(白)ウォズのヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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競え!波乱の障害物競走!

『3!2!1!スタート!』

 

スタートの合図とともに僕たちの足が凍りつく。

 

轟くんか!

 

『A組轟の氷結で緑谷たちの足が凍りついたー!早くも終わってしまうのかー!?』

 

轟くんの氷結でほとんどの選手が凍りつくが僕は

 

<龍騎!>

 

<アクション!>

 

<投影!フューチャータイム。激闘!本能!サバイバル!フューチャーリング龍騎!龍騎!>

 

フューチャーリング龍騎に変身するとドラグレッダーを呼び出すと

 

『ええええええ!!!?ドラゴォン!!?ブラド!おまえのクラスのやつどうなってるんだ!?』

 

『アイツのやることにいちいち驚くな。疲れるだけだ』

 

そしてドラグレッダーが炎を放出すると周りの氷が溶け出した。

 

「うおおおおっ!!!熱っ!!!でも助かった!!」

 

『B組緑谷あ!自分だけでなく他の選手も助ける羽目になってしまったがこれは計算のうちか!?』

 

『非合理的だが……ヒーローとしての大事な部分を奴は持っているようだな』

 

そしてドラグレッダーに乗って選手たちの頭上を飛んでいく緑谷。

 

そして一気に轟の後ろまで躍り出る。だが

 

「行かせねえぞ!緑谷あ!」

 

「俺たちも忘れんな!」

 

「緑谷くーん!!!ワタシも負けませんよー!!」

 

鱗、回原、角取が自身の個性で空を飛んでいる。

 

『うおおおお!!!B組の面々が龍に乗る緑谷を追いかけているぞ!』

 

鱗はこの二週間の特訓でウロコを体だけでなく伸ばして生やせるようにし、腕を翼に、腕から伸ばしたウロコを羽がわりにして飛行手段を見につけた。

 

回原も特訓で回転の速度を遥かにあげて足を上に伸ばしてプロペラがわりにして体を回すことで推進力にして空を飛んでいるのだ。

 

角取は自分の角にサーフボードの体勢で乗り空中を移動している。

 

だが地上でも

 

『B組庄田速い速い!だけど足から爆発が起こったような衝撃が出ているぞ!』

 

庄田は自身の個性"ツインインパクト"の個性で地面を蹴る際に個性を自分の足に発動してその反動を推進力にして加速しているのだ。

 

『B組鎌切!轟が凍らせた地面を自身の個性でスケートのように滑っているぞお!!!楽しそーう!!!』

 

鎌切は足から刃を生やしてスケートのように滑っている。

 

と各々が奮闘する中でソイツは現れた。

 

『さあさあさあ!コイツらを突破してみな!』

 

そこにいたのは入試の際の1〜3pt仮装敵に10はいるだろう0pt敵だった。

 

と轟が一体の0敵を凍らせると

 

何人かがその下を潜り抜けようとするが

 

「やめとけ、不安定な時に凍らしたから倒れるぞ」

 

轟の言葉通り0敵が崩れそうになるが

 

「ドラグレッダー!」

 

緑谷のドラグレッダーが残骸を尻尾で吹き飛ばした。

 

「おおおお!!!助かった!ありがとう!」

 

『B組緑谷あ!またしても他選手を助けたぞ!コイツは聖人君子かあ!!?』

 

「アイツ…………』

 

とその時

 

「緑谷あ!!!先に失礼するぜええええ!!」

 

「夜嵐くん!?」

 

「はははははは!!!先に失礼するよ!!緑谷くん!!」

 

「物間くん!?」

 

『A組夜嵐B組物間!!緑谷の横を通り抜けたああ!!!』

 

そう、物間は人の良さそうな夜嵐の個性をコピーしていたのだ。

 

と緑谷と轟に夜嵐、物間のトップ4が争う中で

 

「緑谷のやつには負けられねえ!」

 

骨抜が地面を最大限まで柔らかくして多数の0敵を一気に地中に沈めた。

 

