東北新幹線奥の細道殺人行   作:新庄雄太郎

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今日は被害者の過去が明らかになったよ

そして、犯人が使用した凶器が判明したよ 


第7章 みちのくひとり旅

翌日、高山達は山形から戻ってきた。

 

「そうか、犯人はそのルートを利用して殺害したんだな。」

 

「ええ、死因はアルカロイドによる中毒死と。」

 

「中毒死か。」

 

高山は言った。

 

「はい、犯人は注射器で城島を殺害したと。」

 

「ええ、犯人は別にいるんじゃないでしょうか?。」

 

「じゃあ、この3人を殺害した真犯人がいるのか。」

 

「はい、真犯人は他にいる。」

 

「じゃあ、どうやって殺人を。」

 

そこへ、香川と今野が特捜班に戻ってきた。

 

「班長、3人の繫がりがわかりました。」

 

「何、繫がりがわかった。」

 

「ええ、被害者の2人は元大学の文学研究会のメンバーであることが判明しました。」

 

「じゃあ、この2人は大学の研究会の。」

 

「はい、」

 

「ところで、南はどうした。」

 

「ああ主任は、被害者の古河の自宅へ行くと言ってました。」

 

「そうか。」

 

古河の自宅

 

「ええ、あなたが初めて奥の細道へ行ったのは白河と松島に行ったんです。」

 

「えっ、松島。」

 

「ええ、五大堂と遊覧船で巡るのも好きだったそうよ。」

 

「おお。」

 

「では、白河の他に松島も。」

 

「ええ。」

 

「そうですか。」

 

南は古河の妻に被害者の夫の奥の細道の旅について話してもらいました。

 

「須賀川にも行かれるんですか。」

 

「はい。」

 

「風流の初めや奥の田植歌。」

 

「ああ、等躬への挨拶吟。みちのくに入って耳にする田植歌は、俳諧風流の神髄だ。世辞を込めて須賀川をほめた句ね。」

 

「ええ。」

 

公安特捜班

 

「ただいま戻りました。」

 

「主任、新潟県警から被害者の二人についてわかりました。」

 

「なに、本当か桜井。」

 

「被害者の二人は大学の文学研究会のメンバーであることが判明しました。」

 

「なるほど、この三人は大学の生徒と研究会の顧問だったのか。」

 

「はい。」

 

「犯人はどうやって白河と酒田と親不知へ行ったかだ。」

 

「謎ですね。」

 

「それに、殺害方法はそれぞれ違うやり方ですね。」

 

「主任、何処へ行ってたんですか。」

 

「被害者の古河さんの自宅だ、彼は以前から白河と松島へ旅行していたことが分かった。」

 

「ええ、白河と須賀川と松島へよく行っていたそうだ。」

 

「ほー、白河の他にも松島もか。」

 

「ええ、松島の観光もしていたそうだ。」

 

「ええ。」

 

次の日、福島県警の桐谷刑事と夏目刑事と白河署の相馬刑事は東京行のMAXなすのに乗って東京公安室にやって来た。

 

「どうも、私は福島県警の桐谷と言います。」

 

「同じく夏目です。」

 

「白河署の相馬です。」

 

「どうも、私は公安特捜班の班長の高杉です。」

 

「さっそく、古河の事で調べて見ました。」

 

「相馬。」

 

「はい、白河の関で殺害された古河は午後8時から10時ごろに男に呼び寄せられ、絞殺されたと。」

 

「それで何か分かりました。」

 

「ええ、男がもみ合っている所を40代ぐらいの男が目撃情報があったことが白河署の調べで分かりました。」

 

「じゃあ、白河の関で起きた殺人は古河とその男が真犯人でしょうか。」

 

「ええ、福島県警ではその線で捜査していますが、凶器のロープが見つからなかったんです。」

 

「という事は、何処がで処分した可能性があると思われます。」

 

白河の事件で殺害に使われたロープはどこへ消えたのか、謎は深かるのだ。

 

 




ご意見・ご感想をお待ちしています

被害者の古河の過去が明らかになったよ、そして真犯人は?

次回もお楽しみに
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