鷹の6本のツメ   作:ひとりのリク

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今江克孝vs青木勝

 

今江克孝と青木勝が相対したのは、チャンピオンカーニバル日本ライト級タイトルマッチだった。

試合開始から1分以上も睨み合いが続き、青木が動くことで熱狂の幕が上がる。今江がオープニングヒットを奪い、堅固なボクサーを観客に見せつけた。たった数十秒、それに今江克孝という玄人ボクサーの全てが詰まっている。

 

(そう思ってたってのに───)

 

今江のボクシングスタイルを思い返した青木は、現実に起こるギャップに目を見開いていた。

後出しを中心にして試合を展開していく今江の基本スタンスは、開始10秒経過した瞬間に覆されたのだ。

 

ロープ際まで後退した青木。

真正面に立っているのは、今しがた先制の右拳を打ち放ち、ガードされた感触を確かめる今江。深呼吸のように姿勢ごと構え直し、好戦的なグローブがタイトルマッチに匹敵する雰囲気を作り出す。

この再戦を無観客試合で執り行う覚悟を、言葉以上に体現した開幕だ。

 

(あの時は、得体の知れない生命体を前にする探検隊の気分だった。慎重に出方を伺うのは当然だ!

だが今は違う。指導のためにも研究をしてきた。貴方への理解度は当時の比じゃない!!)

 

今江はフットワークも使える。青木以上だ。アマチュア上がりのボクサーにも対応できるレベルの高い機動性を有し、だからこそ青木に泥沼に沈められたのがタイトルマッチだ。

かつての過ちを反省し、策略に触れる前に多数で押す。青木の読みの裏を取り、オープニングヒットの左フックが青木の姿勢を大きく崩した。現役のプロボクサーに対して、引退後2年が経つ元王者が喰らう先制攻撃は、闘志を携えた瞳が目撃している。

 

(だからってタタラ踏んでられっか!)

(きッッ!)

 

陽光に星が飛び散る光景は、引退した男に否応なく現役の緊張感を取り戻させた。欠けたピース1つを取り戻すために払った代償は、右頬の表皮だった。

削り取るように擦られた不満を表皮の神経が訴える。なぜ受けた、と主に抗議する。上半身を起こし、2メートル真横に放り投げた重心を整えながら、これが特訓の成果だ!と反論をした。

 

(上半身をしならせて逃げなかったら…。警戒して大きく下がったのにカウンターを追いつかせた。

“捕食の応用”とはいえ、こちらを誘う手際の良さには感動してしまう)

 

状況の整理を付ける3秒間が果たして正解だったのか。整理を終えてから後悔した時には、脚を使い旋回している最中に追いつかれていた。内側に立つことでフットワークのハンデを補うことで青木は追いついた。

確かに外周は不利だ。強いられる外回りほど圧迫感に苛まれる。捕まる原因に違いない。

フットワークに対抗する手段を青木は猛特訓以外でも準備していた。その一端を感謝の印としてぶつけてきている。…と分かった時には、並行に立つ拳の連打が飛び出していた。

 

(驚いてまあ余裕そうだな)

(フリが小さいのに! ねじ込んできた、目的は!)

 

思考を拒むステップイン、もう一撃をガードの上から放り込まれたあとに気づく。背後に冷えた境界線が弾み、身体をリング中央へと押し返てくる。

選ぶ道は左右、そして真正面の挑戦者。選ぶべきは挑戦者と思って思い留まるのは、肌を撫でる闘志が危険信号に変換されているせいで。気がつけば身体はショートアッパー、左フックで肩から引っ掛けつつ位置を入れ替える手慣れた手段を取っていた。

確かな手応え、一気に広がる我が視界。人影を飛び越えるように回り込んだ、挑戦者は左ボディを空振りする、畳み掛ける好機得たり。久しく思い出す、かつて練習で培ったカウンターを拳でなぞる瞬間、前傾姿勢を崩された自分自身に置いて行かれた。

 

(左側に逃げ道を作ってから!

