被害者の古河は福島へ取材旅行へ行っていたことが判明した。
そして、高杉は事件の足取りを推理してみました。
「奥の細道のカルチャー教室を開講していたのか。」
「はい。」
「古典文学好きの人や主婦にも人気があったそうです。」
「うん、受講生の中で恨まれることはなかったか。」
「そこまでは。」
「そうか、手掛かりなしか。」
そこへ、水野と小海が高杉班長に推理を説明した。
「被害者は東京から郡山で新幹線に乗っていたはずですよね。」
「そうか、古河は東京から「やまびこ」に乗って郡山で下車し普通列車に乗り換えた。」
高杉は、ボードで乗った新幹線と普通列車の時刻を書いた。
「古河は朝7時ごろの「やまびこ」に乗って郡山へ降りる、そこから東北本線に乗り換えて白河へ行った。」
「そう言えば、新白河はやまびこは停車しなかったな。」
「各駅停車はあおばだけだからな。」
「高山、高山と札沼が乗ったのはやまびこだったか。」
「確かにやまびこに乗って盛岡へ行きましたよ。」
「そうか。」
と、高杉は。
「恐らく、古河は白河の関に行って、誰かに呼び出されて殺害したに違いない。」
「なるほど。」
「それで、凶器は。」
「被害者は絞殺だから、縄で首をしめて殺害した。」
「うん、犯人はカルチャースクールの受講生の可能性も。」
「その可能性もあるな。」
「よし、その線で聞き込みをしてくれ。」
「了解!。」
高山達は、カルチャースクールの受講生を聞き込みをしてみたがそんなトラブルはなかった。
高山は、偶然札沼に会った。
「高山君、この前はありがとうね。」
「うん、あの後福島で殺人事件が起きて今捜査してるんだ。」
「高山君も大変なんだね、特捜班の仕事は。」
「うん、被害者はミステリー作家の古河 与三郎さん。」
「その古河って、この前私たちと席が一緒だった人じゃない。」
「札沼、その古河が降りた駅はどこで降りたか覚えてる。」
「ええ、確か福島県の郡山で降りたのは覚えているわ。」
「郡山か。」
次の日、高山は休暇の日に一緒に乗っていたことを高杉班長に報告した。
「何、高山はその被害者の古河に会ってた。」
「ええ、僕が札沼とかおりと一緒に話したのを思い出したんです。」
「おお、それで古河と話したのか。」
「ええ、古河が郡山で降りる前に奥の細道の話をしたのを覚えています。」
「そうか、高山は札沼と一緒に乗ってたって訳か。」
「はい。」
そこへ、香川が聞き込みから戻ってきた。
「班長、被害者の古河は白河と会津に取材旅行に行っていたことがわかりました。」
「何、福島へ旅行へ行ってたのか。」
「はい。」
香川は聞き込みをした結果を高杉に報告、古河の福島旅行の日程を次の通りだった。
1日目
東京から新幹線「やまびこ」に乗り、郡山へ。
2日目
特急「ビバあいづ」に乗って福島へ観光。
3日目
東北本線に乗って白河へ、帰りは郡山から「やまびこ」又は「あおば」で帰京。
「なるほど、福島へ取材に旅行へ行ってたのか。」
「はい、奥さんに確認してもらいました。」
「そうか。」
「奥さんの話では、よく福島へ行かれると言っていました。」
「それで福島へ行ってたのか。」
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次回もお楽しみに