(白)ウォズのヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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祝え!轟少年の覚醒!

ウォズside

 

『レディィィィィィースタート!!!』

 

プレゼントマイクの合図が聞こえると同時に轟くんはいきなり氷結を放ってきたが

 

「TITAN SMASH!」

 

ワンフォーオール40%で氷結を相殺すると

 

「はあっ!MAGNUM SMASH!」

 

出久は指を弾いて先ほどの吹き飛ばされた氷の破片をピンショットで弾きそれを轟くんは間一髪で避けるが

 

「cyclone smash!」

 

出久はその場で片足で回り始めて付けた勢いをもう片方の脚に集中させて衝撃波を放つ。

 

それを轟くんはまともに受けるが後ろに氷結を何度も発動させて場外負けを防ぐ。

 

「ぐっ!」

 

轟くんは再び氷結を放ってくるが

 

「 SMASH!」

 

出久のパンチで氷は全て砕け散った。

 

そして出久は

 

「震えてるよ……轟くん」

 

「ウルセェ!!」

 

轟くんは近距離で氷結を放とうと接近してくるが凍り始めた体では満足に動けなかった。

 

そのため

 

「MAGNUM SMASH!」

 

出久のデコピンに頭を撃たれてその場に崩れ落ちた。

 

「はあっ……はあっ……」

 

「皆全力でやってるんだ……君だけ半分の力で勝とうなんて甘いんじゃないのか!?よく見ろ!僕はまだ!君に傷一つつけられてないぞ!全力でかかってこい!!」

 

「なんのつもりだ……クソ親父に金でも握らされたか……イラつくな……!!!」

 

「轟くん……」

 

ふむ……ここは……

 

『出久よ。ここは私に任せてくれないか?』

 

『え?いいよ』

 

そして私たちの意識が入れ替わると

 

「やあやあやあ!!!轟くん!」

 

「そうか……お前が……!」

 

その目……今の君は父親そっくりだな。目の前のものが見えていない。

 

<ビヨンドライバー!>

 

<タイヨウ!>

 

<投影!ファイナリータイム。灼熱バーニング!激闘ファイティング!ヘイヨー!タイヨウ!ギンガタイヨウ!>

 

『緑谷ああああ!!!ここでウォズにチェンジ!資料によるとあれはウォズギンガタイヨウフォーム!宇宙のタイヨウの力が込められたフォームだそうだ!』

 

「変わったところで関係ねえ!!」

 

轟くんが氷結を放ってくるが

 

「ふんっ!」

 

ファイナリープロミネンスによる超火炎で氷を残らずに溶かす。

 

「なっ!?なっ……なっ……!!くっ!」

 

轟くんが氷結を再び放つが

 

「……ワンパターンだな」

 

今度は熱線を放って氷を蒸発させた。

 

「クソッ!クソクソクソクソ!!!クソがああああ!!!」

 

轟くんは青山戦で見せた最大氷壁を放ってきて私は飲み込まれるも

 

「はあっ!」

 

氷の中で私は太陽の擬似型惑星"エナジープラネットソーラータイプ"て氷を消滅させた。

 

そして轟くんの場に重力場を発生させるとまともに動けるはずもない轟くんはその場に崩れ落ちた。

 

「クソクソクソ!!!こんなとこで終わるわけにはいかないんだ!!!」

 

「いいや?君たちのつまらない野望もここで終わりさ」

 

『ウォズ!?』

 

「つまらないだと……!!!」

 

『ウォズ……』

 

「出久よ。コイツを踏み台にして私たちは一番になろう」

 

「踏み台だと……!!!巫山戯るな!俺は踏み台なんかじゃない!」

 

「何を言うのかな?君だって今まで倒してきた相手のことを見ていたか?自分の野望のためだけに他者を蹴落としてその人物のことに礼儀も払わない君にそんなことが言えるのか?」

 

「うるさい!!!!」

 

「はぁ……全く君はエンデヴァーに似てるよ。その遥か先を憎む目は一緒だな」

 

「ふざけるなああああああああ!!!!」

 

「エンデヴァーもそうだが君の野望もつまらないよ。君はそんなんでヒーローになろうとしてるのか?………………巫山戯るなよ」

 

「っ!!!」

 

「君は!ヒーローをなんだと思ってるんだ!他者を蹴落とすための手段なのか!!?親を見返すためだけのものなのか!!?巫山戯るなよ!!!ヒーローとは人を!救うための!ものだろうが!!!」

 

・・・・

 

轟side

 

俺が地面に這いつくばっているとアイツは……

 

「ヒーローとは!人を!救うための!ものだろうが!!!」

 

俺はその言葉に自分の情け無さを感じた。

 

確かにアイツの言う通り俺のやろうとしていることはヒーローとして失格だ。

 

アイツの心からの叫びが俺に突き刺さる。

 

でも!アイツを見返さないと!俺は!

 

「君は本当にヒーローになりたいのか?親に強制されたからなのか?違うだろ?本当の君の気持ちはなんなんだ?」

 

俺は…………

 

『いいのよ……血に囚われることなんかない……なりたい自分に……なっていいんだよ……』

 

お母さん…………そうか…………俺は…………

 

とその時俺の左が燃えていた。

 

・・・・

 

『おおっとおおおおお!!!!轟!!左を燃やして立ち上がったああああ!!!』

 

ウォズ……!!!

 

「バカにしてやがる…………勝ちたいくせに…………!!そうだ!!俺だって…………ヒーローに…………!!!」

 

轟くん…………!!!

 

そして辺りの空気が冷やされていく。

 

これは……!

 

<ファイナリービヨンドザタイム!>

 

そして

 

「緑谷……ウォズ……ありがとな」

 

ウォズと轟くんが一気に炎を放出すると大爆発が起こった。

 

そして勝ったのは……

 

「轟くん場外!緑谷くん三回戦進出!」

 

『激闘を制したのは緑谷だああああ!!!轟も最後は見事だったぞおおおお!!!』

 

・・・・

 

観客席で戦いを見ていたエンデヴァーは

 

「………………」

 

終始無言の状態だった。

 

(俺は……)

 

そして轟が暗い廊下を歩いていると

 

「親父……何の用だ」

 

「…………ようやく子供染みた駄々を捨てたか……」

 

「捨てられるわけねえだろ。ただ……あの時だけは……自分が……本当になりたかった……ヒーローというものを見つめ直すことが出来た……」

 

その言葉に対してエンデヴァーは

 

(俺が……本当になりたかったものとは…………)

 

「焦凍……」

 

「まだなにかあるのか……」

 

「俺がお前たちにしたことは消せないが……俺は……お前が誇りに思えるヒーローになるつもりだ。これからの俺を……見ていてくれ」

 

「なんだよ……それ」

 

そして二人は別々の方へと歩いていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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