真横に放り出すデタラメ右ストレート…!?!)

 

理解していて、飲み込めずに1秒。後退してロープ際、脚元の確認を旋回で誤魔化し、息を吸い込んだ。

被弾しながらお構いなしに放っていた。いや、違うなにを今更…!! これが“捕食”そのものだ。俺はバカかッ‼︎ 猛特訓に付き合った2ヶ月間を他でもない俺が認めているのに…。追い詰められてセオリーを実行したらドツボって知ってただろ。

特訓中は捕食の方法に異質なやり方は混ぜていなかった。あっという間に青木流、曲者な手段で置き換えてガッチリ嵌める。あぁ見ればわかるよ、思考が冴えて仕方ないんだな。

 

(急所に当てられなかった。読まれたか?)

(だからって止まるものか)

 

真正面からパンチを浴びた心地良さを肺に取り込んで、吐き出すまでに動揺を一切均して高揚感の真下深くに埋めておく。

開幕30秒を経て無意識に喉を鳴らてしまうのは、引退したボクサーにあるまじき贅沢を噛み締めているせいだ。プロとしてリングに舞い戻り、声援のない無観客試合という本番と練習の狭間で、お互いの全力を出し切るための再戦に身を投じる。それだけでも無念が晴れるほどの舞台というのに、青木は2ヶ月間で蓄えた知識と技術に敬意を込めて自己流の昇華を果たした。

30秒間だけでコレなのだ。喉が鳴るのはボクサーとして正しく、あと数分間に胸が高鳴ってしょうがない。

 

(なんだよ、殴られてんのに表情そんな柔くなって! そんな顔されちゃあ待つなんて出来っこないだろ)

(もっとだ、前に出てこい! 俺からベルトを奪い取るんだろ、ベルトが欲しいんだろ!!)

 

この3分間を本当の11ラウンド目と錯覚し、後がないと思い込んで前進していた。

2人とも真剣に前を向いている。あとのことを考えずに拳を当てることに集中する。

効いてもヘソの奥を捻じ曲げて、フックを捻り出して誤魔化した。まだ終わらせるには早い。

一点を打ち抜く右ストレートが直撃するや、受けた側の闘志がみるみる増大して返す拳に勢いがつく。激励の拳だ、頬が歪むほど痛い。最高に本気だ、チャンピオンベルトの留め具が外れてしまいかねない。

 

(どうしたっ! 王島はこんなものじゃないぞ!)

 

唾棄すべし、弱腰。カウンターに歯軋りで応える。そのまま腰を回せば、右拳の軌道上には無防備な頬。歯軋りを解く直前にひと拵え、左拳がガードの下をすり抜けて臍の斜め後ろに波紋を投じた。

 

(っあ! 腑が裏返る……! けどッ)

 

強引にも、反撃。勢いづいた相手を見逃さず、いつもなら怯むパンチに打って出る。有効打だ、王島相手には通じただろう。

 

(おそい…! 踏ん張れたぞ、もっと腰を入れろ!)

 

今江の熱狂が結果を1つ軽くした。11ラウンド目という思い込みで身を投じる青木は疑問にも思わない。当たり前だった、不思議に思う必要はない、あの日のタイトルマッチはこんなもので倒れはしなかった。

毎秒とめどなく吹きつける風に、勘違いした肌からは汗が吹き出してきた。

 

(そっちこそ! 変則気になって集中分散してんぞ)

 

悔恨にクダを刺したが如く、青木の拳に弾かれて重荷が流れ出ていく。

 

捕食という技術の弱点を突かれ、今江の拳に弾かれて理解を深めていく。

 

想いを出し損ねないように、今江克孝/青木勝の人生を拳に乗せて積み上げていく。

 

「────────」

「────…………」

 

リング中央、2人は左拳を合わせる。

 

2人だけの世界戦、夢と現実の狭間で。

 

駆け抜けるように第12ラウンドは幕を開けた。

 

