東北新幹線奥の細道殺人行   作:新庄雄太郎

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高山が特捜班に帰ってきた後、特捜班のみんなにお土産を渡していると福島県警から
殺人事件の捜査の協力要請が入った 犯人はどうやって殺害したのか。



第2章 白河で殺人

次の日、高山は特捜班に出勤してきた。

 

「高山、お帰り。」

 

「どうだった、東北有給旅行は。」

 

「結構楽しかったよ。」

 

「そうか。」

 

「行きはやまびこに乗ったんだな。」

 

「うん、僕と札沼とかおりさんが乗ったやまびこはね200系の2000番台なんだよ、91年に東北・上越新幹線に東京駅まで開業したんだよ。」

 

高山はみんなにお土産を渡した。

 

「うわぁ、ありがとう。」

 

「班長には、山形の地酒です。」

 

「おお、これはいい酒だ、どうもありがとう。」

 

香川は、高山に行った。

 

「今回の旅行は東北でしょ、何処を観光したの。」

 

「奥の細道の旅ですよ。」

 

「奥の細道?。」

 

「知らないんですか、松尾芭蕉が東北から越後と北陸を歩いて旅をしたんだよ、弟子の曾良と一緒にね。」

 

「へぇー、そうなんだ。」

 

「高山って、鉄道も詳しいけど文学は詳しかったっけ。」

 

「うん、僕は文学も詳しいんだよ。」

 

「へえー、鉄道の旅でも文学の旅もするのか。」

 

「ええ。」

 

「ところで、200系2000番台のやまびこはどうだった。」

 

「結構乗りごこちは良かったよ。」

 

「お昼は、売店で駅弁食べたんだよ。」

 

「へぇ。」

 

「僕が乗ったやまびこはスーパーやまびこと言って結構人気なんだって、この「やまびこ」はね個室も連結されているんだよ。」

 

「わぁ、いいわね。」

 

「私も乗って見たかったな。」

 

プルルルルルル、と1本の電話が鳴った。

 

「はいっ公安特捜班、えっ、男性の死体、うん、白河の関、古河 与三郎、了解。」

 

と電話を切ると、南と高山に捜査の指示をした。

 

「おいっ、白河の関で男性の死体だ、身元を調べてくれと福島県警から協力要請だ、捜査してくれ。」

 

「わかりました。」

 

「早速、当たってみます。」

 

南と高山は、早速古河先生の小説の出版社に当たってみることにした。

 

「ええ、古河先生は先週の水曜日に現行渡した後に福島へ行くと言ってたな。」

 

「じゃあ、原稿を取りに行ったのが最後だったんですね。」

 

「あのー、何かあったんですか。」

 

「実はですね、福島県の白河の関で男性の死体が発見されまして被害者がその作家の古河さんに似ているんです。」

 

「ええ、古河先生が。」

 

「何か、心当たりはありますか。」

 

「そう言えば新聞社主催の講座で講師をしていたな。」

 

「新聞社ですか。」

 

「はい、そこでも奥の細道の講座のカルチャースクールを行っていたそうです。」

 

「そうですか。」

 

南と高山は、古河が講座を行っている新聞社のカルチャー教室へ向かった。

 

「古河先生は先週の火曜日と木曜日に講義をしていました。」

 

「先週までは奥の細道にちなんだ俳句を講義していました。」

 

「おお。」

 

「この講義は主婦や大学生にも人気だそうです。」

 

「なるほど。」

 

「その講師がどうかしたんですか?。」

 

「今日未明に福島県の白河の関で男性の死体が発見されたのです。」

 

「えっ、古河講師が福島で殺された。」

 

「はい。」

 

「その古河さんに何か恨まれることはありませんでしたか。」

 

「そうですね、恨まれる事はあったかな。」

 

「何か個々の辺りはありませんですか?。」

 

「さぁね、そこまでは。」

 

「そうですか。」

 

南と高山は、早速特捜班に戻り高杉班長に報告した。




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次回もお楽しみに
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