途中、酒田で桜井と岩泉と合流し所轄の酒田警察署へ向かった
高山と南と水野が乗った上越新幹線「あさひ1号」は8時47分新潟に到着した。
「次の白新線「いなほ3号」秋田行は8時55分か。」
「そこから酒田へ行けれますね。」
「ああ。」
新潟駅で、南と高山達は新潟8時55分発秋田行特急「いなほ3号」は新潟駅を発車した。
プァーン!、ピィーッ!。
「白新線を抜けると羽越本線だ。」
「おお。」
新潟から酒田、秋田を結ぶL特急「いなほ」はその名の通り、お米の稲の穂から取った名称である。
特急「いなほ」は昭和57年11月にL特急として運転開始されました、上越新幹線開業前は上野から新津まで上越線経由で運転してされました。新潟県と秋田県はお米がとれるところで有名な場所である。
なお、この特急「いなほ」は酒田の他、秋田と青森駅まで走る路線も運転されている。
「水野、よく食べるね。」
「今日は朝が早かったから腹ぺこだよ。」
2時間後、L特急「いなほ3号」は酒田に到着した。
「あっ、高山。」
「南主任も来てたんですか。」
「ああ。」
「桜井、岩泉、どうして酒田に。」
「私たちはある事件の容疑者を追って酒田へ待機していたの。」
「どうして高山と主任が酒田に。」
「実は最上川で女性の死体を発見したため、山形県警から捜査要請が入ったから酒田へ来たのさ。」
「なるほど。」
南と高山達がやって来たのは、酒田警察署。
「どうも、ご苦労様です私は山形県警・捜査一課警部の角谷です、先ほど福島県警と山形県警と合同捜査をすることになりました。」
「そうですか。」
酒田警察署に捜査本部が設置され、捜査会議が始まった。
「報告します。」
高山達は、捜査会議を入室した。
「所属と名前を言え。」
と、山形県警・捜査一課長の荻原警視が言った。
「東京中央鉄道公安室・公安特捜班、高山直人です。」
「では、報告を詳しく。」
「先週起きた白河の関で起きたミステリー作家の古河 与三郎と曾根崎まり子は新聞社主催のカルチャースクールの講師と受講生と判明しました。」
「なるほど、被害者はこの2人に共通する事はあるか。」
「恐らくこれは、松尾芭蕉の「奥の細道」とみて間違いないと思われます。」
「おお。」
「まず第1は白河で作家の古河を絞殺、そして第2は曾根崎が最上川で死体が発見、恐らく犯人は車で連れ去り、睡眠薬で眠らせ最上川で転落して殺害した。」
「なるほど、被害者の女性は車で拉致し最上川で殺害した。」
「恐らく、車内で睡眠薬で飲ませ曾根崎を眠らせ、最上川で。」
「よし、その線で捜査してみよう。」
そこへ、1人の警官が本部にやって来た。
「報告します、先ほど犯人が乗ったと思われる車が羽黒山で発見されました。」
「何、発見された。」
南と高山達は山形県警のパトカーに乗り、羽黒山へ向かった。
「これが犯人が乗った車か。」
「はい、ナンバーを紹介した結果、福島から盗難届が出ていました。」
「そうか、犯人は高速で白河へ行って、そこから曾根崎を乗せて酒田へ行った。」
「ええ、その可能性があります。」
捜査主任の南は、次のように指示した。
「よしっ、高山と水野は車を運転していた人はどんな人だったか聞き込みをしてくれ。」
「了解。」
「桜井と岩泉は私と一緒に車の中を調べるぞ。」
「はい。」
現場には既に鑑識作業が始まった。
「主任、現場に睡眠薬が発見しました。」
「そうか、すぐに鑑識に回してくれ。」
「はい。」
桜井は、睡眠薬を押収し、鑑識に回した。
「犯人は、鶴岡へ逃げたんじゃないか。」
「鶴岡か。」
「よしっ、すぐに山形鉄道公安室に協力して捜索しよう。」
そこへ、山形県警の捜査一課・主任の真壁警部補と佐伯刑事と同行し鶴岡駅へ向かった。
鶴岡駅
「よしっ、早速聞き込みを行おう。」
「了解。」
ホーム内を聞き込みしていたが、犯人はどこへ逃げたのか。
「どうだ、いたか。」
「ホームにいた形跡はありません。」
「そうか。」
鶴岡駅を捜索してみたが、犯人は姿をくらました、何処へ逃げたのか。
「どうだ、そっちの方は。」
「まだ見当たりません。」
鶴岡駅の捜索したが、一体どこへ消えたのか。
「恐らく、列車で逃げた可能性も。」
「考えられるな。」
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劇中の新幹線「あさひ1号」とL特急「いなほ3号」は平成7年のダイヤを使用しています、ご了承ください