最初は全力で、思いっきり拳を振り放っていく。己を鼓舞するために、お粗末ながらも見栄っ張りな出だしが良いと思ったからだ。玄人向けだの、迫力に欠けると言われたボクサーにできる精一杯の趣向に、その手のプロであるボクサーは真っ直ぐな拳で応えていた。

セカンドの応援に指示は交わらない。思いきりいけ、お前が1番だ、プロのリングに仕上げるための声援が2人を前へと押し進めていく。

まだ3分ちょっとなのに、両腕はぱんぱんだ。錯覚か、本当に12ラウンドも試合をしていたのか。思い込みと思うのは、2ヶ月間の練習ではちれんほどに筋肉を酷使し、脳みそで考えてきたからだ。

ならば間違いない、何度も繰り返し言い聞かせる。残り時間はないぞ、と。余力を出し尽くすために、肩すらも利用して息を吸い込む。どうしてそこまでする?

 

(知っていますか、プロを降りたリングの下を)

 

走り続けるためだ、悔いた自分と決別するために。

いつの日かこの日の試合を忘れても、決別した想いを埋める新しい何かを掴めば、今江克孝がトレーナーとしての生き方を間違えることはない。

 

(右も左も、人がいるのに。独り、なんだ)

 

だから手始めに、尊敬するボクサーの背中に手を添えるように温もりを与えよう。リングの上で思い出してしまうほど強力な一撃を、タイトルマッチで浴びないような激励を今、ここで。

 

(大事なのはベルトじゃない。王者という誇りじゃないんだ。挑戦者として、王者となって、尚も変わらない自分自身だ。

リングの上にある未練が断ち切れないんだよ…)

 

勝つためだけに積み上げた努力は、負けて引退した虚無感から立ち直る強さになれなかった。

立ち直れず、トレーナーの道を選んだ。あの日々は心が俯いていた。机に座して、独り手紙を書き続けるように、反省文でも書くように背中を丸めていた。

だけど、そんな日々が今日、なにを紙に綴るかも分からなかった筆先にインクが注がれる。

勝ちたいという想いを書き綴った4年越しの便箋が一通、また一通と青木の身体に手渡される。

 

(だから!!)

(ライバルとして…!!)

 

青木へ…好敵手へと肉薄する。

恐らく、土砂を押し退けるように荒々しいステップインはプロのリングでも見せたことがない。力みすぎだと警告が入る、冷静な脳の言うことは聞くわけがなかった。時間がないのに体力を余らせてるどうしろと言うのか。俺に一生残る傷を2つ抱えろと言うなら、そんな判断を下す部位は不要だ。

 

(下を見て拳を握るは、今日で終わりだ!!!)

 

あと1週間と経たずタイトルマッチを迎えるボクサーへと、激励としては過剰すぎる一撃を振り放った。

右拳で迎え入れようとした青木はガードに切り替えて、両腕でk.O級のパンチから身を守る。ここが勝負の分かれ道、ガードをこじ開ければ勝利に手が届く。続けざま、再び右ストレートを放てばガードは崩れていき、苦々しい表情をした青木と視線が交差するはず。

 

「……!」

「────ぁ、、!?!」

 

視線が交差したとき、既に青木の瞳は彼方へと移ろっていた。わざわざ交差させて視線を絡めとるために、振り向く素振りそのままにそっと視線を逸らしていく。時間にして1秒、ガードを崩されたボクサーに出来る挙動ではないはずなのだ。

 

(目を逸らすまいと…! 彼に没頭したところで! でもまさか、よそ見の変化球をここで!?)

