「班長、犯人と思われる人物が割れました。」
「本当か高山。」
「はい、この3人です。」
高山は、3人の写真を見せた。
「なるほど、この3人か。」
「まず園崎海斗、元医師で4年前に塩化カリウムの死亡事故で依願退職した、元乃木坂病院の医師です。」
「そうか、親不知で起きた事件はこの医師か。」
「ええ、まず間違いないと思われます。」
「3人の内、犯行指示者と実行犯か。」
「はい、2人目は相模 浩二、元高校教師で体罰や強制わいせつで2年前に懲戒免職、酒田で起きた曾根崎さんを絞殺し、車で最上川へ異動し殺害した。」
「そうか、最上川までは車を使って移動したって事か。」
「はい、3人乗っていたことになります。」
「あともう1人は。」
そこへ、桜井が特捜班にやって来た。
「班長。」
「ああ桜井か、今犯人が特定した。」
「何だって、それ本当か。」
「ええ、犯人は園崎海斗と相模浩二と判明した。」
「やっぱりこの2人が犯人だったのね。」
「ああ、犯人は特急スーパーひたちと水郡線を使って白河で古河を殺害した、そして車を使って最上川で絞殺した。」
「そうか、車内で絞殺し最上川で遺棄した。」
「そして証拠は須田川に捨てた。」
「うん、それなら犯行は可能ですね。」
「ああ。」
「早速、2人を逮捕しましょう。」
「ああ。」
次の日、南と高山達は園崎と相模は犯人と判明し、逮捕へ向かった。
「犯人は昨日仙台で目撃されている、なお、相模は絞殺する恐れがあるから注意するように。」
「了解。」
犯人逮捕へ向かったのは南と高山、他桜井、小泉、今野、香川、水野、岩泉である。
「よし、奴は必ず現れるはずだ。」
「あっ南主任、園崎です。」
「よしっ、確保だ。」
桜井は、園崎に声を掛けた。
「東京中央公安室です、園崎海斗さんですね。」
「えっ。」
「公安室までご同行願いますか。」
「くそー。」
「まてぇぇ、園崎。」
「観念しなさい、園崎。」
桜井は、園崎を制圧した。
「よしっ今野、手錠だ。」
「あいよっ。」
今野は園崎に出錠をかけた。
「よしっ、連行しろっ。」
桜井達は公安室に戻ってきた。
「園崎を連行しました。」
そして、南は松本と梶山に取り調べを行った。
「古河と曽根崎を札がしたのはお前か。」
「ああそうだよ、あの女はな浮気してたんだよ、だから殺すしかなかったんだよ。」
「あんた、人の命を何だと思ってるの!!。」
「それで、相模はどこだ。」
「あいつなら、俺を捨てて逃げちまったよ。」
「どこへ逃げだ、何処へ逃げたっ!。」
「わかったから言うよ、相模はな福井県の敦賀にいるぞ。」
そこへ、高杉班長が来た。
「おい、松本と梶山が園崎に共犯者の相模の逃亡先を穿かせたぞ。」
「そうか、場所は。」
「福井県の敦賀だ、南、高山、今野、小海、香川、水野、出動してくれ。」
「了解。」
そして次の日、南と高山と香川と水野は上越新幹線「あさひ1号」と特急「はくたか2号」に乗り、金沢で特急「雷鳥」に乗り敦賀へ向かった、途中敦賀駅で名古屋発L特急「しらさぎ1号」が到着し小海と今野と合流した。
「よしっ、福井県警にも応援を依頼してもらおう。」
「ええ。」
その時、高山はこう言った。
「月清し遊行の持てる砂の上。」
「高山、何それ。」
「芭蕉が敦賀に来た時の句だよ。」
「これどういう意味。」
「これは、敦賀の湊で、気比神宮に詣でて、十四日の月を賞味した時の句。はたごの主のガイドのよろしきを得て、彷彿と蘇る遊行二世の砂持ちの所作の厳かな気配に感嘆したんだよ。」
「へぇ。」
「早速、相模を逮捕へ行くぞ。」
「はい。」
敦賀市内を捜査していると、相模を目撃したと情報が入った。
「相模らしき男が気比の松原で発見したと。」
「本当か。」
「よしっ、気比の松原へ行くぞ。」
南と高山は敦賀警察署で警官と刑事と合流し、パトカーに乗り気比の松原へ向かった。
気比の松原
「放して、放してよっ、。」
「へええ、俺から逃げられると思うのか。」
「そこまでだっ!相模!!。」
と、南主任は言った。
「誰だってめぇは。」
「鉄道公安隊だ。」
「何、公安隊。」
「お前を殺人容疑で逮捕する、園崎が自供したんだ。」
「くそーっ、お前らを皆殺しだ。」
「確保ーっ。」
「大丈夫ですか。」
「はい。」
小海は被害者の女性を保護し、相模は警官に手錠掛け、所轄の敦賀署へ連行した。
「あんたは園崎と共謀して犯行を計画した。」
「そうさ、古河の息子は出雲崎の事故の被害者だった、犯人は俺なのさ。」
「そうか、あんたが4年前の事故の犯人だな。」
「ああ、園崎に隠蔽しろってね。」
取り調べの結果、後に4年前の交通事故はひき逃げとなり、再逮捕された。
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来月の初旬で最終回とさせていただきます