作者はSpotifyで聞いてる。オススメあったら教えてくれてもえーんよ?
後書にアニメ名を追記。
「いやぁ。『BLACK SHOUT』はいい曲でしたね。ファーストアルバム出るのいつだっけ? 来月?」
「再来月。みんなスタジオにこもってるよ。それよりもさ。お母さんとデートしたって目撃情報があってね。ジュエリーショップに居たって」
「ジュエリーショップ? ……それ違う。リサだわ。その情報は友希那だろ? お母さんが問い詰められたって嬉しそうにいってたわ。リサと友希那の誕生日プレゼント買いにいった日ね。お前ら後ろ姿が似てるからなー」
「あの日? 見られてたんだ」
「勘違いを正すのもさ。リサがサプライズするって聞いてたから悪いと思ったんだと。オレを荷物持ちとして誘ったといったらしいぜ」
「ねねっ。ヒデ? それは助かったけど、アタシが知らない情報をお母さんとやり取りしてるんだよね? それとさ、聞いた日と違うんだけどなー。どゆこと?」
「ああ。オッサンがダメって、ほら」
「なに? 話題変えんの?」
「荒ぶってんなー。んじゃ、あれだ。初のワンマンでチケット完売したらしいじゃん。おめでとー」
「ありがとっ☆ メジャーデビューしてから初のワンマンライブだからね。みんなの気合いが凄いんだぁ。アタシも練習しないと」
「チケット貰いました。ありがとうございます」
「どうも☆」
「デビュー前の頃なら自腹出して買うんだけどね。今回は関係者席になったわ。ダイブしたかったのに」
「ダイブはホントにやめて。後ろのほうからヒデが流れてきてさ。ステージに上がっちゃったことあったじゃん? 友希那、めちゃくちゃ驚いて歌うの止めたもんね」
「あったな。あのときはオレが歌ったけど、アンコール貰ってビビったからな」
「他人のライブで事件起こすのやめてもらえますぅ?」
「ファンだから仕方ないね」
「しばらく出禁になったくせに」
「うるさいよ。にしても、またベース上手くなってるじゃん。オレのライブ出る?」
「出ない。アタシは観客でいいです。あんなライブに出演したら羞恥心で死んじゃうよ」
「あんなライブ」
「笑ってんじゃないわよ。うちはガチでやる正統派なの。ヒデはおかしいって。この前の単独ライブさ。水鉄砲片手に走り回るボーカルと逃げ回るギターとか初めてみたからね。あのときばかりはお客さんでよかったと思ったドームライブでした。まる」
「楽しかったろ?」
「めちゃくちゃ楽しかった」
「一緒にやる?」
「やらない。リードギターのまりなさんのさ。透けてたからね。あの後のアレはさすがに叫んだけど。だからね、アタシは観客がいいです」
「あれは笑ったな。演奏止めないあたりも笑った」
「めちゃくちゃ笑った。演奏止めないあたりはさすがまりなさんだったよね」
「面白かったよなぁ。次の曲いく前に脱いだ服を観客に投げ捨ててさ。……そうそう。上半身ブラだけの状態で最後まで演奏してたじゃん。笑えるぞ。帰りの服がなかったのよ」
「まりなさん」
「爆笑してんな。まぁ、スタッフがコンビニに走って何とかしたんだけどね。まりなはあれからさ。ライブには水着で出る宣言してたぞ。用意するのは水着じゃなくて着替えだろうに」
「あんま笑わせないで」
「死にそうになってやんの。まりな伝説にまた一ページ」
「んんっ。ライブで思い出したけど、いつも拡声器を用意してるの? 使わないときあるよね?」
「唐突」
「笑ってんじゃないわよ。ほら、まりなさんの話題はネットの海に乗せないほうがいいのよ」
「手遅れだけどな。すでにファンとかスタッフが拡散してるだろ。本当にまりなは愛されてるよなー。今まりな伝説いくつあんの? ……また笑ってるし。なに? 拡声器の話? スタッフから話題変更の指示です。拡声器は停電の準備ね。マイクが死んでも歌えるから」
「あったね。停電中のライブ」
「生き返ったな」
「生き返ったよ」
「停電中のライブねぇ。あれからは常に用意してるわなぁ」
「あれも事件名ついてなかった?」
「脱ぎまりな事件?」
「違うから」
「アレね。『オレの歌を聞け事件』ね。え? まりなの事件はないよ。伝説はあるけど」
「伝説」
「また死んだな。まりなは定期的にやらかしてるからなぁ。……意外? まりなは無自覚にやらかすよ? ああ。リスナーは分からないだろうけど、生配信のスタッフとライブのスタッフは違います。だからライブ現場のまりなを知らないわけね。お前もライブ来いよ。知ってるか? まりながライブでスカートを履かないのは、リハーサルでジャンプしたときにひっくり返って下着を晒したからさ」
「スタッフまで笑わせにいくのやめて」
「生き返った?」
「生き返ったわよ?」
「みなさんこんにちはー☆ まん丸お山に彩を! 丸山彩でーすっ!」
「彩ちゃん?」
「なんでいんのよ?」
「はぇ? 出番じゃ?」
「るん♪ ヒデちゃんのおねーちゃんの氷川日菜でーすっ☆」
「現役女優の白鷺千聖です。ヒデさん。これ、おみやです」
「どもども」