 

よそ見。待ち伏せて、よそ見。

その技の名はベルツノ。

ひと息も入らない打撃戦の合間に、本来なら通じるはずはない芸当だ。戯けた行為がまかり通るのは、世界広しとも今江だけだろう。

青木の視座を見逃すまいと、瞳に意識を注いだ瞬間の今江の精神はタイトルマッチの延長戦に立っていた。悔恨を原動力に、感謝を拳に乗せてしまえば、心を持っていかれるのも致し方ない。

 

(カエルだッ急いで潰して勝ってみせ────)

 

過去を燃料とするのなら、練習で培った努力こそ引っ張り出すべきだ。よそ見の次に来るものは大技、青木勝の代名詞カエルパンチ。腹の底から吹き上がる冷風に縮こまってはいられない。真冬の眠気覚ましに冷水で顔を洗う感覚に近い、記憶から引き摺り出した身体がカエル潰しの姿勢をゼロ秒で完成させた。

 

(ライバルとして、徹底的に勝たせてもらう)

 

その視界に飛び込んできたのは、屈んで天を見上げる、ベルトだけを見るボクサーの姿ではなかった。かつての経験を踏まえ、再び下を見る学ばない生真面目野郎にアッパーで喝を代弁する挑戦者だ。

 

「なッ…!」

 

カエル潰し…青木のカエルパンチを斜め上から迎え撃つ、今江が編み出した青木対策が空振る真正面で、再び青木の姿を見失う。

暴風で宙空に放り出された気分だ、横に上にと忙しなく回る視界に脳みそが追いつかない。

 

(いや‼︎ だけど、次は必ず…)

 

くる、と確信を持って言える。

違うかもしれない。それでもいい、この胸の高鳴りに身を任せよう。コレを預けてもいいボクサーだ。

肩で息をする相手を倒せないのは、今江克孝を倒すパンチを当てられていないせいで。俺がそれを望んで、それを返す姿を思い描いて、勝ち取りたいんだ。

 

(カエルパンチ────)

(潰させるかよ────)

 

自分でも驚くほどの踏ん張りを身体中に効かせて、眼下の発射台にピントを合わせた。

信号の伝達は完了した、なのに両足は覚束ない。だから、交差した視線で前に進む。ゆえに、対峙する2人のことが誇らしくて、精神を伝う信号は笑っていた。

 

(何度でもカエルは飛び上がる。待たせたな、もう飛び損ねたりしねえ。半端にゃ終わんねえ!)

 

身体が動いた。モーションは出遅れたが、もう目の前に決着の二文字はきているけれど、拳を握らずにはいられない。空振りでも放てば、努力で捻り出せば何が起きるか分からない。それがボクシング、俺が人生を賭すスポーツなのだから。

 

(最高の特等席───────)

 

天に昇るカエルを目で追いながら、希望なんてものを見てしまいそうになった。今はもう遅いものだって分かっていたから、伸ばそうとした腕をリングに放り出して目蓋を閉じる。

 

必要じゃないのかって?

 

必要だ。この先、いつか必ず。

 

「そこまでだ」

 

今江克孝以外の人生を左右するために、あふれ出した熱意の使い方に思いを馳せよう。

試合前まで濁っていた胸のウチの悔恨は、なんとも簡単に汗となって心から消え去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「退屈。俺のボクシングはそう評価されてきた」

 

12ラウンド、全力疾走で駆け抜けた延長戦。

歩み寄ってきた好敵手へと切り出したのは、しがみついていたベルトから手を離した男の去り際の余韻だ。

 

「自分で思うところもあったせいか、リングを降りた日から、言葉にできない心残りがありました。

疎かにしがちなワンツーの往復練習、何ラウンドと保つためのガードの位置確認と矯正、その日のミット打ち最後のパンチの姿勢を崩さないこと。

俺のボクシングは、そういった日々の退屈をリングに持ち込むことでした。観客からは面白みに欠けたボクサーに見えたでしょう。席を立たれることも少なくなかった。申し訳なかった」

 

悔いの羅列。

ただし、これらは全て。

 

「言葉にはまだ出来ないけど、すごく納得できたんだ。仰向けに倒れてるのに、胸の奥が心地良い」

 

立ち上がって伝えられない自分の弱さが恥ずかしかった。しかし、今だから見えているものもある。

今江の目には、今はない腰のチャンピオンベルトが、堂々とリングに立つ青木の腰に巻かれている姿が映っていた。無論いっときの幻だ、酸欠状態まで駆け抜けたせいだろう。

それでも、似合うと思った。青木の腰に巻かれるベルトは夢じゃないと確信しただけで十分だ。

 

