイルの為、魔法戦は不利に取られやすいと思われがちだが、本人の高い空戦適性と射砲撃系の業を持つ事から、実際のところこの戦闘スタイル自体はそこまで不利には働かない。加えて『ブーメランブレード』は高質量かつバリアブレイクの性能を兼ね備えており、生半可な物理的・魔法的な防御では防ぐことすら敵わず、初見で様子見に出た相手はほぼ確実に仕留められる。
そういった特性ゆえに、先陣を切っての初見制圧から潜入工作時などにおける暗殺まで、能力のシンプルさとは裏腹に応用の幅自体はかなり広い。
『作者コメント』───どっかの時空では無表情ロリな末っ子だったりしましたが、本作に置いては妹組ながらトーレ姉さんにタメを張るほどのモデル体型に育ってるイケメンお姉さん。いや、勿論こっちの時間軸が原典ではあるんですけども、なんかああいう成長度合いを見ていると、どっかの聖王さんもそうですが、なんていうか夢がありますよね←オイコラ
あとは、前線に出てくるキャラながら、戦闘面に関しては描写がちょっと難しい子ですが、その癖も含めて彼女の魅力なので、損なわないように描けるよう頑張っていきたいですね。
他にも機械的すぎる、なんて言われる通り感情は薄めですが、原典でのラストを見ている限り意志自体はしっかりもっているんだろうなと思うので、そういうところをしっかり描写していけたらなと思います。
『???(Ⅷ)』───年齢:???(見た目は十五歳程度)/所属部隊:???/愛機:ステルスジャケット
『姉妹』における八番目。七番目と同様に、
同時期に生産された十二番目とは遺伝子基が同じであり、戦闘機人としてのみではなく、血縁的な意味でも姉妹、もっといえば双子の関係であるともいえる。このこともあって、十二番目とは他の個体よりも密接な繋がりゆえか、非常に強く通じ合う部分がある模様。
七番目の姉と同様に造られた時期が遅かった為、人間としての側面が薄く、やや無感情なきらいがある。ただ、姉の方に比べると彼女のものは戦闘寄りではなく、経験が少ない事からくる部分が多いように見受けられる。
保有する能力は『IS・
広域攻撃および、結界系を主軸とした先天性固有技能で、能力名はそれらを総称したもの。主に攻撃能力としての側面が強く、前線指揮と後方支援に用いられている。
射砲撃に特化した能力であるためか、ミッドチルダ式と似たエネルギー運用方式を行っており、有効射程距離とエネルギー弾の誘導性に置いてはミッド式魔法のそれを上回るほど。この特性を利用して、発射位置を悟らせる事無く、四方八方から敵へ向けての弾幕攻撃を行う事が出来る。
また、奇襲性を高めるために、固有武装として対索敵魔法用の装備である『ステルスジャケット』を与えられている。そのため、能力の結界系の部分と併せて、隠密行動に対する適正も有しており、敵への拘束・阻害などの支援攻撃も可能である。
『作者コメント』───『姉妹』における双子組の片割れ。女性的な妹に比べると中性的で、その胸部装甲はロリ枠である五番目にも迫るとか迫らないとかなんとか……。
まあ、そんなことはともかくとして。一応、本作の時系列ではユーリちゃん同様に性別は不明という扱いではありますが、ファンブックとかでは女性ではあるらしいと思われる部分も多々ありますので、恐らくは女性認定……のハズ。ただ、少し先の時系列では執事やってたりと、いまだ確定はしていないっぽい所があるので、なんだかんだユーリちゃんと並び、なのはシリーズにおいては数少ない性別不詳属性持ちなキャラではあります。
でもこの子の場合ユーリちゃんとは違って、何気にクア姉の仕掛けた悪戯がずっと効いているがゆえなので、あのメガネさんってば相変わらずの悪女(?)っぷりだなぁと変なところで感心してしまいます(汚いなさすがメガ姉きたない)。
でもそれはそれとして。実はこの時点では他に比べてぼんやりしているため、双子に世話焼かれてたりするなど、結構あざとい部分も持ってたりしますので、そういった部分の魅力も本編の中で描いていけたら良いなぁと思います。
