(白)ウォズのヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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祝え!我らハーレムの密会!

黒色くんが何人もの分身を作り出すとそれらが一斉に向かってきた。

 

「くっ!SMASH!!!」

 

僕は拳を振るうが黒色くんの分身は衝撃波が当たると同時に霧散し、再び形を成した。

 

「クックックッ……そんなんじゃ俺の兵隊はやられないぜ……!」

 

黒色くんの声がどこからか響く

 

そして黒色くんの分身たちが再び迫ってくるが

 

「はあああああっ!!!SMA!」

 

僕がスマッシュを放とうとすると

 

「ふっ……黒大蛇(ブラックスネーク)

 

僕の足元から黒い蛇が現れて僕を拘束する。

 

僕は両足と左腕を拘束され、右腕も拘束されそうになるが、

 

「ぐっ!SMASH!」

 

地面にSMASHを打ち強引に蛇ごと拘束を外した。

 

このままじゃマズイ!そう思った僕は

 

<ビヨンドライバー!>

 

「クックックッ……やっと来るか!」

 

<ゴースト!>

 

<アクション!>

 

<投影!フューチャータイム。開眼!レッツゴー!覚悟!?フューチャーリングゴースト!ゴースト!>

 

僕はフューチャーリングゴーストに変身すると

 

『緑谷ああ!!ここでウォズに変身!!!見たこともないフォームだがどんな力があるのだろうかああ!!』

 

観客席では

 

「あれは厄介だな」

 

「すり抜けるもんな」

 

「黒色は実体化する隙を突くしかねえな」

 

骨抜、鎌切、回原の順に話していると

 

「でも黒色の数も厄介だよお?」

 

「いやらしいしね」

 

「いざとなったら影に逃げ込めるもんね」

 

吹出、取陰、庄田がそれに反論する。

 

観客席でそんな話し合いをしている中で僕は

 

「緑谷あ……!行くぜぇ!」

 

黒色くんの分身たちは下半身を影に潜ませてスイスイと向かってくるのに対して僕は指を立ててポーズをとると

 

「なんだぁ?」

 

黒色は警戒して観客席にいたB組も首を傾げるが次の瞬間、ドライバーからパーカーを羽織ったゴーストが何体も現れると

 

『おいおい!!なんだありゃあ!緑谷からパーカーが飛んできたぞ!』

 

『資料によると……あれはパーカーゴースト。偉人の力が込められた幽霊らしい』

 

『マジかよ!そりゃあすげえ!』

 

ブラド先生の解説に実況のプレゼントマイクが騒ぐと観客も盛り上がる。

 

そして僕はパーカーゴーストたちに指示を出して黒色くんの分身たちを襲わせる。

 

ムサシゴーストは二つの刀で分身たちを次々と切り裂きロビンフッドゴーストは弓で分身を狙撃する。

 

「くっ!やるなぁ……!緑谷ぁ!そうこなくては面白くない!」

 

といってもこのままじゃ膠着状態が続くだけだ。どうしたら……そうだ!

 

僕は拳を構えると

 

「SMASH!」

 

地面にSMASHを叩き込むと舞台が割れてその破片から隠れられなくなった黒色くんが現れた。

 

「なっ!?しまった!」

 

<ビヨンドザタイム!>

 

僕は出した大目玉を黒色くんに蹴り飛ばすと大目玉は爆発した。そして煙が晴れると

 

「黒色くん場外!緑谷くん決勝戦進出!」

 

『激闘を制したのは緑谷だああああ!!!黒色もあと一歩だったぞおお!!!』

 

プレゼントマイクの絶叫で会場のボルテージも上がる。

 

「黒色くんすごかったよ」

 

「クックックッ……まさか舞台を破壊して隠れ蓑を潰すとは……緑谷ぁ……やっぱりおまえはすごいぜ……」

 

そして僕は立ち上がった黒色くんと手を握り合って健闘を称えた。

 

・・・・

 

才子side

 

突然だが私は出久さんが好きだ。

 

あの事件で助けられて以来、私の心の中で彼というものが太陽のように思えてきた。

 

まるで誰かの希望になり心を照らす太陽のような……

 

そしてこの体育祭でも彼は光り輝いている。

 

私は彼の隣に立つ月になりたい……そう思ったのだが彼を好きなのは私だけではないみたいだ。

 

でも彼女たちも私にとっては大切な仲間。争いたくはない。それに……彼を支えるのには私一人じゃ足りないから……愛という光を分け与えてくれるのなら私は構わない。

 

そう思って私は今、一佳さん、唯さん、レイ子さん、お茶子さんを誰もいなさそうな廊下に呼んでいる。

 

「話って何?才子」

 

一佳さんが聞いてきたので私は

 

「単刀直入に聞きます。皆さん……出久さんが好きですよね?」

 

私の言葉に皆さんは顔が赤くなり

 

「えええええええ!!?好きって!べ、別に私は……!」

 

「ん…………!!!」

 

「す、好きって……!」

 

「わ、私が緑谷くんを!!!」

 

皆さん認めようとしないのですね……それなら……

 

「あらあ?なら私が出久さんをいただいちゃいましょうかね?」

 

私がそう言うと

 

「「「「それはダメ!!!」」」」

 

とすぐさま言ってきた。

 

「やはり好きなんでしょう?」

 

「「「「あぅー……!」」」」

 

皆さん先ほどよりも顔を赤くして俯いている。

 

「私は出久さんの恋人になりたいです。その心に間違いはありません。ですので私は皆さんの正直な気持ちが聞きたいのです」

 

「わ、私は……好き!私も出久が好き!」

 

「ん……!私も……」

 

「私も……好き」

 

「わ、私もや!」

 

「そうですか!やはり皆さん出久さんが好きなのですね!私も出久さんと結ばれたいです。しかし出久さんの性格上、皆さんから頼まれると選べないでしょう。ですのでこうしませんか?」

 

『というと?』

 

「皆さんで出久さんのお嫁さんになりませんか?」

 

私の提案に皆さんは

 

「お、お嫁さんって結婚するって……!嬉しいけど……!嬉しいけど……!」

 

「ん……!!!」

 

「わわわ私が出久の……!」

 

「緑谷くんと私が……!」

 

皆さん戸惑ってらっしゃりますね……

 

「それで皆さんどうですか?私としては皆さんと一緒に出久さんのお嫁さんになりたいのですが……」

 

「わ、私は……いい!皆で出久のお嫁さんになりたい!」

 

「ん……!!!いい!」

 

「わ、私も……!」

 

「うん!私もいい!」

 

「そうですか……!あの法律もできるみたいですし、これでオッケーですね!」

 

こうして出久を巡る恋の行方は皆の密会によって決まった。

 

 

 

 

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