「きっと」

 

幻から連れ戻す副詞。

瞬き1つで意識が戻る。

 

「プロボクサー人生を満足して終えられるヤツは多くない。引退試合でリングを降りる時こそ、本当の姿が見えるのを知ってる。

顔つきが変わって一皮剥けた感じするぜ」

「、、ありがとう、ございます」

 

今江克孝をK.Oした差し出された手を掴んで、好敵手であり恩人であり尊敬するボクサーと対面する。やることは1つ、最後の挨拶だ。深くお辞儀をして、ボクサー今江克孝の引退に立ち会ってくれた感謝を伝える。

青木勝に、篠田コーチに、そして菊元コーチに。前を向いた今江克孝を見届けてもらった。

 

「迷うこと、悩むことがあっても、前を向く方法を知れたから。次は貴方の番です」

「…! まかせとけ」

 

いまさら多く語りはしなかった。2ヶ月間で大半のことは話したし、リングの上で後腐れしそうなものは全部洗い流していたから。

 

 

全員が握手を交わし、あと数日後の試合に向けた最後の段取りを行うため、鴨川ジムへと帰っていった。

 

 

思ったよりも呆気ない見送りに、名残り惜しさや物足りなさに囚われることはなかった。だから、最後に残った思いが言葉として出てきてしまう。

 

「言えるもんか」

 

取り消せない言葉を繰り返すことはもうしない。

 

「引退しなけりゃよかった、なんて」

 

菊元会長に失礼だ。

 

「勝ちたかった。…勝ってくれ」

 

でも、我慢できない。取り消せない決断を掘り起こして、悔いることをサヨナラの代わりとしよう。

この過ちを償えないが、顔に受けた拳の1つ1つが背中を正してくれる。やっとリングを降りてきた。

最後の悔いを吐き出してしまおう。

 

「…バカだな、つくづく」

 

敗因はただ1つ。

自分から進まなかったこと。

青木勝に、勝負を挑まなかった。

 

言い訳を盾にして待ち構えた今江克孝は、完膚なきまでに涙となって流れ去った。

 

 

 

 

 









果たして、区切りを付けられる終わり方なんだろうか。
原作今江が伊賀に敗北し、こんにちまで現れずに様々なボクサーの末路が描かれて、ふと、そう思いました。ちょうど青木の強化案を模索していたこともあって、接点のある今江とぶつけることで物語を1つ作ろうと思い立ち、書き上げたお話となります。
ボクシングに集中するあまり周りのことが見えなくなる生真面目さを、青木によって変えられた彼でしたが、あの試合を最後にしたらどうなるのか妄想し続けた結果、リングに未練たらたら今江が仕上がりました。今度は同じ過ちを繰り返すまいと、サチ子(原作で寄りを戻した彼女)の心配に「大丈夫」と優しく言い聞かせて、裏では遠くを見つつリングに思いを馳せてしまう。行き場を失った情けなさに悔いすら尽きそうだったところに声が掛かり、一縷の望みに縋った……のが前日譚。
これ書くと青木主軸がブレそうなのでここで供養しておきます。

間に合いそうなら書こうって回だったので、下書きも執筆時間も少なくて全部書けませんでした。でも雑退場した今江に納得いかなかったので、ボツにせずに引退試合を書けてよかったです。

今回、さっくり試合を書いたわけですが。
タイトルマッチだと青木は違うやり方で戦うの?って疑問に思われるかもしれません。あまり変わらない感じでいきます。ほら、練習描写を飛ばして本番でお披露目するパターンあるじゃないですか。アレです、あのパターンを敢えて書きました。
今江は捕食のことをよく知っているわけですから、ここでは捕食に深く触れることをしていません。読者視点だと不憫に思われるかと思いますが、2人は知り尽くした戦法であるため解説は省いてます。
王島戦のときに書きます。ご了承ください。

最後に、ちょっとだけ怖い話。

書き溜めもうない。




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