『???(Ⅸ)』───年齢:???(見た目は十五歳程度)/所属部隊:???/愛機:ガンナックル、ジェットエッジ
『姉妹』における九番目。ただ稼働時間自体はそこそこで、最後発組を除けば、十番目の次に製造された。しかし、性格的に幼いというか、非常に短気で感情的なところがあり、妹である十一番目の方が精神的な落ち着き度合いは高めである。
そのためか、仲間内においても非戦闘時はよく周りと衝突しており、口喧嘩が絶えない。主に性格的に陰湿なところのある上の姉たちに対する不満や、よくコンビを組むが馴れ馴れしい十一番目、および戦闘位置的に被る『兄弟』の方の四番目とぶつかる事が多い。
特に『兄弟』の四番目とは異性型ということもあり、能力的な相性はともかく、向こうも直情型なところから、『姉妹』に対する喧嘩よりもヒートアップする傾向にある。しかし前述の通り能力的には相性が高く、任務での連携はとれているので、心底憎み合っているというわけではなく、単純にお互いが喧嘩っ早い性格をしているだけのようだ。
ただ、そんな彼女も教育係を務めた五番目には懐いており、その姉からの忠告には大人しく従う。またそういった事情から、五番目と番号が近く仲の良いセインにもあまり強く出られない模様。
保有する能力は、『IS・
系統的にはトーレと近いもので、『姉妹』内では珍しく、武器らしい武器を用いない肉弾戦特化の能力。空戦に寄ったトーレや七番目、および十一、十二番目とは異なり、どちらかと言えば地に足を付けた、いうなら殴り合いを得意とする。
しかし、空戦が全くできないわけではなく、『エアライナー』と呼ばれる空中に道を描く能力を使用することで、限定的な空戦を行う事が出来る。それらに加え、固有武装である『ガンナックル』と『ジェットエッジ』を用いた
武装や能力がスバルやギンガと似通っているが、ナカジマ姉妹との関係は今のところ不明。なお、似通っているとはいっても完全に同一ではなく、拳撃を主体とした姉妹に対し、彼女はどちらかといえば蹴り技を主体としており、『ガンナックル』も牽制用の射撃補助が主であるといった違いがある。
『作者コメント』───実は五番目を除く『姉妹』の中で一番背が低かったりする未来の会長さん。……こんなことを書いているとInnocent時空におけるロリ属性は、実は約束されたものだったのかな? なんて、ついつい益体も無い思考が浮かんできたりします(笑)
いや、でもスタイル的にはパッと見からして相当グラマーなので、実はリンネちゃんやはやてちゃん以上にトランジスタグラマーの申し子だったりするのでは……(おちつけ
とまぁ、なんか余談の方向にばっかり言ってしまいますが、ぶっちゃけStS時点では終始不機嫌で、思春期真っ盛りとでもいえばいいのか、とにかくその場その場で敵にぶち当たってる印象が強いこともあり、そういった未来の方向についつい目が行っちゃいます。
だから、それだけではないですが、クアットロ程ではないにせよ、彼女も追加したオリキャラと絡む位置に置いたのは、その辺りもちょっと関わっていたりします。『姉妹』とも、スバルたちとは異なる、立ち位置は近いけれど別系統の同類と関わらせる中で、原典ではなかった部分に、彼女の感情の発露を描けたらなと。
なので、本来のキャラクターから乖離しすぎないように気を付けながらも、新しく生まれる部分もしっかりと描けるように頑張っていきますので、ぜひそういったところにも着目して頂きつつ、楽しんでもらえたなら幸いです。
『???(Ⅹ)』───年齢:???(見た目は十八歳程度)/所属部隊:???/愛機:イノーメスカノン
『姉妹』における十番目。
性格的には感情の起伏は少なめだが、それは無機質というより、穏やかさが先行しているがゆえのもの。稼働時間の関係上、
保有する能力は、『IS・
射砲撃に関する精度を高め、撃ち出す弾丸の性質を変換する力。この能力から、『姉妹』内においては固有武装の『