「はあっ!」

 

拳藤は拳を大きくして回ることで遠心力をつけてロボットにぶつかっていき次々と撃破した。

 

柳と才子もサイコキネシスとポルターガイストで敵同士をぶつけあわせた。

 

こうして第一関門を突破しようとする中で

 

「クソデクううぅ!!!」

 

「かっちゃん!!?」

 

爆豪が鬼の形相で緑谷に迫ってきた。

 

とドラグレッダーが炎を吐くが爆豪は爆破で避けた。

 

「クソデクが俺の前を行くんじゃねえええ!!」

 

と緑谷まであと少しというところでドラグレッダーが上空へ昇ると爆豪の股間にドラグレッダーの体が直撃した。

 

「あっ…………!!!」

 

「あっ、ごめん…………」

 

そしてそのままドラグレッダーの尻尾に叩き落とされた。

 

「ごめんね……かっちゃん」

 

「あはははははは!!!なんだいあの無様な姿は!!」

 

「爆豪!ドーンマーイだ!」

 

会場からも爆笑が沸き起こる。

 

そして第二関門の"ザフォール"に着いた四人

 

「おっと……ここで時間切れか」

 

物間のコピーの時間が切れそうだった。そして

 

「物間くん!?」

 

「悪いね!緑谷くん!ちょっと便乗させてもらうよ!」

 

『物間ああああ!!!緑谷のドラグレッダーに乗りこんだあ!!』

 

轟はロープを凍らせて足場を作って夜嵐はそのまま飛んでいく。

 

と後ろから

 

「「「緑谷(くん)あ!!!」」」

 

回原に鱗、角取さんに柳が空を飛んできた。

 

とザ・フォールの前にいた印照が

 

「ふっ!」

 

テレポートを使い一瞬で第二関門を突破した。

 

「印照い!!!一瞬で第二関門をクリアああ!!これはすげえ!!」

 

と第三関門は

 

『最後の関門は一面地雷原!!怒りのアフガンだああ!!』

 

だが空を飛ぶやつらには関係ない……と思われた時

 

バシュン!!!

 

突如ミサイルが飛んできた。

 

『そう簡単には進ませないぜえ!!最終関門には追尾するミサイルが待ち構えている!これを突破できるかああ!!?』

 

緑谷が地面に降りると

 

<カブト!>

 

<アクション!>

 

<投影!フューチャータイム。音速!高速!最速!フューチャーリングカブト!カブト!>

 

「クロックアップ!」

 

そして緑谷がゴール前に着いた時に地雷が一気に爆発した。

 

『こりゃあどうなってるんだあ!!緑谷が急に消えたかと思ったらいきなり地雷が爆発したぞ!』

 

『おそらく目にも見えないスピードで高速移動したのだろう』

 

と緑谷がゴールを潜ろうとした時

 

パッ!

 

印照才子が目の前に現れて先にゴールを潜り、影から現れた黒色が次にゴールを潜った。

 

『これはどうゆうことだあ!!!印照が一位抜け!そしてこれはマジでわからない!黒色が緑谷の影からあらわれて二位抜けだああ!』

 

『成る程……アイツはずっと緑谷の影に潜んでいたんだな』

 

ブラドキングの解説を受けると会場は大盛り上がりになった。

 

そして三位で緑谷がゴールした。

 

「黒色くん……」

 

「クックックッ……緑谷、おまえに憑いていて正解だったぜ!」

 

そしてその後の結果は

 

一位印照才子

二位黒色支配

三位緑谷出久

四位夜嵐イナサ

五位轟焦凍

六位物間寧人

七位柳レイ子

八位鱗飛竜

九位回原旋

十位角取ポニー

以下省略

 

・・・・

予選通過は上位42名らしい。

 

まあこの後のレクリエーションで見せ場があるみたいだ。

 

そしてこの後の競技は騎馬戦らしい。

 

さて…………次こそは一位だ!

 

 

 

 

 

 


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