今日は高山が札沼と吉備と一緒に東北へ旅行します
公安特捜班の捜査官、高山直人は友人の札沼まりと吉備かおり一緒に東北新幹線「やまびこ」に乗って東北へ旅行へ行く事にした、今回の東北の旅は松尾芭蕉が辿った奥のおそ道の旅である。
「今回の旅は奥の細道の旅なのよね。」
「うん、松尾芭蕉が東京から東北から越後と北陸へ旅をしたんだよ。」
「へぇーっ。」
そこへ、1人の男が高山と札沼に声を掛けた。
「よくご存じですね。」
「あの、あなたは。」
「私はミステリー作家の古河です。」
「あ、あの作家の。」
「そうです、あなたはこの東北の旅に行くんですか。」
「ええ、奥の細道の旅をするんです。」
「そうですか、私は郡山で列車に乗り換えて古河へ行くんです。」
「そうですか、では気を付けて。」
「ああ。」
古河は郡山で下車し東北本線に乗り換えて古河へ向かった。
「おい、札沼。」
「何、高山君。」
「白河。」
「ああ、みちのくの入り口ね。」
「白河の関、芭蕉は句を読んでいないが曾良が読む、卯の花をかざしに関の晴着かな、つまり、この関を通る時
着替える晴れ着がないから、せめて卯の花に髪を飾ろうという句です。」
「へぇ、そうなの。」
「なるほどね。」
気づいていると、昼食の時間だ、楽しい駅弁だ、このやまびこには個室とカフェテリアが設けている。
「買ってきたわよ、札沼さん、高山君。」
「ありがとう、かおりさん。」
「ありがとう。」
高山と吉備と札沼はやまびこの車窓を見ながら奥の細道の旅の日程は、次の通りだ。
1日目 岩手
2日目 松島
3日目 酒田・最上川
の日程である。
高山と札沼と吉備は岩手県の平泉にある中尊寺にやってきた。
「夏草や兵どもが夢の跡。」
「あっ、それ知ってる、兵は義経と弁慶の事でしょ。」
「さすがかおりさん、歴史には詳しいんだね。」
「ええ。」
「札沼、かおりさん、写真撮るよ。」
と、高山はカメラで中尊寺の写真を撮った。
「詳しいんだね、高山君は鉄道マニアの他にこんな歴史も詳しいなんて。」
「うん、僕なんか歴史も詳しいって知ってたか、札沼。」
高山と札沼達はやまびこと仙石線を乗り継いで宮城県の松島へやって来た。高山達は松島の遊覧船に乗った。
「松島や鶴に身をかれほととぎす。」
と、遊覧船の中でカメラで写真を撮っていた。
「松島と言えば、一度は来たことがあったわよね。」
「うん、俺が高校の頃にゴールデンウィークに行ったこどあるんだよ、以前は急行「まつしま」でね。」
「懐かしいはね、急行「まつしま」って。」
次の日、高山と札沼と吉備は秋田からL特急「こまくさ」に乗って酒田へ向かった。
「暑き日を海にいれたり最上川。」
「とても、流れのいい川だね。」
「うん、いい旅行だったわ。」
「ありがとう、高山君。」
「いいって、札沼。」
帰りは、陸羽東線と山形新幹線「つばさ」を乗り継いで帰りました。
白河の関
数日後、事件は起きた、白河の関の堀跡で1人の男が死んでいた、そこへフルムーン旅行していた2人が発見した。
「おい、人が死んでるぞ。」
「あなた、この人死んでるわよ。」
2人は悲鳴を上げ、慌てて走り出した。
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次回はいよいよ事件が起きて捜査が開始されます
ご期待ください