固有武装である『イノーメスカノン』に込める弾丸の性質はかなり多岐に渡り、純粋な実弾を始め、エネルギー弾にしてもミッド式の砲撃魔法に近いものから、大気と反応して人体に影響を与える疑似的な『毒ガス弾』も存在する。
『作者コメント』───セインや五番目共々、『姉妹』の中ではお姉ちゃんな立ち位置。ちょうど前述の二人ほど緩くも堅くもない、大人しめながらフランクな人当たりで、その在り方には母性的な魅力が多く含まれているような印象を受けます。
原典では戦闘面こそ相性的に一歩劣った部分が多かったものの、非戦闘面では『姉妹』の中では唯一スカ博士の計画に対して疑念を抱くなど、性格的に善良な面が見受けられました。のちのシリーズでも、そういった部分は随所にありましたので、彼女の根底に根差した優しさを本作でもしっかりと描いていけるように頑張りたいですね。
『???(Ⅺ)』───年齢:???(見た目は十五歳程度)/所属部隊:???/愛機:ライディングボード
『姉妹』における十一番目。製造時期は九番目よりも少し遅いが、何かと直情的な『姉』に比べ、飄々としたところがあるため、精神的な落ち着きの度合いでいえば彼女の方が年長に見えなくもない。
そういった性格的な部分は、教育担当だったセインの影響。『姉妹』の中でも特に人間味溢れる彼女と(加えて直情的な九番目とも)多く接してきたためか、他に比べると人間的な部分がひときわ強く、やや軽めの、もっといえばノリの良い性格をしている。しかし、そういったところも『姉妹』内におけるもう一人のムードメーカーとして善い方向に働いており、彼女らが単なる機械に堕さない為に必要な存在であるといえる。
しかし一方で、やはり製造された時期が遅いため、感情の豊かさとは裏腹に経験そのものは不足しており、よりハッキリとした実感を求めている節が見られる。ただ、それはドゥーエやクアットロの様な嗜虐心的なものではなく、自分自身の能力が実世界でどれだけ通用するのかに対する好奇心としての面が強い。
保有する能力は、『IS・
固有武装である『ライディングボード』を駆使した空戦をより高度なものとする先天固有技能。
『ライディングボード』はその名の通り、サーフボード状の飛行武装で、単純な飛行能力以外にも、盾や射砲撃用の装備としての機能を併せ持つ他、小型貨物機並みの積載量を運搬することも可能。そのため、彼女のISは攻撃や情報処理というよりは、空間認識や運動・飛行補助能力に傾倒した力だと思われる。
また、彼女の固有武装ではあるが、厳密には『ライディングボード』そのものは彼女以外にも使用する事は出来る。ただし、単純な空戦とは異なる機動を必要とするため、完全に能力を発揮させることは難しい。
非常に癖の強い武装と能力ではあるが、使いこなせれば定石から外れた空戦機動による敵の攪乱、および盾と射撃を併せた攻防一体の立ち回りを見せる。
『作者コメント』───セインと並んで、『姉妹』におけるムードメーカーの一人な彼女。そのフランクさは、野望の中に在ってなお、明るさを損なわずに周りを解きほぐす。性格的には本来の末っ子たちよりも妹っぽい感じがして、なんだかすごく親しみ易くて可愛いですよね。
でも、ムードメーカーである一方……いえ、むしろそうであるからこそ、要所要所での精神的な落ち着き加減は、姉的な雰囲気も醸し出してます。そのため、私見ではありますが、個人的には九番目と一緒に居ると彼女の方が姉っぽく感じる部分も多い様な気がしてます。
しかしそんな風にノリがいい分だけ、九番目辺りとはよくケンカになってしまったりと、ツンケンしているタイプには少々相性悪く見えてしまうところもありますが、衝突もまた、凝り固まるままで居させないという心遣いであるのかもしれません。
そういった部分も込みで、本編での彼女の元気な活躍を描いていけたらなと思います。
