第二種目の騎馬戦のルールは
・2〜4人からなるチームを作る。
・障害物競走の順位によってポイントがあり騎手は騎馬を含めた者たちの合計のポイントを首に巻く。
・騎馬を崩されてもまたはハチマキを失っても失格にはならない。
・制限時間は15分
・悪質な崩し目的でなければなにをしても構わない
「とまあこんなとこよ!ポイントは下の者から5ポイントずつ上がっていくわよ!だけど一位の印照さんには1000万よ!」
と皆の視線が才子さんに向けられる。
「上位の者ほど狙われる下克上のサバイバルよ!ああ、あと才子さんのテレポートはこの騎馬戦では禁止とします!」
そうか……まあテレポートは強すぎるからね
『ふむ……上へ行く者への受難か……よく出来ているではないか……』
さて……誰と組むべきか……
騎馬戦のチーム作りの時間となって、
僕は才子さんのとこへ行くと向こうも気づいたのかこちらを向くと
「「才子さん/出久さん!僕と/私と組んでください!」」
あれ?
「ひょっとして才子さんも……?」
「ええ、出久さんとなら一位抜けできると信じていますから♪」
笑顔で正直に言われて思わず顔が赤くなる。
そういや最近才子さんの顔を直視できない。その笑顔を見るたびに心臓がバクバクして心があったまる。ウォズ、僕病気なのかな?
『…………自分でなんとかしたまえ』
ちょっ!完全無視!?酷くない!?
とこの時なぜか視線を感じたのは気のせいだったのか?
そして騎馬戦のチーム作りの時間が終わると
『12組の騎馬がフィールドに揃ったああ!!さあさあ行くぜ!残虐バトルロワイヤル!!』
『3』
「狙いは」
爆豪チーム 爆豪、夜嵐、黒色、柳
「一つ」
轟チーム 轟、八百万、上鳴、飯田
「才子さん」
「はい!」
「麗日さん」
「うん!」
「常闇くん」
「ふっ……」
「行くよ!」
「「「はい!/おう!/うん!」」
『START!』
と開始のゴングと同時に11組の騎馬が僕に襲いかかってきた。
「実質1000万の争奪戦だ!悪く思うなよ!緑谷!!」
鉄哲くんの騎馬が襲いかかってくる。
「追われし者のサダメ……選択しろ!緑谷!」
「もちろん逃げのくっ!」
逃げようとすると骨抜くんの個性が僕らを拘束したが
「30%……TITAN SMASH!」
ワンフォーオールを発動して柔らかくなった地面に殴りつけると地面はグチャッと吹き飛んで、僕らは拘束から解放された。
「ちぃっ!!流石緑谷!!」
「逃げるよ!麗日さん!」
「うん!」
逃げる際に麗日さんの個性で僕らを無重力状態にして才子さんのサイコキネシスで空中に逃げた。
「耳郎ちゃん!」
「わかってる!」
A組の人のプラグみたいなものが僕たちを襲うが
「常闇ぃ……!」
常闇くんの個性、ダークシャドウがプラグを弾いた。
と地面着地しようとした時に下に丸いものがあったのを見て僕は
「40%……MAGNUM SMASH!!」
強化された指を弾いて丸いものを吹き飛ばした。
あれはA組の峰田くんのモギモギだ。
と横からなにかが飛んできたので咄嗟に避けた。
それはA組の蛙吹さんの舌だった。
「強いわね……B組……!」
そして後ろに距離を取っていると
突如暴風が吹き荒れて、ハチマキが飛ばされそうになった。
「これは…………夜嵐くん!」
と暴風が吹き終わると同時に
「調子に乗ってんじゃねえぞ!デクぅ!!」
「かっちゃん!?」
かっちゃんが僕たちに特攻を仕掛けてきたが常闇くんのダークシャドウに弾かれた。
『っておいおいおい!!!あれってアリなのかよ!?』
『テクニカルなのでOK!地面に足ついてたらアウトだったけど!』
かっちゃんを退けると
「そろそろ取るぞ……1000万……」
轟くんと正面で対峙していた。
一方爆豪は
「ああ!君って確かヘドロ事件の被害者だよねえ!?聞かせてくれないか!敵に襲われる奴の気持ちを!でもさあ……緑谷くんの方が凄いよねえ!?君が敵わなかった敵を倒したんだからさあ!」
「ふっざけんじゃねえぞ!!!この俺がデクより下だと!!?」
物間の術中だった。
「随分と買われたな……緑谷」
「その話は後で!来るよ!」
「無差別放電!130万V!」
「常闇くん!」
「ダークシャドウ!」
放電が当たる前にダークシャドウで放電を防いだ。
と轟くんは八百万さんが作った棒を伝せた氷で他を拘束した。
「来ます!」
「牽制する!」
ダークシャドウが攻撃を仕掛けるが八百万が創造した盾に防がれた。
「くっ……!常闇くん……攻撃力低下……向こうには知られてないよね?」
「ああ……誰にも話したことはない」
「なら大丈夫だ……絶対に逃げ切る!」
『大丈夫か……?』
『なに?ウォズ』
『A組の飯田くんは……おそらくなにか隠しているぞ』
『え!?なんでわかるの』
『直感だが……あれは余裕のある者のする顔だ。彼はまだなにか……切り札を隠しているぞ』
『ウォズ……うん!わかった!』
そして5分が過ぎ去るが轟はまだハチマキを奪えていなかった。
「緑谷あ……!!」
『轟くん……?』
『…………』
轟くんの顔はなにかを憎んでいるように見えた。なんだろう…なぜか酷く悲しく見える……
「皆……この後俺は使えなくなる……取れよ!轟くん!レシプロ……バースト!」
来た!速い!だが!
「GIGANT SMASH!」
地面に放った衝撃波で轟チームは近寄れなかった。
「轟くん!大丈夫か!?」
「くっ……ああ……!」
「危なかった……ウォズありがとう!」
『気にするな、今は集中しろ』
と次かっちゃんのチームが目の前に現れた。
「デクぅ…………!!!」
「かっちゃん……」
「爆豪……おまえの私情は知らねえが今は協力しろ」
「ちっ!わーったよ」
黒色くんがこちらを見てニヤリと笑う
「緑谷あ……!おまえのハチマキ頂くぜ!」
来る!?
と騎馬の黒色くんが地面にある自分の影に手を入れた。
は!?どうゆうことだ!?
『出久!ハチマキを!』
え!?
と僕の影から黒色くんの腕が伸びて僕のハチマキを奪って自身の元へ戻っていった。
『おおおおおおおお!!!爆豪チーム黒色!!!緑谷からハチマキを奪い取ったああ!!!ここで解説!黒色支配!個性!
黒色くん……!凄いや!
「緑谷!奪い返すぞ!」
「うん!」
僕たちが迫ろうとするも夜嵐くんの風で思うようにいかなかったが
「50%……SMASH!」
僕のパンチで夜嵐くんの風を吹き飛ばすと
「今だよ!」
「はい!」
才子さんサイコキネシスでハチマキを奪うと
『終了〜!!!』
騎馬戦が終了した。
「やった!緑谷くん!私たち勝ったよ!」
「ふっ……」
「やりましわね!出久さん!」
こうして僕たちは第二種目をも突破した。