「はぇっと、五人揃ってないけどもっ。Pastel*Palettesでーすっ! ──おニューの彩ポーズはどうですか? いい感じですか?」
「彩ちゃん」
「リサちーのツボに入ったー」
「だから、なんでいんのよ?」
「たしか秘密へーき?」
「彩ちゃん出てんじゃん」
「MCのお二人に対してシークレット、サプライズゲストですね」
「ヒデちゃんのとなり座るー」
「別にいいけど。とりあえず丸山。ハンバーガー買ってきてくれない?」
「仕事中だからダメです!」
「仕事中じゃなかったら?」
「お持ち帰りですか?」
「店内で」
「ここで食べるんかいっ! どうですか? いい感じですか?」
「その流れなに? 彩ちゃんも付き合わなくていいからね。千聖。おみやありがとねー」
「この番組に出演が決まったときお礼の電話をいれまして、ヒデくんとツッコミの練習したんですよ。どうですか? いい感じですか?」
「なにしてんのよ」
「そんな彩ちゃんもかわいー」
「彩ポーズよりはいい感じです」
「白鷺の評価がガチすぎて笑える」
「ちょちっと、お待ちくりゃしぇ。……もしかしておニューの彩ポーズ、不評?」
「コンセプトはヒデさんの自宅? ですかね。私はヒデさんの向かい側に座りますね。リサちゃん。隣失礼しますよ」
「はいはい。いらっしゃい」
「あろ? 私の席は?」
「お誕生日席な。ひとり用のソファにどうぞ」
「あはい。座りますね」
「三人とも何か飲む? あるのはアイスティーにアイスコーヒー、ウーロン茶と麦茶だよね?」
「こおり水もあるぞ。丸山」
「水ですか? 私はアイスティーが」
「なんでやねん! 丸山なにしてんのよー。ここはツッコミが欲しかったなぁ」
「はっ」
「なんでメモしてんのよ。二人は?」
「あたしはウーロン茶かなぁ。千聖ちゃんは?」
「そうですね。アイスティーでお願いします」
「はいはい。入れてくるから待っててね」
「にしても白鷺。事務所通せよ」
「現在交渉中ですよ?」
「生配信使って有利にしようとすんなや。面白いからいいけどさ」
「氷水ってなんでやねん!」
「丸山ぁ」
「ななんですかっ?」
「その話題終わっただろ? リサいないだろ? 氷のない水を出すぞ?」
「はぇっと、ですね。……あ居た。リサちゃーん。氷水じゃなくてアイスティーで!」
「またリサちーがツボってるねー」
「そういえば私たち。そちらの事務所に移籍するのが本決まりになりました。その節はお世話になりました。これからは事務所の先輩後輩として、お世話になります」
「なぁ白鷺。それ大丈夫?」
「湊社長からゴーサインが出てますよ?」
「出てるなー。ドラマは?」
「諸々の細かい話は後程。とりあえず、万事順調に進んでますのでご心配なく」
「そりゃ、おめでとう」
「なので曲をプレゼントしていただければ……」
「あー。『歩く花』に似たやつねー。ドラマの空気が分からんから何ともいえんけど、『ONE LIFE』とかならBGMで……。なにさ?」
「はぇっと、難しい話ですから黙ってようかなーと。……アイスティー、まだかな」
「他人事か。まぁいいか。丸山だし。日菜ねぇは後で会議に参加してね」
「なんで?」
「氷川姉妹の弟だとか暴露したのは誰かなー」
「あたしっ!」
「いっぱい怒ってあげよう」
「ひーん。助けて彩ちゃーん」
「これっ! 並んでも買えないケーキだよね? 食べたかったんだー。さすが千聖ちゃん! リサちゃーん。先食べていーい?」
「いいよー。そっちにフォークないと思うけどねー」
「リサちゃんフォークぅ!」
「今用意してるー」
「自由だなー。あ。曲流すの? え? マジでオレが選んでいいの? 『ONE LIFE』と『ハイブリットレインボウ』を流せる?」
「裏でみてたけど、スタジオ内で流すんだねー。別々に流すのが普通なのに、ヒデちゃんなんで?」
「オレが聞きたいから──。大丈夫? それでは『ONE LIFE』と『ハイブリットレインボウ』の二曲続けて聞いてください。白鷺は感想をくれ」
「分かりました。流してください」
「どーぞ☆」
「……フォークまだ?」
『歩く花』ザ・ブルーハーツ
『ONE LIFE』the pillows(アニメ、フリクリ)
『ハイブリットレインボウ』the pillows(アニメ、フリクリ)
まだ書けと言うのか?
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いいから書け
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筆を置こう
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まりな伝説
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恋愛要素も欲しい!
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オレの歌を聞け事件を!