『???(Ⅻ)』───年齢:???(見た目は十五歳程度)/所属部隊:???/愛機:ツインブレイズ
『姉妹』における十二番目で、文字通りの末っ子。製造時期は遅く、七番目、八番目と並んで最後発組である。特に八番目とは基になった遺伝子が同じであり、彼女との関係は双子と称され、『姉妹』の中でも強い絆を持つ。
尤も、中性的な相方に比べると非常に女性的な容姿をしており、パッと見はそこまで似ていない。ただ、後発組に共通する人間性の希薄さから、やや無表情なところはとてもよく似ている。
保有する能力は、『IS・
能力の概要としては、能力名と同名の固有武装『
そういった部分から、姉たちの
また、専用固有武装である『双剣』はベルカ式のアームドデバイスに多く見られる様な実体武装ではなく、ミッド式の
『作者コメント』───『姉妹』における双子組の片割れ。中性的な八番目に比べると女性的で、その胸部装甲は仲間内でも指折りの破壊力。まだシリーズ内には登場していないのと、本作の時間軸では情緒が薄めな事もあって、どのくらい動かせるかは少々不明瞭ではありますが、彼女も結構おいしい要素をたくさん持っているので、そういうところを活かしていけたらなと思います。
なんといっても二刀流の空戦型ですからね、浪漫たっぷりです。しかも得物に関してはエネルギーブレードって、絵面的にはどこの星間戦争な宇宙騎士だよ! ってか感じですよね。そういうのすっごい好きです(笑)←オイオイ
あと日常面でも双子の上の方がぼんやりしているので世話を焼いている、なんて側面も持っていますので、妹ながら母性的な面も多々あるという素晴らしさ。是非ともそういった部分を今後の本編の中でも活かして書いていきたいです。
【番外】
『???(Type Zero-First“ⅩⅢ”)』───年齢:???/所属部隊:???/愛機:???
『姉妹』の末の末、である筈なのだが、その存在は正規の『
ただ戦闘能力に関しては折り紙付きであるらしく、組織の側には全く記録が無いにも関わらず、強力な個体であるとだけ明言されている。
そういった不明瞭な点が多く、未だに十三番目として製造されているのか、調整中か活動しているのかも不明なまま、その存在は謎に包まれ続けている。
『???(Another Type-“ⅩⅣ”)』───年齢:十二歳/所属部隊:???/愛機:ヒュギエイア、アロンシュタープ
『姉妹』の最後の個体。しかし、正確に十四番目に当たる、というわけでもないようで、『末っ子』というよりは厳密には『番外』と呼ぶべき個体である。ちなみに見た目は十二歳程度で、紫の髪と深紅の瞳をしている。
十三番目とは異なり、元々の計画には『全く予定になかった』存在で、彼女の誕生は計画の首魁たち、特にスカリエッティにとっては偶然という言葉以上に、予想外であった。
一方、そういった秘匿された存在であるにも関わらず、潜在的な能力はかなり高い。なお、この能力は戦闘機人としてではなく、魔導師としてのものである。だが上記の事柄に対しては生まれの経緯ゆえに、スカリエッティは『運命の悪戯』だと称して、やや悔しさを滲ませている。
普段は『姉妹』たちの任務には加わらず、別動隊として、別の人物たちと共に行動しているようだ。
『謎の少女』───年齢:十歳/所属部隊:???/愛機:アスクレピオス
スカリエッティたちと行動を共にする、紫髪の幼い少女。
ただ、彼女は厳密には計画の為に動く部下や手駒としてではなく、どちらかというと来賓に近い扱いを受けており、自由が認められている。これは彼女の持つ潜在能力の高さから来るところが大きく、未だ二桁に乗ったばかりの年齢でありながら、彼女は既に凡百の魔導師など及びもつかない程の力を有している。
普段は姉の様な『番外』の少女と、ある歴戦の騎士や小さな妖精みたいな少女と共に、彼女自身の『目的』のために行動をしている。
『歴戦の騎士』───年齢:???(見た目は四〇代後半から五〇歳程度)/所属部隊:???/愛機:???
