(白)ウォズのヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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祝え!我らが職場体験!4

「職場体験もあと4日か……」

 

僕は携帯を見ながらそう呟く。確かに職場体験は4日だが僕にはアナザーライダー対策として職場体験後も出動要請がかけられることとなっている。

 

ふとあの子のことを思い出してしまう。あの時救けを求めていたあの子のことを……

 

そして携帯をしまうと筋トレを始める。

 

筋トレでは正しいフォームを理解することが重要なのだ。

 

鏡で自分の姿勢を見ながらダンベルを持った手を動かして三十分ぐらい経つと

 

「電話……」

 

机に置いていた携帯が鳴った。

 

僕はダンベルを置いて携帯をのボタンをタップすると

 

「はい緑谷です」

 

「サーだ。これから緊急会議を開く。すぐ集まってくれ」

 

「っ!はい!」

 

そして指定された会場に行くとそこにはリューキュウやクラスト、ファットガムやロックロックなどの面子も集まっていたが、見知った顔を見て

 

「鉄哲くん!?」

 

「おう!緑谷じゃねえか!」

 

「なんでここに……」

 

「それがよ。クラストさんについてこいって言われてさ。重要案件なんだと」

 

と鉄哲くんと話していると

 

「出久さん」

 

「あっ!?才子さん!それに一佳ちゃんに麗日さんも!?それに……グラントリノに相澤先生まで!?」

 

とよく見てみると才子さんの体験先のウワバミさんと波動先輩の紹介でリューキュウの元に職場体験に行った麗日さんにグラントリノ、相澤先生、雄英のビッグ3も揃っていた。

 

「こんなに大勢…すごいぞ……!一体何を…」

 

『恐らく八斎會のことだと思うが……』

 

『そうか!それぞれに協力要請を……!』

 

ナイトアイはそれぞれに情報を提供してもらっていたようで情報の共有ととも協議を行うようだった。

 

そこから話された内容はナイトアイ事務所が死穢八斎會を調べていたことから始まり、クラストたちが手に入れた個性を壊すクスリ。鉄哲が弾いたおかげで手に入った中身の入った一発の弾丸。その中身から出てきた人の血や細胞。八斎會が違法薬物の中間売買組織との繋がり。若頭治崎の破壊と修復を可能にする個性"オーバーホール"に、決定的ともいえるおびただしい包帯を巻いた少女。

 

そこから繋がった真相はー

 

「まさか……そんなおぞましいこと……」

 

「超人社会だ。やろうと思えば誰でもできちまう」

 

「な、なんの話をしてるんすか……?」

 

鉄哲がわかってないのを見たロックロックが

 

「やっぱガキ要らねーんじゃねえのか?わかれよな。つまり娘の身体を銃弾にきて捌いてんじゃね?って事だ」

 

そしてヒーローたちが話をしている中出久とウォズは

 

『何が……最高のヒーローだ……!』

 

『出久よ、自分を責めるな!あの場で先のことを考えて止めた私の責任だ!私は理論的なことだけを考えて……あの少女を見捨てた!罪があるのは私の方だ!』

 

『ウォズ……でも……!!』

 

『今、悔やんでも仕方ない!私たちがやるべきことは……彼女を……アイツから救けることだ!』

 

『ウォズ……うん!』

 

そして会議が終わると鉄哲くんたちとあの時のことを話すと

 

「悔しいな……!」

 

「出久さん……」

 

「出久……」

 

「出久くん……」

 

とその時相澤先生が来て

 

「先生……」

 

「あ、学外ではイレイザーヘッドで通せ。イヤァしかし……今日は君たちの職場体験変更を提言する予定だったんがなあ……」

 

「え!?なんでですか!?」

 

「連合に繋がるかもしれない。それにな。これを職場体験でやるには早すぎる。だがアナザーライダーに繋がるかもしれない。緑谷はともかく鉄哲、印照、拳藤、麗日、お前らを危険に合わせるわけにはいかないんだよ……」

 

「…………」

 

「ただな……あんなことを聞いたからには君たちの性格上、飛び出してしまうかもしれない、と思った。だから一応聞いておく。お前らは自分の意思でここにいるわけじゃない。どうする?」

 

「先っ……イレイザーヘッド!あんなこと聞いて……無視できません!」

 

「イレイザーヘッドが止めないなら……私たちもお供させてもらえないでしょうか」

 

「私も!小さな子を傷つけるなんて許せない!」

 

「おうよ!イレイザー先生!俺も放っておけないぜ!俺たちの力がその子を救けるためになるなら……協力させてくれ!」

 

「……わかった。だが無茶はせずヒーローの指示に従え。これは正真正銘の命がけの任務だ。本来ならお前たちが出ていいステージじゃないんだ」

 

『ハイ!』

 

そして次の日ナイトアイが八斎會の組員を予知した結果、少女を拉致監禁している事実を突き止めて明日決行することになった。

 

一方その頃

 

「これを……」

 

「これは……」

 

黒霧がポケットから取り出したものを机に置く。

 

「先生からの差し入れだ。存分に使え」

 

「……わかった」

 

机に置かれた黒い時計のようなものを手に取る治崎。

 

そしてボタンを押す

 

<……ディケイド……>

 

 

 

 

 

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