以前は名のある騎士だったらしいが、何らかの理由があって、スカリエッティの基に身柄を引き渡された。今は自らを『死者』と称しており、表から離れた場所で、幼い少女たちのためにかつての誇りの残滓を振るい続けている。
博士たちとの折り合いはあまり良くないようで、時折スカリエッティたちから来る『依頼』にも不満を隠さない。その他にも、『姉妹』の五番目と過去に因縁があるからしいが、現状ゆえにか、相手側から向けられるその因縁の清算にもあまり関心を持てずにいる。
『烈火の剣精』───年齢:???/所属部隊:???/愛機:???
少女や騎士たちと行動を共にする小さな少女。
古代ベルカ由来の融合機らしいが、その出自については謎が多い。また、そのことで過去に、少女たちと騎士の男に恩があるらしく、彼女らの『目的』を援ける為に行動を共にしている。
騎士の男と同様にスカリエッティにはあまりいい印象を抱いてはいないようで、彼以上に『依頼』に対する忌避感は強い。なお、この事からも分かる通り、気性は荒い方で、口も結構悪い。だが、周りが感情の起伏が薄いタイプが多い事もあって、チームのムードメーカー的な存在として可愛がられている。
『作者コメント』───オリキャラを一人含んでいますが、基本的に四人組で行動している事と、十三番目やオリキャラの設定的に此処ではまとめて書かせていただきます。
十三番目については、もうほとんど語るべくもなく皆さんお分かりの事かとは思いますが、一つ敢えて書き足すとするのなら、本作では頭から結構出張ってきている青年との関りが原典とは異なった物語を描く起点となるかもしれませんね。
他四人に関しては、動き的にはあまり原典とは大筋は変わりません。ですが、追加されたオリキャラが、少女の『目的』に与える変化を本編の中では見て頂けたらなと思います。
とりわけ、プロローグでは彼女と因縁の深い二人が家族と出会う部分を描いたので、此方の側でも幼い子供の家族の物語をしっかりと描いていけるように頑張っていけたらなとも。
まぁあんまり細かく書いていくとネタバレになりそうですから、ここでは控えめにしていこうかと思いますが……でも、もしかしたらこの時点で察しの良い方々は気づいちゃっているかもしれませんね。
読者側の予想が当たってたら、書き手としては敗北かもですが、近い発想がある人に読んで頂けているというのは、それはそれで嬉しいので、なんとも形容しがたい感情に溢れます(長い時間考えてたものを書いてるとよくあるアレ)
まあ、それも含めて創作なので、今後も彼女らの物語をしっかりと描いていきますので、どうぞ見守って頂けたら幸いです。
【Unknown】
『老人たち』───年齢:???/所属部隊:???/愛機:???
ドクターたちの口から断片的に語られるのみ。誰を差しているのかは、未だ不明瞭である。
『生まれつつある二つの生命』───年齢:???/所属部隊:???/愛機:???
形を成してはいるものの、未だ完全に生まれ落ちてはいない。暗い闇の中で、今はまだ静かに誕生の時を待つ。
『作者コメント』───ついにキャラ紹介もラストへ至りました。ただ、この二つに関してはどうコメントするべきなのか、ちょっと迷いますね。ほとんど出ていないというのもそうですが、ある意味で本作の一番重要なところでもありますから。
でもまぁ、まだしっかりと全容を見せていない、しかし、ある意味でこの世界の要たる二つの存在。どちらも、かつて世界を統べた者たちの成れの果て。本来のヒトの理でいうのなら、未だ世界に留まるべきではなかったのかもしれない……されど、在るがゆえに運命は巡り、物語が始まった。
そういった存在たちだからこそ、本作の中で、時代の始まりと終わりを飾るものとして、しっかりと描いていきたいと思います。そんな感じなので、今後の色々にご注目して頂ければ嬉しいです。